系列別にみるラズパイで動作するLinuxディストリビューション
Amazonのアソシエイトとして、ラズパイダ(raspida.com)は適格販売により収入を得ています。詳しくは当サイトのプライバシーポリシーをご覧ください。
この記事は最終更新日から1年経過しています。適切な内容ではない可能性があります。
Raspberry Pi 4や5にインストールできるLinuxディストリビューションは数多く存在しています。Raspberry Pi OSがDebian由来ですから、Debian系でArm64に対応していれば動作する確率は高まります。
主だったディストリビューションを列挙してみました。気になるディストリビューションはあるでしょうか。
この記事の主な流れ
【検索されている記事】販売価格が異なるWindows OS の選び方
ラズパイで動作するのはArm64に対応していること
Raspberry PiのCPUアーキテクチャがArm64のため、一般的なPCによくあるx86_64、amd64用のOSはインストールできません。
加えて、Raspberry Piも4や5といったモデルによって性能が異なるため、モデルによっては動作が厳しい場合も出てきます。
ここに例挙してあっても動作しなくなっているディストリビューションも時間と共に出てくるでしょう。
他に動作するパターンとして、例えば、Slackware Linux on a Raspberry Piのように、公式にはイメージファイルが無くても、有志によりインストールできるディストリビューションも存在しています。
■Pi 5 メモリー8GB、4GB、と安価になったPi 4
系列別にみるラズパイで動作するLinuxディストリビューション
思い付くだけのディストリビューションを系列別に並べてみました。Linuxのディストリビューションでは、○○系といった表現がすることがあります。
Raspberry Pi OSはDebian由来だからDebian系というわけです。
Debian系
├── Raspberry Pi OS (旧Raspbian)
├── Ubuntu
│ ├── Ubuntu Server
│ ├── Ubuntu Desktop
│ └── Ubuntu Core
├── Kali Linux
├── MX Linux
├── DietPi
Red Hat系
├── Fedora
├── AlmaLinux
Arch系
├── Arch Linux ARM
├── Manjaro ARM
Gentoo系
├── Gentoo (手動インストールが必要)
openSUSE系
├── openSUSE Leap
├── openSUSE Tumbleweed
軽量ディストリビューション
├── DietPi
├── Tiny Core Linux
メディアセンター用ディストリビューション
├── LibreELEC
├── OSMC (Open Source Media Center)
レトロゲームエミュレーション用ディストリビューション
├── Lakka
├── Recalbox
├── Batocera.linux
その他
├── Alpine Linux
├── Void Linux
├── FreeBSD (特定のバージョンでサポート)
├── Volumio
├── moodeaudio
├── etc....Debian系
- Raspberry Pi OS (旧Raspbian): ラズパイ公式がサポート。Raspberry Pi用にカスタマイズされている。
- Ubuntu Desktop: デスクトップ用途。Ubuntu公式がサポートしている。人気のLinuxディストリビューション。
- Ubuntu Server: Ubuntuのサーバ用途向け。
- Ubuntu Core: Iot端末など組み込みシステム向け。
- Kali Linux: セキュリティテストに特化。
- MX Linux: 安定性が特徴で初心者にも人気。軽量でリソース消費も少ない。
Ubuntu Desktop 24.04

Ubuntu24.04LTSがリリース、Pi 5にも正式対応
Ubuntu 24.04 LTSが現地時間25日に予定通りリリースされました。LTSは長期サポート版です。前回は22.04LTSでした。以前からRaspberry Piには正式対応しているOSです。今...
MX Linux

あのMX LinuxがRaspberry Pi 向けイメージMXFBPをリリース
なんかちょっと違う気がすると思った人、鋭い! MX Linuxとは言っても、Raspberry Pi 用に作られたフレーバーです。 公式から出されているのでMX Linuxには違いありませ...
投稿が見つかりません。
Red Hat系
- Fedora: RedHatが手掛けるディストリビューション。
- AlmaLinux: CentOSの後継の1つ。Red Hat Linux互換ディストリビューション。
AlmaLinux

Raspberry Pi で動くOSはたくさんあるよ【2022年】
これまでラズパイダでは、Raspberry Piでも動作するOSをいくつもご紹介してきました。あれから現在までに更に多くのOSやディストリビューションが増えました。 Raspberr...
Arch系
- Arch Linux ARM: シンプルさとカスタマイズ性を重視したディストリビューション。高度なユーザー向け。
- Manjaro ARM: Arch Linuxをベースにしたユーザーフレンドリーなディストリビューション。
Manjaro

ラズパイ4にも対応している軽量でクールなOS「Manjaro」はアリ
ManjaroはArch Linuxと互換性があるOSです。全くの独自に進化しています。シングルボードコンピューターのRaspberry Piでも軽快に動作します。 ラズパイ4はメモリーも1G...
Gentoo系
- Gentoo: 高度にカスタマイズ可能なディストリビューション。パフォーマンスと最適化を重視するユーザー向け。
openSUSE系
- openSUSE Leap: 安定性を重視したエンタープライズ向けディストリビューション。
- openSUSE Tumbleweed: 最新のパッケージを提供するローリングリリースモデル。
軽量ディストリビューション
- DietPi: 非常に軽量なディストリビューションで、リソースを最小限に抑えつつ必要な機能を提供。
- Tiny Core Linux: 最小限のサイズで動作する軽量ディストリビューション。
あわせて読みたい

ラズパイ4で動いたOS一挙に10選とおすすめのデスクトップ代替OS
2019年に登場したRaspberry Pi 4 model Bで動作するOSが次第に増えてきました。Raspberry Pi はCPUなど構成が一般的なPCとは異なるため全てが動作するようにはなりませ...
メディアセンター用ディストリビューション
- LibreELEC: Kodiメディアセンターを簡単にセットアップするための軽量ディストリビューション。
- OSMC (Open Source Media Center): もう一つのKodiベースのメディアセンター用OS。
LibreELEC

LibreELECのアップグレード方法、v12ベータ2版でKodi21へ対応
LibreELEC がKod vi21に対応しました。LibreELECは2024年4月、v12のベータ版でLibreELEC-RPi5.aarch64-11.95.2.img.gzでした。 ちょっとややこしいのですけど、LibreELE...
レトロゲームエミュレーション用ディストリビューション
- Lakka: レトロゲームエミュレーションに特化したディストリビューション。
- Recalbox: レトロゲーム専用OS。簡単なインターフェースとセットアップを提供。
- Batocera.linux: レトロゲームエミュレーションに特化し、複数のエミュレータを統合。
Recalbox

GPi CaseにレトロゲームエミュレーターRecalbox
ラズパイでエミュレーターというと、ずっとRetropieをご紹介してきました。もちろん、それでも十分なんですけど、しばらく触っていなかったRecalboxを試してみると、GPi...
batocera

Raspberry Pi 4にレトロゲームエミュレーターBatocera.linux
今まで知らなかったのですが、「Batocera.linux」というエミュレーターソフトがありました。メニューなどがReceboxと似ているUIからお分かりのように、Recalboxからフォ...
その他
- Alpine Linux: 非常に軽量でセキュリティを重視したディストリビューション。コンテナ環境に適しています。
- Void Linux: 独自のパッケージ管理システム(XBPS)を持ち、シンプルさと効率を追求したディストリビューション。
- FreeBSD: Unix系のオペレーティングシステム。高性能、高度なネットワーキング、セキュリティ機能を提供。
確実に動作するのはRaspberry Pi Imagerに収録されたOS
ご紹介した中には、何もせずともディストリビューション側がRaspberry Piに対応させて専用のイメージファイルがある場合と、少し手間暇を掛けないと上手く動作しない場合があります。
特にRaspberry Pi 4では動作したのに、Pi5ではまだイメージファイルがない、または対応しないディストリビューションも存在します。
Arm64対応をせず、Arm32の32bit版までしかないディストリビューションもあります。
確実に動作したり、Raspberry Piのサポートをしている場合、公式のツールアプリ「Raspberry Pi Imager」に収録されています。
2024年で最新のPi5では、まだまだ動作する数は少ない印象ですね。
気になったディストリビューションはmicroSDカードで試してみてください。