作業効率がアップするクリップボードマネージャー「Ditto」
コピペを多用する場合にありがちなのが、同じテキストを繰り返しコピーする非効率的な操作です。
前にコピーしたテキストを再度利用したい場合でも、対象を探して選択し、「 Ctrl + C 」をやり直す必要があり、この「範囲を選択する」という操作の繰り返しが作業効率の低下につながります。
Windows 10からクリップボードの履歴が使用可能になりましたが、保存できる履歴が最大で25件と少なく、検索機能がないため、履歴一覧をスクロールして目視で探す必要があります。
一方、ホットキーで瞬時にコピー履歴を呼び出し、過去の内容を検索して再利用できるのが、無料のクリップボードマネージャー[Ditto]です。
Ditto
Ditto は、コピーした内容を継続的に保存し、必要なときに素早く呼び出せるクリップボードマネージャーです。テキストだけでなく、画像など複数のデータ形式に対応しており、通常のクリップボードでは扱いにくい作業を効率的に進められます。
ホットキーで履歴ウィンドウを瞬時に呼び出し、履歴を検索して目的の項目をすばやく絞り込むことができます。よく使う項目は[ピン留め]しておけば、リストの上部に固定表示され、繰り返しの利用に便利です。
さらに、ネットワークを経由したクリップボード共有にも対応しており、複数端末間で履歴を同期できます。履歴データは暗号化して保存できるため、安全性を確保した上で利用可能です。また、コピーした内容が自動で保存されるため、作業中に手動で管理する必要がなく、コピペ作業の効率を大きく向上させます。
👉️ Dittoの詳細については、下記の記事を参照してください。
使用感
Ditto を使い始めると、「 Ctrl + ` 」による履歴呼び出しが日常的な操作になるため、Dittoをインストールしていないパソコンを操作した際に、このショートカットが動作せず戸惑うことがあるほど、利用頻度の高いツールになります。
多くのユーザーに継続的に利用され、機能と動作の信頼性が確立しているのも大きな特徴です。また、あいまい検索をサポートしているため、記憶があいまいなワードでも容易に呼び出せます。グループ化やネットワーク同期などの機能も備えていますが、単純にコピー履歴を呼び出せるだけでも作業効率が大きく向上します。
Tips
クリップボードの履歴は、長年 Windowsユーザーが望んできた機能の一つで、Windows 10でようやく 実装されました。しかし、初期設定で無効になっており、提供される機能も Dittoに遠く及びません。
類似アプリには CopyQや ClipClipなどがありますが、多くの環境で Dittoが有力な選択肢になるはずです。


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