APD2攻略第2回。今回でおしまい。
前にも書いたが、このパワードール2系統には複数のタイトルがある。そしてそれらを包括した「COMPLETE BOX」が10年以上経った2008年に発売されている。
このCOMPLETE BOXには、「POWER DoLLS 2 plus DASH」と「ADVANCED POWER DoLLS 2」が同梱されている。plus DASHは無印2とDASHの同梱版なので、事実上3本セットになっている。
それだけではない。このCOMPLETE BOXには、色々な特典が入っている。例えば、当時発売されたOVA(オリジナルビデオアニメ)2本が丸々DVDに収録されている。結構凄いよね、アニメ2本が特典として入ってるなんて。更に、サウンドトラックCDもついている。更に更に、当時発売された攻略本や、コンプティークで連載されていた漫画もデジタルで収録されている。まさに「COMPLETE」の名にふさわしい出来栄えだ。
なのでこの記事を読んで興味を持った皆さん、ぜひCOMPLETE BOXを探してみて下さいね。
さて。
「Pワークス作戦」というキャンペーンの第2ミッション、「ストロングホールド」の途中から。
索敵特化ユニットを作った結果、非常に広範囲が見えるようになった。さすがに敵もここまでは見えてないだろう。だからこの状態で遠くから狙撃していけば勝てるはず…。
そう思ってリニアキャノンで1機ずつ破壊していく。その際、敵の武装を見てマルチセンサを持ってる奴を優先的に破壊する。敵もインチキせずにきちんと索敵範囲内でこちらを見つけてくるので、索敵係を潰しておくと安全になる。
…はずなのだが、右下の部隊の索敵係が破壊されてしまった。X4RRは非常に装甲が薄いので、狙わたらまず死ぬ。
あれえ、なんでこんなに目いっぱい広い索敵してるのに、向こうから撃たれるの…? ってちょっと思ったけど、一応理由はある。まず、このゲームは障害物の向こうは索敵できない。更に言えば、低い位置から高い位置は索敵できない。逆に高い位置からなら低い位置を索敵できる。そしてこのマップは敵が高所に位置している。だからいくらこちらの索敵範囲が広かろうが、向こうには見えてこちらには見えないゾーンができてしまう。その事を私は全然把握していなかった。
そもそもね。今マウスカーソルを合わせている機体の左下のAPの数値が赤くなっている。これは敵に見つかっている事をパッシブセンサが知らせてくれている。パッシブセンサは敵の索敵範囲内にいるかどうかを自動的に感知する。だからAPの数字が赤くなっていたらそこから離れないといけない。
そんな事すら私は分かっていなかった。なんのためにパッシブセンサを持たせていたのか…。
降下部隊は3つなのに対し、索敵特化機体は4つ入れていた。中央の部隊に2機いたので、片方を右下の部隊に差し向ける。
その一方、上側に降りた部隊はスロープから砦への侵入を図る。この要塞のある部分は高い崖なので直接は登れないんだけど、このようなスロープが2か所ある。必然的にそこから行く事になる。
ある程度まで進むと、「3~4部隊そちらに向かい始めた」という報告が入る。
実は今回のミッションは陽動作戦なので、このメッセージが出た後敵を引き付けながら逃げればそれで成功になる。そうすればオムニ軍の本隊が叩いてくれる。だから実は一切交戦しなくても行ける。
しかしブリーフィング時に、司令官みたいな人から「でも相手を全滅させられるならやってもいいよ?」みたいな事を言われている。じゃあそちらに挑みますか…という気持ちになった。
が、なかなか上手く行かない。
崖の上を索敵したくて、索敵特化のX4RRを先頭にして進めていたが、すぐ撃破されてしまう。良く考えたら装甲の薄いX4RRを最前線に立たせるのが悪いのだが、ここまで来てまだ私は分かっていなかった。
仕方ないので、3部隊とも中央のスロープ部分に集める。ここからじっくり突破を狙う。
落ち着いて1機ずつ破壊していったが、弾が足りなくなる。もうジュリアちゃんとかポケット含めて全ての弾を使い果たしてしまった。
一応白兵戦という手段もあるんだが、どうせフルボッコされるのは目に見えているので、弾切れになった機体は後ろに下げる。
「あと敵どれくらいいるんだろう?」と思ってちょっと前進して索敵したら、メチャクチャいた。右下のミニマップの赤い点がみんな敵。先程まで崖の死角で見えていなかったが、その後ろにうじゃーっといた。
いやなんか陽動した時に「3~4部隊そっちに行った」とか言われたから、まあそれくらい返り討ちにするなら行けるだろと考えてたんだよね。が、良く考えたら「3~4部隊」が合計何機だか把握していない。そもそも、こちらが前進して交戦した時点で、陽動に釣られた部隊以外もこっち来てると思うんだよね。
これはヤバそう。
弾薬使い果たしたジュリアちゃんとかはやる事がない。隠蔽でもしてようかな…と思ってコマンドを見たら「支援」というのがある。これなんだろと思って使ってみたら、「どこを撃ちますか」とか出てきた。
ああっ、ああーーー。なるほど。支援車輌ってそう使うんだ…。知らなかった…。
今回の作戦では支援車輌部隊SugarCaneを12機も連れてきているのに、全く使っていなかった。もったいなかった…。殲滅作戦を選んだ時点で速攻使いまくるべきだった…。
じゃあ支援車輌の爆撃とPLDによる狙撃でもしかしたらこの物量やれるかも、と思って応戦する。
が、苦しい。
もうダメだ。ついにPLD4機になってしまった…。しかもみんな死にかけている。
しかし残った4機がハーディ・ヤオ・ジュリア・セルマだから、初代パワードールの頃からおなじみの主力選手達だ。やっぱり何か強いのかもしれない。
もう4機で残りを全滅させるのは無理だ。逃げよう。
そもそも元々の作戦目的は陽動だ。何部隊かを囮として引き付ければ作戦成功なのだ。もう最初から「陽動のつもりでしたよ?」みたいな顔をして誤魔化そう。
生き残った4人はマップ左下の端までたどり着く。後は軍の本隊が要塞を叩いてくれる事を祈る。
特にやる事も無いので適当に支援砲撃をしておく。索敵範囲外だから当てずっぽうだけど、たまに当たるw
しばらく耐えていると、本隊が突入してミッションが終わる。
陽動作戦だけをやろうとすると本隊突入まで時間がかかり、「早くこねえかな」ってなる。けど敵を殲滅しようとしている人から見ると、本隊突入はタイムリミットになる。それにまでに敵を片付けないと殲滅ENDにならない。だから結構間が空いているんだと思う。
ふー、ズタボロになったけどとりあえずクリア…。
パイロットはまた全員無事だったけど、機体を大幅にロストしてしまった。
ミッションを2個クリアしたから、このへんにしておこうか…とちょっと思った。けど今やっているPワークス作戦は全3ミッションだ。もう1個クリアすればキャンペーン自体クリアになる。じゃあそこまでやろうか、って考え直した。
前のフォックス・ハント、ストロングホールドはPLDが大量に出撃して敵とドンパチやる作戦だった。しかし今回のヒドゥンシークは違う。5名しか参加できない。ミッションの目的は、敵に気付かれずにコンピューターに侵入する事だ。もし気付かれた場合、敵ユニットは周辺の施設を破壊しようとする。それを阻止しなければいけない。とても5人で阻止できるとは思えないので、見つからないのがベストだ。
参加する5人は、皆索敵技能有りを選んでおく。機体のセットアップもセンサー系のみで、余計な武装を持たない。もう見つかって交戦する事を考えていないからこれでいい。
ここまでの文章ではあんまり書いてなかったけど、もちろんこのゲームは初代同様AP制を採用している。各ユニットは軽量であるほどAPが増える。だから交戦しないのであれば余計な装備は持たない方がいい。
潜入部隊は潜水艦経由でマップ左上の海岸に到着する。マップ左下と右下の2か所にコンピューター施設があるので、どこかで隊を二手に分ける。
で、先程から書いているように、敵に見つからないようにしないといけない。前にもちょっと書いたが、このゲームは高い所から低い所への索敵は可能となっている。ただ、崖のような地形にピッタリ張り付くと、高い所からの死角になる。上のスクショはそれを考えて崖沿いに歩いている。
が、ダメだ。高台にいる敵がまっすぐ海岸に向かってきており、次のターンには「諸君は発見されてしまった」と報告が入る。こうなったら敵を倒すしかないが、今回はそんな装備をしていない。やり直すしかない。
良く見ると、一つ前のスクショでもAP欄が赤くなっているユニットがいる。パッシブセンサが発見されている事を示している。ここまで来てもまだ意味が分かっていなかった。この後ようやく分かるようになる。
メチャクチャ海岸を大回りしながら、このマップ真ん中へんまでやってきた。
が、もうここでどうにもならなくなった。建物の影に隠れながら敵をやり過ごしていたものの、もう周囲を囲まれて過ぎている。ここから一歩も動けない。
またやり直す。
もう今度は攻略サイトのお勧め通りの動きをした。
まずミッションスタートと同時に、その場でTX48爆弾をセットし数ターン後に爆発させる。部隊は即二手に分かれ、マップ最外周を進んでいく。
そうするとTX48爆弾の爆発に釣られて敵ユニットがみんな左上を目指す。マップ大外を回ればそれらのユニットに出くわさなくなる。
左下の施設の方が先にたどり着くから、リンクを開始する。コンピュータとのリンクは普通20分かかるが、工兵技能持ちだと15分(3ターン)に短縮される。ハーディちゃんとマフィルちゃんが工兵持ちなので、彼女達に任せる。
右下の施設にマフィルちゃんがたどり着いたので、こちらもリンクを開始。
左下の部隊はもう完了しているので、マップ端で待機させておく。
よしマフィルちゃんの方も終わった。
後はスタート地点まで戻ったら、潜水艦がまた回収してくれる。
マップ左下隅で合流して、そのまま端を索敵しつつ進んでいく。
が、ここでまたどうにもならなくなった。最初の爆発で集まった敵ユニットがまだうろちょろしており、スタート地点に戻れない。
もう一回やり直す。
今回はハーディちゃんが右下の施設に向かった。
で、こちらのリンクが終わったらまたTX48爆弾を仕掛ける。これが爆発したら、今度は敵ユニットがみんなマップ右下を目指すようになる。
後の手順は同じ。マップ左下で合流し、左端を北上する。
よーし今回は余裕だった。回収地点に敵もいなかったし。
このミッションまでやって、ようやくTX48爆弾の使い方とか、パッシブセンサの見方とか分かったわ…。初代から3作も遊んどいて、これまで何も分かっていなかった。
「ヒドゥンシーク」をクリアすると、キャンペーンコンプリートと表示される。
うおお…。なんか初めてだよ…。パワードール2の時なんか、最初のナイトクルーズですらクリアできなかったからね…。いくらビギナー向けとは言え、キャンペーンを1個クリアしたのはだいぶ成長した。
いやまあAP育成とか一切しなくていいから、超絶ヌルい設定だとは思うけどw
キャンペーンが終わると、メンバー個人個人の通算レコードが出る。
しかしハーディちゃん、美人になったよなあ…。というか絵が上手くなったよね。
DoLLSの中で一番成績が良かったのがこのコウライ・ミキちゃん。PLD10機に戦車1台、装甲車2台の計13キルしている。ぶっちぎりの好成績だ。
なんでこんなにミキちゃんが良かったのか良く分からない。多分最初のフォックス・ハントで荒稼ぎしたんだろうけど、なぜこんなに偏ったのだろうか。まあ誰がトドメ刺したかとか全く見てなかったしね。
一応、スタッフロールが見られる。たった3ミッションしかないお手軽キャンペーンだけど、ちゃんと見せてくれた。
ちなみにもっと長いキャンペーンをクリアすると、スタッフロール中にご褒美グラフィックがいくつか挟まるそうだ。さすがにビギナーキャンペーンだとそれはなかった。
さて、感想。感想というか…まずは前置き。
ええと、今回のAPD2はあんまり変化がなかった。いやこのblogではDASHを扱っていなくて、その2無印→DASHで変更された部分がいくつかある。ただDASH→ADVANCEDだとほとんどシステムに変更が無い。シナリオが新規なのと、各隊員のグラフィックが描き直された程度だ。
いやさ、「DASH」ってほら、「ストリートファイターII'」の例もあるから、なんとなくマイナーチェンジっぽい響きあるじゃない。それに対して「ADVANCED」って結構変わってるのかなって印象があった。下調べした時もどこかにそんなような事が書いてあったので、じゃあやってみようかってなった。しかし実際にはDASH同様、マイナーチェンジだった。
もし私がそれを知っていたら、このゲームを取り扱わなかったと思う。
というように書くと、「このゲームつまらなかったのか?」って思われるかもしれないけど、そういう話じゃないからね。内容の批判ではなく、私の側の問題。このblogで取り上げる基準の話。
いやさ、シミュレーションゲーム or 歴史ゲームって枠組みでゲームを選定してるんだけど、対象が無限にあり過ぎるから、何かで制限かけなきゃいけないのよ。だから既に取り上げたゲームのマイナーチェンジバージョンとかだったらリストから除外しようかなと思っている。けど、今回それが漏れちゃったって話。「ADVANCED」って響きに騙されたわ…。
まあそれは置いといて。
ゲーム内容は普通にパワードールで、普通に面白い。敵に見つからないように進めていく独特のプレイフィーリングがある。ストーリーも重厚で、きちんとSFらしい設定が考え抜かれている。
あと、これまで私はあまりにもプレイが雑すぎたので、今回初めて分かった事が色々ある。いやマジでPLDのセットアップとか全然しなかったからね。大体デフォルト装備でやっていた。索敵とかもおざなりで、ほぼ雰囲気でやっていた。今回キャンペーンをこなす中で、ようやくゲーム性がちょっと掴めてきた。これまで何も知らなかったわ…。いやプロのパワードーラーの人から見たら、もう初代の記事から「こいつ何やってるんだ…」ってなってただろうけどw
2無印やDASHからの進化点は小幅だけど、女の子の絵が綺麗になったのはいいですね。いやこのblogで初代や2無印の記事もあるから、見比べてみてくださいよ。「絵が…上達してる!!」ってなるから。みんな綺麗なお姉さんになっている。
まあそんな感じで、ようやくパワードールに慣れてきた訳だけど、次の3でまたゲーム性も変わっちゃうし、キャラも入れ替えなんだよなあ…。寂しいなあ…。ハーディちゃんやヤオちゃんやセルマちゃんともうちょっと遊びたかったなあ…。
(終わり)
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Comments
>この時代で、索敵をここまで再現しているのは、このゲームくらいなのかな。
言われてみるとここまで凝ってるゲームはなかなかないですね。高さによって索敵範囲が異なったり、物陰ができてしまうとか…。
だから広範囲索敵のために高所の取り合いになるし、そのために崖下から急襲して相手の索敵機体を倒したり、実際の戦場みたいな雰囲気が生まれていましたね。
この時代で、索敵をここまで再現しているのは、このゲームくらいなのかな。