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デレマス老人。俺は最後の5年間を知りたい。

アイマスは人生。

この言葉は嘘じゃない。今これを書いている俺の青春を捧げたコンテンツがそのアイドルマスターだから。人生を語るに切っても切り離せない存在だ。

今から5年前の2020年。アイドルマスターから足を洗った。
引退という言葉より、この表現のほうが当時の心境には適している。

アニメアイドルマスターからコンテンツに入り、約10年の時が流れた頃だ。モバマス・デレステを中心にプレイしていたデレPとして、アイマスの世界を長く過ごしていた。学生時代には新宿のTSUTAYAに定期的に通いCDをレンタルし続けて、ウォークマンにひたすらに楽曲を入れて聴いていた。あまり友達が多くないあの頃のメンタルを支えてくれたのは確かにアイマスだった。デレに限らず、シャニマスやSideMもCDを買ったりゲームをしたりライブに行ったりと、アイマスづくしの日々を過ごしていた。

デレマスの1stライブのLVに行ってTwilight Skyのサイリウムの色分けをしたことは未だに覚えている。ついでにジジイ話を加えるならスタドリとキュアウォーターを交換する世代だったし、第3弾CDが出て本田未央に声がつくことに感動していた時期にプレイしていた程度の歴史だ。お願いシンデレラのリリースイベントに学校の用事が重なって参加できず悔しい気持ちをしたこともあった。

いつかの総選挙では担当アイドルの宣伝のため、有志が開催していた総選挙の宣伝生放送にプレゼンを投稿したこともあった。同担当Pとニコ生でひたすら担当アイドルを語る回もあったかもしれない。最後に行ったライブのデレ7thでは最前列で担当アイドルを応援できたのも思い出深い。

そんな熱中していたアイマスやめた理由はそう特殊なものではない。社会人になって自分で生活のためのお金を稼ぐようになって感性が更新されたところ、アイマスをやってるとお金がかかりすぎて困ってしまったからだ。

いま冷静になるとお金の使い方なんてコンテンツへの触れ方を調整すればいいだけだ。しかし学生時代にバイトで稼いだ金銭のほとんどをアイドルマスターに突っ込んだ生活をしつづけていたせいか、その選択肢は見えていなかった。担当のカードは全部手に入れるし、発売されるCDは全て買う。もちろんライブにも全部行く。そこまでしないならやらなくても良いと思っていた。0か100か。アイドルマスターと一緒に狂い続けるか、一切をやめるか。

とはいえ、狂い続けていたころにも苦い汁を飲んでいたこともある。メインでやってるデレマスのガシャが当たらないときなんかは特にだ。担当の新カードが来る度、嬉しい気持ち半分、胃が痛い気持ち半分。インターネットの同担当Pはそのカードの新規イラストやセリフで熱狂している。引けば仲間だし、引けなければ指を咥えてお祭りを見ることしかできない。キャラコンテンツにおいて最上級の疎外感だ。

もちろん、頑張れば無償石で天井まで貯めることはできたことは事実だ。実際にそうしたこともある。とはいえ昨今のソシャゲほど当時は石の配布は甘くはない。貯められなければ300連の9万円コース。無償石で下駄をはかせてなんとか自分が払える圏内に押し込んだこともある。こんな心境で常に楽しんでプレイはできてはいない。もはや公式に担当アイドルを人質に取られてるくらいの気分だったことすらある。

社会人になって生活するためのお金を自分で稼ぐことの意味を実感するタイミングに加え、そんなメンタルだったのも相まったのが悪かったのだろう。「あ、無理だ」と糸がプツンと切れるタイミングが訪れた。ついでに書くならガシャだけでなく、自担当アイドルの新しいカードが出るたびに解釈があーだこーだとインターネット上で荒れることがあって疲れていたのも今思えば理由の1つだったかもしれない。そのカードが如何に成長を描いているかという記事を書く身だったが、新カードが出るたびに否定からスタートされるとその活動自体がなんだか疲れてしまった。

それ以降、あれだけ狂っていたアイマスから一線を退いた。かつて散々通っていた事務所の鍵は開けていない。それから時間も経ち、2025年の今に至る。

アイマスというコンテンツを傍目に見ながら人生を過ごしてたころ、1つの連絡が届いた。どうやら実家が終活に向けて引っ越しするらしい。実家暮らしに置いていった荷物を全て整理してほしいとのことだった。

一人暮らしするにあたって、これまでハマっていたアイマスのグッズは全て実家に置いてきた。それこそ、アイマスに狂っていた10年の歴史が実家に存在するわけだ。当時はコンプ厨をこじらせていたため一番くじなどの特殊なものを除いた2020年までのデレマスCDはほぼ全て所持していた。行くライブの全てのTシャツも買っていた。パンフレットも買った。担当アイドルのペンライトも出るたびに買った。その全てと、5年の月日を経て対面した。

置いてある1つ1つのグッズを見るたびに自分の人生の切れ端がくっついている。あれは高校生のときいつも朝聴いていたCDだったなとか、このアルバムは音源は全部持っていたけどデレに興味を持ち始めた友達に貸すためだけに買ったCDだったなとか、これは初めて友達と一緒にいけたライブだったなとか、この頃は受験真っ只中だったなとか、大学院生の研究論文のお供にしていた音楽だったな、とかだ。もはやアイドルマスターのグッズは自分の人生のアルバムと化していた。

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友達と当時貸し借りしていたアンソロジー(2012〜13年産)
ブロロンブロロンの例の画像が収録されてるキュートは友達が買ったほうだったので持ってない
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他のコンテンツも含まれてるけど持ってるCDの一部も一部
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この中と横の青い箱にはアイマスのCDがぎっしり入っている
(まずC87のショッパーが懐かしい。初めてのコミケ参加だった。)
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ライブBDとか色々。
友達と初めて行ったのはデレ4thだったかな。
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まだモバマスに入る前に買っていたアニマスグッズ

あまりの物量の多さに過去の自分ながら「俺こんなアイマス好きだったっけ!?」と驚いた。どうやらそれほど好きだったらしい。高校〜大学院卒業の約10年の全てをアイマスと共に過ごしていたことをこのとき久々に思い出した。俺にとって間違いなくアイマスは青春であり、人生を共にしたコンテンツだった。

実家からの帰り道、久々にアイマスの音楽を聴いた。アイマスと初めて出会った頃のアニマスの楽曲。これからどんどん声をつけていくぞと盛り上がり始めてたころのデレマスの音楽。聴けば聴くほど、どうしようもなくボロボロと涙がこぼれてしまった。俺はアイドルマスターが本当に好きだったらしい。

こうしてアイドルマスターをとんでもなく好きなことを思い出してプロデューサーとして久々に復帰した


...…わけではない!

ハシゴを外してすまないが、別に全然復帰はしてない。アイマスを離れた当初の理由が別に解決したわけじゃないからだ。

懐かしい音楽に浸っては「あの狂ってたころのアイドルマスターは本当に楽しかったな.…」とジジイこくようになっただけだ。最近のアイドルマスターは本当になにもわからない。99 Nightsが今では10年前の曲だと信じてないし、シャニマスの最新ユニットは未だにノクチルだと思っている。デレマスも最後に声ついたのは桐生つかさだと思ってたらどんどん増えてた。え!?大石泉も西園寺琴歌もイヴ・サンタクロースも声がついたんですか!?またまたご冗談を。.…え、本当に?

こんな調子で自覚ある老害してるだけなので流石に身近なアイマスPにちょっかい出すようなことはせずに1人で浸っている。とはいえこの大アルゴリズムSNS時代、多少興味を持つとTwitterなりYoutubeなりでもアイマスの情報が流れてくるようになったわけだが、気になるものを見かけた。

...…なるほど?

ツイートには5年前に担当していたアイドルの最後のカードについてが語られていた。僕が知らない5年の間にデレステはどうやら更新がされなくなり、もはや停滞している状態になっているらしい。更に内容を見るにこう.…本当に担当Pとして消えてしまった身だったので思うところがないわけがなく..…

とはいえ今更顔を合わせるのも気まずいし、自分のなかでこの事務所は鬱病で退職してしまったという設定にしていたので今更見るなんて虫が良すぎる気もするし....

そしてなにより!今更ガチャなんてできないのだ!こちとらそれでやめてるんだから!

そんな言い訳をしようとしてたら次に流れてきたのが以下のnoteだ。

あ〜〜.…サービスの更新が止まったからこそ今スカウトが充実してるんだ..…ガチャしなくても済む範囲多いんだ..…

もはや言い訳すらできなくなってきた。それと、実家整理をもとにアイマスを振り返って思ったことがある。今がどうあれ、あの頃の自分がいたのは間違いなくアイドルマスターのおかげだし、俺の青春であることは間違いないということだ。

リアルタイムでないにせよ、シンデレラガールズというコンテンツがどう更新を終えたのか、そして担当アイドルが最後のカードに至るまでにどう成長したのかを見届けないと今後の人生に支障がでてしまう。「あれだけ好きだったシンデレラガールズが最後どうなったのか知らないんだよな」で終わる人生より、「リアルタイムでの熱こそ追えなかったけど、俺を育ててくれたコンテンツの最期を知ることができたな」という人生を送りたいのだ。

だから久々にデレステをインストールした。事務所の扉を開くのは実に5年ぶりに訪れた。いやでもUIがゴッチャゴチャ!機能追加されすぎ!意味わからん!助けて!

それでも見届けたいから今、俺の知らない5年を知ろうと日々少しずつプレイをしている。その5年でどんな楽曲が出たのかもできる範囲で追っている。そして何より致命的なのは思い出の鍵が全然足りない!いくら当時やっているとはいえど音ゲーがそもそも得意じゃないからコミュを見るだけの最低限しかプレイしてないのだ!気になるコミュを読もうにも思い出の鍵が圧倒的に足りない。

どうやらスターピースを集めて交換するのが1番の近道ということは調べたら出てきた。しかもスターピースもガチャの余りじゃなくてライブのドロップで出すこともできるらしい。スターピースって今そんな扱いなんだ‥‥

本当に厚かましいお願いで申し訳ないが、もしもデレステをやっていてスターピースを出すアイドル設定してます!って人がいたら同僚申請をしてくれると大変嬉しく思う。持ってる人をゲストで探すのが本当に大変で‥‥

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ゲームID:396740570

この知らない5年を追って自分なりに満足したあと、どうなってるかはわからない。やっぱりアイドルマスターは面白いなと新しいコンテンツを探しプロデューサーとして復帰するのかもしれないし、最後まで知れて満足してそのまま自分のアイマス生活に改めて幕を下ろすのかもしれない。

それでも俺はこの5年でシンデレラガールズがどういう物語を紡いできたのかを知りたい。どこまでできるかはわからないし、今更かもしれないが自分なりにシンデレラガールズに向き合ってみようと思う。自分の人生に大きく影響を与えてくれたコンテンツだからこそ、遅くなってでも筋は通したい。

最後に余談も余談だが、ここまでシンデレラガールズの話ばかりしてきたとはいえなんだかんだ俺にとってのアイマスの始まりはアニマスだ。ちょうどよく12/25に地上波で最終回を再放送するとの情報を見たので、サブスクで追いついてリアルタイムに間にあわせた。なんだかハマったあの頃を思い出すようだ。女の子たちが自分たちの足で一歩一歩成長する姿は眩しい。だからこのコンテンツにハマったんだった。アイドルマスターはやっぱ面白えや。

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