「若者の結婚離れ」は大ウソ…「出会いがないからでもモテないからでもない」彼らが結婚できない本当の理由
■マッチングアプリが、ロマンスを殺した かつては結婚のきっかけとして大多数を占めていた社内恋愛も、今やセクハラリスクで絶滅寸前。 「彼氏いるの?」と聞くだけで、即・人事部テレフォン案件。 本当のハラスメントを防ぐためには仕方ないことだけど……「セクハラ!」と言われるリスクが大きすぎて、特に男性はコミュニティ内で恋愛に踏み出せなくなった。 結果、人々は「出会い」に飢えるようになっていった。 その代わりに登場したのが、マッチングアプリという名のジェイソン。 最初は「出会い系」として怪しまれていたけど……コロナ禍で出社禁止・合コン禁止・婚活パーティー禁止でいよいよ異性と会えなくなり、一気にマス層に普及。 セクハラリスクもあり、自分のコミュニティ外の相手との出会いを求める流れは、時代の必然だったと思う。 結果、アプリは爆発的にユーザー数を増やしたけれど、代わりに「出会い」をこの上なく低品質なものにした。 ●完全な他人と1スワイプで出会える ●共通の知人ゼロ、素性も知られずにデートできる ●バックレ・ドタキャンは日常茶飯事 ●カジュアルで責任の伴わないセックスの蔓延 ヤリモク、メシモク、ドタキャン、フェードアウト……。 みんな一度くらい、そんな経験したり、されたりしたことあるんじゃない? そう、マッチングアプリという名のジェイソンは、恋愛と結婚をつないでいた“人の目”と“責任”を完全にバラバラにし、恋愛とセックスを気軽な娯楽にしてしまった。 そして、結婚だけが、ポツンと取り残されて孤立するようになった。 ■令和の結婚は、自分で戦略的に掴む アプリは、出会いの数とラブホテルの稼働率を増やすことには貢献したけど、結婚への寄与は実は少ない。アプリが登場した2012年以降も、出会いは増えたにもかかわらず、日本の婚姻数は残念ながら減り続けている。 これが、「恋愛・セックス・結婚」の三位一体が失われたという証明だし、恋愛(セックス)の先に結婚がなくなった理由。出会えれば、恋愛できれば=結婚できるという、いにしえの構造は破綻したってこと。 その結果、結婚に到達する正規ルートが誰にもわからなくなってしまったのが、「結婚したいのに、結婚できない人が量産される」令和婚活の“詰み構造”なんだよね。 だからね、「恋愛すればいつか結婚できる」と、無邪気に信じ続けているのは危険。 ロマンティック・ラブは死んだ。恋愛の先に自動的に結婚が待っている時代は、残念ながらもうおしまい。 ロマンスの死を受け入れてお墓を建てよう。 そして、今ここで意識からアップデートし、あなたがたどるべき結婚への正規ルートを開拓していこう! 令和の結婚は、自分で戦略的に掴むものなのだから。