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男性検事を略式起訴へ 交際女性に捜査情報を漏らす、懲戒処分も
知人の女性に捜査情報を漏らしたとして、検察当局が近く、さいたま地検に所属する30代の男性検事を国家公務員法違反(守秘義務違反)の罪で略式起訴する方針を固めた。関係者への取材でわかった。この男性検事を懲戒処分するという。
関係者によると、男性検事は、さいたま地検刑事部に所属していた今年秋まで、マッチングアプリで知り合った女性と交際し、捜査情報を漏洩(ろうえい)したとされる。
検察当局は、女性から情報提供を受けて経緯を調べていたが、悪質性が高いと判断。非公開の書面審査で罰金を求める略式起訴とする方針を固めたとみられる。
男性検事は2017年に任官し、大阪地検などでの勤務経験がある。今回の問題が発覚した今秋ごろ、さいたま地検の刑事部から総務部に異動した。
国家公務員法は「職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない」と定めている。違反すれば、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される。