現場の英雄的行為が入居者救う 米東部介護施設の爆発事故現場
ブリストル、ペンシルベニア州、12月25日(AP)― 米東部ペンシルベニア州の介護施設で入居者1人と職員1人が死亡した爆発事故の最中、救助隊は飛び散る炎、落下するガレキ、2次爆発の危険に直面するなか、数十人のホーム入居者を避難させる一方で、ガレキの中で必死の捜索を続けた。 当局は24日、数時間にわたる捜索の末、全員の所在を確認したと発表した。 現地で働く言語療法士は23日の爆発で建物が揺れるのを感じ、寝たきりの入居者をベッドごと急いで外へ運び出した。消防隊員は15メートル離れた場所からでもガスの臭いがする建物、崩れ落ちそうな壁の中へ駆け込んで行った。ブリストルの警察署長は、「これほどの英雄的行為は見たことがない」と語った。 爆発で20人が病院に搬送され、うち1人が重体。残る120人の入居者は近隣の介護施設に移送された。 爆発は極めて強力で、フィラデルフィア北東約32キロのブリストルでは、数ブロック先の家屋まで揺れた。 施設の厨房と食堂がある棟はほぼ全壊し、屋根は崩落、壁の一部は完全に消失、隣接する壁の窓は吹き飛んだ。敷地内にはガレキが散乱している。 ガス漏れ報告を受けて現場で調査中だった公益事業作業員がいたにもかかわらず、爆発の原因はまだ特定できていない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)