Carol Kaye (Studio musician; Supremes、Stevie Wonder、The Doors、BEACH BOYS ...etc.)
Apr 4th
誰もが聴いたことのある素晴らしいベースラインを残しながら、超無名のスタジオミュージシャン。
とりあえず、とんでもない数の参加楽曲の内、いくつかを上げていくとこんなかんじ。
BEACH BOYS『PET SOUNDS』
The DOORS「LIGHT MY FIRE」
Simon and Garfunkel「Scarborough Fair」
MISSION IMPOSSIBLE THEME
Stevie Wonder「I Was Made To Love Her」
Four Tops「Reach Out, I'll Be There」
Diana Ross & The Supremes「You Can't Hurry Love」
え、Diana RossとかFour Topsとか、モータウンのベースラインは全部、FUNK BROTHERSのジェームス・ジェマーソンだろ!と思ってた人はこちらをご参照ください。
http://www.addmoremusic.net/Motown/mot_toc.html
どうやら、当時、FUNK BROTHERSの方々のドラックやら泥酔やらに手を焼いたモータウンが、LAのスタジオミュージシャンに代わりに演奏を頼むという事は結構あったらしいのです。だけど、キャロル・ケイが演奏やったって事はあまり公にしたくなかったようです。何しろ白人でしかも女性だからね。
もちろんジェマーソンの最低限に絞り込まれたフレーズやきめ細かいミュートの入れ方など渋くてもう本当に素晴らしい。それに対して彼女のベースラインは立ち上がりの速い音で、時々フレーズがめちゃめちゃギラギラ派手。
このベースラインをカッコよくないと思う人なんているんだろうか。名曲「You can't hurry love(恋はあせらず)」。のびのびとしてるようで、リズムの切り方はきちっとしてる。
Diana Ross & The Supremes 「You can't hurry love」
この曲の和音の入れ方(いわゆるダブルストップ)とかメロディックなフレーズとかやばいですよ。
Bill Cosby& Quincy Jones「Hikky Burr」
メロディックで印象に残るベースラインがたくさんあります。ちょっと高めのフレットの音をよく使いますね。
Stevie Wonder「I Was Made To Love Her」
この曲なんて、演奏の半分ぐらいは彼女のベースラインで出来ているといっても過言ではないんじゃないでしょうか。
The four tops「Reach out i´ll be there」
おばあちゃんになってからの映像ですが、こちらでキャロル・ケイの演奏している姿が見れます。フラットワウンド弦をピック弾きです。音と音のつなぎが滑らか。
Carol Kaye interview
彼女はベースを教える側の立場としても多くの人々に影響を与えており、なんでもThe POLICEのSTINGやLED ZEPPELINのJohn Paul Jonesなど多くのミュージシャンが彼女の教則本を使っていたそう。彼女の公式ホームページは宝の山です。
http://www.carolkaye.com/
Chris Dodge (SPAZZ、STIKKY、 East West Blast Test ...etc.)
Apr 4th
変則ゴリゴリなパワーバイオレンスハードコアバンド、SPAZZのベーシスト。図太くてバリバリと歪みまくった音のベース。スローになったり、ものすごい速さで動きまくったり、変拍子になったり、なかなか思いつかないようなリフを、たいがい1分以内の楽曲に惜しげもなく入れまくります。なんなんだ、この異形すぎるタイム感。
SPAZZ live映像、これ弾き方とかも最高ですね!!
複雑なリフの中で、一瞬だけシンプルなエイトビートのルート弾きとかする瞬間もあって、そのタイトさが実にカッコいいです。
SPAZZ LAST LIVE
SPAZZよりも前には、STIKKYというバンドで、ベースを弾いていました。やっぱり、いかつくて奇妙なリズムは入れてきてますが、なんだかもうちょっとパンクロックっぽいです。なかなか愉快な感じもあります。
STIKKY live映像
素晴らしい(とんでもない)音源をリリースしているハードコアレーベルSLAP A HAMのこと、とんでもない奇怪な音源(変なピコピコしたシンセ音にブラストやら変拍子のドラム)の活動、ボーカリストとしての声の素晴らしさ、意外すぎることにNO USE FOR A NAMEのオリジナルメンバー(ギター)でもあること、などなど面白いことはたくさんあるのですが、ベーシストという枠組みから外れてしまうので今回は割愛します。
最後にSPAZZの、素敵なベースラインの数曲
SPAZZ「A Prayer For The Complete & Utter Eradication Of All Generic Pop-Punk」
SPAZZ「Loach」
SPAZZ「Lethal」「Sweatin to the Oldies」
岡亨(JOHNS TOWN ALOHA、BREAKfAST、BOYSNOW …etc.)
Feb 16th
岡氏のベースラインは、ブルージだったりファンキーだったり、かとおもうとものすごい奇怪なフレーズやノイジーな音を出したり、幅広いです。ほどよく歪んだ音です。
BREAKfASTのベーシストとして活躍していた岡氏。僕が高校生のころ、まだベースを始めて間もないころで、BREAKfST『眩暈』に入ってる曲のベースラインを必死に、耳コピしてスケールを覚えました。
僕が大学生になったころに、岡氏がBREAKfASTを脱退する前ぎりぎりの時期のライブを見れました。僕が大学生になって初めて行ったライブです。
BREAKfASTライブ映像。「ヴァイオレントグラインド」という曲です。"VG!!"のところのランニングベース(?)がたまらないですよね。
「BREAKfAST EAT RICE」のファンキーなベースライン。
BREAKfAST「BREAKfAST EAT RICE」
現在はJOHNS TOWN ALOHAでベースボーカルをつとめ、活動しています。DISCHERGEのような、いかつくて、ノイジーなバンドです。
JOHNS TOWN ALOHA
Mike Watt (MINUTEMEN、J Mascis and The Fog、fIREHOSE、Iggy and the Stooges、 …etc.)
Feb 15th
ファンキーなハードコアバンド、MINUTEMENのベーシスト、Mike Watt。初期のMINUTE MENの曲のほとんどはドラムとベースのメロディックなフレーズでなりったっていて、そこにD.Boonのキリキリしたギターが乗るスタイル。
「Joe Mckertony's Ghost」のベースライン聴いてみてくださいよ。同じフレーズ弾いてるだけなのにこのインパクト。僕は初めて聞いたとき、感動しまくりでした。
↓minutemen「Joe Mckertony's Ghost」(埋め込み禁止になっているので、リンクで飛んで見てみてください…)
http://youtu.be/TL34fRDhDn4
ファンキーなベースライン。
minutemen「This ain't no picnic」
たしか僕が大学1年生の時に、Mike Wattが来日。CDわりと低音質だし、曲が結構ニューウェーブっぽいから、この人のベースの音はパキパキの軽い音なんだろうなー、と思ってたんですよ。
ところが、八王子のリンキーにライブ見に行ったら、ありえない音量でにこにこ弾いてました。低音でスタジオ全体がゆれてて、ベースってこんなにとんでもない音が出んのかって。もうね、彼のベースの音しか聞こえないの。
衝撃受けすぎて、その日から僕の音づくりが変わりました。あの音が出したい!!って、今でもよく思います。
fIREHOSEやJ Mascisとの活動The Fog、がっつり聴いてはいないんですが、MINUTEMANよりは歌が中心な印象。爽やかな中にベースの荒々しさが映えて良いですね。
fIREHOSE「Brave Captain」
J Mascic & The Fog
実はストゥージーズ現メンバーでもあるんですよね、この映像見てるとめっちゃSGベース欲しくなる。このリズムとか音のゆるさはSGベースがマッチしてますよね。
Brother's Sister's Daughter (Mike Watt, Shimmy & Yuko Araki)、去年のライブです。渋くてアバンギャルドなセッション。かっこよすぎ。行けばよかった…。
※ 余談ですが、Red Hot Chili Peppersのメンバー(特にFlea)はMINUTEMENが大好きで、Mike Wattに捧げるアルバムとして『Blood Sugar Sex Magik』を作ったらしいです。
※ さらに、ほんとにどうでもいい余談ですが、世の中にはMINUTEMAN(ミニットマン)というめちゃくちゃ紛らわしい名前のバンドがあるので、MINUTEMEN(ミニットメン)のCD買おうと思ってる人は要注意です。僕はMINUTEMEN知ったばかりのころに間違えました。
ベーシストなら一度はMINUTEMEN聴いた方が良い!!
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