なぜか笑顔で手を振って…ディズニーシーの中国人刃物男の事件が示唆する外国人労働者問題の“深層”

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
12月4日の送検で姜容疑者は、報道陣に向かってなぜか笑顔で手を振っていた
12月4日の送検で姜容疑者は、報道陣に向かってなぜか笑顔で手を振っていた

報道陣ににこやかに手を振った容疑者

12月4日、千葉県警浦安署から警官に連れられて姿を現したのは短髪の若い男だった。最初は緊張した表情だったが、階段を下りながら男は上目遣いにカメラを見つめると、なんと、笑みを浮かべてにこやかに手を振ってみせたのだ。バスに乗る直前にも制止する警官2人の肩越しに両手を振り続けていた。なぜ笑顔だったのだろうか──。

千葉県浦安市の「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」で、懇親会の最中に刃物を持ち込んで脅したとして、中国籍の自称自営業・姜春雨(ジャン・チュンユー)容疑者(34)が暴力行為等処罰法違反(脅迫)の疑いで逮捕された。

千葉県警によると姜容疑者は12月1日午後8時ごろ、浦安市舞浜の同ホテル内の宴会場で、懇親会に参加していた会社員の男性(31)に刃物を向け、脅した疑いだ。

「事件が起きた宴会場では、ある会社の懇親会が行われていました。突然現れた姜容疑者は、出席者の間を回って、中国語で書かれた紙をテーブルごとに配り始めます。参加者の1人だった男性が止めに入ると、リュックサックから刃渡り約20センチの中華包丁のような刃物を取り出し中国語で、『それ以上近づいたらぶっ殺すぞ』などと恫喝したのです。姜容疑者はこの会社の元従業員で、何らかのトラブルで辞めていたといいます。

事件後にホテルから立ち去った姜容疑者はJR舞浜駅から電車で逃走したようです。千葉県警は防犯カメラ映像などから行方を追い、翌2日に神奈川県川崎市内の自宅前の路上で姜容疑者の身柄を確保しました」(全国紙社会部記者)

取り調べに対し姜容疑者は「会社への抗議文を配っていたところを止められたので包丁を出した」などと説明し、「刃物を向けて脅したつもりはない」と一部容疑を否認しているという。

関連記事