これはさすがに狂っていると思います。政策としても、思想としても、設計としても。
特に年収1,000万円超の層に対する負担増が、もはや「調整」ではなく懲罰のレベルです。
人生で1〜2回、人は必ず大きな病気をします。その時は仕事を休まざるを得ない。下手をすれば、収入は一気にゼロです。
そのタイミングで、月35万円の医療費を払えという制度。
しかも、月6万円しか払っていない人と受けている医療は完全に同じ。
さらに言えば、社会保険料は高額所得者の方が普段から圧倒的に多く払っている。
つまりこの制度はこうです。
・平時も高く取る
・有事も高く取る
・見返りは同じ
これを公平と呼ぶなら、言葉の意味が壊れています。
応能負担には賛成です。でもこれは応能負担ではない。「稼ぐ人間は最後まで搾り取る」制度です。
こんな設計を続ければ、どうなるかは明白です。
稼げる人は国外に出る、挑戦する人は減る、税収は中長期で落ちる
そして最後に残るのは、貧しい人と誰も支えられなくなった制度。
まあ私は医療経営者で医療を自己負担なし(福利厚生)で受けられるのだが、一般の中流以上の方にとっては明らかにきつい。これは弱者救済でも何でもないと思う。