【VRC・VR手話】VRChatで手話(VR手話)を始める方法
現在VRChatの手話グループは「VRC手話ポータル こねくと」と「手話サロン なかよし」の2つが存在するよ。それぞれ独立して活動している形になるよ。
VR手話とは
主にVR(バーチャル)を活用した手話のことで、歴史をさかのぼるとコンピューターが発展し始めた1990年代前後からいろいろな研究が存在するよ。
今のようなVRデバイスが普及し始めたのは2000年以降で、VRChatの日本コミュニティでは2019年頃からVRChat空間を利用した手話活動がちらほらと始まっていたみたいだね。
現在、VR手話は日本手話や日本語対応手話を基にVR空間で表現可能な手話表現という立ち位置になっているよ。VR空間ではコントローラや表情の制限でリアルと同じ表現が難しいことも多いよ。そのなかで元の表現を継承しつつ伝わる表現が模索されているよ。
■ 日本手話、日本語対応手話、中間手話
現在日本で使われている手話表現は、「日本手話」「日本語対応手話」「中間手話」があるよ。
「日本手話」
日本語とは事なる文法、語彙をもち独立した言語体系を持っているよ。CL表現やNMM(非手指標識)だけに留まらず独自の表現手法体形があるよ。
「日本語対応手話」
日本語の言語体系を手話表現に当てはめた表現方法になっているよ。日本語の語順や「てにおは」などの助詞も表現しているよ。
「中間手話」
実際のコミュニケーションでは、日本手話と日本語対応手話が混ざった中間手話の表現が使われることがあるよ。日本手話的、日本語対応手話的な表現や文法が混ざった手話として表現されることがあるよ。
日本手話、日本語対応手話、中間手話については、昔からろう者、聴者を問わず様々な議論が行われています。気になる方は調べてみてください。
VR手話を始める方法
VRChatで手話を勉強したいとか、手話コミュニティの人たちと交流したい時に日本コミュニティの中でどうすればいいのかってお話だよ。
■ 日本の手話コミュニティ
~2022年頃は個人の活動者などが手話教室や手話イベントを開催していたみたい。VR手話(VR日本手話、VR日本語対応手話を含めて)もこの頃から形作られていった感じだね。
2022~24年頃は「We Are The Best Team」というグループ名で活動されていたけど、2025年からはそれぞれ活動方針や組織体制の変更で2つのグループに分かれているよ。
現在は「VRC手話ポータル こねくと」と「手話サロン なかよし」の2つの手話コミュニティが存在していて、それぞれ違った特徴や方針を取っているよ。どちらもVRCグループやDiscordがあるからそれらまずはそこに参加するとイベントの情報を知ることが出来るからおすすめ。
その他にも、各イベントの主催やコミュニティ自体がX(旧:Twitter)で告知をしていたりするからぜひ調べてみてね!
■ VRC手話ポータル こねくと
「VRC手話ポータルこねくと」はそもそもがコミュニティ集合体として構成されていて、各手話イベントを開催しているのは個別に独立したコミュニティという形式をとっているよ。
コミュニティの方針としては、日本手話、日本語対応手話、指文字や筆談、口話といった様々な表現手法をその場に合った形で使って聾者も難聴者も聴者も関係なく交流できる環境づくりを進めているよ。
もともとは「We Are The Best Team」が前身になっていて、ラファエルさんが自ら脱退された後に組織や方針の再構成が行われて現在の形になっているよ。
私が開催している「VRC手話べりの集い」の他に聾者、聴者が手話教室や手話試験に向けた勉強会や課外活動としてワールドを巡ったり、いろいろな手話イベントが開催されていて、VRCグループに参加していれば自由に参加できるよ。
■ 手話サロン なかよし
ラファエルさんが運営する手話コミュニティで、日本手話をベースにしたVR手話表現をメインとしているよ。聾社会を主体とした環境づくりを進めているコミュニティになるよ。
ラファエルさんは、もともと2022年に海外コミュニティで活動されていたものを事実上逆輸入の形で日本コミュニティに導入しているよ。「We Are The Best Team」グループを作った人で、当時は日本語対応手話を教えていたけど今の「手話サロン なかよし」では日本語対応手話は使わない方針で活動されているよ。
「手話サロン なかよし」コミュニティとしては日本語対応手話は使わない方針を取っているよ。主な活動は完全予約制の手話教室をひらいていて、ナチュラルアプローチといって日本語や指文字を使わない日本手話表現に限定した学習方法を取っているみたい。最近では自由参加のイベントも開催し始めたみたいだよ。
こちらのコミュニティもいろいろな聾者のスタッフが参加して手話イベントを開催しているよ。
■ 海外の手話コミュニティ
海外で活動されている「Helping Hands」は日本の手話コミュニティとは直接的な関係はないよ。日本コミュニティは独立したコミュニティとして存在していて、場合によっては協力することもあるという感じ。
海外を見ると、アメリカ手話(ASL)や韓国手話、イギリス手話、フランス手話など各国がそれぞれ手話教室やコミュニティを持って居て活動しているよ。韓国手話なんかは時差があまりないことや、手話表現が近いこともあってお互いに出入りしていることもあるね✨
VR手話をするための機材は?
手話と聞くと専用の機材が無いとVR空間(VRChat)でできないのでは?と尻込みをしちゃうかもしれないけど。実際はそんなことは無くて、通常のVRコントローラで問題無いよ。
■ VRコントローラでもOK
というか、そもそもVR手話はVRコントローラを前提に作られているよ。でも、Quest3,3sやPicoのVRゴーグルはカメラを使ったハンドトラッキングが使えるね。
ハンドトラッキングを使うとコントローラーより繊細な手話表現ができるんだけど、実は良いことばかりでもなくて、トラッキング範囲や精度による表現のあいまいさが強くて、実際にはコントローラの方が正確かつ迅速にVR手話でコミュニケーションがとれることが多いの。(※聾者の方にヒアリングしたよ)
■ Webカメラトラッキングは?
その他にも、デスクトップモードで使えるWebカメラを使ったトラッキングもあるけど、あれは正直手話をするのはかなり難しいよ(というか実質無理)。正確性と応答性がかなり悪くて、読み取り側にものすごい負担をかけるから手話を使うって意味ではまだまだ難しいね💦
■ グローブ型のデバイスやコントローラ
後は、かなり高価な部類になるけどハンドトラッキング(フィンガートラッキング)が出来るグローブ型のデバイスやコントローラが存在するよ。これも正確性という意味でまだまだ十分でない部分もあるよ。
ただ、表現できる幅は広がるからお金に余裕のある人は考えてみるといいかも!でも前述の問題があるから、どのデバイスが良いのかとかは手話コミュニティの人たちに直接聞いてみてからにすることをお勧めするよ!(私に聞いてくれてもいいよ~✨)
■ フェイストラッキング
QuestProやValve Index、今後発売予定のSteamFrameはアイトラッキングとフェイストラッキングが可能な機器になっていてある程度の表情を再現することが出来るよ。
ただし、これらの機材はとても高価なこと。さらに手話のレベルだとまだまだ口の形などの必要十分な種類の表情を再現することは難しくて、発展途上って感じだね。手話以外で普段使いでフェイストラッキングできるの単純にうれしいけどねっ✨
まとめ
今回はVRChatで手話コミュニティに参加したいと思った時にあると嬉しい情報をまとめてみたよ。各コミュニティの情報も日々更新されているから、それぞれ自分に合う場所を探して参加してみてね!
この世界で、聾者、難聴者、聴者、無言勢その他いろいろな立場に寄らずみんなが楽しく日々を過ごすことが出来る世界が広がっていくといいよね~✨✨✨
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