「れいわ新選組」埼玉戦記4
第1章 ~脅迫~
5月27日早朝
私たちが辞めた後も選対に残って、できることは手伝おうと考えていたキャサリンに、西みゆかから、T、ダイアナ、私(アン)を脅迫する内容のLINEが届く。
以下はキャサリンと西のLINEのやり取りの一部である。
まずはキャサリンによる説明。
「ダイアナさん、アンさんからの引継ぎというのは、どういうことを言っているのかわかりません。昨日(26日午前)のお電話で、フレッドさんや私に対して何をやってほしいのか、イアンさんを含めてお話しするというようなことを言われていましたが、それと一緒にしてもらえませんか?
また、アンさんとダイアナさんからお二人が預かっていたカンパ金やポスターカードなどを受け取りました。これもお渡ししたいと思います。
それから、10万円の寄附金のことですが、ワンダさんからの寄附金のことですよね。ワンダさんは勝手連に対する寄附としてアンさんに渡しました。私はアンさんから「このお金を勝手連として西さんのチラシ印刷代に使ってください」と言われて預かりました。その後、れいわ新選組の本部に寄附金の扱いについて、選対のスタッフとしてアドバイスを求めました。とりあえず、このような経過はありますが、10万円は速やかにお渡ししますので、受取書をご用意ください。(この後は、事務所の鍵代の話などになるため省略)」
これに対する西の返信は驚くべきものだった。
「受取書を準備する時間がないので埼玉支部の口座に入金ください。」
「お金の問題は私が責任者で会計士も雇っておりますので、本部云々ではなく、速やかに埼玉支部の口座に入れて下さい。アンさんやダイアナさんがしっかり精算しない場合は横領となる旨本部に申し上げるつもりですので、キャサリンさんはそうではないと明確にするためにも、埼玉支部の口座に入金下さい。もうこれが最後なのでテキストでお願いいたします。口頭ですと私も忘れてしまいますし、お金の問題等後に責任問題になり得るので、言った言わないになるのが大変問題です。私は今般のTさん及びアンさんが私に行ったことに付き、少なくとも民事賠償請求が成り立つレベル感ですし、アンさんからお金の返還なき場合は横領として告訴することも可能と考えております。お金に関する点に付き速やかなご対応方宜しくお願いいたします。」
私たちのお金の受け渡しはすべて明瞭で、この文章でもキャサリンから西本人に説明もしており、誤解を与える余地はまったくない。
私とダイアナが西から預かっていたお金を既にキャサリンに預けていることも、この文章を読めば明白である。
にもかかわらず西が何の根拠も示さずに横領や民事賠償請求という言葉を使っていることから、私たちはこの件を『弁護士によるスラップ訴訟を匂わせた脅迫』と感じた。
後に私がある弁護士さんに相談した際も「この件で『横領』という言葉を使うなど、弁護士としてあり得ない」とお怒りだった。
今後西みゆかに関わるボランティアにも同様の危険があると思い、広く知らせたいと考えたが、選挙間近な時期に西が今度は党本部を訴えるなどの恐れもあり、他の候補者の得票への影響を考えて、ひたすら黙っていた。
しかし、これは党の公認候補者が潔白である複数のボランティアを脅迫するという異常事態なので、選挙が終われば党本部により何らかの調査と裁定があると考えていた。
これらの件に関しても、Tから常に党本部(高井・堤・岡田)にメールなどで報告は行っていた。
ワンダの10万円のカンパについては、本来であれば西に渡す必要はまったくないお金であったが、選挙間近で党のためにも騒ぎを大きくしたくなかったため、ワンダ本人に事情をある程度説明して了解を得て、西への寄付にするということに変更してもらった。
将来的に「証拠を」ということになったら困るので、この際の通話は録音してある。
(しかし約一年後の2023年5月、公開された参院選埼玉支部の収支報告書を見て驚愕した。
この私たちを脅してまで寄附金に付け替えたはずの10万円や、事務所開きの日に私が預かって、後にキャサリンを通じて西に渡した3人分の寄付金を、西は収支報告書にまったく載せていなかったのだ)。
第2章 ~非礼の数々~
5月27日(同日)
この日は参院選候補予定者の説明会があり、フレッドとキャサリンは西の会計士と一緒に参加した。
二人は選挙事務に慣れており、それを手伝うことを西と約束していたからだ。
しかし説明会終了後、会計士が西に「受け取った書類の写真を撮って送ってほしい」と言われたとのことで、すべての書類を持ち帰り、書類は渡してもらえなかった。
その後、フレッドとキャサリンは西の事務所に行き、その日の事務所番ボランティアに立ち会ってもらった上で、キャサリン、ダイアナ、私(アン)の預かり金などの精算をし、ひとつひとつ説明しながら西の母に渡した。西本人はいなかった。
5月30日
選挙管理委員会による確認団体の説明会があり、フレッドとキャサリンが参加するため会場に行った。しかし到着直後に西の会計士から帰るように言われる。事前に電話での連絡も説明も一切なかった。
T解任の後、西は一度もフレッドとキャサリンとの話し合いに応じず、この件について連絡もなかったため、選挙事務の書類担当の件に変更はないと思っていたが、結局は何の説明もなく、なし崩し的に排除された。
同日、Tが党本部に行き、岡田と面談。
「(西に)関わると面倒なので勝手にやらせる」と言われる。
西からの要望で「西さんが疑心暗鬼になっているため、以下の情報を出して欲しい」と岡田に言われる。
① ポスターをどこに何枚配布したか
② チラシをどこに何枚配布したか
③ ポスターをどこの業者に何枚いくらで発注し納品を受けたかの情報
④ チラシをどこの業者に何枚いくらで発注し、納品を受けたかの情報
ポスターやチラシをボランティアに渡したり送ったりする際には、事務所内のノートにすべて記入していた。
さらにはすべての発注には領収書があり、疑われる余地など何もないのに、これは単なる嫌がらせであると感じた。
西自身が数を数えずに街宣時に渡してしまっているポスターやチラシもあるので、「本人もそれらの数を全部申告しないと、最終的な総計はわからないですよね」と私とTは話した。
5月31日
これまで印刷したチラシ・封筒などの印刷代金でキャサリンが立て替えていた分の請求書を西の事務所に持っていき西の母に渡した。
その時点で西の母は「明日か明後日には振り込む」と言っていたが、その後、西が散々引き伸ばしをしてなかなか支払われなかった。
6月8日
Tの解任直後から、連日長時間の事務所番を献身的に務めていたヘンリーが、西に自分の意見を言ったことから無視されたり排除されるようになっていった。「ヘンリーさんに電話を取らせるな!」など西より酷い扱いを受け続けたため「ボランティアは奴隷じゃない!」と言い残し、この日で事務所番を辞めた。
また、私たちの後に選挙を手伝うことになったボランティアのローラに以下の内容のLINEが西から届く。
「私の能力不足でTさんに意見できず無為に1か月が過ぎてしまい、そのロスをどう埋めていけるのか、試行錯誤の日々です。
どうか一緒に市民選挙の実現に向けて頑張らせて頂きたく何卒宜しくお願いいたします。」
(このローラもその後、西に酷い誹謗中傷を受け、西のボランティアを辞めることとなる)。
第3章 ~ドライバーを解雇して警察沙汰~
6月10日
西がドライバーとして雇っていたジョージを一方的に解雇。
(詳細については、⬇️の非公開おしゃべり会でのジョージの証言を参照)
その際にジョージが最終日分の高速・駐車場代などの精算を要求したところ、5千円に満たない金額であるのに、西は3万円を無理やりジョージに渡そうとした。ジョージが反論すると、「不退去罪だ」などといって、西は事務所に警察を呼んだ。
ジョージはすぐに事務所の外に出て、新聞の記者などに連絡。やって来た警察官に事情を説明し、記者の取材も受けている。
西からジョージに渡された余分なお金については、警察官が見ている前で返金している。
事務所に警察官が来た際、西はジョージ以外のボランティアらの個人情報を本人たちの許可も得ずに自ら警察官に話していたそうだ。
(このジョージに支払った報酬も、収支報告書には明確には記載されていなかった)。
その直後、以前から予定されていた事務所番のZOOM会議があり、その中で西がジョージやローラを侮辱する発言をしたため、事務所番ボランティアのケイトがその場で抗議して事務所番をやめることを宣言。
西は「その方がいいですね。(ボランティアが辞めても)私ひとりで全部やれるから」と豪語した。
6月11日
翌朝、ドライバーがいないため、西がツイッターで街宣車の運転手を募り、慣れない車を運転したボランティアが高さ制限の看板に車の上部をぶつける事故を起こす。その様子がTwitterで拡散された。
この後、さらに脅迫的な文章が、キャサリンのSMSに送られてくる。
(敬称略)

