【独自解説】父は金日成主席の護衛・義父は“北の金庫番”…北朝鮮の元エリート外交官はなぜ脱北を決意したのか?知られざる北朝鮮の実態を激白
2017年、駐クウェート臨時代理大使として、同僚の一等書記官と共に、大使館の引っ越し業務を行っていたリュ氏。その際、金正日総書記が描かれた肖像画が見当たらないことに気付いたため、あらゆる場所を探すも、見つかりませんでした。すると、同僚の一等書記官が、こう言ってきたといいます。 (リュ氏) 「『大使館の登録台帳にも登録されていない。だから、これをなくしたからといって、問題にはならないから、我々だけが口外しなければいい』と言われました」
北朝鮮では、金一族の肖像画などを失うことは、“死”を意味するため、リュ氏もこの意見に賛同しましたが、その後、先に帰国した一等書記官が、この事実を告白し、すべての罪をリュ氏になすりつけたといいます。 (リュ氏) 「帰国すると捕まるかもしれないと思ったと同時に、これは脱北すべきかどうかを、ずっと悩むようになりました。私の子どもは何の罪もないのに、北朝鮮に帰国すれば、ダメな父親のもとに生まれたせいで、一生、政治犯として生きていかなければならないじゃないですか。それで、子どものためにも、自分のためにも、脱北する道が正しいと思いました」
韓国大使館に駆け込み、2019年9月に、なんとか脱北に成功したリュ氏とその家族。現在は韓国で暮らしているものの、知り合いもほとんどおらず、フリーランスで働いているため、安定した収入もないといいます。 (リュ氏) 「北朝鮮についての未練や、こうならなかったら良い暮らしができたのにといったことより、北朝鮮を抜け出して脱出したという、それだけでも、私はよくやったと思います」
亡命後、韓国に残してきた義父や親族の状況は一切分かっていませんでしたが、2021年の金正日総書記の誕生日に、北朝鮮の国営メディアで放送された映像に、リュ氏の義父・チョン氏が映っていたため、無事を確認できたといいます。 Q.これは2021年の映像ですが、今現在はどうだと思いますか? (牧野氏) 「普通はロイヤルファミリーの秘密を世間に知らせると、かなり危ないことになります。昔、金正日氏の甥っ子も、色々情報を漏らした結果、ソウル近郊で暗殺されましたから。彼もこれからは身辺に気をつけないといけません」 (「情報ライブミヤネ屋」2025年12月3日放送)
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