| 毛利元就 誓いの三矢 | |
| メーカー | 光栄 |
| 発売日 | 1997/05 |
| ジャンル | SRPG |
| 発売機種 | Win95 SS PS |
| プレイVer | Win95版 |
英傑伝シリーズ第3作。
「三國志英傑伝」「三國志孔明伝」と三國志関係が続いたが、全然関係ない日本の武将がテーマの作品になった。「三國志○○伝」と続いたゲームタイトルのフォーマットも変更されている。これで英傑伝シリーズと呼ばれても「?」ってなるかもしれないが、他に呼びようがないのでそういうくくりになっている。
ゲームシステムは全然変わりがない。各拠点で会話しながら進めるADVパートと、ユニットを操作して敵と戦うSRPGパートに分かれている。段々史実とは乖離して、if展開になっていくのも踏襲している。展開によってストーリーが分岐するというシステムがなくなったくらいかなあ、大きな違いは。
ゲームとしてはまとまっているし、過去シリーズに比べて色々ブラッシュアップされている部分はある。しかしなぜだか、プレイしていて気持ちが盛り上がらなかった。なのでかなり最初の方でプレイを止めている。ちょろっとだけになっちゃうけど、一応紹介します。
まずはオープニング。
1506年、安芸の国人衆として知られる毛利弘元が、病により死んでしまう。なんでも酒が原因らしい。
跡目は息子の毛利興元が継ぐ。
当時の西国は、大内義興と尼子経久の二大勢力が覇を争っていた。安芸の毛利は大内方についていたが、当主が死んだのもあってなんとも不安定な状況だった。
…という状況を踏まえた上で、プレイヤーはその毛利興元の弟、毛利元就を操作する事になる。
第一章「安芸統一編」の第一話、「若鷲の初陣」。
当時はまだ安芸国内もガタガタしており、特に毛利家と宍戸家が年中争っていた。
そんなある日の事、当主である毛利興元が陣中で倒れてしまう。
そのまま自宅療養する興元。どうも父親と同じく、アルコールが原因らしい。
病床に伏せる興元。その傍らには、妻の「藤の方」と、息子の「幸松丸」がいる。
そして弟の元就と、相合元綱がやってきた。相合元綱は興元・元就の異母兄弟だ。興元達の母は正室で既に亡くなった「妙の方」で、元綱の母は側室の「相合の方」だ。
興元本人が話す限り、もう命は長くなりそうだ。ついさっき父親の弘元が亡くなったばかりなのに…。
相合元綱の母、相合の方はこれを機に自分の息子を当主に据えようとしている。ただ当然この時代は長子優先だし、そもそも弘元の側室であった相合の方の息子じゃ分が悪い。
という事で腹心の坂広秀に頼み、尼子経久と結託しようとしている。
今に戻り、養母の「杉の方」と話をする。
杉の方も、父親毛利弘元の側室だった。正室である妙の方が亡くなった後、杉の方と相合の方のどちらが正室に入るかでもめた事があったが、元就を育てていた杉の方が正室となった。
当主である毛利興元がもうダメそうなので、重臣の間では後継者についての話が出る。
当時の日本では長子優先の風習があった。そのため、毛利興元が亡くなれば当主は長男の幸松丸となる。そこに関しては皆異論が無い。しかし幸松丸はまだ子供で、誰かしらの後見人を立てる必要がある。そこに関しては意見が分かれている。候補者は興元の弟である毛利元就、そして異母弟となる相合元綱の2人だ。2人とも年齢はほぼ一緒だ。普通に考えると、正室の子である元就の方がふさわしいように見えるが、元就は初陣をまだ済ませていないのに対し、元綱は済ませている。なので戦に対する経験値の差で、元綱を後見人にすべきという意見がある。
まだまだストーリーパートは続く。
便利な事に、画面右上の「ストーリー情報」というボタンを押すと、何をすれば話が進むのかが表示される。この場合、「杉の方」に話せばいい。まあそんなに迷うゲームではないけど、逆に「物語に進む前にこれとこれを済ませておきたい」みたいな時は、何をすると進んでしまうのを確認しといた方がいい。
興元の容態が急変したというので、邸宅に急ぐ。
興元は、元就と元綱に対し、幸松丸の事を頼むと言ってそのまま死んでしまう。
戦国時代は情報が早い。もう早速、毛利家のライバルである武田元繁の所に興元死亡の情報が入る。武田元繁は吉川家の所領である有田城をずっと狙っていたが、吉川家と縁のある毛利家がいつも援軍を送るので、なかなか攻めきれずにいた。今回は興元死亡により毛利家も体勢が整っていないはずで、有田城攻めの絶好のチャンスと見た。
興元の死により揺れる家中。
そんな中、元就は杉の方の助言を受け、「後見人は私と元綱の2人で行う」というダブル後見人体制を打ち出した。元綱派の面子も保つが、全てを譲り渡す訳でもない折衷案だ。元綱派の坂広秀は反論するが、「これは亡き兄上の遺言だ」と言って通してしまう。
そこに、有田城からの使者が来る。武田元繁が攻めてきたから援軍を頼むとの事だ。
こんなタイミングで、ってなるけどもちろんこんなタイミングだからこそ武田軍が攻めてきたのだ。
元就は援軍を出す事に決める。大将は元就自身だ。
これに対して、坂広秀達は反発して退室する。まだ元就は初陣も済ませていない、戦の初心者だ。そんな人を総大将として戦をする事はできないと。ただ、相合元綱は彼らを説得してみると言う。元綱自身は兄弟である元就とは仲が良く、謀反の気はない。しかし母親の相合の方や腹心の坂広秀らはそうではない。元綱は板挟みになっている。
さて、この後志道広良に話しかけて「出陣する」を選ぶと、最初の戦闘に赴く。が、すぐには行かない。町をウロウロして準備する。
例えばそのへんのNPCに話しかけると、上のスクショのように何かの材料をくれる事がある。
また、「工人」と呼ばれる職種のキャラを引き入れる事ができる。彼らは工房で働き、武具やアイテム作成などをする。全員集めておいた方がいい。
市場には材料や回復アイテムなどが売っている。材料は集めて工房で武具にする。
これが工房。
真ん中に管理している人がいるので、そいつに話しかけるとアイテム作成ができる。どの工人に、どんなアイテムを作らせるかをメニューで選ぶ。まだ始めたばかりだから、作れるアイテムそんなに無いけど…。
試しに何か作らせてみたら、工人のレベルが上がった。レベルアップするとどうなるんだろう…。作れるアイテムのレパートリーが増えるとかそんな感じなのかな。
さて、もうやる事がなさそうなので、戦争に出かけますか。
有田城を守る小田信忠だが、もはや風前の灯火。武田元繁の兵力が圧倒的に強い。こいつを守らないといけない。
戦闘開始と同時に、「戦場縮小図」が表示される。もちろん邪魔なら消す事もできる。
でさ、上のスクショを見てくださいよ。邪魔でしょ。一応ね、このゲームは「水滸伝 天道一○八星」と同様MDIアプリケーションになっている。だからこの戦場縮小図を親ウィンドウの外に出す事ができる。そうすれば見やすくなる。
けどさ、ちょっとここで文句言わせて。
そもそもね、この縮小図をなくしたとしても、若干戦場の描画が狭いんよ。それもそのはずで、このゲームは基本的に640x480ドットで描画されている。大体この時代のゲームは1024x768ドットくらいが基本だったので、このゲームは明らかに小さい。けど、戦場画面ではウィンドウを拡大できる。ほらスクショを見て下さいよ。ウィンドウの端を掴んで広げる事ができる雰囲気になってるでしょ。
逆に言うと、戦場以外ではウィンドウのサイズが固定になる。640x480になる。でもこれ…毎回ウィンドウの大きさ変わるの面倒でしょ。少なくとも、私のように「スクショを撮影してblogに載せたい」みたいな事を考えている人にとっては、ウィンドウサイズがちょこちょこ変わるのは扱いがめんどくさくなる。
そういう理由で、私は戦場画面でもウィンドウサイズを変えなかった。おかげで狭苦しいプレイになった。なんでこんな仕様なんだ…。
戦闘スタート時、ほとんどの配下武将は城の中にいる。だから出陣というコマンドで盤面に配置する。よっぽどの事が無い限り、全員出撃させていいと思う。
このblogで「信長の野望・覇王伝」をクリアした時が毛利元就だったので、毛利家の家臣達はみんな馴染みがあるw
英傑伝シリーズのお約束で、マップのあちこちにある村を助けると、アイテムがもらえたりする。しかし最初の配置で敵陣の近くにある村はどうにもならない。敵が先に入り、放火してしまう。そうすると住民が逃げ出すので、その後に行っても何ももらえない。ファイアーエムブレムの盗賊と一緒だ。
数ターン進めると、配下武将を説得した相合元綱が援軍としてやってくる。ただし元綱とその部下達はこちらではコントロールできない。自動行動になる。
よし、村を救った。これで何かもらえる。
…はいいんだけどさ。村ってなぜか異常に移動コストが高いんだよね。5歩移動できる武将が、その5歩目で村に入ろうとしても無理。多分2歩か3歩分の移動コストを食う。だから結構、「進軍のついでに村を助けていく」というのは難しい。どこかで進軍速度を犠牲にしないといけない。
これが実際のユニット同士のバトル。
前作である「三國志孔明伝」同様、個別の戦闘画面は無い感じ。フィールド上で直接殴り合う。初代「三國志英傑伝」には戦闘画面があったんだけどね。
で、今作の特徴。各ユニットの攻撃範囲にかなり癖がある。
上のスクショは騎馬ユニットの攻撃可能範囲を示しているが、斜め方向に1マス分の距離に攻撃が可能になっている。上下左右には攻撃できない。同様に、弓ユニットは上下左右の2マス離れた位置に攻撃できる。毛利元就に関しては、自分の周囲8マスのどこかに攻撃ができる。
いやね、ちょっと斜め1マスにしか攻撃できないって結構辛いよ。敵に対して攻撃可能な位置がかなり限られる。こちらは騎馬ユニットが余っているのに、誰か1人が攻撃したらもう他のメンバーはそのターンやる事がない、みたいなケース結構あるからね。攻撃可能な位置が少なさ過ぎて。なんなら、相合元綱とその配下みたいな自動行動ユニットがポジション埋めちゃって、こちら何もできないみたいな事も多々ある。
この癖の強い攻撃可能範囲にはかなり悩まされた。
よし、武田元繁の腹心、熊谷元直を討ち取った。次は救援を送ってきた有田城に行く。
おっ、元就のレベルが上がった。
しかしパラメータ多いなこのゲーム…。こんなに必要なのか…?
有田城に近づくと、小田軍も武田軍も動き出す。逆に言うと、近づくまではそいつらは動かない。だからゲームスタートの時点では慌てる必要はない。まずはゆっくり熊谷元直とその配下を滅ぼせばいい。有田城に近づいたら、全速力で小田信忠を助ける。
毛利元就を小田信忠に隣接させると、「かたじけない…」とかいうメッセージが出る。
が、別にこれで助けられた訳ではない。普通に攻撃されたら小田信忠が死ぬ。そしてその場合、この面自体失敗となる。前のセーブからやり直す事になる。
結局、周辺の敵を全部排除しないと助けた事にはならない。
ただ結構難しい。武田軍が動き出す地点からわりと素早く寄せているつもりなんだけど、間に合わない。小田信忠が殺されちゃう。
最終的には、「小田信忠に対して回復の豆を使う」という作戦でどうにかなった。ギリギリ間に合わないくらいだったので、一度回復しちゃえばどうにかなる。
小田信忠さえ救っちゃえば後は楽かな…。ターン数制限とかは余裕だし、じっくり戦えばそんなに辛くない。
これで1面クリア。
(続く)
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Comments
コメントありがとうございます!
>このゲームですが演習場(吉田郡山城だと左上)で各武将のれべるを上げることができまする
もう第2回の記事が公開されちゃってますが、次の面から演習場を使いました。
いや最初はなんとなく、演習場を使わないで行くとどれだけ辛いのかなー、というのをちょっと知りたくて…。
>さらに工房で胴丸を作り市で売ると微々ながら儲けがでます
>そのお金で回復薬や馬を買うと楽に進めることができまする
ここは攻略サイトを見て知っていたのですが、あえてやりませんでした。
なんか…それで稼ぐの本当にゲームとして正しいのかなあ、みたいな気持ちがあって…w
でもやらないと全く装備が買えないので、必須なんだろうなーとは思いました。
いつも楽しく拝見させていただいておりまする
このゲームですが演習場(吉田郡山城だと左上)で各武将のれべるを上げることができまする
また、工房にて各種武具の製作、強化が可能ですぞ
序盤なら槍は薙刀か管槍がオススメです
さらに工房で胴丸を作り市で売ると微々ながら儲けがでます
そのお金で回復薬や馬を買うと楽に進めることができまする
今後も楽しみにしております