YouTubeやTwitchなどの配信プラットフォームを分析するWebサービス「Streams Charts」が12月23日、2025年のYouTubeにおけるゲームカテゴリの人気配信者ランキング(12月19日発表)の改訂を発表した。
「Streams Charts」によれば、当初のランキングでは配信それぞれに設定されているカテゴリーを参照して集計を行っていたが、今回の改訂では主にゲーム関連のコンテンツを配信するストリーマーのすべてのライブ配信を集計する形に変更。
それにより、“最もYouTubeで視聴されたゲーム実況配信者”と打ち出されている「総視聴時間」カテゴリで、ホロライブの兎田ぺこらさんが2位から4位に、にじさんじの葛葉さんが4位から5位に下方修正された。
なお、3位のホロライブ・さくらみこさんの順位に変動はない。
※Streams Chartsによれば、ランキングは12月21日時点までのデータを反映(当初のランキングでは12月18日時点までのデータ)。2026年1月に最終的なデータを発表するという。
「総視聴時間」3位はさくらみこ、4位は兎田ぺこら、5位は葛葉
今回のランキングは「総視聴時間」「視聴者数」「最大同時視聴者数」の3つのカテゴリ別に発表。
「総視聴時間」「平均視聴者数」では、改訂前と同じくIShowSpeedこと米人気ストリーマーのダレン・ジェイソン・ワトキンス・ジュニアさんが首位を獲得している。
今回の改訂により、「総視聴時間」カテゴリでIShowSpeedさんに次ぐ2位にランクインしたのは、Gaulesことブラジルの人気ストリーマー・アレクサンドル・ボルバ・チケータさん。
改訂後の「総視聴時間」カテゴリのランキング/画像はStreams Chartsより
続けて、3位にさくらみこさん(累計41,345,697時間→44,431,929時間)、4位に兎田ぺこらさん(累計41,558,944時間→42,855,724時間)、5位に葛葉さん(累計36,312,860時間→37,149,912時間)が輝いた。
「最大同時接続者数」日本最高順位はホロライブ卒業生・紫咲シオンに変更
また、今回の改訂により「最大同時視聴者数」カテゴリのトップが変更。
首位はDjMariiOことスペインのYouTuberMario Alfonso Garridoさんが獲得。当初1位だったIShowSpeedさんは2位に下方修正された。
改訂後の「最大同時接続者数」カテゴリのランキング/画像はStreams Chartsより
日本の配信者で最高順位となったのは、4月にホロライブを卒業した紫咲シオンさん(355,020人)の5位。Streams Chartsによれば、紫咲シオンさんの卒業ライブによる記録だという。
なお、当初のランキングで5位だった兎田ぺこらさん(288,952人)は9位に、10位だったさくらみこさん(249,493人)はトップ10圏外に下方修正されている。
さらに「平均視聴者数」カテゴリで、日本人最高順位となる2位だったさくらみこさんは3位に変更(38,519人→38,296人)。
改訂後の「平均視聴者数」カテゴリのランキング/画像はStreams Chartsより
4位だったホロライブ・大空スバルさんは6位に(26,362人→26,362人)、5位だった兎田ぺこらさんは7位に(26,050人→26,263人)、6位だった葛葉さんは8位に(22,222人→22 ,264人)、9位だったホロライブ・戌神ころねさんはトップ10圏外に繰り下がることとなった。
一部ライバーのデータの乖離は「方法論上の差異に起因」
本ランキングを巡っては、一部ライバーの順位や集計データについて「実際の数字と大きくかけ離れているのではないか」などという指摘がインターネット上で上がっていた。
本件についてKAI-YOUが「Streams Charts」に問い合わせを行ったところ、広報担当者は「ランキング初期版において適用された方法論上の差異に起因するもの」と説明した。
曰く、当初のランキングでは、放送時点でYouTubeのゲームカテゴリに分類されていた配信のみを集計しており、それにより一部ライバーの順位やデータに差異が生じているように見えてしまっていたという。
「Streams Charts」は、社内での検討を経て、過去数年と同様の集計方法に変更。
改訂されたランキングでは、活動が主にゲーム関連である配信者をゲーム実況配信者に分類し、個々の配信で使用されたカテゴリラベルに関わらず、すべてのライブ配信をランキングに反映させる方法に切り替えた。
VSTATSの関与は「事実ではない」と完全否定
なお、本件を巡っては、VTuber専門のデータサイト「VSTATS」運営がデータを改変したという真偽不明の情報もインターネット上で流布されている。
本件について、「VSTATS」運営者は「記事の翻訳・監修は行っているが、データの集計・管理権限はStreamsCharts側にあり、VSTATSが数値を改変・削除することは技術的に不可能である」として、疑惑を全面的に否定した(外部リンク)。
また、KAI-YOUの取材を受けて、Streams Chartsの広報も「本ランキングがサードパーティの分析ツール(VSTATSなど)に依存しているとの質問が寄せられておりますが、これは事実ではありません」と否定。
今回のランキングについては、「サードパーティの関与を一切排除し、Streams Chartsの内部データと手法のみに基づいて作成されております」と説明している。
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4件のコメント


tabesutori
ランキングの修正ありがとうございます。某違法ROMさんがさくらみこさんに勝ってるイメージ全然なかったので、こちらのランキングのほうが肌感覚に近い順位になってると思います
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raripappa
「ゲーム」カテゴリーだけを集計してゲーム系YouTuberをランク付けするやり方はフェアではなかった。
なぜなら、律儀にゲーム配信だけをゲームカテゴリーに設定する配信者もいれば、料理だろうが雑談だろうがサッカー観戦だろうが野球観戦だろうがゲームカテゴリーに設定する配信者もいるからだ。そうすると、律儀な配信者が損をする目に合う。だから新しい集計方法の方が納得がいく。
しかし、最大同接のランキングは納得いかない部分がある。明らかにBOTと思われるものもランクインしているからである。そこは今後の課題である。
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匿名ハッコウくん(ID:13208)
取材たすかる! 完全に陰謀論になってて怖かった
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