『お金信仰さようなら』
5年半ぶりの自著が出ます。
『お金信仰さようなら』という本です。
自分にとって、本はこころのセーブポイント。
長いかもしれない人生の中で、いつか道に迷ったとしても、このポイントまでは帰ってくることができる。そんな場所があるからこそ、想像もしなかったほどの遠くまで恐れずに進むことができる。
かつて読んできた本たちがセーブポイントとして機能して、私を好ましい方向へと推し進めてくれた。そんな風に感じています。
本書もまた、これから先の時代において、
私たちをより遠くの先へと推し進める、心の拠点になるかもしれない。
ただし、セーブデータは上書きすると二度と元には戻らない。
それでも良いと思えるような、より開かれた拠り所として『お金信仰さようなら』は作られました。
『お金信仰さようなら』前半部分の要約
「経済!経済!経済! 私は何よりも、経済に重点をおいて参ります」
総理の叫びに応えるように、国会中が沸き上がった。
幸福も平和も安全も、
何もかもお金が解決してくれる。
そう信じてここまでやってきた。
とにかく今は一丸となって、経済規模さえ大きくすれば、いつか誰もが幸せになる。そんな幻想を前提にして、この時代は動いている。
まるで神にひれ伏すかのように
お金に人生を捧げる人もいれば、
まるで悪鬼に怯えるかのようにお金を避ける人もいる。
現代は、お金を信仰する時代。
きっと多かれ少なかれ、誰もがお金に畏れを抱いている。
数十年、数百年後の人間社会がどんな時代を迎えているのか、私には見当もつかないが、
きっと、次の時代の未来人たちが私たちの暮らしを見たら、
とても不可思議な様子に映るに違いない。
社会の仕組みや常識だけでなく、
将来の夢や、仕事の選び方に至るまで、
私たちが「当たり前」として受け入れてきたほとんどのことが、
時代特有の奇妙な原理で動いている。
お金信仰に、別れを告げたそのあとで
・大金持ちになったら幸せになる?
・経済成長を続けたら貧しい人はいなくなる?
・お金じゃないなら、何を指針に生きていけば良い?
子どもにこんなことを聞かれたら、あなたはどのように答えるだろう。
本書では、そんな素朴な疑問に答えながら、私たちが住むこの社会を捉え直し、明日をどのように振舞うか、自分なりの回答を出していく。
この本のタイトルは『お金信仰さようなら』。
しかしこれは、別れを告げることを目的として書かれたものではない。
私たちにとって「さようなら」はスタートであって、ゴールであってはならない。
どこまでもお金に囚われた、いかれた時代を抜け出して、
過去から来たやつらの言葉を気にも留めず、未来へ進もうという意志あるみんなに捧げる一冊だ。
この本では、現代に別れを告げたあと、一体どんな世界が待っているのか。そして、何を信じて歩けば良いのか。その難題に、ひとつの「答え」を出していく。
ここで言う「答え」は解答ではなく、回答だ。
これから先、本書を読んでくれた人々がそれぞれの回答をひねり出し、世の中に「答え」が乱立する世界を待っている。
だからこそ、ここではっきりと別れを告げたい。
お金信仰さようなら。
私たちはもう、これより後ろに下がらない。
書籍概要
『お金信仰さようなら』
著者:ヤマザキOKコンピュータ
発行:株式会社 穴書
装丁・絵:香山 哲
編集・本文DTP:安藤 労
編集協力:梅原 志歩
校正:唐作 桂子
印刷・製本:創栄図書印刷株式会社
本体:1800 円+税
四六判 並製 224ページ
ISBN:978-4-911714-00-3
発売:2026年1月30日ごろ(地域により前後します)
筆者について
ヤマザキOKコンピュータ
株式会社 穴書代表。文筆家・投資家。
Newspicksをはじめ、様々なメディアで執筆。
日本証券業協会「100年大学 投資はじめて学部 ONLINE」や「ビジネスドライブ! by SBI証券」に出演。
著書『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)は6刷。
地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探求している。
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