埼玉県内の複数の医療機関から2年以上にわたり睡眠導入剤の処方を受け、知人女性におよそ2万3000錠を譲り渡したとして、県警は、大宮西警察署の男性巡査部長を停職1か月の懲戒処分としました。
男性巡査部長は「助けられるのは自分しかいないと思った」と話しているということです。
懲戒処分を受けたのは、大宮西警察署地域課の男性巡査部長(56)です。
県警によりますと、男性巡査部長は40代の知人女性から「睡眠導入剤が足りず眠れない。体調不良の自分に代わり薬をもらってきてほしい」と相談を受け、県内の複数の医療機関をのべ526回受診し、睡眠導入剤およそ2万3000錠を無償で譲り渡していたということです。
男性巡査部長は「かわいそうだから助けてあげたい。助けられるのは自分しかいないという気持ちが強かった」と話しているということです。
男性巡査部長は、19日、麻薬特例法違反の疑いでさいたま地検に書類送検され、自ら「巡査長」への降任を申し出ているということです。
県警の斎藤克也首席監察官は「警察職員としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
外部リンク