体操部の練習中に大けが、高校側への2億円の賠償命令が確定 最高裁

米田優人
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 静岡学園高校(静岡市)で2018年、体操部の練習中に重傷を負ったのは高校側の安全対策に問題があったからだとして、元生徒(24)と両親が高校を運営する学校法人新静岡学園を訴えた訴訟で、最高裁第二小法廷(尾島明裁判長)は高校側の上告を退けた。高校側に計約2億2千万円の賠償を命じた二審・東京高裁判決が確定した。24日付の決定。

 一、二審判決によると、当時高校2年生だった元生徒は18年3月、体操部のつり輪の練習中、着地に失敗。首の神経を損傷する重傷を負った。

 一審・静岡地裁は「事故の危険性を高校側は具体的に予見できなかった」として、元生徒の請求を棄却。だが、二審・東京高裁は、約30年の指導歴があった顧問教諭は重大事故を予見できたと指摘。つり輪の下に補助者を配置すれば事故は防げたとして、高校側に将来の介護費用などの支払いを命じた。

 第二小法廷は、上告ができる理由にあたる憲法違反などがないとだけ判断した。

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この記事を書いた人
米田優人
東京社会部|最高裁
専門・関心分野
司法、刑事政策、消費者問題