「多少怒られる程度と…」京都の警官が第三者の犯罪歴漏らし書類送検 相談者に暴行の警官も処分
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警察の個人情報照会システムを悪用して第三者の住所の行政区や犯罪歴の有無を知人男性に教えるなどしたとして、京都府警は25日までに、地方公務員法違反の疑いで南署の20代男性巡査長を書類送検した。11日付。同日、巡査長を本部長訓戒の内部処分にした。 【地図】「多少怒られる程度と…」と考えた警官が勤務している京都府警南署がある京都市南区 書類送検容疑は昨年10月上旬、知人男性から「身元が気になる知人がいる」という内容の相談を受け、署内の端末を用いて第三者の運転免許証に登録された住所の区や本籍の都道府県、犯罪歴の有無を交流サイト(SNS)で伝えた疑い。漏えいした個人情報が犯罪に悪用された形跡はないとみられる。巡査長は「悪いこととは分かっていたが、多少怒られる程度という認識だった」と説明したという。 さらに2022年4月〜今年6月ごろ、計約50回にわたり、自分や家族、知人の個人情報を不正に照会した。「情報がどのように登録されているか興味があった」と話しているという。 巡査長に端末を利用できる権限はなかったが、端末はログイン状態になっていて権限がない職員でも利用できた。府警は端末の管理や監督責任を怠ったとして、ともに上司だった南署の50代男性警部補を本部長注意、40代男性警部を所属長注意の内部処分とした。 府警監察官室は「職員に対する指導教養および上司によるチェックを徹底し、再発防止に努める」とコメントした。 また、相談のため訪れた宇治署に長時間居座っていた男性に退署を促そうと胸元をつかんで引っ張り、転倒させたとして、府警は特別公務員暴行陵虐の疑いで同署の30代男性巡査部長を書類送検した。11日付。同日、所属長注意の内部処分とした。巡査部長は「当時は正当な行為だと考えていたが、やり過ぎだった」と話しているという。
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