『神学より律法を優先するイスラム』がそもそも誤解です。
・イスラームにおける最優先原理はタウヒード(神学)
イスラームにおいて最も根源的な原理はタウヒード(神の唯一性)であり、これは信仰(アキーダ/神学)の中核です。
神学(アキーダ)なしに、シャリーア法は成立しません。
シャリーア法は「信仰を前提とした行為規範」であり、独立した法体系ではないです。
古典的にも神学書のことを、
Fiqh Al-Akbar
『大いなる法学』と言っていますし、法学は神学の枝であると整理されてきました。
・シャリーア法は「神学を社会に実装するための方法論」
シャリーア法とは、
神の主権、人間の被造物性、責任と倫理といった神学的前提を、具体的行為へ具現化する枠組みです。
したがって、
神学を無視した法学 → イスラームではないです。
また法学だけを切り出して「中世的」「近代不適合」と批判する → 構造理解の欠如ということになります。
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きけ、庶民の声
@KikeKoe1987
Replying to @Samurai_Japan01
【シャリーア法=中世の生活様式をそのまま再現するもの」という理解は事実とは異なります】という言い方で、神学より律法を優先するイスラムの近代との対峙が出来ないことをなかったことにはできません。あのカイロの「イスラム人権宣言」の限界を見てもよく分かりますね。
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