NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
齋藤元彦・兵庫県知事のパワハラの疑いなどに関する告発文書問題に絡み、竹内英明・元県議(故人)に対する名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告。立花被告側が神戸地裁に保釈を請求したものの、地裁は認めない決定をしている。証拠隠滅の疑いや、関係者に不当な働きかけをする恐れがあると判断されたとみられているという。 【写真】立花孝志被告の逮捕を受け、報道陣の取材に応じる兵庫県の斎藤元彦知事。他、14年前の立花被告の姿なども
立花被告の起訴内容は、竹内氏が亡くなった後の2025年1月19~20日に「昨年(2024年)9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」「どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽の情報を自身のSNSに投稿するなどして、竹内氏の名誉を毀損したというものだ。同党の動向に詳しい選挙ウォッチャーちだい氏はこう言う。 「他にも、かつて後継党首とした大津綾香氏から、党からの貸付金3億5000万円の一部を私的に流用したとして刑事告訴されています」 立て続けに刑事告訴された立花被告だが、ちだい氏によると、「立花被告をいまだに信奉している人はそれなりにいる」という。今でもXには、「この世の闇を照らすのが立花孝志さん。早く国政に復帰してもらい裏社会の輩たちをぶっ壊してほしい」「偏向捏造報道を暴いた立花孝志氏 おかげで斎藤知事のひたすらな県民のための姿勢が理解され再選」「立花さんの復帰を切望する。法律何とかしてくれ」といった投稿が相次いでいる。 そうした投稿をするのはどういった人々なのか。ちだい氏はこう分析する。
「コア層は40代後半~60代前半。9割が男性で女性は1割という印象です。私自身が立花被告の街頭演説を見に行った時も、男女比はそのくらいでした。私が見たところでは、社会に不満を抱えている人が多い。そうしたなかで裏技や"法をすり抜ける"ようなグレーな手法で世の中を変えていくことを好む人が多いと考えています。 典型的なのは齋藤知事を当選させるために立花被告が兵庫県知事選に立候補した"2馬力選挙"でしょう。あれは法律違反をしているわけではなく、合法的な運動でした。かつ普通の人では思いつかないやり方です。既存の制度、規制をあざ笑うような形で世の中の強者に"立ち向かっている"。そんなふうに映る立花被告を支持者たちは応援しているということです。 世の中の強者、つまり政治家や医者や弁護士といった職種の人に対して、大学には通っていなかった立花被告が立ち向かって、世の中を変えようとしてくれる。そういったことに勇気を得て、ついていこうと思う人たちが多いということでしょう」 大津氏からの刑事告訴に絡む3億5000万円は、もともとは約330人いるといわれる支援者からの借入金だ。 「債権者の方々も大津氏と一緒に『返済しろ』と声を上げるなりすれば大きなうねりになるかもしれませんが、今のところはその兆しはないようです。債権者はもともと立花被告の支援者ですから、彼らのなかにも立花被告を未だに"信奉"している人たちがいるのでしょう」(同前) 保釈が認められず勾留中の立花被告だが、まだ支える人もいるようだ。
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