サポート切れのスマホを再利用できる DeGoogle OS「iodéOS」
最終更新日:2025年10月31日
Androidデバイスには、「Googleによるデータ収集」と「OSやセキュリティパッチのサポート期間」という大きな問題があります。
近年はハイエンドモデルを中心にサポート期間が延びる傾向にありますが、旧モデルについては多くの場合、OSアップデートが約2年、セキュリティパッチの提供も約3年で終了します。
AndroidをベースとしたカスタムROMは、こうしたサポート終了後のデバイスを再利用するのに適しており、Googleのサービスを利用しないため、原則として個人情報の収集は発生しません。
iodéOS
iodéOS(イオデオーエス)は、フランスの iodé technologiesが開発しているオープンソースのカスタムROMです。
LineageOSをベースとしており、Google関連サービスは除外されていますが、microGを搭載しているため一部の Googleサービスとの互換機能も備えています。また、OTA(Over The Air)によるアップデートや、望ましくない通信のブロックなどもサポートしています。
インストールが可能なデバイスは、グローバルメーカーのモデルが中心です。最も導入しやすいのは Googleの Pixelシリーズです。インストーラーが提供されているモデルについては、ブートローダーをアンロックできればインストールは比較的容易です。
👉️ iodéOSのインストールについての詳細は、以下の記事を参照してください。動画もあわせて掲載しています。
Tips
iodéOSはいわゆる「DeGoogle OS」と呼ばれるカスタムROMで、Googleサービスを排除した Androidです。そのため、Gmailや 連絡先、カレンダー、Googleドライブなど、Googleサービスへの依存度に比例して、使いづらさも大きくなります。
FeliCaを利用した「おサイフケータイ」もサポートしておらず、Google Payも利用できません。
ただし、PayPayのように Google Playのセキュリティ機構に依存していない決済アプリは動作します。
個人的には、Googleサービスの代わりに Protonを利用しており、スマホ決済は「あったら便利」程度なので、日常的な使用に不便さを感じることはありません。しかし、microGを搭載しているとは言え、Playストアのセキュリティに依存しているアプリには機能制限がかかるなど、利用するアプリによっては使用に支障を来す可能性があります。
そもそもインストールに失敗するとデバイスが文鎮化するリスクがあるため、導入を推奨できるものでもありませんが、サポート切れのデバイスを有効利用する手段として、検討の余地はあるかと思います。


コメント