委託先業者から金品受領 兵庫県警署長ら幹部処分 酒の無償提供、タクシー代も・警察当局
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兵庫県警の現職署長が、県警業務を委託している業者から金品を提供されていたことが24日、警察関係者への取材で分かった。 【写真特集】「警視庁のバッジ35種類、初めて一挙公開」 業者が営む飲食店で県警幹部が会食をした際、酒類の無償提供を受けていたことも判明。警察当局は不適切な交際として、署長を訓戒処分とし、会食に参加していた村井紀之前県警本部長(58)ら幹部数人を注意などの処分とした。村井氏は同日付で辞職した。 関係者によると、署長は県西部の警察署に勤務する警視(60)。警察関係の業務を受注している外国籍の男性と親しく、2023年ごろから男性の経営する神戸市内の焼き肉店で飲食した際などに、土産やタクシー代などとして計数万円分の利益供与を受けた。 この店では県警幹部による会食も開かれ、村井氏らも数回参加。その際、店側からメニューにない希少な酒を「サービス」として無料で提供されるなどしていた。 男性が代表を務める法人は、県警本部の食堂の運営や違法駐車車両の確認業務などを受注。当局は酒類の提供などが業務受注の見返りだった可能性も視野に調べたが、競争入札で落札した経緯に不自然な点は見つからなかった。 当局は、提供を受けた酒類の金銭的価値は、参加者1人あたりに換算すれば数百~数千円で、違法な接待に当たらないと判断した。ただ、男性が県警の利害関係者であることに加え、上司らには監督責任もあるとして、村井氏を警察庁長官注意とするなど、入札に関わる幹部を処分した。 署長については、入札に関する権限はないが、提供を受けた金品の額が多く、県警の信用を失墜させたとして、より重い警務部長訓戒とした。 村井氏は23年3月から2年間本部長を務め、中国四国管区警察局長に異動。警察庁は今夏、9月8日付で辞職する人事を発表したが、直後に撤回し、官房付(異動待機)にして調査していた。
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