- 1バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:36:10
- 2バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:40:47
イベント4(戦闘)(研究施設前)
研究施設の前で、ブロントさんと棗イロハのタッグが休息を取っていた。 ブロントさんは愛剣を磨きながら、延々と武勇伝を語っている。
ブロントさん 「俺の黄金の鉄の塊でできているナイトとしての立ち回りが、この戦場でも輝くのは確定的に明らか」
棗イロハ 「はぁ……。ブロントさん、少し静かにできませんか? 敵に見つかりますよー」
そこに、空腹を抱えた黒(ヘイ)が無表情で現れる。 黒は二人の持っている食料(レーション)に目をつけた。
黒 「……食い物を置いていけ。そうすれば見逃す」
ブロントさん 「何いきなり話しかけてるわけ? 謙虚なナイトに対して強盗とは、お前、忍者が汚いなさすが忍者きたない」
棗イロハ 「また忍者ですか……。はぁ、めんどくさいですねぇ。虎丸、お願いします」
イロハが本を取り出し、戦車「虎丸」を召喚して砲撃を加える。 ブロントさんも盾を構え、鉄壁の防御で黒の電撃とナイフを防ぐ。 黒はワイヤーを駆使して立ち回るが、ブロントさんの硬さとイロハの的確な支援砲撃に攻めあぐね、無駄な消耗を避けて撤退した。
💥
(黒、撤退!)
- 3二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:41:45
これ闇のフィクサーは参加者に紛れているタイプ?
それとも完全外野でラストに出てくるタイプ? - 4二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:42:49
「もうついたのか!」「はやい!」「きた!盾きた!」「メイン盾きた!」「これで勝つる!」
- 5バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:43:18
イベント5(交流)(森林)
森林地帯を進む一ノ瀬宝太郎とアルトリア・ペンドラゴンの前に、カミナが一人で佇んでいた。カミナは相棒のマーベラスを失い、空を見上げていたが、その目にはまだ炎が宿っていた。
カミナ 「よう、兄弟。……いや、今は一人か」
一ノ瀬宝太郎 「カミナさん……。あの、キャプテンさんは……」
カミナ 「……あいつは、派手に散ったよ。だがな、俺は止まれねえ。あいつの分まで、天元突破してやるのが俺の流儀だ!」
アルトリア・ペンドラゴン 「……貴公の友は、勇敢であった。前を向くのだな。貴公の魂はまだ燃えている」
宝太郎たちの励ましを受け、カミナは再び歩き出した。
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー、回復)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場、テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(オール・フォー・ワンとパートナー)、 一ノ瀬宝太郎(アルトリア・ペンドラゴンとパートナー)、アルトリア・ペンドラゴン(一ノ瀬宝太郎とパートナー)、 ヤン・バレンタイン、災厄の魔女カラミタス(協力者)、 カミナ、 棗イロハ(ブロントさんとパートナー)、ブロントさん(棗イロハとパートナー)、 黒、上条当麻
重傷者リスト: なし
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ
- 6二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:44:22
- 7二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:45:43
あうう…ド…ドリーマーズロワに主催がいたことないから分からない
- 8二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:46:06
- 9二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:46:31
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:46:37
- 11バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:47:50
第9ターン:喪失の痛み、真実の欠片
イベント1(戦闘)(森林)
森林の奥深くで、アルトリア・ペンドラゴンと一ノ瀬宝太郎のタッグは、黒(ヘイ)と対峙していた。 黒は二人の持つ食料と装備を狙い、容赦ない攻撃を仕掛ける。 彼を突き動かしているのは、ただ一つの願い。行方不明の妹、銀(イン)との再会だ。
黒 「……俺は、生き残らなければならない。あいつに会うまでは……!」
一ノ瀬宝太郎 「やめるんだ! 俺たちは戦いたくない!」
宝太郎がガッチャードに変身し、黒の電撃を受け止める。 だが、黒の実戦経験と執念は、宝太郎の甘さを遥かに上回っていた。 黒はワイヤーで宝太郎の動きを封じ、一瞬の隙を突いて懐に飛び込む。 電流を纏った手刀が、宝太郎の変身ベルトごと腹部を貫いた。
一ノ瀬宝太郎 「が……っ、あ……」
アルトリア・ペンドラゴン 「宝太郎!!」
アルトリアの聖剣が閃光となり、黒を襲う。 黒は致命傷を避けようとしたが、騎士王の怒りの一撃は彼の反応速度を超えていた。 不可視の剣が黒の胴体を両断する。
黒 「……イン……」
薄れゆく意識の中で、彼は夜空に輝く星を見ることもなく、ただ妹の名を呟いて崩れ落ちた。 再会の願いは、この冷たい森の中で永遠に絶たれた。
(黒、死亡!)
アルトリアは変身が解けた宝太郎を抱きしめる。 宝太郎の傷は深く、すでに助かる見込みはなかった。
一ノ瀬宝太郎 「ごめん……なさい、アルトリアさん……。俺、みんなと……ガッチャ、したかったな……」
アルトリア・ペンドラゴン 「謝らないでください。貴公は……立派な勇者でした。安らかに眠りなさい」
宝太郎はアルトリアの腕の中で、静かに息を引き取った。 騎士王の瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちる。
(一ノ瀬宝太郎、死亡!)
- 12二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:48:38
割と闇の猿展開を感じるよねパバ
- 13二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:48:44
(書き込もうとしたら埋まったからこっちに書くのん)
前スレ>>195
お言葉ですがシミュロワでも死姦は確か殆どありませんでしたよ
かなり前のロワでミカが喧嘩稼業の石橋に斬殺された際にされたんじゃとか言われてたくらいなんだあっ
まっボボパンした後惨殺とかだとハルナ相手にやらかしただろう人面獣心のクソ野郎とかもいるからバランスは取れてるんだけどね
- 14二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:48:57
あかんやんお宝ちゃん
りんねちゃんが悲しむで - 15二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:49:03
- 16二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:49:11
この主催者の邪悪さといらんことのやらかし度合い考えるとマーダーとして暴れてる赤音にしれっと伊烏が死んでること伝えて戦意喪失させたりしそうなのんな
まぁ過去のドリーマーズゲームと何処まで繋がってるのかはわからんのやけどなブヘヘヘヘ - 17バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:49:39
イベント2(交流)(森林)
宝太郎たちの死闘があった場所から少し離れた場所で、テュフォンと宮沢鬼龍は奇妙なものを発見していた。 草むらに打ち捨てられた、無骨なメガホン型の放送器具。そして、液晶画面にヒビが入った携帯ゲーム機である。
テュフォン 「おじちゃん、みてー! これ、あのアナウンスの人のかなー?」
宮沢鬼龍 「……ほう。このゲーム機、まだ微かに熱を持っているな」
鬼龍は周囲の木々を見渡し、鋭い眼光を走らせる。 これらが放置されているということは、あの放送は遠い司令室からではなく、このフィールドのすぐ近くで行われていたことを意味する。
宮沢鬼龍 「フン。つまり、あのふざけた『現場監督』とやらは、安全圏から高みの見物をしているわけではないということか。……面白い。このフィールドのどこかに潜んでいるのなら、引きずり出して殺してやるのも一興だ」
テュフォン 「そっかー! 悪いヤツは、近くにいるんだね! 探しだして、お仕置きしなきゃ!」
現場監督は、この場所のどこかに潜んでいる。 二人の胸に、単なる生存を超えた「運営への反逆」という新たな選択肢が芽生え始めていた。
- 18二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:50:07
何って…ガッチャやん
- 19二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:50:18
なんやねんその"ガッチャ"って!?我は知らんで
- 20二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:51:08
ガッチャはガッチャなんだよ…(ケミー書き文字)
- 21二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:51:27
オーマイガッチャ(演者書き文字)
- 22バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:53:17
イベント3(戦闘)(河原)
河原では、単独で移動していたホムラが、武田赤音に捕捉されていた。 武田はホムラの脚を斬りつけ、逃げられないようにした上で、嗜虐的な笑みを浮かべていた。
武田赤音 「いい声で鳴くじゃねえか。なあ、もっと斬らせろよ。お前のその綺麗な肌が、グチャグチャになるのを見せてくれ」
ホムラ 「くっ……! あなたは……何のために……!」
武田赤音 「何のため? バカかお前。斬りたいから斬る、壊したいから壊す。そこに理由なんてねえよ。俺にとって他人は、肉塊かオモチャでしかねえんだ」
武田はホムラの尊厳を踏みにじるように、彼女の顔を靴底で踏みつけた。 ホムラの悲鳴を聞いて、武田は恍惚とした表情を浮かべる。
ヘイト管理難しーよ(泣)
- 23二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:54:41
- 24バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:54:55
そこに、静かな、しかし大地を揺るがすほどの怒気を孕んだ声が響いた。
宮沢静虎 「……そこまでですッ!!」
静虎が猛然と飛び込み、武田の剣を「波濤返し」で弾き飛ばす。その背後から、金木研も続く。
金木研 「そこの女の人から離れてください! それだけでいいから……」
武田赤音 「あぁ? なんだテメェら。俺の楽しみを邪魔すんじゃねえよ」
宮沢静虎 「そうですか、あなたにとっては暴力は楽しみなのですね。仕方がありません。私は今から、暴力を使ってあなたを従わせます。お覚悟を」
静虎の拳が唸りを上げる。 武田は舌打ちをし、金木を標的に定めて斬りかかった。 金木は赫子で防御しようとするが、武田の剣速はそれを上回る。 刃が金木の脇腹を深々と抉った。
金木研 「ぐ、うぅぅッ……! が、はっ……!」
金木は喉の奥から絞り出すようなうめき声を上げ、血反吐を吐いて崩れ落ちる。 その痛々しい姿に、静虎の怒りが頂点に達する。
宮沢静虎 「金木君ッ!! あなた、これ以上は本当に加減しませんよ」
静虎の気迫に圧された武田は、舌打ちをして距離を取った。
武田赤音 「チッ、興が削がれた。……まあいい、楽しみはとっておいてやるよ」
武田は捨て台詞を吐いて撤退した。 静虎は、苦痛にのたうち回る金木と、傷ついたホムラを庇うように立ち尽くした。
(金木研、重傷!) (ホムラ、重傷!)
- 25二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:55:04
(良心勢が死に始めてから殺伐としてきて)怖いです
- 26バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:56:01
イベント4(交流)(研究施設)
研究施設の一角で、災厄の魔女カラミタスは一人佇んでいた。 そこに、不幸にも道に迷った上条当麻が現れる。
上条当麻 「はぁ……。迷った上に靴紐切れるし、最悪だ……。って、あれ? あんた、さっきの……」
災厄の魔女カラミタス 「……またあなたね。懲りない人」
上条当麻 「いやー、偶然ってやつでさ。……あんた、ずっと一人なのか? なんか辛そうな顔してるけど」
カラミタス 「……私に関わらないで。私は災厄を呼ぶ魔女よ。近くにいるだけで、あなたも不幸になるわ」
上条当麻 「不幸なら慣れっこだよ。俺の人生、不幸じゃない日なんてないからな! でもさ、誰かが悲しんでるのを放っておく方が、もっと不幸な気がするんだ」
上条の屈託のない言葉に、カラミタスは虚を突かれたように目を見開く。 彼女の背負う罪悪感、世界への絶望。それらを「不幸」という一言で片付け、隣にいようとする少年の無邪気さ。 それは、彼女が長い間忘れていた「温もり」のようなものだった。
災厄の魔女カラミタス 「……変な子。私の罪も知らないくせに」
上条当麻 「罪とかよくわかんねーけどさ。腹減ってないか? 俺、さっき拾った缶詰あるんだけど」
二人の間に、奇妙な友情のようなものが芽生え始めていた。 それは、やがて来る悲劇の序章でもあった。
- 27二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:56:38
興が削がれた参加者多っ……多いーよ
- 28二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:57:10
も…もうブロントさんに頑張ってもらうしかない…
- 29バトロ渡哲也25/12/20(土) 22:57:21
イベント5(交流)(ホテル)
ホテルの一室で、棗イロハとブロントさんは作戦会議(?)をしていた。 そこへ、相棒のマーベラスを失ったカミナが、傷心を引きずりながらも気丈に振る舞いながら合流してくる。
カミナ 「よう、そこの二人。ここ、少し休ませてもらってもいいか? ……ちと、疲れたんでな」
ブロントさん 「おやおや、見るからに満身創痍だな。俺の黄金の鉄の塊でできている盾で守ってやるから、ゆっくり休むといい。ナイトは仲間を見捨てない」
棗イロハ 「はぁ……また人が増えましたねぇ。まあ、賑やかなのは嫌いじゃないですけど。……あの、無理して笑わなくていいですよ?」
イロハはカミナの強がりを見抜き、さりげなくお茶を差し出す。 カミナはその気遣いに感謝しつつ、苦笑いを浮かべた。
カミナ 「へっ……バレちまったか。ありがとな。……お前ら、いいコンビだな」
ブロントさん 「当然だ。俺たちの連携は確定的に明らか。お前も、俺たちのパーティーに入れば最強に見える」
カミナは二人の凸凹ながらも温かい関係に、少しだけ心を救われたようだった。
生存者リスト: 金木研(重傷、宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(重傷、フリーナ死亡でパートナーなし)、 アイアン木場、テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(オール・フォー・ワンとパートナー)、 アルトリア・ペンドラゴン(パートナー死亡)、 ヤン・バレンタイン、災厄の魔女カラミタス(協力者)、 カミナ(パートナー死亡)、 棗イロハ(ブロントさんとパートナー)、ブロントさん(棗イロハとパートナー)、 上条当麻
重傷者リスト: 金木研、ホムラ
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎
- 30二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:57:49
正直ヘイト稼ぎだとしても何の罪もないフリーナ殺すのはやりすぎなんだよね
- 31二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:58:11
- 32二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:58:12
も、もう半分近くまで減ってるのか
- 33二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:59:12
- 34二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:59:29
- 35二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:59:39
おそらく尊鷹ウイルスの亜種だ
- 36二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 22:59:47
赤音にAFOにヤンと碌でもない奴に限ってほぼ無傷でピンピンとしててリラックスできませんね
- 37二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:00:27
- 38バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:01:05
第10ターン:守るべきもの、捨て去るもの
イベント1(交流)(河原)
夜の河原。宮沢静虎は、前ターンで武田赤音から受けたダメージに苦しむ金木研の手当てを終えた。 静虎は金木に背を向けたまま、静かに頭を下げる。
宮沢静虎 「金木君。申し訳ありませんでした。私が甘く武田さんをあしらおうとしたせいで、君にこれほどの怪我を……」
金木研 「……やめてください、静虎さん。あなたが謝ることなんてない。……全然痛くなんかないですよ」
金木はそう言って、無意識に顎に手をやった。 それは彼が何かを隠そうとする時、あるいは無理をして嘘をつく時の癖だった。 顔色は蒼白で、脂汗が滲んでいる。痛くないはずがない。 それでも彼は、自分を助けてくれた恩人に心配をかけまいと、精一杯の強がりを見せたのだ。
宮沢静虎 「……金木君。君は、強いですね」
静虎はその嘘に気づきながらも、あえて指摘せず、その優しさを受け止めた。 金木は自分のコートを脱ぎ、隣で震えているホムラの肩にかける。
ホムラ 「……金木さん。ありがとうございます。でも、あなたは怪我をしているのに……」
金木研 「僕は大丈夫ですから。……ホムラさんこそ、顔色が悪いですよ」
ホムラ 「……私は、駄目ですね。フリーナさんを守れなかった。あんなに怯えていたのに、私は何もできなくて……」
ホムラの瞳から涙がこぼれる。パートナーを喪った喪失感と、無力感。 金木は静かに彼女の隣に座り、夜空を見上げた。
金木研 「……僕も、何もできませんでした。でも、だからこそ思うんです。もう二度と、こんな思いはしたくないって。……月並みの言葉ですけど、僕たちが生き残って、彼女たちの分まで生きていくことが、せめてもの報いになるんじゃないでしょうか」
ホムラ 「生きる……そうですね。私たちがここで諦めたら、フリーナさんの死が無駄になってしまいます」
傷ついた二人の心が、静かに寄り添った一瞬だった。
(金木研、宮沢静虎、ホムラ、行動を共にする!)
- 39二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:02:13
- 40二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:03:22
- 41二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:03:24
これでフィクサーがお咎めなしだったらボボパンするためのクローンロワ的な奴を開催してもいいと思うのは…俺なんだ!
- 42二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:04:25
見てみぃクローンロワのあの殺伐とした布陣を
闇のフィクサー、お前は今からアレ以上の屈辱を受けるんだ
悔しいだろうが仕方ないんだ - 43二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:04:30
- 44バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:04:32
言い訳させてもらうと現場監督の「キャラ被り」の発言は軽口程度だと解釈してたんだァ
参加者に自分という勝敗条件を揺るがしうるギミックの存在を知らしめるために殺したという感覚っ
全ての責任はその出力方法の猿さを見抜けなかった私にあると思ってる
- 45二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:04:57
- 46二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:05:40
- 47二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:05:51
いやぁみんなの感想聞いとるとタフロワ外道四皇が久々に更新されそうやのォ ですねぇ
- 48バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:06:15
イベント2(戦闘)(公園)
静まり返った公園の入り口。移動を始めた金木、静虎、ホムラの前に、アイアン木場が立ちふさがった。 木場は静虎を見据えると、丁寧だが底冷えする声で語りかける。
アイアン木場 「……宮沢さん。やはり、あなたはこの世界でも『何か』を背負わずにはいられないのですね。その無力な若造と、甘ったれた女。彼らは、あなたにとっての『大切なもの』なのですか?」
宮沢静虎 「木場さん。私に大切なものができたのなら、それは喜ばしいことではありませんか。人は守るものがあってこそ、本当の意味で強くなれるのです」
アイアン木場 「……私を愚弄するのも大概にしてください。あなたがそのように他者に慈悲を注ぐたび、私の中の飢えは加速する。宮沢さん、あなたがその『大切なもの』を喪い、絶望に顔を歪める瞬間を……私は心から待ち望んでいるのですよ」
木場は挑発を投げかけるが、静虎は揺らぐことなく毅然とした態度でそれを受け流した。 木場は今この場で戦っても、静虎の「守るべきものへの意志」を崩せないと判断したのか、不気味な笑みを残して闇へと消えた。
アイアン木場 「今は、その時ではないようだ。……宮沢さん、せいぜい彼らを大事に慈しんでおいてください」
- 49二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:06:43
- 50二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:07:15
木場がなんか不穏ですね…
一人称も闇フィクと同じ「私」だしもしかしてコイツがフィクサーなタイプ? - 51バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:07:52
イベント3(交流)(公園~治療スペース)
木場が去った後、金木とホムラは安堵の息をつくが、静虎の表情は険しいままだった。
金木研 「……あの人、怖いですね。まるで、静虎さんを憎んでいるみたいで……」
宮沢静虎 「ええ。ですが、彼よりも恐れるべき存在がいます。……兄です」
ホムラ 「お兄さん……ですか?」
宮沢静虎 「宮沢鬼龍。私の双子の兄であり、この世の悪徳を煮詰めたような男です。……先ほどの木場さんとの会話で、確信しました。兄も、この戦場にいます」
一卵性双生児ゆえの感応。静虎は、どこかから自分を嘲笑う鬼龍の視線を感じ取っていた。
静虎は金木とホムラの身を案じ、治療スペースへ向かうことを決める。 だが、その道中で、治療スペース付近を徘徊し、獲物を待ち構えるヤン・バレンタインの殺気を察知した。
宮沢静虎 「金木君、ホムラさん。ここで待機していなさい。……先ほど言いましたね。強さは、誰かを活かすためにあるのだと。私が、この場所を『誰でも安心して癒される場所』に戻してきます」
金木研 「静虎さん……! 待ってください、一人でなんて……」
宮沢静虎 「大丈夫ですよ。私の自己満足に、もう少しだけ付き合ってください」
静虎は温和な笑みを浮かべたまま、一人で治療スペースの方へと歩き出した。
- 52二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:08:26
お前は主催に謝らせた上でこのロワが終わるまでずっと悪態をつき続ける気か?
- 53二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:08:48
- 54二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:08:53
- 55二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:10:19
- 56二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:10:27
- 57バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:10:35
イベント4(戦闘・タッグ結成)(森林)
森林の奥深くで、アルトリア・ペンドラゴンは息を潜めていた。 パートナーの一ノ瀬宝太郎を失い、単独行動を余儀なくされていた彼女の背後に、下卑た笑い声が迫る。 ヤン・バレンタインである。彼は聖園ミカの遺体を没収された欲求不満を、新たな獲物で晴らそうとしていた。
ヤン・バレンタイン 「ヒャッハー! 上玉発見だぜぇ! おい騎士サマ、そんな堅苦しい鎧なんか脱いで、俺様と遊ぼうぜぇ! 俺のご機嫌なマシンガンをぶち込んでやるよ!」
アルトリア・ペンドラゴン 「……下衆が。貴公のような輩に、私の剣を汚されたくはない」
ヤン・バレンタイン 「強気だねぇ! その高潔なツラが、快楽で歪むのを見るのが楽しみだぜ! さっきのガキ(ミカ)みたいになぁ!」
ヤンがマシンガンを乱射しながら肉薄する。 アルトリアは聖剣で応戦するが、ヤンの吸血鬼としての再生能力と、常軌を逸した暴力性に苦戦を強いられる。 ヤンがアルトリアの腕を掴み、ねじ上げようとしたその時――
- 58二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:11:03
クソなのは本ロワの主催者であって……神バトロワ主催者であるバトロ渡哲也ではないでヤンス
- 59バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:12:04
「テメェ! 女相手に何やってやがるッ!!」
横合いから飛び込んだ影が、ヤンの顔面を強烈に殴り飛ばした。 カミナである。彼は相棒のマーベラスを失った悲しみを怒りに変え、拳を握りしめていた。
カミナ 「汚ねえ手で触るんじゃねえ! その人はな、気高く生きてんだよ! テメェみたいなクズが触れていい相手じゃねえんだよ!」
ヤン・バレンタイン 「あぁ!? 痛ってぇなクソが! 邪魔すんじゃねえ!」
ヤンはカミナに銃口を向けるが、カミナの放つ「男気」と、アルトリアの「王気」に挟まれ、分が悪いと悟る。 「チッ、今日はツイてねえな! 覚えてやがれ!」 ヤンは悪態をつきながら、森の奥へと逃げ去った。
アルトリア・ペンドラゴン 「……助かった。貴公は……」
カミナ 「へっ、礼には及ばねえよ。俺はカミナ。……アンタも、一人か?」
アルトリア・ペンドラゴン 「ああ。……友を、守れなかった」
カミナ 「奇遇だな。俺もだ。……どうだ、俺と組まねえか? 互いの背中を守り合えば、あんなクソ野郎ども蹴散らして、弔い合戦も派手にやれるだろ」
アルトリアはカミナの真っ直ぐな瞳を見て、かつての円卓の騎士たちに通ずる熱さを感じた。 「……良かろう。我が剣、貴公と共に在ろう」
(カミナとアルトリア・ペンドラゴン、タッグ成立!)
- 60二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:12:39
やばっ ヤン・バレンタインが早急に退場した方がいいように見える
- 61二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:12:57
おおっ!相方を亡くした者同士のタッグができた!
- 62二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:13:24
- 63バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:13:30
イベント5(戦闘)(河原)
河原では、駆紋戒斗と飛電或人のタッグが、武田赤音と遭遇していた。 武田は前ターンで金木たちを取り逃がした鬱憤を晴らすため、二人に襲いかかる。
武田赤音 「ヒャハッ! 仮面野郎どもか! 俺の斬撃、その装甲ごと叩き斬ってやるよ!」
駆紋戒斗 「……下郎が。貴様のような悦楽のための殺戮、俺は認めん」
飛電或人 「人の命を何だと思ってるんだ! 俺たちが止める!」
戒斗のバロンと或人のゼロワンが、武田の剣技と激突する。 武田の速さは驚異的だが、二人のライダーの連携もまた強固だった。 互いに決定打を与えられず、消耗戦の様相を呈してくる。
武田赤音 「チッ、しぶとい野郎どもだ。……今日はツイてねえな」
武田は舌打ちをして距離を取り、闇に紛れて撤退した。 戒斗と或人もまた、深追いはせずに体勢を立て直した。
💥
(武田赤音、撤退!)
生存者リスト: 金木研(重傷、宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(重傷、フリーナ死亡でパートナーなし)、 アイアン木場、テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(オール・フォー・ワンとパートナー)、 アルトリア・ペンドラゴン(カミナとパートナー)、カミナ(アルトリア・ペンドラゴンとパートナー)、 ヤン・バレンタイン、災厄の魔女カラミタス(協力者)、 棗イロハ(ブロントさんとパートナー)、ブロントさん(棗イロハとパートナー)、 上条当麻
重傷者リスト: 金木研、ホムラ
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎
- 64二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:13:42
そんなに尻丸したいなら闇フィクに尻丸しろって思ったね
- 65バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:15:23
第11ターン:悪意の試練と神の戯れ
イベント1(戦闘)(治療スペース)
静虎は、治療スペースの前で待ち構えていたヤン・バレンタインと対峙していた。 ヤンは、前のターンでカミナに邪魔された苛立ちを隠そうともせず、銃口を静虎に向ける。
ヤン・バレンタイン 「なんだテメェ、説教しに来たのか? 偽善者野郎が!」
宮沢静虎 「……ヤンさん。治療スペースを使わせてもらえませんか。傷ついた若者たちが、癒やしを求めているのです」
ヤン・バレンタイン 「知ったことかよ! 弱ェ奴は死ぬ、それがこの世の真理だ! テメェもここでミンチにしてやるぜェ!」
ヤンがマシンガンを乱射する。静虎は悲しげに目を伏せ、しかし一瞬で間合いを詰めた。 弾丸すべりで銃撃を無効化し、ヤンの懐に潜り込む。
宮沢静虎 「対話は不可能ですか。……残念です。少し、眠っていただきますよ」
静虎の指先が、ヤンの胸の中央(膻中)を鋭く突いた。「灘神影流・幻魔拳」 肉体的なダメージではなく、神経系を一時的に過剰興奮させ、直後に強制的シャットダウンを誘発する秘技。 ヤンは白目を剥き、引き金を引く指が凍りついたように止まる。 そのまま糸が切れた人形のように崩れ落ち、昏倒した。
(ヤン・バレンタイン、昏睡!)
一撃で殺さない…やはり静虎はただの偽善者か
- 66二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:16:17
ヤンが原作の性格や言動も相まってこれまでに居なかったタイプのマーダーになってて笑ってしまう
ワシは好きだが…コンプラ的には大丈夫か? - 67二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:16:52
- 68二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:17:24
- 69バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:18:39
イベント2(戦闘)(公園)
静虎が治療スペースへ向かい、ホムラと共に待機していた金木研の前に、一人の男が現れた。 静虎と瓜二つの顔を持つ男――宮沢鬼龍である。 金木は一瞬、静虎が戻ってきたのかと安堵するが、すぐにその異質な殺気に気づき、戦慄する。
金木研 「し、静虎さ……いいえ、違う! あなたは……!」
宮沢鬼龍 「フン。弟に似ているだけで気を許すとはな。甘い、甘すぎるぞ金木研」
鬼龍は無造作に歩み寄り、圧倒的な威圧感で金木を押し潰そうとする。 金木は赫子を展開して応戦するが、鬼龍の「灘神影流」を極めた動きの前では、赤子の手をひねるようにあしらわれてしまう。
宮沢鬼龍 「そんなものか。それでは大切な仲間(ホムラ)も守れないぞ。弟が選んだ男にしては、期待外れもいいところだ」
金木研 「くっ……! 僕は……!」
防戦一方の金木だったが、「守れない」という言葉が、彼の中に眠っていた静虎の教えと、ホムラへの想いを呼び覚ました。
(静虎さんが戻ってくるまでの間、彼女を守れるのは僕しかいない……少しでも、時間を!)
金木は静虎に教わった呼吸法を一気に爆発させ、鬼龍の懐へ飛び込む。
金木研 「……そこだッ!」
金木の放った、不器用ながらも迷いのない一撃が、鬼龍の腹部に浅く入った。
宮沢鬼龍 「……ふん。やるじゃないか」
その瞬間、木陰からテュフォンが姿を現し、二人の間に割って入った。
テュフォン 「おじちゃん、もういいよー! カネキお兄ちゃん、頑張ったもん!」
金木研 「え……? あの時の、女の子……?」
宮沢鬼龍 「……悪かったな。少し試させてもらった。あのガキが、どうしてもお前らを仲間にしたいと言うんでな」
鬼龍とテュフォンは、運営を打倒する「ルートβ」のために、静虎の力を必要としていた。 彼らは、静虎が守ろうとする金木が、共闘に値する意志を持っているかを手加減しながら確認していたのだ。
(金木研、試練を突破!)
- 70二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:19:46
- 71二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:19:52
- 72二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:20:23
>>し、静虎さ……いいえ、違う! あなたは……!
おーっしずこさんだと思われるやん
- 73二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:20:58
ギャラクティックノヴァやマスタークラウンみたいに願望機自身が邪悪な意思を持ってたらまた変わったのかもしれないね
- 74バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:21:15
イベント3(交流)(ホテル)
ホテルの一室で、カミナとアルトリア・ペンドラゴンのタッグが、棗イロハとブロントさんのコンビと遭遇していた。 カミナはイロハの戦車(虎丸)を見て、目を輝かせる。
カミナ 「おいおい、すげえモン持ってんな! これで敵陣にカチ込むのか!?」
棗イロハ 「いえ、これは私の書斎兼ベッドですけど……。はぁ、熱血漢って苦手なんですよねぇ」
ブロントさん 「フン、見かけ倒しの鉄塊に頼るとは、お前、忍者が汚いな。俺の盾の方が遥かに硬いことは確定的に明らか」
アルトリア・ペンドラゴン 「……貴公ら、変わった組み合わせだな。だが、その絆は本物のようだ」
豪快なカミナ、生真面目なアルトリア、マイペースなイロハ、唯我独尊なブロントさん。 全く噛み合わないようでいて、奇妙な調和を見せる四人の交流。 殺伐とした戦場における、数少ない穏やかな時間だった。
🤝
闇のフィクサーの存在が勝敗条件を揺るがしうるのかもしれないね
- 75二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:21:20
しずとらか ワシも昔はそう呼んでたぞ
- 76二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:22:48
- 77二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:24:05
あわわお前はさっきポチェモブの方のロワでボス格なのに出オチした雑魚キャラ
- 78二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:24:57
ぬおおお腐れ吸血鬼ぶっ殺してやるッ
- 79バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:26:49
イベント4(事件)(研究施設)
研究施設の廊下で、上条当麻は不幸にも配管から漏れた蒸気を浴び、走り回っていた。 上上条当麻 「あちちち! なんで俺だけこんな目に!」
その様子を、ノイズを纏った「謎の男(現場監督)」が見下ろしていた。
謎の男 「……君、本当に運がないねぇ。ところで、もうちょっとヒント上げないとみんな辿り着けないのかなあ。君には生き証人ならぬ”死に証人”になってもらうよ」
男が指を鳴らし、黒い霧のような腕を上条の首へと伸ばす。 上条は気づいていない。絶体絶命の危機。 その時、災厄の魔女カラミタスが割って入った。
災厄の魔女カラミタス 「……待って」
謎の男 「おや。カラミタス。君が私に異を唱えるなんて珍しいね。以前伝えたけど、ここにいる彼は本来の彼じゃない。いや、君や私含めてみんな本来の世界のオリジナルとは別人なんだよ?」
災厄の魔女カラミタス 「……わかっているわ。でも、彼を殺すのは今じゃない。彼を含め、私たちだって元の世界線とは違う存在……ただのデータに過ぎないのかもしれない。……それでも、私は、この子を……このお節介焼きを、今ここで消してほしくないの」
カラミタスの言葉は、普段の冷徹な彼女からは想像もつかないほど、必死な熱を帯びていた。 謎の男はカラミタスの瞳をじっと見つめ、やがて肩をすくめて笑った。
謎の男 「……いいよ! 君がそこまで言うなら、彼の出演時間を少しだけ延ばしてあげよう。役者が台本を書き換えたがるのも、ライブ感があって面白いからね」
黒い腕は煙のように消え、男はハミングしながら去っていった。 上条は何も知らず、蒸気から逃れて「ふぅ、助かった……」と安堵していた。
へっプロトタイプでセラスもどきをレイプッしてた吸血鬼がなんか言ってるよ
- 80二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:28:22
ウム…現場監督の闇フィクが書いたクソみたいな台本は必要ないんだなァ
- 81バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:28:34
イベント5(交流)(河原)
河原の薄暗い橋の下。武田赤音とオール・フォー・ワン(AFO)が密会していた。 二人は、ここまでの参加者の減り具合を確認し、満足げに頷き合う。
武田赤音 「へっ、随分と静かになってきやがったな。だが、まだ足りねえ。もっと悲鳴が聞きてえんだよ」
オール・フォー・ワン 「同感だね。特に、あの『同盟』のような生ぬるい連帯感が気に食わない。恐怖こそが人を支配し、本性を暴くのだから」
二人は、自分たちが直接動いて、参加者の間に「殺さなきゃ殺される」という疑心暗鬼と恐怖を植え付ける方針で一致する。
オール・フォー・ワン 「僕の次の標的は、あの上条とかいう少年だ。彼は油断が目立つし、その『不幸』体質は僕にとって興味深い研究材料になりそうだからね」
武田赤音 「ケッ、物好きだな。俺はもっと斬り甲斐のありそうな連中をやるぜ。あの騎士気取りの盾男(ブロント)と、生意気な女(イロハ)のタッグだ。あの鉄壁を切り裂いた時の絶望顔、今から楽しみでならねえよ」
最悪の悪意が、次なる悲劇の種を撒く。 物語は、いよいよ後半戦へと突入していく。
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場、テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(オール・フォー・ワンとパートナー)、 アルトリア・ペンドラゴン(カミナとパートナー)、カミナ(アルトリア・ペンドラゴンとパートナー)、 ヤン・バレンタイン(昏睡)、災厄の魔女カラミタス(協力者)、 棗イロハ(ブロントさんとパートナー)、ブロントさん(棗イロハとパートナー)、 上条当麻
重傷者リスト: なし
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎
- 82二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:29:05
おどれは本番で台本書き換えまくっとるやないケーーーっ
- 83二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:30:26
今回はいつだかのボスラッシュロワよろしくデータ再現された本人ではない存在なんスね…
- 84二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:30:56
思えば上条と面識のある宝太郎はもう死んでるしカラミタスは闇フィク側だからフィクサーの正体伝える相手がいないんスね
- 85二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:31:51
もう協力者のカラミタスに台本を全任させろって思ったね
- 86二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:31:52
ダブスタを超えたダブスタ野郎なんだよね酷くない?
- 87バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:32:08
第12ターン:反逆の同盟と喪失の美学
イベント1(交流)(治療スペース)
宮沢静虎は、安全が確保された治療スペースへ金木研とホムラを招き入れた。 そこに、テュフォンと宮沢鬼龍も合流する。鬼龍は無言のまま、森林で拾った無骨な放送器具と、液晶の割れた携帯ゲーム機をテーブルに放り投げた。
宮沢鬼龍 「……おい、静虎。これを見ろ」
宮沢静虎 「……これはゲーム開始時の放送に使われたものだな」
宮沢鬼龍 「そういうことだ。つまり、あのふざけた『現場監督』とやらは、安全な司令室にいるんじゃねえ。このフィールドのどこかで、俺たちの殺し合いを特等席で見てやがるってことだ」
宮沢静虎 「……なるほどな。現場監督がフィールド上にいるのであれば、彼を見つけ出し、無力化することでこのゲーム自体を終わらせることができるかもしれん」
テュフォン 「ボク、ソイツキライ! ゼンニンをいじめる悪いヤツは、お仕置きしなきゃ!」
金木研 「殺し合いを……止める……?」
ホムラ 「はい。私たちで、監督を倒しましょう。もう誰も死なせないために」
具体的な方法はまだ見えない。だが、ここに「運営への反逆」を志す5人の同盟が結成された。
(金木研・宮沢静虎・ホムラ・テュフォン・宮沢鬼龍、ルートβ同盟結成!)
- 88二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:32:55
- 89二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:33:02
テュフォンがボクっ娘になってて笑ってしまう
名簿だと正規の一人称になってたのになぁ - 90バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:36:09
イベント2(交流)(治療スペース)
治療ポットの稼働音が響く静かな部屋で、金木研とホムラは並んで座っていた。 ホムラは膝を抱え、パートナーであるフリーナを喪った悲しみに暮れている。
ホムラ 「……私の世界では、私は『天の聖杯』として、多くの人に求められ、恐れられていました。でも、ここではただの無力な存在です。フリーナさん一人、守れなかった……」
金木研 「……僕もです。僕のいた世界でも、僕は何も知らず、ただ巻き込まれるだけでした。でも、静虎さんが言ってくれたんです。『強さは、誰かのためにある』って」
金木は自身の震える手を握りしめ、ホムラの方を向く。
金木研 「僕はまだ、誰も助けることができていません。あなたを守ろうとして、逆に静虎さんに助けられました。……でも、だからこそ、次は守りたいと思うんです。もう間違えたくないですから」
ホムラ 「金木さん……。ふふ、あなたは不思議な人ですね。似たような知人がいるもので……。嬉しいです」
二人の間に流れる空気が、少しだけ柔らかいものへと変わっていった。 静虎は少し離れた場所から、そんな二人を温かい眼差しで見守っていた。
- 91二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:37:31
な、なんや…カネキとホムラがいい雰囲気になっていく…
- 92二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:38:47
- 93バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:39:33
イベント3(戦闘)(ホテル)
ホテルの一室で、棗イロハとブロントさんは休息を取っていた。 カミナが出ていった後、二人は今後の動向について話し合っていたが、そこに武田赤音が現れる。 武田は血濡れの刀を提げ、獲物を見つけた獣のように笑っていた。
武田赤音 「ヒャハッ! 見つけたぜ。堅そうな騎士サマと、怠け者の姉ちゃんか」
ブロントさん 「何だお前は? 俺の黄金の鉄の塊でできている盾に傷一つつけられないことは確定的に明らかだが?」
棗イロハ 「……あーあ。また面倒な人が来ちゃいましたね。虎丸、お願いします」
イロハが戦車を召喚し、ブロントさんが盾を構える。 だが、武田の剣技は彼らの想像を絶していた。
武田赤音 「斬れないものなど、俺の前には存在しねえんだよ!」
武田の一閃が、イロハの戦車の砲塔をバターのように両断する。 イロハが悲鳴を上げる間もなく、武田の刃が彼女の首筋に迫る。
ブロントさん 「させるかよッ! ナイトは仲間を守るためにあるんだよォッ!」
ブロントさんがボロボロの盾を構え、イロハの前に立ち塞がった。 武田の必殺の斬撃が、ブロントさんの盾ごと、鎧を、そして肉体を貫く。
- 94バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:40:45
ブロントさん 「ぐ、うぅぅぅッ!! ……へっ、さすがに痛いな……。おい、逃げろ……イロハ……」
ブロントさんは仁王立ちのまま絶命した。最強の盾として、最期まで仲間を守り抜いて。 イロハは、動かないブロントさんを見つめ、震える声で呟いた。
棗イロハ 「……嘘でしょ? なんで、私なんかのために……? 私はただ、サボりたいだけの……」
武田赤音 「美しい自己犠牲だねぇ。でも、無駄だよ」
武田は冷酷に笑い、ブロントさんの亡骸を蹴り飛ばすと、イロハに歩み寄る。 イロハは涙を流しながら、懐からハンドガンを取り出し、震える手で武田に向けた。
棗イロハ 「……っ! 許しません……! 私の、大切な仲間を……!」
だが、その銃弾が放たれることはなかった。 武田の刃が、彼女の心臓を一突きにする。 イロハは崩れ落ち、薄れゆく意識の中で呟いた。
棗イロハ 「……はぁ。やっぱり、真面目にやるなんて……柄じゃなかったですね……。先生、ごめんなさい……もう、サボれません……」
(棗イロハ、死亡!) (ブロントさん、死亡!)
- 95二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:41:00
- 96二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:42:08
メイン盾大丈夫?バターの如くスライスされて荼毘に付したけど
- 97二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:42:23
そのメイン盾死んだんスけど…いいんスかこれ
- 98バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:42:57
イベント4(交流)(森林)
森林地帯を進む駆紋戒斗と飛電或人のタッグは、カミナとアルトリア・ペンドラゴンのコンビと遭遇していた。 一触即発の空気が流れるが、カミナの豪快さと或人の人懐っこさが、場を和ませる。
カミナ 「よう! お前らも生き残ってるか! シケた面すんなよ、運気が逃げるぜ!」
飛電或人 「あはは、元気ですね! 俺は飛電或人、仮面ライダーゼロワンです!」
アルトリア・ペンドラゴン 「……貴公らの魂、迷いがないな。良き戦友を持ったようだ」
駆紋戒斗 「フン……馴れ合いか。だが、貴様らの『意志』の強さは認めよう」
四人は一時的に言葉を交わし、互いの健闘を祈って別れる。 だが、或人の心には重いしこりが残っていた。
(……みんないい人たちだ。でも、ルール上生き残れるのは二人だけ……。俺は、あいつらを倒さなきゃいけないのか?)
理想と現実の狭間で、或人の心は揺れていた。
🤝
- 99二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:43:04
- 100二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:43:43
- 101二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:44:02
時代は回避盾でござるな^^
- 102バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:44:27
イベント5(交流)(研究施設)
研究施設の一角。災厄の魔女カラミタスは、上条当麻に問いかけた。
災厄の魔女カラミタス 「……ねえ。あなたはこのゲームをクリアしたら、何を願うの?」
上条当麻 「え? うーん、そうだな……。とりあえず、この不幸体質をなんとかしてほしいかな! あと、補習と追試の免除! それから……目の前で泣いてる誰かを、助けて日常に帰りたい」
カラミタス 「……ふふっ。あなたらしいわね」
上条のあまりに些細で、しかし切実な願いに、カラミタスは自然と笑みをこぼした。 彼女の願いは「世界線の消滅」。自身の罪ごと全てを無に帰すこと。 だが、この少年の語る「日常」は、彼女の虚無を揺さぶるほどに眩しかった。
災厄の魔女カラミタス 「……上条くん。いいこと? この世界で、私以外の人間を信用してはいけないわ。あなたのその無邪気さは、ここでは致命的な毒になる」
上条当麻 「え? なんでだよ。みんな話せばわかるって!」
災厄の魔女カラミタス 「……わからず屋ね。でも、約束して。最後まで、そのままでいて」
カラミタスは上条の頭を不器用に撫でた。
(……この分岐世界線(エラー)にも、守るべき価値があるのかもしれない)
彼女の中に芽生えた小さな「情」が、後の悲劇をより深いものへと変えていく。
- 103二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:44:46
薄汚い忍者は去れ!
- 104バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:47:42
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー、回復)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場、テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(オール・フォー・ワンとパートナー)、 アルトリア・ペンドラゴン(カミナとパートナー)、カミナ(アルトリア・ペンドラゴンとパートナー)、 ヤン・バレンタイン(昏睡)、災厄の魔女カラミタス(協力者)、 上条当麻
重傷者リスト: なし
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎、棗イロハ、ブロントさん - 105二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:47:52
このレスは削除されています
- 106バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:48:48
第13ターン:復讐の連鎖と希望の断絶
イベント1(戦闘)(森林)
森林地帯で、武田赤音は手負いの獣のように荒い息を吐いていた。 その目の前には、聖剣を構えたアルトリア・ペンドラゴンと、日本刀を担いだカミナが立ちはだかっている。 二人は、イロハとブロントさんを惨殺された怒りに燃えていた。
カミナ 「テメェだけは許さねえ……! よくもあいつらを!」
アルトリア・ペンドラゴン 「貴公の剣には、誇りも信念もない。ただの凶刃だ。ここで断ち切る!」
アルトリアの不可視の斬撃と、カミナの突撃が同時に武田を襲う。 武田は驚異的な反応速度で応戦するが、二人の連携と気迫に押され、左肩と脇腹を深々と斬り裂かれた。
武田赤音 「ぐっ……! チッ、数で押しやがって……!」
武田が膝をつき、アルトリアがとどめの一撃を振り上げたその瞬間。 黒い雷撃が二人の間に割って入り、地面を爆破した。 土煙の中から、オール・フォー・ワン(AFO)が悠然と現れる。
オール・フォー・ワン 「やあ。いじめはいけないな」
カミナ 「テメェ! 邪魔すんじゃねえ!」
オール・フォー・ワン 「彼にはまだ、役割があるのでね。ここで退場されると困るんだ」
AFOが衝撃波を放ち、アルトリアとカミナを吹き飛ばす。 その隙に、AFOは負傷した武田を抱え、空へと浮遊して撤退した。
アルトリア・ペンドラゴン 「待てッ! ……くっ、逃げられたか……!」
(武田赤音、中程度の負傷!)
- 107バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:50:00
イベント2(交流)(治療スペース裏)
治療スペースの裏手で、ヤン・バレンタインは壁を殴りつけていた。 静虎に撃ち込まれた「幻魔拳」の影響で、彼の精神は極度の興奮状態にある。本来なら悪事への抑止力となるはずの恐怖が、ヤンの歪んだ復讐心と化学反応を起こし、静虎への殺意を暴走させていたのだ。
ヤン・バレンタイン 「あいつだ……あいつさえ殺せば……! この頭の痛みも消えるはずだァッ!」
そこに、アイアン木場が現れる。 木場はヤンの異常な様子を見て、利用価値を見出した。
アイアン木場 「……おや。あなたも宮沢さんに煮え湯を飲まされたクチですか」
ヤン・バレンタイン 「あぁ!? テメェ誰だ! 殺 すぞ!」
アイアン木場 「落ち着きなさい。私もあの男を屈服させたいと考えている。……どうでしょう、目的が一致している間だけ、手を組みませんか?」
ヤンは血走った目で木場を睨みつけるが、すぐに歪んだ笑みを浮かべた。
ヤン・バレンタイン 「ケッ……いいぜ。あの偽善者をブチ殺せるなら、悪魔とだって組んでやるよ!」
静虎への復讐心だけで繋がった、信頼関係皆無の危険なタッグが結成された。
(アイアン木場とヤン・バレンタイン、一時的タッグ成立!)
- 108二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:50:36
え?お、お前らがタッグを組むんですか?
- 109二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:51:15
不穏分子と不穏分子のタッグか
普通に最悪だぞ - 110バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:52:30
イベント3(交流)(公園)
公園の広場では、ホムラがテュフォンに頭を下げていた。
ホムラ 「テュフォンちゃん、お願いします。私に……戦い方を教えてください」
テュフォン 「えー? ホムラお姉ちゃん、ツヨくなりたいのー? いいよー! テュフォンが教えてあげる!」
テュフォンは無邪気に承諾し、自身の権能を使った模擬戦を開始する。 ホムラは必死に剣を振り、テュフォンの予測不能な動きに食らいついていく。
その様子を、ベンチで金木研と宮沢鬼龍が眺めていた。
金木研 「……鬼龍さん。どうしてあなたは、『監督狩り』なんて無謀な道を選んだんですか? ヒントが少なすぎます。普通に戦って優勝を目指した方が、確実かもしれないのに」
宮沢鬼龍 「……フン。くだらん質問だ」
鬼龍は煙草をふかし、視線をテュフォンに向ける。 「あのガキを見てみろ。善悪の区別もつかん未熟者だ。……俺が目を離せば、すぐに死ぬくらいにな。少しばかり、世の中の厳しさを教えてやっているだけだ」
金木研 「……そうですか。鬼龍さんは、優しいんですね」
宮沢鬼龍 「……戯言を。俺は貴様らのような甘ちゃんとは違う」
鬼龍は否定するが、その横顔には、テュフォンの成長を見守る保護者のような色が微かに滲んでいた。
- 111二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:54:27
- 112バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:54:49
イベント4(戦闘)(研究施設)
研究施設の一角。上条当麻は、見知らぬ紳士――オール・フォー・ワン(AFO)から声をかけられていた。
オール・フォー・ワン 「やあ、上条くん。探したよ」
上条当麻 「あんた……誰だ? 俺に何か用か?」
上条は警戒する。カラミタスから「私以外を信用するな」と忠告されていたからだ。 AFOはその警戒心を見透かしたように、穏やかな笑みを浮かべた。
オール・フォー・ワン 「僕はただの伝書鳩さ。……実はね、カラミタス君から頼まれて来たんだ」
上条当麻 「えっ、カラミタスから?」
オール・フォー・ワン 「ああ。彼女、ひどく落ち込んでいてね。『私の罪は消えない』と、今にも自暴自棄になりそうなんだ。……君なら、彼女を止められるんじゃないかと思ってね」
上条の表情が変わる。 カラミタスが抱える深い絶望と罪悪感を、彼は知っている。彼女なら、一人で思い詰めていてもおかしくない。 「私以外を信用するな」という言葉も、彼女が自分を遠ざけるための嘘だったとしたら?
上条当麻 「……あいつ、どこにいるんだ?」
オール・フォー・ワン 「奥の部屋だよ。案内しよう」
上条は迷いを捨て、AFOについていく。 「不幸な魔女」を助けたいというお節介焼きな善性が、彼を死地へと誘う。 薄暗い部屋に入った瞬間、背後で重い扉が閉ざされた。
- 113バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:55:52
上条当麻 「……おい、カラミタスはどこだ?」
振り返った上条が見たのは、嘲笑うAFOの姿だった。
オール・フォー・ワン 「ここにはいないよ。……君のその『お人好し』な性格、実に使いやすくて助かる」
上条当麻 「なっ……騙したのか!」
オール・フォー・ワン 「君は危険だ。その右手は、僕の計画にとって最大の障害になり得る。……だから、ここで消えてもらうよ」
上条が反応するよりも早く、AFOの放った「鋲」が上条の四肢を貫いた。 幻想殺し(イマジンブレイカー)で防ごうとしたが、物理的な攻撃には対処しきれなかった。
上条当麻 「がっ……! あ……」
オール・フォー・ワン 「残念だよ。君のような『良心』が、この世界には不要だなんて」
AFOは動けなくなった上条の心臓を、指先で正確に貫いた。 上条は最期まで、カラミタスの身を案じながら息絶えた。
(上条当麻、死亡!)
- 114二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:56:03
鬼龍が守ってたから分からなかったけどテュフォンは普通に戦闘ができるんスね
- 115二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:56:56
- 116バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:57:10
イベント5(交流)(???)
上条当麻の死を感知した災厄の魔女カラミタスは、絶望の淵に立たされていた。 彼女にとって、上条はこの世界で唯一の「光」だった。 その光が失われた今、彼女の中に残ったのは、冷たく暗い虚無だけだった。
災厄の魔女カラミタス 「……そう。やっぱり、この世界は間違っているわ。希望なんて、最初からなかったのよ」
カラミタスは「謎の男(現場監督)」に通信を送る。 その声色は、感情を凍結させたかのように平坦だった。
災厄の魔女カラミタス 「……ねえ。まだ、私に期待しているのかしら?」
謎の男 「もちろんさ! 君の絶望、最高に美味だったよ。で、どうするんだい? このまま泣き寝入り?」
災厄の魔女カラミタス 「……いいえ。あなたが望むなら、なってあげるわ。このふざけたゲームの、最高の『ラスボス』に」
謎の男 「ハハハ! いいね、吹っ切れたねぇ! その言葉を待っていたよ!」
男は嬉々としてゲーミングPCを操作する。
災厄の魔女カラミタス 「プレゼントだ。君の魔法をベースに、もっと派手で、もっと理不尽な力を追加しておいたよ。Aくんたちとの決戦が楽しみだねぇ」
カラミタスの全身が、赤黒いブリムストーンの炎と、底知れぬ魔力に包まれる。 それは世界そのものを否定する、災厄の化身の誕生だった。 だが、彼女の瞳の奥には、狂気とは異なる冷徹な計算の光が宿っていた。
(……ええ、演じてあげるわ。あなたが満足して、その『権限』を完全に手放すその瞬間まで。……そして、全てを終わらせる)
彼女は口元だけで妖艶に笑い、心の中で誰にも聞こえない誓いを立てた。
(協力者カラミタス、覚醒!)
- 117二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:57:24
金玉…糞
- 118バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:58:15
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場(ヤン・バレンタインとパートナー)、ヤン・バレンタイン(アイアン木場とパートナー)、 テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 オール・フォー・ワン(武田赤音とパートナー)、武田赤音(中傷、オール・フォー・ワンとパートナー)、 アルトリア・ペンドラゴン(カミナとパートナー)、カミナ(アルトリア・ペンドラゴンとパートナー)、 災厄の魔女カラミタス(覚醒、協力者)
重傷者リスト: 武田赤音
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎、棗イロハ、ブロントさん、上条当麻 - 119二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:58:48
- 120バトロ渡哲也25/12/20(土) 23:59:16
第14ターン:災厄の顕現と反逆の狼煙
イベント1(戦闘)(研究施設最深部)
覚醒した災厄の魔女カラミタスの前に、オール・フォー・ワン(AFO)が立ちはだかっていた。 AFOは、カラミタスの放つ底知れない魔力に、恐怖よりも強い好奇心と所有欲を抱いていた。
オール・フォー・ワン 「素晴らしい……! まさに災厄の名に相応しい力だ。その力、僕のために使ってはくれないかな?」
災厄の魔女カラミタス 「……黙って。私の光を奪った報い、その身で受けなさい」
AFOが「個性」を発動し、カラミタスの魔力を奪おうと黒い触手を伸ばす。 だが、その触手はカラミタスに触れることすらできず、真紅の炎に焼かれ消滅した。 さらに、ブリムストーンの炎がAFOの体を包み込むと、管理者権限によるチート能力――「因果の再現」が発動する。
オール・フォー・ワン 「なっ……なんだ、この感覚は……!? 体が……崩れていく……!?」
AFOの脳裏に、元の世界線で彼が喰らうはずだった「平和の象徴」による粉砕的な打撃と、新星による「個性」の崩壊がフラッシュバックする。 本来この世界線では受けていないはずのダメージが、概念として再現され、AFOの肉体を内側から破壊していく。
災厄の魔女カラミタス 「地獄の業火に焼かれながら、あなたの罪を数えなさい。……もっとも、数え切れるとは思えないけれど」
オール・フォー・ワン 「が、ぁ……! こ、こんな……馬鹿な……!」
最強の支配者は、理解不能な災厄の前に、塵となって消え去った。
(オール・フォー・ワン、死亡!)
- 121二次元好きの匿名さん25/12/20(土) 23:59:59
- 122バトロ渡哲也25/12/21(日) 00:00:45
イベント2(戦闘)(フィールド全域)
AFOを葬ったカラミタスは、フィールド全域に向けて「粛清」を開始した。 彼女は、逃げ惑う参加者たちをモニター越しに見つめ、悲しげに瞳を細めた。
災厄の魔女カラミタス 「……可哀想な子供たち。あなたたちに罪はないわ。でも、この世界で『彼等』に生まれさせられたこと自体が間違いだったの」
彼女の魔力が天を覆い、無数の火球となって降り注ぐ。 森林地帯では、カミナとアルトリア・ペンドラゴンのタッグが、迫りくる火の雨に対抗しようとしていた。
カミナ 「なんだありゃ!? 空が燃えてやがる!」
アルトリア・ペンドラゴン 「この魔力……尋常ではない! 全力で防御するぞ!」
二人は必死に応戦するが、カラミタスの放つ「災厄の目」からのレーザーが、森ごと彼らを薙ぎ払う。 その圧倒的な火力の前に、アルトリアの鎧が砕け、カミナのサングラスが割れる。 だが、二人は背中合わせに立ち、笑った。
カミナ 「へっ……! デカい花火だぜ……! ビビるんじゃねえぞ、騎士サマ!」
アルトリア・ペンドラゴン 「愚問だ。貴公こそ、膝を折るなよ!」
二人は最後の力を振り絞り、炎の渦へと突撃する。 聖剣の輝きと、不屈の闘志が交錯し――そして、静寂が訪れた。 かつての友を想いながら、二人の英雄は光の中に消えた。
💥
(カミナ、死亡!) (アルトリア・ペンドラゴン、死亡!)
- 123二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 00:01:05
ふーよかったありがとうございました
- 124バトロ渡哲也25/12/21(日) 00:03:11
イベント3(交流)(治療スペース)
治療スペースに集まっていた金木研、宮沢静虎、ホムラ、テュフォン、宮沢鬼龍の5人は、外から伝わる異常な魔力と震動に言葉を失っていた。 テュフォンが窓の外を見て、怯えたように鬼龍の服を掴む。
テュフォン 「おじちゃん……あれ、なに? すごく怖いよ……」
宮沢鬼龍 「……チッ。あの魔女か。完全にイカれてやがる」
宮沢静虎 「……彼女の力、急激に増大しています。これは、通常の覚醒の範疇を超えている」
ホムラ 「まさか……現場監督と、繋がっているんでしょうか?」
金木研 「あり得ます。彼女に迫れば、監督の居場所もわかるかもしれない」
5人は推論を組み立てる。 彼らは効率的に調査を進めるため、二手に分かれることを決断した。現場監督さえ止めることができたら、強大なカラミタスを相手にせずともこのゲームを終わらせられると信じて。
Aチーム:金木研、宮沢静虎(前線で協力者の注意を引きつけつつ、実力行使で情報を探る)
Bチーム:ホムラ、テュフォン、宮沢鬼龍(機動力を活かし、フィールドの裏側から監督の痕跡を探る)
(ルートβ同盟、作戦開始!)
- 125二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 00:03:53
えっこいつ原作でもこんな役回りのやつなんですか
- 126バトロ渡哲也25/12/21(日) 00:04:22
- 127二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 00:04:34
ふうん 宮沢兄弟が最後のカギということか
- 128バトロ渡哲也25/12/21(日) 00:07:27
イベント5(交流)(治療スペース・個室)
治療スペースの奥まった個室で、武田赤音は一人、傷の手当てをしていた。 AFOを失い、自身もアルトリアたちとの戦いで傷を負っていたが、その瞳からは殺意が消えていない。
武田赤音 「クソッ……! どいつもこいつも、邪魔ばかりしやがって……!」
武田は包帯を荒々しく巻きながら、次なる獲物を思い浮かべる。あの同盟の連中、特に自分を退けた静虎への復讐心。
武田赤音 「……次は殺 す。必ずな」
(武田赤音、負傷から回復!)
イベント6(交流)(公園)
一方、生き残った駆紋戒斗と飛電或人のタッグは、公園の茂みから状況を静観していた。 彼らは鋭い嗅覚で、パワーバランスの劇的な変化を感じ取っていた。
駆紋戒斗 「……見ろ、或人。あの同盟、動き出したぞ」
飛電或人 「ああ……。静虎さんたちだ。あんな化け物(カラミタス)相手に、戦うつもりなのか?」
戒斗の視線は、治療スペースから出てきた5人の同盟に向けられていた。 静虎という絶対的な守護者を中心に、金木、ホムラ、鬼龍、テュフォンという実力者が結束している。 このままでは、自分たちが彼らに押し潰されるか、あるいは協力者に消されるか、時間の問題だ。
駆紋戒斗 「彼らの結束は強固だが、それゆえに弱点を突けば崩れる。……特にあの金木という男、まだ迷いがある」
飛電或人 「戒斗……まさか、あいつらを邪魔する気か?」
駆紋戒斗 「生き残るためだ。最悪、カラミタスが生き残ったとしても、俺かお前どちらかが生き残れば、願いでもう一方を蘇生すればいい。鬼龍という男とあのガキ(テュフォン)は底が知れん。まともにやり合うのは得策ではない。ならば、狙うべきは……」
二人は、生き残るための冷徹な計算を弾き出した。 彼らの標的は、同盟の要でありながら最も精神的に不安定な要素、金木研に定まった。
- 129バトロ渡哲也25/12/21(日) 00:08:46
ということで今日はここまで! もし明日更新できたらヘイト役のすっきりする退場をこころがけたいのん…
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場(ヤン・バレンタインとパートナー)、ヤン・バレンタイン(アイアン木場とパートナー)、 テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 武田赤音(パートナー死亡)、 災厄の魔女カラミタス(覚醒、協力者)
重傷者リスト: なし
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎、棗イロハ、ブロントさん、上条当麻、オール・フォー・ワン、カミナ、アルトリア・ペンドラゴン - 130二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 00:10:47
オツカレーッ TOUGHグループがどうなるのか気になるのォ ですねぇ
- 131二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 00:12:42
- 132二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 07:32:49
保守ッ
- 133二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 07:48:52
赤音が原作でのスペックから考えるととんでもなく強くなってて笑ってしまう
- 134二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 13:40:07
- 135バトロ渡哲也25/12/21(日) 14:05:54
【残存参加者の情報】
①宮沢静虎&金木研&ホムラ&宮沢鬼龍&テュフォン
現場監督の無力化によるゲーム終了を目指す。
②アイアン木場&ヤン・バレンタイン
宮沢静虎を戦いの場に引きずり出そうとする。
③駆紋戒斗&飛電或人
確実に生き残るため、カラミタス以外の参加者を潰す。①から弱体化させようとしている。
④武田赤音
単独で行動。静虎がターゲット。
⑤カラミタス
現場監督から求められた「ラスボス」の役割を演じる。現場監督とは異なる目的が……?
⑥現場監督
カラミタスに「ラスボス」を演じさせようとする謎の男。
今日は更新できないかもしれないんだァごめんなあっ - 136二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 22:48:08
保守ッ
- 137バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:43:51
第15ターン:罪の重さ、悪の美学、攻略の糸口
イベント1(交流)(治療スペース前)
ルートβ同盟が二手に分かれて出発する直前。金木研は、ふとした疑問を宮沢静虎に投げかけた。
金木研 「静虎さん。……お兄さんのことです。あなたは以前、彼を『悪徳を煮詰めたような人物』と言っていました。でも、僕には……彼がただの悪人には見えないんです。なぜ、あそこまで悪ぶるのでしょうか」
宮沢静虎 「……金木君。君は鋭いですね」
静虎は遠くの鬼龍の背中を見つめ、静かに語り始めた。
宮沢静虎 「兄は……誰よりも『命の重み』を知っている人です。彼はかつて、逃れられない運命と呪いの中で、ある大きな罪を背負いました。それ以来、彼は自分自身を『裁かれるべき大罪人』だと定義しているのです」
金木研 「裁かれるべき……?」
宮沢静虎 「ええ。だからこそ、誰よりも凶悪な『悪』として振る舞い、それを打ち倒す『正義』を待ち望んでいるのかもしれません。……不器用な男なのです」
物陰で、テュフォンがその会話をじっと聞いていた。 彼女の瞳の中で、「ゼンニン」と「アクニン」という単純な天秤が揺れ始める。
- 138二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:48:09
…(哀)
- 139バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:48:40
イベント2(交流)(移動中・森林)
ホムラ、テュフォン、宮沢鬼龍のBチームは、現場監督の痕跡を追って森を進んでいた。 不意に、テュフォンが鬼龍の袖を引く。
テュフォン 「ねえ、おじちゃん。おじちゃんは『バツ』がほしいの?」
宮沢鬼龍 「……あぁ? なんだ藪から棒に」
テュフォン 「さっき聞いたの。おじちゃんは、誰かに怒られたいんでしょ? だったらテュフォンが裁いてあげようか? 心臓、ギュッてしてあげる!」
彼女らしくない「問いかけ」である。というのも、以前の彼女であれは悪人とみなした者を問答無用で裁いたはずだった。彼女は、鬼龍に死なれるのを嫌がる内心にまだ気が付いていない。鬼龍は鼻で笑い、テュフォンの頭を鷲掴みにする。暴力ではなく、諭すように。
宮沢鬼龍 「思い上がるな、ガキ。……俺の罪は、お前のような『痛みのわからん子供』に裁けるほど軽くはねえよ」
テュフォン 「痛み……?」
宮沢鬼龍 「ああ。人が死ぬってのは、ただ動かなくなることじゃない。その人間が積み上げてきた時間、想い……それら全てを『永遠に奪う』ってことだ。俺はその重さを知ってて踏みにじってる。なぜなら俺は悪鬼だからだ。……お前にその重さが背負えるか?」
テュフォンは、かつて父に許された時の心の痛みを思い出す。 だが、鬼龍の語る「奪う痛み」は、それとは決定的に何かが違っていた。 彼女の白と黒の世界に、「重さ(灰色)」というノイズが混じり始める。テュフォンは口をつぐみ、鬼龍の背中を見つめた。
- 140バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:49:41
イベント3(事件)(???)
フィールドのどこかにある監視場所で、現場監督(謎の男)はモニターを眺めながら口角を吊り上げていた。
現場監督 「おや、動き出したね。私の居場所を探そうなんて、健気じゃないか」
彼は、特に宮沢静虎の動きに注目していた。
現場監督 「宮沢静虎……。あのキー坊(宮沢熹一)の父親か。ふふっ、興味深いね。親父さんも私の期待を裏切らないでくれるよね?」
彼は、ようやく自分にたどり着いてくれるかもしれない彼らの存在に胸が高鳴った。
- 141二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:50:35
クソ脚本家はとっととくたばれよ(観戦金持ち書き文字)
- 142二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:51:21
デビデビでわかっていたけどやっぱり鬼龍と子供の組み合わせはいいのォ
- 143二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:51:25
つまり静虎 金木 ホムラ 鬼龍 テュフォン以外の誰かが犯人なのか?
- 144バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:51:31
イベント4(戦闘)(森林深部)
調査を進めるBチーム(ホムラ・テュフォン・鬼龍)の前に、アイアン木場とヤン・バレンタインの凶悪タッグが立ちはだかった。
ヤン・バレンタイン 「なんだあ、女子供と陰気なオッサンかよ! 俺様のサンドバッグになりな!」
アイアン木場 「……宮沢鬼龍。弟より先に、兄を喰らうのも悪くない」
木場が突進し、ヤンが銃弾を撒き散らす。 だが、鬼龍はヤンの銃撃を「灘神影流・弾丸すべり」で無効化し、瞬時に木場の懐へ潜り込んだ。
宮沢鬼龍 「遅い。貴様ごときの拳、あくびが出るわ」
鬼龍の掌底が木場を吹き飛ばす。 同時に、テュフォンが無邪気に手を振った。
テュフォン 「お兄ちゃんたち、邪魔しちゃめッ!」
テュフォンの『傲慢』の権能が発動し、ヤンの片腕が「罪の重さ」によってひしゃげ、砕け散る。 圧倒的な実力差。 しかし、鬼龍は追撃を止めた。
宮沢鬼龍 「行くぞ。こんな雑魚にかまけている時間はない」
ホムラ 「はい……! (強い……お二人とも、なんて強さ……)」
三人はあえてトドメを刺さず、調査を優先してその場を去った。 ホムラは、圧倒的な力を持ちながらも無益な殺生を避けた(ように見えた)テュフォンと鬼龍に、信頼と絆を感じ始めていた。
💥
(木場・ヤン、撃退!)
- 145二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:53:04
現様≠木場
静虎への認識の仕方がズレてるんや - 146二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:53:45
アイアンぶ…無様
- 147二次元好きの匿名さん25/12/21(日) 23:53:55
- 148バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:54:10
イベント5(調査・戦闘)(廃ビルエリア)
一方、Aチーム(金木研・宮沢静虎)は、廃ビルエリア周辺で「協力者(カラミタス)」の痕跡を調査していた。 そこには、地形が変わるほどに焼き尽くされた凄惨な爪痕が残されていた。
金木研 「これは……酷い。石も鉄も、ドロドロに溶けています」
宮沢静虎 「……間違いありません。彼女の能力は『炎』。それも、通常の物理法則を無視した魔術的な業火です」
静虎は焼け焦げた痕跡を触診し、冷静に分析を進める。
宮沢静虎 「この広範囲の破壊力……恐ろしいですが、弱点も見えます。これほどの火力を自身の近くで放てば、彼女自身も無事では済まないでしょう」
金木研 「つまり……懐に入れば、彼女は最大火力を使えない?」
宮沢静虎 「ええ。接近戦こそが勝機です。被弾は即ち死ですが、肉薄すれば活路は開ける」
- 149バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:55:19
攻略の糸口を掴んだその時、駆紋戒斗と飛電或人のタッグが現れた。
駆紋戒斗 「……どけ。そこを通るのは俺たちだ」
金木研 「通すわけにはいきません。この先には、調べなきゃいけないことがあるんです」
交渉は決裂し、戦闘が始まる。 静虎がバロン(戒斗)の槍を受け流す一方で、金木はゼロワン(或人)のスピードに対応していた。 或人のライジングインパクト並みの高速移動に対し、金木は赫子を展開して冷静に対処する。
金木研 「(速い……でも、見える!)」
金木は赫子を鞭のように振るい、或人の軌道を制限する。 そして、或人が飛び込んできた一瞬の隙を突き、最小限の動きでかわすと同時に、赫子で或人の足を払って体勢を崩させた。 静虎から教わった「力の流れを読む」技術が、実戦の中で開花し始めていた。
金木研 「無益な争いはやめましょう! これ以上戦うなら、僕も本気を出します!」
金木の気迫に、或人は一瞬たじろぐ。 その刹那、戒斗が煙幕弾を放ち、視界を奪った。
駆紋戒斗 「……フン。行くぞ或人。深追いは無用だ」
二人は煙に紛れて素早く撤退する。 金木たちは無事に撃退できたことに安堵したが、彼らは気づいていなかった。 戦闘の混乱の最中、或人が金木のポケットから「行動計画のメモ」を抜き取っていたことに。
💥
- 150バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:58:10
イベント6(交流)(河原)
河原で体勢を立て直していたアイアン木場とヤン・バレンタインの元に、駆紋戒斗と飛電或人が現れる。
駆紋戒斗 「……取引だ。食料と情報を交換しないか。……これは奴らの作戦メモだ。奴らの先回りができるんじゃないのか」
戒斗は、盗み出した金木たちの「協力者襲撃計画」を木場に手渡した。 彼らの狙いは、金木たち、木場たち、そして協力者を三つ巴の戦いに持ち込み、共倒れさせること。
アイアン木場 「……ほう。宮沢さんは、あの化け物(カラミタス)と戦うつもりですか。面白い」
木場はメモを握り潰し、獰猛な笑みを浮かべる。 この情報を利用すれば、混乱に乗じて静虎と一対一の状況を作り出せる。 その密談の一部始終を、物陰から武田赤音が盗み聞きしていた。
武田赤音 「ヘッ、面白くなってきやがった。獲物が一か所に集まるなら、斬り放題じゃねえか」
- 151バトロ渡哲也25/12/21(日) 23:59:51
イベント7(交流)(通信)
調査を終えた二つのチームは、佐藤が残した放送器具の回線を利用し、暗号による定時連絡を取り合っていた。
宮沢鬼龍(通信) 『……こちらBチーム。監督の痕跡は見つからなかったが、魔女(カラミタス)の居場所は割れた。研究施設の最深部だ』
宮沢静虎(通信) 『了解。こちらも彼女の能力の解析が完了した。彼女の炎は強力だが、近距離での行使にはリスクが伴うはず。……作戦通り、二方面から同時に突入し、接近戦で制圧。現場監督の情報を吐かせよう』
金木研 「僕たちの目的は、彼女を倒すことじゃありません。彼女を追い詰め、現場監督の情報を聞き出すことです。……彼女もまた、この理不尽なゲームの被害者かもしれませんから」
宮沢静虎 「ええ金木君。可能なら無駄な殺生は避け、真実を掴みましょう」
決戦の時は近い。 通信の最後、金木はモニター越しのホムラに呼びかけた。
金木研 「ホムラさん。……必ず、生きて再会しましょう。この悪夢を終わらせて」
ホムラ(通信) 『……はい! 必ず! 金木さんも、死なないでくださいね!』
力強い返事が、金木の胸に温かい火を灯す。 彼らの結束は、極限状態でこそ真価を発揮しようとしていた。
- 152二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:00:47
お前が一番嫌悪していた光実のようにコソコソ動いてどうする戒斗シア…
- 153二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:01:38
あーっ誰がフィクサーかわかんねーよ
- 154バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:01:54
イベント8(戦闘)(河原)
取引を終え、休息を取ろうとしていた戒斗と或人。 その背後に、唐突に「現場監督(謎の男)」が現れた。 空気の密度が一瞬で変わり、肌を刺すような悪寒が走る。
現場監督 「やあ。いい動きだね、君たち。物語をかき回すトリックスターとしては合格点だよ」
駆紋戒斗 「……貴様、何者だ」
現場監督 「でもさ、ちょっと影が薄いんだよね。そろそろ君たちにも、見せ場(出番)を与えてあげないと」
男が楽しそうに笑いながら指を鳴らすと、黒い霧のような影が不可視の凶器となって二人を襲う。 予備動作なしの不可視の一撃。或人は超人的な反応速度で辛うじて身を逸らすが、右肩を深く抉られ、変身が強制解除される。
飛電或人 「が、あっ……!? 見えな……!」
駆紋戒斗 「或人ッ!!」
戒斗がバロンに変身し、槍を構えて影の追撃を受け止める。 だが、その質量はあまりに重く、戒斗の足元がクレーター状に陥没する。
駆紋戒斗 「なんだ、このデタラメなパワーは……ッ!」
現場監督 「ほらほら、もっと必死にならないと。ゲームオーバーになっちゃうよ?」
- 155バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:03:12
駆紋戒斗 「黙れェェェッ!」
戒斗はオーバーロードの力(ヘルヘイムの植物)を暴走させ、周囲の地形ごと影を吹き飛ばそうとする。 しかし、現場監督はそれすらも「面白い演出」として楽しみ、手持ちのマシンガンを連射する。 四方八方からの見えない斬撃と銃撃の嵐。或人と戒斗は防戦一方となり、じわじわと追い詰められていく。
飛電或人 「くっ……! 戒斗、逃げるぞ! ここで死ぬわけにはいかない!」
駆紋戒斗 「チッ……! 俺が殿(しんがり)を務める! 行け!」
飛電或人 「バカ言うな! 一緒じゃなきゃ意味がないだろ!」
或人は負傷した体で無理やりライジングホッパーに変身し、戒斗を抱えて跳躍した。 背後で影の爪が空を裂き、或人の背中を切り裂くが、彼は構わずに川へと飛び込んだ。 激流に飲まれながらも、二人は必死に泳ぎ、現場監督の視界から逃れようとする。 現場監督は川岸に立ち、ずぶ濡れで逃げる二人を見送った。
現場監督 「うんうん、その『生き汚さ』。最高だね。……精々、最後まで盛り上げてくれよ」
(駆紋戒斗・飛電或人、重傷を負いながらも逃走成功!)
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場(ヤン・バレンタインとパートナー)、ヤン・バレンタイン(アイアン木場とパートナー)、 テュフォン(宮沢鬼龍とパートナー)、宮沢鬼龍(テュフォンとパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 武田赤音(中傷、パートナー死亡)、 災厄の魔女カラミタス(覚醒、協力者)
重傷者リスト: 武田赤音、駆紋戒斗、飛電或人
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎、棗イロハ、ブロントさん、上条当麻、オール・フォー・ワン、カミナ、アルトリア・ペンドラゴン
- 156二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:03:55
なぁ殺そうぜこの蛆虫
- 157バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:04:30
第16ターン:悪鬼の美学、無垢なる赤
イベント1(交流)(河原)
河原の岩陰で、駆紋戒斗と飛電或人は傷を癒やしていた。 現場監督(謎の男)による、理不尽としか言いようのない圧倒的な暴力。 変身すら許されず、ただ蹂躙された記憶が、二人の体に深く刻まれている。 或人は包帯を巻きながら、痛みに顔を歪めたが、その瞳の光は失われていなかった。
飛電或人 「……くっ。あの『謎の男』、デタラメな強さだ。俺たちの力が全く通用しないなんて……。でも、諦めちゃダメだ。俺たちがここで倒れたら、誰がこのゲームを止めるんだ」
駆紋戒斗 「……フン。甘いな、或人。だが、その甘さが今は悪くない」
戒斗は自身の傷口を押さえながら、或人を見つめた。 かつては弱さを否定し、力のみを信奉していた彼が、或人の持つ「折れない心の強さ」を認めている。 それは、彼らが死線を共に潜り抜けた証だった。
駆紋戒斗 「あの男は、ただの運営ではない。この世界そのものを弄ぶ『神』のような存在だ。だが、神だろうが悪魔だろうが、俺の覇道を阻むならねじ伏せるだけだ」
飛電或人 「ああ。俺たちの夢(ガッチャ)を守るために……! 行くぞ戒斗。俺たちは俺たちのやり方で、頂点(テッペン)を獲る!」
二人は互いの健闘を誓い、再び立ち上がった。
(飛電・駆紋、絆が深まる!)
- 158二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:04:58
俺達は運営もシナリオも展開作りも最悪のフィクサーとしてお前のことを…(歴代闇フィク書き文字)
- 159二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:07:03
このレスは削除されています
- 160二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:10:46
というかこれ参加者の中にいるんスか? 生存者の中にはいなさそうな気がするのは俺なんだよね
- 161バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:11:25
イベント2(戦闘)(研究施設への道中)
研究施設へ急ぐ金木研と宮沢静虎の前に、血に飢えた剣鬼・武田赤音が立ちふさがった。 武田は、舌なめずりをしながら二人を見据える。その全身からは、禍々しい殺気が陽炎のように立ち昇っていた。
武田赤音 「ヒャハッ! 待ってたぜ静虎ァ! テメェを斬り刻む瞬間をよぉ! ずっとウズウズしてたんだぜ、この刀がなァ!」
宮沢静虎 「……武田さん。道を空けてください。私たちには、止めなければならない敵がいる」
武田赤音 「知ってるよ。あの魔女(協力者)だろ? 俺もあいつは気に入ってるぜ。圧倒的な力で雑魚どもを掃除してくれるからな。……だからよ、あいつと俺、二人でこのゲームの勝者になるってのはどうだ?」
武田は歪んだ笑みを浮かべ、神速の抜刀術で金木に襲いかかる。 「まずは、その邪魔なガキからだァッ!」 金木は赫子を展開して防御しようとするが、武田の剣速はそれを上回る。 「くっ……!?」 金木の首筋に刃が迫ったその瞬間――ガシィッ! 静虎が素手で武田の刀身を挟み込み、その斬撃を強引に停止させた。
武田赤音 「あぁ!? テメェ、指が飛びてえのかッ!」
宮沢静虎 「金木君、行きなさいッ! ここで足止めを食らっている時間はない!」
金木研 「でも、静虎さん一人じゃ……!」
宮沢静虎 「君には、君にしかできない役割があるはずです! ホムラさんたちが待っている! 走りなさいッ!」
静虎の鬼気迫る叫びに、金木はハッとする。 彼は静虎の覚悟を受け取り、歯を食いしばって駆け出した。 武田が追おうとするが、静虎がさらに踏み込み、その行く手を完全に塞ぐ。
宮沢静虎 「あなたの相手は私です。……その腐った性根、灘神影流が叩き直す!」
- 162バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:13:01
イベント3(戦闘)(研究施設への道中)
静虎と武田の激闘。武田の「伊烏義阿」への執着にも似た殺意が、静虎へと向けられる。 武田の剣は速く、鋭いが、静虎の「灘神影流」はそれを見切っていた。
武田赤音 「オラオラオラァッ! なんでだァ! なんで斬れねえ! 俺は最強の剣士だぞオラァッ!」
武田の剣閃が空を切り裂く。だが、静虎はその切っ先を紙一重で躱し、あるいは「弾丸すべり」の要領で受け流していく。 静虎の動きには無駄がなく、流水のように滑らかだった。
宮沢静虎 「……あなたの剣には、重みがない。他者から奪うことしか考えず、己の快楽のためだけに振るわれる刃……そんなもので、私の『活人拳』は破れません」
武田赤音 「うるせェッ! 重みだの誇りだの、そんなモンで腹が膨れるかよ! 俺は斬りたいから斬る! 奪いたいから奪う! それが俺の生き様だァッ!」
武田が咆哮と共に、上段からの渾身の一撃を振り下ろす。 静虎はそれを正面から受け止めるのではなく、体を沈めて懐へと潜り込んだ。 武田の力が乗り切った瞬間、静虎の掌底ががら空きになった武田の胴体へと叩き込まれる。
「灘神影流・波濤返し」
武田自身の踏み込みの威力が上乗せされたカウンターの一撃。 衝撃が武田の体内を駆け巡り、肋骨と内臓を粉砕する。 ゴボッ、と不快な音が響き、武田の口から大量の鮮血が噴き出した。
武田赤音 「ガ、はッ……!? バカな……俺が、こんな……偽善者に……」
武田は膝をつき、刀を支えにしようとするが、もはや指に力は残っていなかった。 刀がカランと音を立てて落ちる。 最強の剣鬼は、自身の血の海に沈み、動かなくなった。 静虎は倒れた武田を見下ろし、悲しげに合掌した。
宮沢静虎 「……奪うだけの人生に、安らぎはありません。せめて最期は、静かに眠りなさい」
(武田赤音、死亡!)
- 163二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:14:38
オトン…見事やな
- 164バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:15:37
イベント4(戦闘)(研究施設最深部)
一方、ホムラ、テュフォン、宮沢鬼龍のBチームは、研究施設の最深部で災厄の魔女カラミタスと対峙していた。 カラミタスは、鬼龍の顔を見ると、意外そうに目を見開いた。
災厄の魔女カラミタス 「……あなたは、宮沢鬼龍ね。宮沢熹一の伯父」
宮沢鬼龍 「……ほう? 俺の甥を知っているのか。妙だな、俺はこの世界で名乗った覚えはないが」
災厄の魔女カラミタス 「知っているわ。宮沢熹一は、『現場監督』がかつてのゲームで戦った相手だもの」
ホムラ 「現場監督が……元参加者? ならば、話し合えばわかるはずです! 私たちと同じように、彼もこのゲームの被害者だったのなら……! お願いです、戦いをやめてください!」
ホムラは必死に訴えかけるが、カラミタスの瞳には冷たい虚無が宿っていた。
災厄の魔女カラミタス 「……無駄よ。終わらせるには、消すしかないの。この間違った世界ごとね」
交渉決裂。カラミタスの地獄の業火「ブリムストーン」が三人を襲う。 鬼龍が灘神影流の技で応戦するが、カラミタスの魔法障壁によって後方彼方へと弾き飛ばされる。 余波で放送器具が破壊され、外部との連絡が絶たれる。 ホムラはテュフォンとの特訓の成果を見せ、聖杯の剣で善戦するが、カラミタスの力は次元が違った。武田に足止めされた影響で、金木と静虎はまだ援護に来れない。
ホムラ 「くっ……! 金木さん、静虎さん、まだですか……!?」
- 165バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:17:28
絶体絶命。カラミタスの極大魔法がホムラを焼こうとしたその瞬間。 横合いから飛び込んだ鬼龍が、「灘神影流・捩突」をカラミタスの障壁に突き刺した。 一点突破の衝撃が障壁に亀裂を入れ、カラミタスが一瞬ひるむ。
宮沢鬼龍 「勘違いするな。俺は元からお前たち偽善者を助けたかったわけじゃない。……いい機会だから、この魔女と戦ってみたかっただけだ」
鬼龍は悪ぶって笑うが、その背中は雄弁に「弱者を守る強者」を語っていた。 彼は懐からUSBメモリを取り出し、ホムラに投げ渡す。
宮沢鬼龍 「受け取れ。現場監督の正体に関するデータだ。……戦闘中に魔女からくすねたアクセスキーを使って、データベースから引っこ抜いておいた」
ホムラ 「え……いつの間に!?」
宮沢鬼龍 「俺のIQをナメるなよ。……さあ行け! ここは俺が食い止める!」
鬼龍は単身、災厄の魔女に立ちはだかる。
- 166バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:18:39
イベント5(戦闘)(研究施設最深部)
テュフォンは、鬼龍の背中を見て混乱していた。
(なんで? おじちゃんはアクニンなのに。死にたがってるのに。どうして、こんなに必死に生きようとしてるの?)
彼女は気づく。自分が鬼龍に「バツ」を求めたのは、本当は彼に裁かれてほしくなかったからだと。 そして、鬼龍の行動は「善行」だから尊いのではない。 「悪鬼と罵られようとも、己の矜持を貫き通そうとする姿」そのものが、強烈に輝いているのだと。
テュフォン 「……わかった。おじちゃんは、シロでもクロでもないんだ」
宮沢鬼龍 「あぁ?」
テュフォン 「おじちゃんは……『アカ』だ。血みたいにドロドロしてて、でも炎みたいに熱くて……すごく、キレイだ」
- 167バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:20:12
それは、善悪の彼岸にある「美学」の発見。 テュフォンは逃げるのをやめ、鬼龍の隣に並んだ。
テュフォン 「テュフォンも手伝う! 裁くんじゃないよ。……おじちゃんのその『キレイ』な色、最後まで見てたいから! それに、おじちゃんだけじゃムラ(ホムラ)を逃がせないかもしれないでしょ?」
宮沢鬼龍 「……チッ。ガキが、足手まといになるだけだぞ」
テュフォン 「ボク、おじちゃんより年上だもん! 魔女だもん!」
鬼龍は呆れたように、しかし嬉しそうに笑った。 「……フン。勝手にしろ」
二人は、絶望的な災厄へと突っ込んでいく。 鬼龍の拳とテュフォンの権能が、カラミタスの魔法と激突する。 だが、力の差は歴然だった。 鬼龍は全身を焼かれ、致命傷を負いながらも、仁王立ちで倒れない。
宮沢鬼龍 「ホムラ、行けッ!!」
ホムラが涙を飲んで走り去るのを見届け、鬼龍は膝をつく。 その足元に、力を使い果たしたテュフォンが倒れていた。
宮沢鬼龍 「……フン、人助けの為の自己犠牲だなんて虫唾が走る。悪魔らしい死に方以外断固拒否する。だから、お前も道連れにしてやるのさ」
テュフォン 「うん……やっぱり、カッコいいや。パパ……ボク、やっとわかったかも。『命』って、重くて、熱いんだね……」
この世には善と悪だけで測れない「美」がある。 それを理解した無垢な断罪者は、最愛の悪鬼の足元で、安らかに眠りについた。 カラミタスは、その光景に何かを感じ、あえてホムラを追わなかった。
(宮沢鬼龍、死亡!) (テュフォン、死亡!)
- 168二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:20:53
バトロワの宮沢兄弟…聞いています
揃った途端シナジーを発揮して滅茶苦茶格好良くなると - 169バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:25:26
イベント6(戦闘)(森林)
命からがら研究施設を脱出したホムラは、森林の中で力尽きそうになっていた。 息は切れ、足は重い。それでも、託された想いを無駄にしないために、一歩ずつ前へ進む。 だが、その行く手を遮るように、アイアン木場とヤン・バレンタインが現れた。
アイアン木場 「……逃がしませんよ。あなたは、宮沢さんを呼ぶための重要な招待状だ」
ヤン・バレンタイン 「ヒャッハー! なんだァ、随分と可愛らしいカッコになっちまって! ボロボロじゃねえか!」
ホムラは聖杯の剣を構えようとするが、疲労困憊の体は言うことを聞かない。 ヤンはマシンガンの銃床で、ホムラの腹部を容赦なく殴りつけた。
ホムラ 「がっ……! あ……うぅ……」
ホムラが地面にうずくまる。ヤンはその髪を鷲掴みにして無理やり顔を上げさせると、嗜虐的な笑みを浮かべて彼女の頬についた血を舐め取った。 ザラリとした舌の感触に、ホムラは嫌悪感で身を震わせる。
ヤン・バレンタイン 「いい声で鳴くじゃねえか。なあ、さっきのガキ(ミカ)はすぐ壊れちまったが、テメェは頑丈そうだな? 剣なんか握ってねえで、もっと違うもん握ったらどうだ?」
ヤンはホムラの胸元に手を這わせ、服の上から乱暴に鷲掴みにする。 それは戦闘行為の範疇を超えた、明確な凌辱の意思表示だった。
ホムラ 「や、やめて……! 触らないで……!」
ヤン・バレンタイン 「嫌がってんじゃねえよ! 運営(カントク)もよォ、挿れなきゃ文句はねえんだろ? ちょっと可愛がるくらい、エンタメの範囲内だよなぁ!?」
ヤンはホムラを地面に押し倒し、その体に馬乗りになる。 木場はそれを冷ややかな目で見下ろしているだけだ。彼にとってホムラは餌でしかなく、その尊厳になど興味はない。 ホムラは絶望に瞳を濡らす。フリーナを失い、鬼龍とテュフォンを犠牲にし、最後はこんな下衆に汚されるのか。 ヤンの悪臭漂う息が顔にかかる。
ヤン・バレンタイン 「へへっ、いい匂いだ。たっぷり楽しませろよ、聖女サマ……!」
- 170二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:28:29
このレスは削除されています
- 171バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:29:39
その時――。
ドォォォンッ!!
轟音と共に、ヤンの真横の地面が爆ぜた。 赫子の衝撃波がヤンを吹き飛ばし、ホムラから引き剥がす。 土煙の中から現れたのは、傷だらけになりながらも、鬼神の如き形相で立つ金木研だった。
金木研 「……その汚い手をどけろッ!!」
ホムラ 「か、金木……さん……!」
金木はホムラを抱き起こし、自分のコートをかけて彼女の乱れた服を隠す。 その瞳には、かつての怯えはなく、ただ「守る」という意志の炎が静かに、しかし激しく燃えていた。
金木研 「遅れてごめんなさい、ホムラさん。……もう、大丈夫です」
アイアン木場 「……ほう。宮沢さんではなく、あなたが来ましたか。金木君」
木場は口元を歪め、ヤンに指示を出す。
アイアン木場 「ヤン、その女の拘束は任せます。……この若造の相手は、私がしましょう。宮沢さんの愛弟子がどれほどのものか、試してやろうじゃありませんか」
木場がファイティングポーズをとる。金木が赫子を鋭く研ぎ澄ます。 守るための決闘が今始まる。
- 172二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 00:30:40
いけーっ!喰種のガキッ!!
- 173バトロ渡哲也25/12/22(月) 00:31:39
というわけで今日はここまで ありがとうございました
生存者リスト: 金木研(宮沢静虎とパートナー)、宮沢静虎(金木研とパートナー)、 ホムラ(パートナー死亡)、 アイアン木場(ヤン・バレンタインとパートナー)、ヤン・バレンタイン(アイアン木場とパートナー)、 駆紋戒斗(飛電或人とパートナー)、飛電或人(駆紋戒斗とパートナー)、 災厄の魔女カラミタス(覚醒、協力者)
重傷者リスト: 金木研、ホムラ、駆紋戒斗、飛電或人
死亡者リスト: 猿王バンビーナ、騎士ガンダム、葉問、石流龍、キャプテン・マーベラス、テンカワ・アキト、蘇枋隼飛、アベンチュリン、フリーナ、憎しみの女王、デ・ジ・キャラット、聖園ミカ、黒、一ノ瀬宝太郎、棗イロハ、ブロントさん、上条当麻、オール・フォー・ワン、カミナ、アルトリア・ペンドラゴン、武田赤音、宮沢鬼龍、テュフォン - 174二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 07:16:16
笑ってしまう
よりにもよってマーダー組の中で一番小物感があったヤンが一番長生きしているのか - 175二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 07:28:44
鬼龍とテュフォン…(愛)
カラミタス強すぎーっ - 176バトロ渡哲也25/12/22(月) 08:58:22
>>164いい機会だから加筆修正版を投稿したかっただけだ
イベント4(戦闘)(研究施設最深部)
研究施設最深部。ホムラ、テュフォン、宮沢鬼龍のBチームは、災厄の魔女カラミタスと対峙していた。鬼龍が先陣を切って攻撃を仕掛けるが、カラミタスの魔法障壁に弾かれ、後方へと吹き飛ばされる。余波で放送器具が破壊され、外部との連絡が絶たれる。
宮沢鬼龍 「ぐっ……! チッ、化け物が……!」
災厄の魔女カラミタス 「……無駄よ。あなたたちの力では、私の『災厄』は止められない」
ホムラ 「待ってください! こんなこと、もうやめましょう! 現場監督を止めれば、ゲームは終わるんです!」
災厄の魔女カラミタス 「……終わらせるわ。だから、みんな、無に帰してあげる」
カラミタスは、あくまで「ゲームのラスボス」としての振る舞いを見せる。だが、その言葉には、どこか諦めと慈悲が混じっていた。彼女が手をかざすと、地獄の業火がホムラたちを襲う。ホムラは聖杯の剣で必死に応戦するが、カラミタスの魔力は規格外だった。テュフォンとの特訓の成果で辛うじて直撃を避けるのが精一杯だ。
ホムラ 「くっ……! 強い……! これほどの力、どうやって……!」
テュフォン 「ムラ! 下がってて! テュフォンが裁いてあげる!」
テュフォンが前に飛び出し、カラミタスに向けて小さな手をかざす。『傲慢』の権能――罪の重さに応じて、相手の肉体を砕く断罪の力。
テュフォン 「おまえは、たくさん悪いことしてるね! 痛くても我慢してねー!」
不可視の圧力がカラミタスを襲う。しかし――何も起きない。カラミタスの体は、傷一つ負うことなく、涼しい顔で立っていた。
テュフォン 「え……? なんで……? 壊れない……?」
- 177バトロ渡哲也25/12/22(月) 09:04:29
災厄の魔女カラミタス 「……残念ね。私には、通じないわ」
テュフォンの権能は、相手が「罪の意識」を持っていなければ効果を発揮しない。カラミタスは、自分がこれからすることを「救済」だと信じている。彼女の中に、今の行動に対する迷いや罪悪感は存在しなかったのだ。
災厄の魔女カラミタス 「さようなら、可哀想な子供たち」
極大魔法の詠唱が始まる。絶体絶命の危機。だが、ホムラは諦めずに叫んだ。
ホムラ 「……あなたにも、いたはずです! 本音を打ち明けられる、大切な仲間が!」
その言葉に、カラミタスの詠唱が一瞬止まる。
ホムラ 「その人は……あなたがしようとしていることに、納得してくれるんですか!? お願いです……もしそうでないのなら、現場監督のことを話してください」
カラミタスの脳裏に、上条当麻の笑顔がフラッシュバックする。一瞬の動揺。心の隙。 テュフォンはその揺らぎを見逃さなかった。
テュフォン 「……見つけた! 『罪』の匂い!」
災厄の魔女カラミタス 「……っ!」
バキィッ!!
乾いた音が響き、カラミタスの右腕がねじ切れ、粉砕された。だが、「上条当麻を死なせてしまったこと」「もっと彼に信頼されていれば救えたかもしれないこと」への悔恨と罪悪感は、彼女の心の奥底に焼き付いていたのだ。
災厄の魔女カラミタス 「ぐ、ぁぁぁッ!! ……あの子の……名前を出すなァッ!!」
激痛と激情。だが、それは彼女を折るものではなく、薪となった。上条のような被害者を二度と出さないために。この悲劇の連鎖を断ち切るために。彼女は「魔女」としての覚悟を完了させる。
災厄の魔女カラミタス 「……そうね。これは私の罪。だからこそ、私が終わらせなきゃいけないの!」
粉砕された右腕から、さらに強大な魔力が噴き出す。「災厄の業火(スカーレット・インフェルノ)」 回避不能の全方位攻撃が、ホムラたちを飲み込もうとする。
- 178バトロ渡哲也25/12/22(月) 09:05:40
ホムラ 「くっ……! 金木さん、静虎さん、まだですか……!?」
武田に足止めされた影響で、金木と静虎はまだ援護に来られない。万事休す。そう思われた瞬間。横合いから飛び込んだ影が、カラミタスの懐へと滑り込んだ。
「灘神影流・捩突!!」
螺旋の衝撃が、カラミタスの魔力障壁を一点突破で貫く。吹き飛ばされていたはずの宮沢鬼龍が、鬼の形相で戻ってきたのだ。
宮沢鬼龍 「勘違いするな。俺は元からお前たち偽善者を助けたかったわけじゃない。……いい機会だから、この魔女と戦ってみたかっただけだ」
鬼龍は悪ぶって笑うが、その背中は雄弁に「弱者を守る強者」を語っていた。彼は懐からUSBメモリを取り出し、ホムラに投げ渡す。
宮沢鬼龍 「受け取れ。現場監督の正体に関するデータだ。……こいつとの戦闘中、隙を見てデータベースから引っこ抜いておいた」
ホムラ 「え……いつの間に!?」
宮沢鬼龍 「俺のIQをナメるなよ。……行け! ここは俺が食い止める!」
鬼龍は単身、災厄の魔女に立ちはだかる。
- 179二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 11:45:19
弱きもの扱いのホムラに悲しき現在···
- 180二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 18:48:14
二人ともカッコいいけど鬼龍の俺のIQをナメるなよで笑ってしまう
- 181二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 20:26:21
共和国ロワでもIQやたらとアピールしてたし最近の鬼龍は知能派で食ってくつもりなのかもしれないね
- 182バトロ渡哲也25/12/22(月) 22:56:37
【これまでのあらすじ】
現場監督から力を受け取り覚醒したカラミタスは、「ラスボス」として参加者の粛清を開始する。宮沢静虎、金木研、ホムラ、宮沢鬼龍、テュフォンは、現場監督を探し出してこのゲームを止めさせるために、現場監督とつながっているカラミタスと接触するが、交渉は失敗し、鬼龍とテュフォンが死亡。鬼龍は、カラミタスからくすねたアクセスキーを用いたハッキングで、現場監督の正体をついに割り出し、その情報をホムラに託した。だがホムラは、アイアン木場とヤン・バレンタインに静虎をおびき出す餌として捕らえられてしまう。そこに金木が到着し、木場との決戦の火蓋が切られる。
【カラミタスが現場監督から授与された能力】
因果の再現(カースド・メモリー):
ブリムストーンの炎に被弾することを発動条件として、「敵が元居た世界線で体験したあるいは体験する予定だったダメージを再現できる」という能力。例えばAFOに対しては、原作『ヒロアカ』の世界線で彼が被弾するはずだった「オールマイトのユナイテッド・ステイツ・オブ・スマッシュによるダメージ」や「スターアンドストライプの個性『ニューオーダー』による自己が保有していた個性の消滅」を付与することができる(>>120)。
【修正】
× 宮沢鬼龍 「受け取れ。現場監督の正体に関するデータだ。……こいつとの戦闘中、隙を見てデータベースから引っこ抜いておいた」
〇 宮沢鬼龍 「受け取れ。現場監督の正体に関するデータだ。……戦闘中に魔女からくすねたアクセスキーを使って、データベースから引っこ抜いておいた」
- 183二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 22:59:03
強くなれ金木…!!
お前をホムラを守れる男になるんだ - 184バトロ渡哲也25/12/22(月) 23:02:04
第17ターン:与える者、自立する者
イベント1(戦闘)(森林)
森林の開けた場所で、金木研とアイアン木場の激闘が続いていた。 木場は金木を「静虎をおびき出すための餌」としてだけでなく、自身の鬱屈した感情をぶつける対象として襲いかかる。
アイアン木場 「どうしました! その程度ですか! 宮沢さんの愛弟子が聞いて呆れる!」
木場がプロレス技「ジャーマン・スープレックス」の体勢に入る。 金木は赫子で抵抗しようとするが、木場の怪力には抗えず、地面に叩きつけられた。 脳震盪と激痛。金木の意識が飛びかける。
(やっぱり……僕には無理なんだ。静虎さんのようにはなれない……)
だが、薄れゆく意識の中で、金木は静虎の言葉を思い出していた。
『強さは、渡すためにある』
金木の心奥底から、かつてない強烈な叫びが湧き上がる。
金木研 「(……嫌だ。もう、嫌なんだ。何もできずに奪われるのは……!)」
金木は血を吐きながら、震える足で立ち上がる。 その瞳から怯えが消え、静かな覚悟の光が宿る。
金木研 「……まだだ。僕は、もう逃げない!」
形勢が逆転し、金木の赫子が木場を捉える。木場は意識を失いかけ、膝をつく。 金木が勝利したかに思われた。
- 185バトロ渡哲也25/12/22(月) 23:03:39
イベント2(戦闘・改心)(森林)
意識が薄れる中、木場の瞳に映る金木の姿が歪む。 それは、かつて自分を見捨てた母を奪い去った、憎悪すべき父の強大な背中だった。 木場の口から、うわ言のような悲痛な叫びが漏れる。
アイアン木場 「……俺は強い俺は誰よりも強い見ろ俺を父よりも俺を見ろ母さん一人にするな俺を母さん……」
木場は本能だけで立ち上がり、咆哮と共に必殺の拳を放つ。 金木はその姿と言葉に、自分自身の影を見た。 母に一番に見てもらいたかった。でも、母は他人を優先し、過労で死んでしまった。
(……この人も、同じだったんだ。誰かに見てほしくて、愛されたくて……)
金木研 「痛かったですよね……。寂しかったですよね……」
金木は回避しなかった。木場の拳をあえて肉体で受け止めながら、自身の赫子を木場の懐へと伸ばす。 それは攻撃ではなく、まるで抱擁のような一撃。 金木の「意志」が、木場の拳を通じて伝播する。殺意ではなく、木場の抱える深い孤独と渇望を理解し、受け入れようとする温かい波動。
アイアン木場 「な……貴様、何を……!?」
その言葉が、木場の「無我」の領域を打ち砕いた。 木場は悟る。自分が求めていたのは「最強の証明」などではなく、努力する自分を認めて受け入れてくれる「理解者」だったのだと。 拳が止まる。木場は膝をつき、金木の肩に額を預けるようにして崩れ落ちた。
アイアン木場 「……クソッ。お前みたいなガキに……俺の何がわかるってんだ……」
憎まれ口とは裏腹に、その憑き物が落ちた表情は、彼が初めて得た安らぎを物語っていた。 木場はそのまま意識を手放し、失神した。
(アイアン木場、敗北・改心!)
- 186バトロ渡哲也25/12/22(月) 23:04:59
イベント3(戦闘)(森林・数メートル離れた場所)
一方、木場と金木研の戦いと同時刻、錠前で拘束されたホムラの前で、ヤン・バレンタインが喚き散らしていた。 ヤンはホムラの口に銃身を突っ込み、下卑た笑みを浮かべる。
ヤン・バレンタイン 「ケッ! あのクソガキ(金木)もすぐミンチだぜ! テメェもそうだ! 以前俺を仕留め損なったあのナマ温かい筋肉野郎(静虎)のせいで、仲間が死んだんだろォ!? お前の仲間は全員無駄死にだ!」
ホムラ 「……んぐっ……!」
ヤン・バレンタイン 「悔しいか!? 守られてばっかの役立たずがよォ!」
ホムラの脳裏に、テュフォン、鬼龍、静虎、そして金木の顔が浮かぶ。 彼らは命を賭して、自分に希望を託してくれた。それを「無駄死に」と愚弄することだけは許せない。
(私は……もう、守られるだけの存在じゃない!)
ホムラの聖杯の力が覚醒する。彼女の全身から炎が噴き出し、錠前を溶かし尽くした。
ヤン・バレンタイン 「なッ!? テメェ、自力で……!」
ホムラ 「黙りなさい。……私の大切な人たちを、その汚い言葉で侮辱するのは許しませんッ!」
ホムラは聖杯の剣を召喚し、ヤンに肉薄する。 ヤンは慌てて銃を乱射するが、ホムラの剣技は弾丸を切り裂き、ヤンの懐へと届いた。
ホムラ 「これで終わりです!」
一閃。聖杯の炎を纏った剣が、ヤンの胴体を両断した。 断末魔と共に、吸血鬼は炎に包まれて消滅した。 ホムラは荒い息を吐きながら、自身の足でしっかりと大地を踏みしめた。 それは、彼女が初めて自分の手で運命を切り開いた瞬間だった。
【スマブラSP】ゼノブレイドシリーズBGMメドレー 新曲 アレンジ まとめ【ゼノブレイド】
(ヤン・バレンタイン、死亡!)
- 187二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:05:13
おおっ金木が木場を許したッ
オトンの教えが効いてるんやっ - 188二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:05:39
木場が改心した…?
◇闇のフィクサーは…? - 189二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:06:55
ホムラの覚醒に感動しております
- 190バトロ渡哲也25/12/22(月) 23:08:20
イベント4(交流・情報共有)(森林)
戦闘が終わり、静寂が戻った森林。 金木研は、傷だらけの体でホムラのもとへ駆け寄る。
金木研 「ホムラさん! 遅れて、ごめんなさい……! 大丈夫ですか? 怪我は……」
ホムラ 「金木さん……。気にしないでください。私は、大丈夫です」
ホムラは優しく微笑む。その顔には疲労の色が見えるが、同時に強い意志が宿っていた。
ホムラ 「あなたが……あの人(木場)を一人で食い止めてくれたから、私は戦うことができました。……ありがとうございます、金木さん」
金木研 「……ホムラさん」
二人は互いの無事を確認し、深く頷き合う。そこに、武田との戦いを終えた宮沢静虎が合流する。
宮沢静虎 「金木君、ホムラさん……。無事でよかった。二人とも、本当に強くなりましたね」
金木研 「静虎さん……! テュフォンちゃんと鬼龍さんが、僕たちのために……」
ホムラ 「……はい。あのお二人が遺してくれた情報があります」
ホムラは鬼龍から託されたUSBメモリを取り出す。 静虎は首を横に振った。
宮沢静虎 「……私は機械には疎くてね。ホムラさん、解析をお願いできますか?」
ホムラ 「はい、やってみます」
ホムラが自身のデバイス(あるいは携帯端末)に接続し、データを展開する。 そこに映し出されたのは、現場監督の正体に関する驚くべき事実だった。
ホムラ 「……現場監督の正体は、『佐藤』という男……かつて『亜人』と呼ばれた不死身の兵士です」
- 191二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:09:24
えっ佐藤が猿王殺したんですか?
- 192二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:10:18
えっ あの後運営側になったんですか
- 193バトロ渡哲也25/12/22(月) 23:10:33
金木研 「亜人……? 不死身って、どういうことですか?」
ホムラ 「殺しても死なない。死亡と同時に肉体が再生し、完全に復活してしまうのです。つまり、殺 害による排除は不可能です」
宮沢静虎 「攻略法は一つ。『無力化』です。殺さずに、意識を奪い、拘束するしかない。……そして、このデータによれば、彼は前々回のゲームで敗北した後、願望器から管理者権限を譲渡されているようです」
金木研 「管理者権限……。それを奪えば、ゲームを終わらせられる?」
宮沢静虎 「ええ。佐藤に権限を手放させる。それが、我々の最後のミッションです」
一同は打倒佐藤の決意を新たにする。
(現場監督の正体と攻略法が判明!)
次スレ
"バトロワ"をやります ドリーマーズ・ゲーム・ザ・ファイナル Part3|あにまん掲示板おそらく最終スレっス前スレを超えた前スレhttps://bbs.animanch.com/board/6032242/bbs.animanch.com管理者権限を譲渡されたんだぜ そりゃあIBMも超強化されるだろ
- 194二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:10:41
佐 藤 !
- 195二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:11:49
なにっ
ここで1回目の伏線回収が来るのかあっ - 196二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:13:40
ふうん亜人キャラ禁止とはそういうことか
- 197二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:14:26
ふうん そういうことか
佐藤はゲームに直接手出ししないイメージがあるし管理者権限に何かあるんスかね - 198二次元好きの匿名さん25/12/22(月) 23:15:57
- 199二次元好きの匿名さん25/12/23(火) 08:26:24
うめ
- 200二次元好きの匿名さん25/12/23(火) 08:32:44
うめ