九大病院長が辞任 経費不正に関与 架空会合の「開催通知」作らせる

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佐々木凌
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 九州大学は25日、九州大学病院(福岡市東区)の中村雅史病院長が、経費の不正支出への関与が認定され、24日付で病院長を辞任したと発表した。

 大学によると、今回認定されたのは2月の出張の宿泊費などに関する不正。私用で延泊した宿泊費と日当が不支給とされた別の教員から相談を受けた中村氏は、実際には開催されていない架空の会合についての日時や場所を案内する「開催通知」を事務担当者に作成させ、この教員に渡した。この教員は通知書を提出し、1万数千円を不正に受け取ったという。関係者によると、この教員は女性助教で、出張には中村氏も同行していたという。

 6月に大学に情報提供があり、大学の調査委員会が今回の不正を認定。中村氏本人に通知したところ、病院長を辞任するとの申し出があったという。中村氏は現在も教授として九大病院に在籍している。大学には他にも中村氏の不正や不適切な行為に関する複数の情報提供があり、調査を続けている。今後の調査の進展に応じて処分や刑事告訴を検討する。

 九大病院は、西日本における…

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この記事を書いた人
佐々木凌
西部報道センター
専門・関心分野
災害・防災、宇宙、原発・エネルギー、環境