(パ・リーグ、楽天4-1ロッテ、6回戦、楽天4勝2敗、20日、楽天モバ)楽天・中島大輔外野手(23)が先制&決勝弾となる今季1号3ランを放って、勝利に貢献した。
「僕だけ全然打っていなくて、少しほっとした気持ちもあるし、うれしかった」。二回2死一、三塁。西野の4球目、144キロの高めの直球を強振。観衆2万4830人の前で打球が右翼席に飛び込んでも、スピードを緩めずにホームを踏んだ。
試合前まで打率・077で「9番・中堅」でスタメン出場。「センターが辰己さんではなく僕。少し不安というか、いろいろな意見もあり…、ビビっていた」と自虐。始球式は会いたかったというアイドルグループ、乃木坂46の久保史緒里が務めたが「かわいいなと思ったけど正直、試合前でそれどころではなかった」と笑いを誘った。
青学大から2024年にドラフト6位で入団した左打者。同じく2年目で6回1失点で2勝目を挙げた古謝とお立ち台に上がった。昨年7月31日の本拠地でのソフトバンク戦。打球を後ろにそらして失点につながった拙守を、左腕の力投に救われたという。「古謝が勝ってお立ち台に立ったからよかったが、僕が後ろにそらして迷惑をかけた。助け合いができてよかった」と胸を張った。
三木監督は「非常に大きな一打」とたたえ「もっと上を目指せる」と期待。中島は「次からも打ち続けないとレギュラーは取れない」と浮かれるそぶりはなかった。(広岡浩二)
■中島 大輔(なかしま・だいすけ) 2001(平成13)年6月4日生まれ、23歳。和歌山県出身。京都・龍谷大平安高から青学大に進学。4年時には主将を務め、東都大学リーグ春秋連覇と全日本大学選手権優勝。リーグ戦では4年秋にMVP、3年秋から3季連続でベストナイン。24年ドラフト6位で楽天入団。今季は6試合で打率・125、1本塁打、3打点。通算43試合で打率・216、2本塁打、13打点(20日現在)。180センチ、78キロ。右投げ左打ち。独身。年俸950万円。背番号32。