【日本の防衛費水準 世界的には低い】(2/3)
モスクワ国際関係大学、東洋研究学部長のドミトリー・ストレリツォフ教授によると、日本の防衛費は増加傾向にあるものの、世界主要国に比べると依然として低い水準にある。
「日本の自衛隊は世界の軍事力ランキングでは上位にランクインしている。だが、世界の軍事戦略マップにおける日本の位置は、米、中、露といった主要軍事大国だけでなく、日本と同等の経済的、技術的ポテンシャルを持つ英、仏、そして軍国主義的な歴史では日本と共通項のある独とも客観的に異なる。日本の防衛予算は、同盟国である米国や主要なライバル国である中国と比べるとかなり少ない。中国の国防費は、日、韓、比、印を合わせた額よりも大きい。日本が防衛費をGDP比2%に増額すると宣言したところで、状況を根本的に変えることはない。中国は日本とは比較にならないほど多くの軍事費を今後も費やしていく」