中国の軍事力「着実に進展」、2027年までの台湾進攻を想定か…米国防総省が年次報告で分析
【ワシントン=阿部真司】米国防総省は23日、中国の軍事・安全保障に関する年次報告書を公表した。中国は2027年までの台湾侵攻を可能にするため、軍事力を「着実に進展」させていると分析した。台湾の武力統一に向けて複数の軍事的な選択肢を検討しているとしている。 【データ比較】空母化した護衛艦「かが」を米「ロナルド・レーガン」、中国「山東」と比べると
報告書では、中国が台湾侵攻を想定し、米国に対して核兵器などの分野で「戦略的均衡」を図っていると指摘。米本土を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「DF(東風)31」を100発以上配備した可能性が高いとの見方も示した。DF31は核弾頭の搭載が可能で、核戦力を増強していると判断した。
中国が保有する核弾頭数については、30年までに1000発超に達するとした前年の見通しを維持しつつ、生産の速度は過去数年と比べて鈍化しているとの分析結果も示した。