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[長崎県]平戸の生月町博物館・島の館 文化・歴史発信し30年 式典で中園館長「役割果たす」

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島の館30年の歩みを振り返る中園成生館長(右)

 長崎県平戸市の生月町博物館・島の館が開館30周年を迎え、現地で節目を祝う式典が開催された。

 同館は江戸時代に日本最大規模を誇った益冨組による捕鯨や、長い迫害にもめげず受け継がれた隠れキリシタンの信仰、豊かな自然の中で育まれてきた農漁業の姿などを紹介。折々の企画展や隠れキリシタン口伝の祈り「オラショ」の実演などで注目を集めている。

 11月29日の式典では松尾有嗣市長が「市民の生涯学習の、また来館者の文化観光の一拠点として、より一層の研さんを積みたい」とあいさつ。同市議会議長で、益冨組の宴席などで歌い継がれた「生月町勇魚捕唄(いさなとりうた)保存会」の近藤芳人会長は「地域住民の情熱あっての30年だった。今後も誰もが気軽に訪れ感動を共有できる場の創出に努めましょう」と話した。

 同館学芸員を経て、2023年から館長を務める中園成生さんがスライドを上映しながら、18年の世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録時の思い出など歩みを振り返った。「かくれキリシタンの起源」「日本捕鯨史概説」などの著書がある中園館長は「これからも地域の情報を集めて発信し、博物館としての役割を果たしたい」と抱負を語った。(福田章)

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