1人当たり名目GDPで日本22位→24位 2024年、円安影響で
内閣府が23日に発表した国民経済計算の年次推計によると、豊かさの目安となる日本の2024年の1人あたり名目国内総生産(GDP)は3万3785ドルだった。経済協力開発機構(OECD)加盟国中24位で23年の22位から後退した。円安が進みドルベースの名目GDPが縮小した。
23年は3万5229ドルだった。スペインとスロベニアに抜かれ、OECD加盟国中で24位は比較可能な1994年以降で最低の順位となった。主要7カ国(G7)ではイタリアの4万385ドルを下回った。
2024年の名目GDPの総額は4兆1869億ドルだった。世界のGDPに占める比率は3.8%で世界4位を維持した。
24年度の国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)は8.2兆円のマイナスで、23年度のマイナス10.7兆円から縮小した。名目GDPに対してのマイナス幅は1.3%で、比較可能な1994年度以降で最も小さくなった。