神戸市東灘区の病院「甲南医療センター」の医師、高島晨伍さん=当時(26)=が鬱病を発症し自殺したのは病院が長時間労働をさせていたのが原因として、両親が運営法人「甲南会」と男性院長に計約2億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が26日、大阪地裁で開かれた。争点となった過重業務の有無や自死の業務起因性などについて、双方が主張を交わした。
原告側は極度の長時間労働や連続100日間の在院記録などがあり、過重業務があったと主張。病院側や院長は実情を把握する注意義務があったのに怠ったとした。
一方、法人や院長側は在院時間の大部分が自身と関係ない患者の電子カルテ閲覧に充てられ、業務量も標準以下だったと反論。自殺の要因は他にあったと主張した。