13:30 MRT草衙から橋頭糖廠駅へ

ショッピングモール「SKM Park Outlets 高雄草衙」を出て、電車(MRT)にのって橋頭糖廠駅へ。

草衙は、高雄国際空港にほど近く、中心部から南にある。一方、橋頭糖廠駅は中心部から北に位置する。MRTで50分くらいかかる。阪急で大阪梅田から京都河原町に行く感じ。ぜんぜん許容範囲。

そういえば、台湾の友達が「台湾人の感覚で言うと、片道1時間はめちゃくちゃ遠い」と言っていた。

MRTの車内、午前中から出かけて疲れもある中、「四谷くんもゆっくりしたいかな」とおしゃべりをセーブしようかな・・・と思った。

確かにそう思ったのだが、中心部から北上するにつれて街並みがかわっていくのに興奮してしまい、普通に途切れなくしゃべってしまった。誰か私をしばいてください。


14:20ごろ 橋頭糖廠駅到着

駅に降り立つ。

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なぜこのポーズをしたのか覚えてない

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猫・猫・猫。

岩に猫を書いた作品が、「なぜ岩を支持体に?」と疑問でめっちゃ面白かった。大きさと量塊感が猫っぽいから?「量塊感」、大学卒業してから久しぶりに使った言葉。

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色んな画風の猫がいる。左のスタイルの猫も受け入れる度量の広さ。

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どうやら、橋頭糖廠駅には猫の「みかん駅長」がいるらしい。



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みかん駅長のメダル。

四谷くんは観光地の記念メダルを集めている(全部財布の小銭入れに入れているので、支払いの時にもたもたしているのはおなじみ)。

左の「薄いベロを真横に突き出して舌なめずりする獣顔」のメダルをゲットしていた。


台湾糖業博物館のある十鼓橋頭文創園区へ。

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この時間帯、なぜか自分のことをマッチョだと思っていた模様。


台湾糖業博物館については、デイリーポータルZで詳しくレポートしたので、そちらを読んでほしい。



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外の展示の解説。上から紙を貼ってはがれて、のりの跡が生々しい。

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ただものじゃなさそうなロッカー。


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工場の事務室にあったはんこ。割とはんこどっかいっちゃってる?


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博物館の中のWi-Fiの箱。かわいー


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製糖工場の初代社長の鈴木藤三郎は、

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特許を取りまくってるが、大部分が乾燥機関係だった。得意分野がはっきりしている。

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工場の内部はかっこいい

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別アングル

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日本の敗戦後、台湾の会社の台糖が製糖工場を運営した。今、台糖はガソリンスタンドも経営してるらしい。

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マッチョの暗示がとけていない。

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鉄道の駅舎っぽい建物

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ガジュマルを見ながら散歩していると、

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建物内部に、太鼓だらけの練習室があった。

この。「十鼓橋頭文創園区」は打楽器パフォーマンス集団が経営しているらしい。この日は誰も太鼓をたたいていなかった。


四谷くんが「十鼓橋頭文創園区」の記念メダルも買っていた。はちきれんばかりの小銭入れ。


17:00 高雄駅へ
職場へのおみやげとして太陽餅を買うべく、高雄駅へ。

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高雄駅はめちゃくちゃデカい。広すぎて、混んでる感じが今一つしない。

駅の北口から出て、「如邑堂餅家」へ向かう。途中、四谷くんが駅から近いセブンイレブンでパイナップルケーキとその日の新聞を購入。

如邑堂餅家に入ると、店員さんから「ベジタリアンですか?」と聞かれた。動物性の油を使ってない商品もあるのでこの質問をしたようだが、お菓子屋でそんなこと聞かれたことなかったので、「え?ベジタリアンってなんですか?」となってしまった。

パイナップルケーキと太陽餅を購入。おまけで太陽餅1個と芋のケーキがついてきた。


高雄駅に戻る。アニメイトがあったので行ってみる。

原神と崩壊スターレイルのグッズが入口の手前にあった。大陸のものでも、ゲームは人気みたい。


18:00 一旦ホテルへ戻る

ホテルに戻って荷物を置く。
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最寄り駅の美麗島の通路が、演出でめちゃくちゃ暗かった。ちょっと暗すぎる。

晩御飯は有名店の海天下餐廳で食べることに。

ホテルから歩いて20分の距離。問題なく歩ける範囲だが、今日も一日中歩きどおしだったので、「タクシーがいいかな?」と気を遣ってみる。

美麗島駅周辺で10分ねばったが、タクシーつかまらず。やっきになる私に、四谷くんが「歩いていったらええんちゃうん」と提言。歩くのしんどい派の人といたときにこの気遣いをするべきだった。



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中央公園駅付近のロータリー。タワーマンションも寺廟もゲーミングな夜景。

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サボテンを頂点とした植木。

19:00 海天下餐廳に到着

人気のお店なので、予約なしで入れるかどうか不安だったが、なんかいけた。

ただの幸運でしかなく、「ラッキー✌ラッキー✌」としか感じなかった。


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春巻き、チャーハン、卵とほうれん草の炒めもの、

okayu

そして海鮮粥を食べた。

「料理上手すぎるやろ」と思った。食材の臭みや雑味が全く感じられず、「ちょうど」の調味料で味付けしている感じだった。

干しエビのチャーハンがとにかく良い。「家でも真似してみようかな」と思うと同時に「これを再現するのは無理や」と思う。

海鮮粥も、屋台で食べるのとは一味違う、いい意味での「おすまし」があった。自分の身体感覚に共感してくれるかわからないが、海鮮のスープのうまみで舌の奥の方が盛り上がる感じ。

四谷くんは「卵とほうれん草の炒めものが一番おいしかった」と言っていた。たしかに、あんな渋みのないシャキッと感とくたっと感が両立したほうれん草を食べたことない。


満腹で一人3500円くらいだった。や、やすい・・・!

食事中、私は体が疲れているのに脳がギンギンでしゃべり続けたが、四谷くんが眠気で半目になっていた。

20:00ごろ 中央公園駅へ

「せっかくなら行き帰りで違う道を通って、別の景色を見たい」という「旅貧乏」魂が燃え上がり、中央公園駅のほうへ。

若者向けの夜市を通る。クレーンゲームでカラードラゴンを探すも、当たり前にない。20代前後が血道をあげるものではないから。


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カナヘイばりばりのセブンイレブン。

中央公園駅に到着。四谷くんがまた長めのトイレへ。ガンバ!


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なんか別の出入り口、にぎわってんな

四谷くんがトイレから出てきたあと、一緒にエスカレーターをのぼると、

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めちゃくちゃイルミネーションが。

イルミネーションが特段好きなわけではないが、たまたま出くわすと得した気分になれる。「みんなが事前情報を得てわざわざ集まっているところに偶然行っちゃう」のは気持ちがいい。「あ、また俺なんかしちゃいましたか?」な心持になる。(「中央公園駅」っていうセンター丸出しのスポットに行っているのだが)

21:00 ホテルに到着
さすがにめちゃくちゃ疲れたので早めの就寝準備。明日は5:00起きで8:00発の飛行機に乗らなければいけない。

緊張しつつも、でも緊張しすぎると眠りが浅くなるしリラックスリラックス…いや、力抜けすぎもよくないか…とぐるぐるしているうちに寝る。


次回、帰国!

乗るはずだったバスはどこ?

あれ?飛行機の集合時間、間違えてない?

四谷くんの感想も掲載!

お楽しみに!