高市首相「継戦能力高めていく」 安保3文書の前倒し改定めぐり
原田達矢
高市早苗首相は23日、東京都内で講演し、安全保障関連3文書の前倒し改定を説明する際、日本が紛争に巻き込まれた場合を想定して「(日本の)継戦能力を高めていかなければならない」との考えを示した。
共同通信加盟社の編集局長会議で語った。「継戦能力」とは、弾薬、燃料、装備品などの観点から戦闘を継続できる能力を指す専門用語。首相は「安全保障環境が相当変わっており、日本の主体的判断によって強化する必要がある」と強調。ロシアとウクライナの戦争が長期化していることに触れ、日本がこうした紛争に巻き込まれた場合に備え、「継戦能力を高めていかなければならない」と語った。
また、ウクライナ戦争では多数のドローン(無人機)で標的を狙う「スウォーム(群集)攻撃」が行われていると指摘。前回策定の2022年当時と戦略環境が変化しているとの認識を示した。