小数を含む割り算は、電卓がないと不安になるという方も少なくありません。
しかし、計算の仕組みを理解していれば、小数のある式でも落ち着いて手計算で解くことができます。
今回は、小数を含む計算問題に挑戦してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
48÷0.8+8
小数の扱い方を誤ると答えがずれてしまうため、丁寧に確認しながら解いていきましょう。
解説
今回の問題の答えは「68」です。
途中の計算は次のように進めます。
48÷0.8+8
=60+8
=68
どのようにして求めたのか、順に確認していきましょう。
計算の順序
四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混ざっている式では、次の順序で計算を行います。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
したがって、まず「48÷0.8」の部分から計算します。
小数の割り算
小数を含む割り算では、「割る数と割られる数の両方に同じ数を掛けても結果は変わらない」という性質を利用します。
割る数が0.8なので、これを整数にするために10倍します。割られる数も同時に10倍すると次のように変形できます。
48÷0.8
=(48×10)÷(0.8×10)
=480÷8
=60
これで割り算の部分が求まりました。
足し算
元の式は「60+8」となります。
60+8=68
以上より、答えは「68」です。
まとめ
小数が含まれる割り算では、小数点をなくして整数で計算するのが大切です。
割る数を10倍・100倍して小数点を移動させることで、計算がずっと簡単になります。
計算の仕組みを理解できると、小数の問題もスムーズに解けるようになります。ぜひ、練習を続けてみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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