10:00 廟をはしご
保安宮のすぐ隣に廟があった。

郊外にこういうガレージっぽい屋根の廟をよく見る。
廟が隣同士であっても、あんま関係なかったりする。

中はとてもきれいだった。
さらに歩いて5分くらいのところに、

紅毛港天龍宮(姓武斎宮)があった。

何かのイベントなのか、廟の中で信者の人が集まっていた。

天井がガラス張りになっていて清々しい。

どうやら斉天大聖(孫悟空)の誕生日だったっぽい。
廟では、神々の誕生日をお祝いしているのをよく見る。

リアルパイナップルと、マイクラみたいなパイナップルそろい踏み。
10:30 スーパーマーケットへ
お土産の購入もかねてスーパー「全聯福利中心」へ。

手前に野菜、進めば肉魚、レジ前に広がるお菓子とレトルト食品。
四谷くんが「日本みたいや」と漏らす。日本みたいというか、欧米みたいというか…

牛乳は紙パックもあるけど、プラスチックボトルが多め。

四谷くんが、台湾限定のコイケヤの赤みそポテチを購入。
なんどもネットで「ほんとうに台湾にしかないのか」を確認していた。

おなじみの彷彿ゼリー

海外旅行をすると、派手なデザインの歯ブラシに目が行ってしまう。
星形のブラシ。よく磨けるかどうかは置いておいて、「かわいい」で歯ブラシを選んでみたい。
colgateはアメリカの会社。日本ではcolgateの歯ブラシはあまり見ないが、台湾ではバンバン売っているようだ。

パッと見、「?」と思う日本語だが、「根面齲蝕」は歯茎が下がるタイプの虫歯のことをいうようだ。
常用外の「齲」を「う」にする、むしろ日本っぽい表記が、台湾においては日本製品感が出ていいのかもしれない。
ヘッドのデザインも芸術点高い。
気に入ったデザインの歯ブラシを一つ買った。観賞用として歯ブラシを買う趣味を始めた日。
11:00紅毛港朝天宮に行く

スーパーから歩いて5分くらいのところに、別の廟があった。

ここも羅漢の像が充実していた。
もちろん、四谷くんは真ん中の羅漢のポーズを真似っこしていた。

この廟では媽祖を祀っているようで、媽祖祭のポスターが掲示されていた。
そういえば、『世界ふしぎ発見!』の台湾の媽祖祭に密着した回で、アナウンサーが「媽祖様の神輿は、媽祖様の気分次第でどこに行くかわからない。まさにでたとこ勝負。」と言い、ますだおかだの岡田に「岡田さんの芸風と同じですね」といじると、岡田が「誰がお笑い界の媽祖や」という聞いたことなさすぎる返しをしていたのが好きでたまらない。
その話を四谷くんにした。たぶんこれを話すのは4、5回目だったからか、適当に返事された。

長い線香を立ててお参り。
千将軍と順将軍もいた。

廟の目の前に、媽祖祭のお客さんの歓迎メッセージがかかげられた鉄骨があった。
なんか取り壊したあとの鉄骨にしか見えなかったけど、なんだったんだ。
12:00 ショッピングモール「SKM Park Outlets 高雄草衙」へ
駅の方面に戻ることにする。
途中、民家のガレージにつながれた柴犬が私たちにめちゃくちゃうなってきやがった。「こいつ・・・!」と思った。(帰国したあとも、この柴犬のことを思い出してしまった。あいつ・・・!)
お腹がすいたので、ショッピングモールで昼食をとることに。

くら寿司、ココ壱、一風堂、ビアードパパが入っていた。

つけ麺風まぜそば屋「銷魂麵鋪」にした。
牛肉スープのつけ麺が看板商品のようで、わくわくして店に入ろうとしたら、店員さんが「牛肉食べますか」と聞いてきた。「えっ、牛肉系のメニューは全部売り切れ!?」とドキドキしたら、普通にベジタリアンかどうか質問してるだけだった。
日本では肉を食べるか食べないかあまり聞かれないので、一瞬「えっ」となる。

私は、牛肉とキャベツのあっさりスープにしてみた。
お、おいしい・・・
牛のうま味とキャベツの甘さがしっかり出ていながら、口当たりはとてもあっさり・・・付け合わせの辛く煮つけた薄揚げとも合う・・・
昨日夜遅くの飲食で「ちょっと胃が疲弊ぎみ?」と感じていたのだが、このスープで確かに胃が開いた。
四谷くんが注文したのはスパイシーな牛肉スープで、これはこれで箸がとまらない。付け合わせの鴨血の味付けが絶妙・・・
スープはもちろん飲み干した。
このお店は人気チェーン店で、クオリティの高いインスタント麺も販売している模様。

フードコートにあった「初丼(はじどんぶり)」の日本語が、ガツンとしたポエジーをまとっていた。
「初丼」は、
「心を使うからこそ、
心を感動致します」
日本の厳格で
繊細な精神を守り、
ひゃく回以上の
試練と探検に耐える和風の
ドンライス
の饗宴を提供します
鬼気迫る日本語。久しぶりに日本語で心揺さぶられたかもしれない。
次回、
かつての製糖工場をそのまま探検できる台湾糖業博物館へ!
デイリーポータルZで書けなかった部分も収録!
高雄駅で太陽餅を購入したあと、軽くアニメイトに寄ったりもありながら、
晩御飯はシーフードを食べるべく海天下海産餐へ!うっま!
お楽しみに・・・!
保安宮のすぐ隣に廟があった。
郊外にこういうガレージっぽい屋根の廟をよく見る。
廟が隣同士であっても、あんま関係なかったりする。
中はとてもきれいだった。
さらに歩いて5分くらいのところに、
紅毛港天龍宮(姓武斎宮)があった。
何かのイベントなのか、廟の中で信者の人が集まっていた。
天井がガラス張りになっていて清々しい。
どうやら斉天大聖(孫悟空)の誕生日だったっぽい。
廟では、神々の誕生日をお祝いしているのをよく見る。
リアルパイナップルと、マイクラみたいなパイナップルそろい踏み。
10:30 スーパーマーケットへ
お土産の購入もかねてスーパー「全聯福利中心」へ。
手前に野菜、進めば肉魚、レジ前に広がるお菓子とレトルト食品。
四谷くんが「日本みたいや」と漏らす。日本みたいというか、欧米みたいというか…
牛乳は紙パックもあるけど、プラスチックボトルが多め。
四谷くんが、台湾限定のコイケヤの赤みそポテチを購入。
なんどもネットで「ほんとうに台湾にしかないのか」を確認していた。
おなじみの彷彿ゼリー
海外旅行をすると、派手なデザインの歯ブラシに目が行ってしまう。
星形のブラシ。よく磨けるかどうかは置いておいて、「かわいい」で歯ブラシを選んでみたい。
colgateはアメリカの会社。日本ではcolgateの歯ブラシはあまり見ないが、台湾ではバンバン売っているようだ。
パッと見、「?」と思う日本語だが、「根面齲蝕」は歯茎が下がるタイプの虫歯のことをいうようだ。
常用外の「齲」を「う」にする、むしろ日本っぽい表記が、台湾においては日本製品感が出ていいのかもしれない。
ヘッドのデザインも芸術点高い。
気に入ったデザインの歯ブラシを一つ買った。観賞用として歯ブラシを買う趣味を始めた日。
11:00紅毛港朝天宮に行く
スーパーから歩いて5分くらいのところに、別の廟があった。
ここも羅漢の像が充実していた。
もちろん、四谷くんは真ん中の羅漢のポーズを真似っこしていた。
この廟では媽祖を祀っているようで、媽祖祭のポスターが掲示されていた。
そういえば、『世界ふしぎ発見!』の台湾の媽祖祭に密着した回で、アナウンサーが「媽祖様の神輿は、媽祖様の気分次第でどこに行くかわからない。まさにでたとこ勝負。」と言い、ますだおかだの岡田に「岡田さんの芸風と同じですね」といじると、岡田が「誰がお笑い界の媽祖や」という聞いたことなさすぎる返しをしていたのが好きでたまらない。
その話を四谷くんにした。たぶんこれを話すのは4、5回目だったからか、適当に返事された。
長い線香を立ててお参り。
千将軍と順将軍もいた。
廟の目の前に、媽祖祭のお客さんの歓迎メッセージがかかげられた鉄骨があった。
なんか取り壊したあとの鉄骨にしか見えなかったけど、なんだったんだ。
12:00 ショッピングモール「SKM Park Outlets 高雄草衙」へ
駅の方面に戻ることにする。
途中、民家のガレージにつながれた柴犬が私たちにめちゃくちゃうなってきやがった。「こいつ・・・!」と思った。(帰国したあとも、この柴犬のことを思い出してしまった。あいつ・・・!)
お腹がすいたので、ショッピングモールで昼食をとることに。
くら寿司、ココ壱、一風堂、ビアードパパが入っていた。
つけ麺風まぜそば屋「銷魂麵鋪」にした。
牛肉スープのつけ麺が看板商品のようで、わくわくして店に入ろうとしたら、店員さんが「牛肉食べますか」と聞いてきた。「えっ、牛肉系のメニューは全部売り切れ!?」とドキドキしたら、普通にベジタリアンかどうか質問してるだけだった。
日本では肉を食べるか食べないかあまり聞かれないので、一瞬「えっ」となる。
私は、牛肉とキャベツのあっさりスープにしてみた。
お、おいしい・・・
牛のうま味とキャベツの甘さがしっかり出ていながら、口当たりはとてもあっさり・・・付け合わせの辛く煮つけた薄揚げとも合う・・・
昨日夜遅くの飲食で「ちょっと胃が疲弊ぎみ?」と感じていたのだが、このスープで確かに胃が開いた。
四谷くんが注文したのはスパイシーな牛肉スープで、これはこれで箸がとまらない。付け合わせの鴨血の味付けが絶妙・・・
スープはもちろん飲み干した。
このお店は人気チェーン店で、クオリティの高いインスタント麺も販売している模様。
フードコートにあった「初丼(はじどんぶり)」の日本語が、ガツンとしたポエジーをまとっていた。
「初丼」は、
「心を使うからこそ、
心を感動致します」
日本の厳格で
繊細な精神を守り、
ひゃく回以上の
試練と探検に耐える和風の
ドンライス
の饗宴を提供します
鬼気迫る日本語。久しぶりに日本語で心揺さぶられたかもしれない。
次回、
かつての製糖工場をそのまま探検できる台湾糖業博物館へ!
デイリーポータルZで書けなかった部分も収録!
高雄駅で太陽餅を購入したあと、軽くアニメイトに寄ったりもありながら、
晩御飯はシーフードを食べるべく海天下海産餐へ!うっま!
お楽しみに・・・!
コメント