【無責任な核廃絶論は2019年に始まった】
被団協は北京やモスクワで核廃絶を叫ぶことはないくせに、日本の政権内で核防衛を検討する者がいたら猛抗議をする。この姿勢は、かつて「共産主義の核兵器は平和目的、米英の核兵器は戦争目的」と主張していた連中とすごい似ておるわけじゃ。なんなんだ!
ワシはな、2019年まで日本が核兵器廃絶を主張するのは「良いこと」だと思っていた。
それはな、日本が絶対的に核攻撃されない、という技術的前提の上で「核廃絶」を主張することは、国防上も国益に適うと考えられたからじゃ。
核攻撃と一口にいっても、時代によって変遷がある。
最初は、時速数百kmの爆撃機が十数時間かけて運搬して投下するやり方しかなかった。これは迎撃機で撃墜できる。
次に、核砲弾や核魚雷など、近接して敵に撃ちこむ核兵器が開発されたが、これも通常防衛で対処できる。
そして、大陸間弾頭ミサイルが開発されて核弾頭が配備されたが、これも宇宙空間近くまで核弾頭をミサイルで打ち上げて、
そこから核弾頭を分離して自由落下させるやり方なので、軌道計算して撃墜できる「ミサイル防衛」という技術が確立されたわけじゃな。
つまり、今までの核兵器廃絶運動は、「日本は絶対に核攻撃されない」という技術的前提があり、
その上で他国に核兵器の放棄を促す性質のものであったから「説得力」があったわけじゃ。
ところが、2019年にその前提が崩壊した。
ロシアが最新型の核ミサイル「アヴァンガルド」を実戦配備した。これは、極超音速滑空体(Hypersonic glide vehicle, HGV)と呼ばれるもので、
①マッハ21以上で飛んでくる
②なので探知から迎撃動作まで3分弱しかない
③自由飛行するので目標地点が特定できない
という特徴を持つ。つまり、撃たれたら迎撃する技術自体が世界のどこにも無いわけだ。
すごい速度で加速して、低空で核弾頭を切り離して滑空させるから、軌道がある旧来のミサイルとは違い、どこが目標地点なのかさえ計算できないわけだ。
特に日本は、東京から博多まで一本のラインに人口6000万人以上が集中して住んでいるので、このラインを狙われたら確実に6000万人が死ぬ。
もちろん、世界各国はその新型ミサイルをどうにか迎撃しようと日本もアメリカも技術者が頑張っており、
将来的には「迎撃できるシステムは導入できる」という話になっておるわけじゃが、
つまり言い換えれば、現状は迎撃できないわけだよな。
この極超音速滑空体は、中国に技術供与され、「東風DF」として既に実戦配備されている。
つまりな、2019年までの「日本の核廃絶の主張」とは、筋が通っていたわけじゃ。ところが、2019年に技術が革新されたのに、まだ前時代のことを主張している「馬鹿」になったわけだな。
迎撃する技術がないのに、核廃絶だけしても無責任すぎるだろ。
だから、現状、「核兵器に対する防衛」とは、物理的に迎撃することではなく、「核攻撃したら相撃ちになりどちらも滅亡する」という物理的状況をつくり、相手国の戦争指導者の心理を抑制する、という方法しかないわけだ。
ただ、「抑止効果」を理解できない馬鹿は昔からいた。
昔は、荘園を貴族に寄進して、その貴族の名前を掲げることで、略奪や徴税を回避する「寄進地系荘園」が沢山あったわけだが、
それでも野盗とか、抑止力を理解できないカスみたいのは一定いて「苅田狼藉」(勝手に作物を収穫してしまう略奪行為)とか起きたわけじゃ。もちろんすぐ捕まって処罰されるわけだが。
なので「抑止力は効果がない」とかいうのは「犯罪者の子孫」なので無視してよい。普通の人間には効果がある。
そしてな、日本の自衛隊も、既にこの「新型ミサイル」は開発に成功し、来年から実戦配備される。島嶼防衛用高速滑空弾というコードネームだな。
ただ、ミサイルはできても、それに載せるものがない。だからこそ、「抑止効果」がなく「国防」に穴がある。
その穴をどうやって埋めるかが、2019年以来の懸念なわけだ。
それには、①日米安保改正をして核報復義務を法定 ②アメリカと核兵器を共有(共同所有なら核不拡散条約にも抵触しない) ③この二つが不可能ならば核保有 というコースしかないじゃろう。
ほか、ロシアは3M22 ツィルコンという新型巡航ミサイルも開発し、これも音速を超えるミサイルなんじゃが、
ウクライナ戦線に実戦投入された際、5発が発射され、うち2発をウクライナ軍に供与されたパトリオットミサイルで迎撃に成功しとる。
でも、この割合なんだよな。成功率40%じゃ。
以上までの経緯から、なぜワシがいま「日本の核防衛」にこだわっているか、伝わったと思う。
昔は、核兵器を迎撃する技術があった。だから、防衛技術を前提にして日本が世界に核廃絶を呼びかけることに意味があった。
しかし、2019年以降は核兵器に対する防衛技術がないのに、自国の核防衛を置き去りにして「観念的な核廃絶論」となった。
技術の進歩に政治が追い付かず、まるで機関銃があるのに「歩兵による突撃が有効」とか、飛行機による長距離攻撃の時代になったのに「戦艦の大砲が有効」とかいっとった歴史上のアホとおんなじ連中がいま「核廃絶」とか言うとるわけじゃ。
無責任すぎる。日本人の命をカスだと思っとるじゃろ!
みんな、核兵器の問題をもっと真剣に考えてな。
今のままだと滅亡のときは近いぞ!
日米安保の抑止力が低下しているから、中国が「核の恫喝」をしてきたんだからな!
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