自転車部品の重量と仕様
折りたたみ自転車開発のために購入 or 採用検討中の部品の重量、仕様および注意点をここに蓄積します。
自分は車体丸ごと計量できる吊り秤りを所有していないため、電子天秤で計測した個々の部品重量から車重を計算しています。市販の小径車/折りたたみ自転車は専用仕様や特殊パーツが多いため、部品や構成要素の重量を知るには実際に分解して測定するほかありません。部品を流用したり、設計で参考にする際にも特化した比較一覧があると便利なのです。
折りたたみ自転車の設計に必要な既製部品の寸法諸元や差異を一覧するために始めた超私的なメモなので、一般的な軽量化目的に使える網羅的な内容とは言えませんが、個人的に所有するBSモールトン、モールトンAPB他20インチ小径車数台、ブロンプトン、ストライダ LT等々の小径車の為に集めた情報も含まれているので、同一車種や同じホイールサイズの自転車に乗っている方なら参考になる部分があるかもしれません。部品の選定は個人的な好みですが、主に商品本体と消耗部品の入手性、代替性、耐久性と修復の容易さを基準にしています。
平地の日常走行において自転車を軽量化するメリットは殆どありません。しかし折りたたみ自転車の存在意義である「小さく畳んで持ち運ぶ」という使い方を頻繁に行う場合、1kgも変われば肉体的な負担には大きな差が出ます。
重量測定に使用しているはかり
完成車やフレームの計量は、家庭用の体重計(目量0.1kg)を用いるので重量は目安とお考えください 。
2kgまでの小部品はTANITAのキッチンスケール KD-321(秤量2kg/目量0.1g)を利用しています。KD-321は家庭用のスケールの中では造りが良いほうで、上皿もキャリパーブレーキ2つを余裕で載せられる大きさがあります。更に厳密に計量する必要がある場合は、ザルトリウスのラボ向け精密電子天秤(秤量150g/目量0.001g)とA&Dの分析用電子天秤(目量0.01mg)を用いています。小ネジやベアリング球などの微細部品は使用個数の合計もしくは複数個をまとめて計測して個数で割った平均重量を記載します。
型番表記のルールと数値の単位, 記号, 略号について
「実測」は手元の現物を計った実測重量、「公称」は公式サイトやカタログ記載の重量、「Web」は販売サイトや個人ブログのレビューを参考とした情報です。製品名と型番は可能な限り正確に漏れなく記載し、類似品との違いや注意点を下の行に備考メモ(→〇〇〇)として追記します。部品カテゴリー全体に共通する秘訣や豆知識、私的な備忘録は※で下部に列記します。それらの説明文が長くなってきたら個別にページを用意して移行させる予定です。
型番は同一でも製造時期によって仕様や重量が変わる(マイナーチェンジのある)製品も多いため、仕様変更が確認できている場合は大凡の製造年や購入時期も追記します。ハブのオーバーロックナット寸法は本来「O.L.D.」と略すべきですが、OLD(mm)と表記します。クランク, チェーンリングのボルト穴のピッチ円 PCD(BCD)φmm も同様です。ハンドルのチューブ(パイプ)部品の寸法の前にある「C-C」はチューブの中心(Center)間の距離を意味します。「外-外」と書く場合は外幅の寸法です。円形/円筒部品の径φなど、寸法単位が表略されている数字は基本的にミリメートルです。
製造メーカー名はコンポーネント名の認知度が高いシマノのみ略します。メーカーや商品名が英字の場合、可能な限りカナ読みも併記します。ハイパーリンクは主に公式ページや通販サイトのURLです。
価格表記とリンクについて
価格はページに掲載時点でのネット最安値もしくは自分が購入した当時の価格です。価格前の略号の「A」はAmazon、「IKD」はCYCLETECH-IKD、「Ali」はAliExpress、「Bin」はBikeinn、「W」はWiggle、「ヨ」はヨドバシ.com、「ワ」はワールドサイクル、「楽」は楽天、「Y」はYahoo!ショッピングの店舗を表します。価格の後ろにある西暦は最後に確認した年(多くは記載時の日付)を意味し、価格改定や相場に変動が見られる場合は「〇年時点の定価は〜」のような文で備考欄に追記しています。
特に小径車/折りたたみ自転車カスタムの専門店「CYCLETECH-IKD」さんのホームページを参考にさせていただきました。
http://www.ikd21.co.jp/ikd/list/m000.html
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自転車パーツ分類一覧(部品名クリックでジャンプ)
既製品の自転車 / 車体 / フレーム / 構成要素
BSモールトン / STRiDA ストライダ
フロントディレイラー
リアディレイラー
シフター 各種 / バーエンドシフター / Wレバー / Wレバー台座 / フラットバー用シフター
Di2 関連アクセサリー/ケーブル類
ブレーキレバー 各種
ブレーキレバー / ドロップハンドル向け / 変速機能あり / STIレバー
ブレーキレバー / ドロップハンドル向け / 変速機能なし
機械式ブレーキレバー / フラットハンドル用 バーエンド用
油圧式ブレーキレバー / フラットハンドル用 バーエンド用
キャリパーブレーキ / リムブレーキ / ブレーキシュー
油圧式ディスクブレーキ キャリパー
機械式ディスクブレーキ キャリパー(油圧併用含む)
ディスクブレーキローター
シフトケーブル / アウター
シフトケーブル / インナー(タイコ込み重量)
ブレーキケーブル / アウター
ブレーキケーブル / インナー(タイコ込み重量)
ハンドルバー 各種 / ドロップハンドル / フラットハンドル, オールラウンダー
ステム 各種 / スレッドステム(クイルステム) / アヘッドステム
ステムアダプター / アヘッドアダプター
サドル
シートポスト, シートピラー
BROMPTON ブロンプトン用 φ31.8シートポスト
やぐら / サドルクランプ / ペンタクリップ
軽快車用 ヤグラなし 先細シートピラー シートポスト
シートポスト外径変換アダプター 変換シム
シートクランプ
ペダル 各種 / フラットペダル固定式 / フラットペダル折りたたみ式 / フラットペダル脱着式
ボトムブラケット
クランク単体 / ツーピースクランク単体 / スクエア軸 角軸クランク単体
クランクセット(クランク+チェーンリング+チェーンリング固定ボルトの合計)
チェーンリング・アウター / トラック用 フロントシングル用含む
チェーンリング・インナー
チェーンリングボルト
チェーンリングキャッチャー・ウォッチャー
シングル フリーホイール / シングル フリーコグ / フリーギア /フリーギヤ
ねじ切り固定コグ / ピストコグ / トラックコグ
スプロケットのロックナット
スプロケット単品 / 内装ハブ用ゴク / シングルフリー化用1枚コグ
カセット スプロケット 各種 / 9速 / 10速 / 11速 / 12速
チェーン / チェーンリンク / チェーン駒
完成車ホイール / 完組ホイール
クイックリリース・スキュワー
ハブ 各種 / フロントハブ / リアハブ / ハブダイナモ
リム 各種 / 14インチ254 / 16インチ305 / 16インチ349 / 18インチ355 / 17インチ369 / 20インチ406
スポーク / ニップル
チューブ 各種
リムテープ / リムバンド
タイヤ 各種 /12インチ203 / 14インチ254 / 16インチ305 /16インチ349 /18インチ355 / 17インチ369 / 20インチ406
ボトルケージ
サイクリングコンピューター
空気入れ / ポンプ / インフレーター
スタンド / キックスタンド
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既製品の自転車 / 車体 / フレーム / 構成要素
ブリヂストン・モールトン / BS Moulton
・ブリヂストン モールトン BSM-R9 後輪OLD135mm 非分割 後期型フレーム重量:4,200〜4,300g(体重計の実測)
→ 後期型非分割モデルの製品型番はBSM-R9だが、車種略号は NBMR9 となっている。ちょっと紛らわしい。
→ フロントフォーク&コラムなし、メインフレーム+リアスイングアームの重量:約2,850g(実測)
→ 大手メーカーのカーボン製ロードバイクフレームはフォーク込み1.5〜2kgなので、上記重量はかなり重い!
→ BSM-R9 完成車のカタログ公称重量は11.9kgだった。ちなみに上位の分割式18速の公称は12.7kg
→ 10kgを切るには 7kg半のロードバイクを組むだけの投資が必要。ハブとクランクとハンドル周りの軽量化が要(かなめ)
→ 付属アルミシートポストφ27.2x300の重量は256gで、これは完成車が十分に軽い部品で組まれている事を意味する。
→ サドルや泥除けも当時基準でかなり軽い。メーカーの設計者はフレーム重量を相殺しようと、部品選定に苦心したはず。
→ シートチューブ上端の外径は塗膜込みでφ35.29mm、装着されているシートポストクランプには35の数字がある。
→ 付属シートクランプは26.8g。内径は緩めた状態で実測φ35.1なので、市販のφ34.9を買えば良いのか?(未確認)
→ BSモールトン 旧公式特設サイト https://www.bscycle.co.jp/bs_moulton/bsm_index.html
→ バイシクルオンラインのアーカイブ http://www.bscycle.co.jp:80/catalog/folding-compact/moulton.html
・ブリヂストン モールトン BSM-R9 純正 泥除け前後セット ステー込み ネジなし:153g(実測)
→ アルミ製だが樹脂に迫る軽さ。ステーもアルミ製で非常に軽量。後期の非分割はフレームカラー問わず黒
→ 泥除けを外しても軽くできる重量は僅か。ここを軽量化する意味はあまりない。実用的にも外さないほうが賢い
→ 分割式とフレームセットはボディ同色。中古で泥除け同色の非分割ならフレームセット販売品と判断可能
→旧公式BSモールトン フレームキット https://www.bscycle.co.jp/bs_moulton/bsm_product_framekit.html
・ブリヂストン モールトン 純正フロントディレイラーマウント BM-FDB F419002・取付ねじ含む:173g(実測)
→ 後期型フレーム専用のディレイラー台座。既に入手困難。ステンレス製だがパイプなので見た目ほど重くない。
→ …が、シートチューブから直接アームを長く伸ばした方が良いと思う。昔のS-Speedのように
→FD-R8000と合わせてバーコンで変速する場合の重量増加分は約+330g+ケーブル重量
・ブリジストン モールトン純正タイヤ 17インチ 32−369:220g
→ 後期非分割BSM-R9付属品のスリックタイヤ。詳細は17インチ369タイヤの欄に記載
※ 硬めだが指で押すとしっかり凹む、クッション性のある純正ブリヂストン銘入りサドルは269g
RENAULT ルノー ライト系
・RENAULT ルノー PLATINUM LIGHT 6 14インチ:6.8kg(公称, ペダルなし重量) A 64,836円
→ 全長116cm/ハンドル幅52cm/ハンドル高78cm-85cm(ペダル幅/サドル高含む)
→ 折りたたみ時サイズ:65cm×36cm×高さ55cm(ペダル幅/サドル高含む)/サドル高さ:66cm-90cm
→ 6は変速数ではなく6kg台の意味するらしい。色はブラック、シルバー、レッドの3色
→ 2024年2月現在売られているモデルの発売日は2020年頃。毎年更新されるイヤーモデルではないようだ
→ 設計者として気になるのはギア比。チェーンリング歯数は47T、リアコグは11Tなので、およそ 1:4.272
→ タイヤの周長は14インチ幅1.35なら、1mを僅かに超える程度。 よって1漕ぎで進む距離はおよそ4.3m
→ ケイデンス90で1分間に進む距離は387m、時速 23km/hとなる。これはかなり速く、若干重めだと思う
→ 身長によるが、175cmの人なら乗車姿勢はかなり前傾気味。ホールベースは画像から読んで83cm程度
→ 2024年2月時点のエッフェルは前42T後14Tでギア比は3ジャスト。13Tはフリーの入手が困難。
→ RENAULTのリア11Tフリーホイールはハブ一体の専用仕様らしく、一般的な規格品ではない
STRiDA ストライダ 各種
・STRiDA ストライダ LT 16インチ(ETRTO 305) 各色 :10.6kg(公称)2023年モデル
→ 16インチで5本腕(☆形)の樹脂キャストホイール。リムはシュワルベのマラソン(レーサー含)が嵌めにくい事で有名。
→ ホイールの樹脂スポーク部分は基本が黒色で、クリームのみ薄い茶色。他に赤樹脂になっているモデルもあった。
→ STRiDA 16インチの折りたたみ時サイズは、高さ1130mm 幅720mm 厚み360mm
→ 現行品は前後共に機械式ディスクブレーキ。キャリパーは専用品で前後形状が違う特殊仕様。各色オプションで購入可。
→ ブレーキローターはフロントφ140mmの6穴、リアはφ160mmでボルト穴なし。リアはフリーホイールで固定する。
→ 後輪のハブフランジ右面には花形の凸がある。ブレーキローターも内径(中心の穴)が花のような形状になっている。
→ 標準的なディスクブレーキは車体左側に取り付けるが、STRiDAは後輪ディスクブレーキが右面にある。
→ これらはディスクブレーキモデルになって以後、2024現在まで全ての車種に共通の仕様。
→ ローターの外フチの形だけマイナーチェンジがある。2017年頃に波状の輪郭の物に置き換わったようだ。
→ LTは2010年登場。それ以後2024年現在までLTの名前で販売継続中。登場から暫くは5.0より安いモデルだった。
→ 2010年発売当時はスポークホイール&ディスクブレーキの5.0、ドラムブレーキの3.3がが併売されていた。
→ スポークホイールでドラムブレーキが3.3、その前にあったグレーの樹脂のホイール&ドラムブレーキが3.0のはず。
→ (参考:2010年頃の代理店カタログページのアーカイブ http://www.gsglobal.co.jp/bike/strida/index.html )
→ 説明書の展開図は2009年頃から変わっておらず、2024年現在も説明書の展開図は前フォーク補強のない5.0の絵のまま。
→ 旧STRiDA 5.0の分解図展開図 PDFのArchive 1.8MB http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/pdf/STRiDA50.pdf
→ つまりパーツの部品構成/部品数も、ディスクブレーキになった2010年頃からほぼ変わっていないという事。
→ ストライダのフレーム本体の正規保証期間は5年間となっている。部品類は1年。保証条件の詳細は下の※欄で。
→ 前フォークの付け根の補強(ジョイント基部から下に伸びる穴開き三角板)は、2014年版が初出のようだ。
→卸販売会社OTOMO公式の 2013年版 LT と 2014年版 LT の商品紹介画像を比較しよう。販促用の詳細な写真Zipもある。
→ 2014年以後の前フレームには、ステム部の内角と前フォーク付け根(ジョイント下)に補強が入っている。
→ 補強が入る前のフレーム(2013年まで)はフォークの付け根部分で破断する事故がしばしば報告されていた。
→ 2014年頃、下フレームのブトムブラケットシェル部分が小ぶりになった。2013年までは一回り大きくて空洞がある。
→ 2023-2024年の定価は税込134,200円となっている。下は値上げ前の通販サイトの価格例。
→ 2020年7月26日のあさひ公式通販価格(画像148KB)、2020年7月19日のAmazon価格(画像64KB)
→ LT登場当初、2010年頃の定価は60,000円ジャストだった。(2010年5月の代理店公式ページアーカイブ)
→ 2013年ころまで総額表示で消費税込み60,000円を維持、2015年に税別70,000円、2016年税別80,000と徐々に値上げ。
→ 2017-2020年頃の定価は税別 85,000円。その後、新型コロナインフレと円安で値上がりし、2023年税込134,200円に
→ 日本ではクリームと表記される色が、海外販売サイトでは「Desert Sand」と説明されていた。
→ 過去にはLT-CAMO(カモフラ迷彩柄)やパステルカラーのLT-PASTEL等、LT〇〇という名前で単年度モデルも存在した。
→ LTと付くモデルは全て樹脂キャストホイール。LTが何の略かは現在まで不明。
→ 2016年のパステルは青緑ターコイズ/黄色マスタード/橙色サンキストの3色、2017年はラベンダー/薄緑ピスタチオの2色
→ 2019年、通常のLTで2色グラデーションになっているシュマロとネプチューンが単年販売された(公式サイトのアーカイブ)
→ 16インチでもキャストホイール以外(スポークホイール)は、LT〇〇という名前にはならないようだ。
→ 自分は2016年に販売された LT-PASTEL 艶消しイエロー(マスタード)を中古で購入(当時のツイート)
→ 旧GSジャパン STRiDA LTのカタログページ Archive http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/2023/STRiDA-LT.html
・STRiDA ストライダ SX 18インチ (ETRTO 355)各色 :11.5kg(公称)2023年モデル
→ 2023年モデルのカラーは黒ミント赤の3色。フレーム素材はLTと同じ7005アルミで、これは超々ジュラルミンに近い。
→ SXの特徴は18インチ ETRTO 355 スポークホイール。過去のSXはタイヤがコジャックだったが、現在は安いイノーバ。
→ 折りたたみサイズはタイヤの外径差の分だけ大きい 約720×1150×360㎜(高さ×幅×奥行) 2023年の定価は154,000円
→ 2020年頃まで楽天最安値9万円前後だった(画像 127KB)が、2024年現在は最安値でも12万円を超えている。
→ SXは年式によって色展開や付属パーツ類が変わる。限定ではないSXに革サドルが付いていた年度もあった。写真zip
・STRiDA ストライダ EVO 18 3段変速 18インチ(ETRTO 355)各色 :12.8kg(公称)左は2021年モデルの仕様
→ EVOは2012年頃登場、2021年を最後に廃盤。EVOのロゴとクランクアーム付け根でLT/SXと判別できる。
→ クランクの逆転(キックバック)で行う3段変速。2段ハブギアは見るが、3段のキックシフトは珍しい。
→ BB内装ギアボックスの名称は KS3 で、台湾Sturmey Archer製。部品価格は海外通販ならC$395(カナダドル)
→ KS3はEVOフレーム専用。EVOとSX/LTはBBシェルが異なるため、部品を買ってグレードアップは不可。
→ ギアボックスの円筒中央に出入力軸がないので、ハブギアのような遊星歯車機構は利用していないと推測できる。
→ 出入力が同軸なのと、外径から判断して3組6枚ギア構成で、おそらく複数のモジュール(歯の大きさ)が使われている。
→ 同軸で入出力が正転の場合、歯車列は通常二段掛けなのでそうなる。(大きさ的に3〜4段や内歯車考えにくい)
→ 2015年カタログ記載のギアレシオは 78.7% 100% 125.7% で、2021年版では80% 100% 136%となっている。
→ ここから各段の歯数比が推測できる。2021年の歯車列は直ぐ解ったが、2015年版の歯車列は特定できていない。
→ 中段が直結なら計算は簡単。増速減速プラスマイナスで100%を作る場合は難しい。2015年版の数字は正直怪しい。
→ 出力の100%が直結、最終段の歯車とチェーンリングのスパイダーが結合されている前提で計算してみると↓
→ 全てのギアの歯数は20〜35の間に入る筈。BBボディはφ100未満に見えるのでモジュールは多分m1.5〜2.5
→ 歯車が2段なら、増速率 = 入/出 = zA/zB x zC/zD を計算すればいい。ここではAがクランク軸、Dがチェーンリング。
→ 以下は「自分が設計するなら」という前提で、妥当性のある歯数を組み合わせたものです(あくまで例です)
→ 入力z34で出力がz30なら、 z34/z20 x z24/z30 = 1.7 x 0.8 でレシオは1.36となる。増速率(比)が1以下なら減速。
→ 上の初段z34/z20を同じモジュールのz27/z27に置き換えるとアイドルとして働き、最終的なレシオは0.8の減速となる。
→ 二段目をz24/z30ではなく同じレシオ0.8のz20/z25にしても動作する。同じレシオならモジュールは大きい方が良い。
→ 二段目をz20/z25にする場合モジュールを1.2倍大きくする。他がm1.5ならx1.2=m1.8で作れば軸間距離が等しくなる
→ ギアレシオのソースは 2015年カタログ(13.7MB) と商社サイト(158KB)、2021年代理店カタログ(5.4MB)
→ キックバック毎にクランク軸内の爪が出入りし、順に一段目の歯車内径にある凹凸と噛み合う構造だと思われる。
→ 爪は3つの歯車毎にある。キックバックする度、順番に突出する。ハブギアは一般にこれをロッド引き/押しで行う。
→ 100%は上の例だと最終出力のスパイダーと結合しているz30(z25)とアクスルが噛み合い、他の歯車は空転。
→ 増速率や段数にもよるが、BB内装ギアは遊星歯車を用いるハブ内装と比較して効率は良い筈。
→ 個人的に100%と136%は少々開きすぎだと思う。自分が設計するなら上は120%くらいで、ハイロー2速にする。
→ STRiDAは短ホイールベース&後輪偏荷重なため、登坂能力が著しく低い。ローがあっても坂だとウイリーしてしまう。
→ 強い踏力が歯車の歯の1山に直接加わる仕組みなので、体重過多や剛脚向きではない。故障の報告を複数見聞きした。
→ これに対してはモジュールの大きいヘリカルギアに変更し、歯車内径凹凸と噛み合う爪も大きくするしかない。
→ 遊星歯車を利用してトルクを分散させることもできるが、構造が複雑で大径化するので不採用となったんだと思う。
→ チェーンリングのスパイダー部に遊星歯車を内蔵して変速を行う社外オプションも売られているが、レシオが極端。
→ EVOには16インチスポークホイールモデルもあった。現在でも純正オプションとしてホイールが販売されている。
→ 3段変速のEVO16と18は2021年モデルを最後に廃盤となったらしい。2022年末までは通販を見かけた。
→ 代理店のインスタによると 2021年7月入荷分で最後だったらしい https://www.instagram.com/p/CRNqb22gaHD
→ 2022年以降、オークション等に単発で出てくる新車個体は海外在庫品の並行輸入だと思う。国内未発売の色も。
・STRiDA ストライダ SX Limited Edition 2015 18インチ ETRTO 355 色はBlackTabby:9.0kg(公称)2015年モデル
→ 定価は税別 250,000円。
→ カーボンホイール, 肉抜きサドル, カーボンハンドル, カーボンクランク, カーボンブレーキレバー採用の限定版
→ 単年で消えたモデルだと思う。後のフレームもカーボンのモデルとは異なる。フレームは通常の7005アルミのまま。
→ 2015年限定モデルとして登場、2016年も国内正規ラインナップにあった(2016年8月の165KB)。
→ フレームはアルミだが、溶接跡の凹凸が見えない。他の限定モデルも同様にパテ盛りや塗装で滑らかになっていた。
→ キャリアは付いておらず、マグネシウム合金のWellgo製 脱着式ペダルが付属する。これはオプション販売もあった。
→ ホイールは3バトンで、オプション販売もされていた。カーボンクランクセットも2022年頃は国内在庫があった。
→ チェーンリングはカーボンには見えない。2024年現在でも台湾のショップが日本向けにパーツの通販を続けている。
→ カーボンクランク170mmの重量はチェーンリング込みで約790g(Web情報)これは決して軽いとは言えない。
→ スパイダー交換可能な四角軸の軽量クランクに自作スパイダーを合わせた方が軽く仕上がるはず。
→ ブレーキレバーはおそらくTRP製のML940。レバーがカーボン、バンド一体のボディがアルミ製。2024年現在廃盤品。
→ サドルはTIOGAスパイダー風の肉抜きだが、クロモリレール。サドル台座も通常品のまま。つまり更に軽量化が可能。
→ 重量はスタンドなしで実測9kg強らしい。フレームは標準モデルと同じなので、軽量化する上で参考になる数字。
→ 中古半額で見かけたら即買いすると思う。経験上、自転車は9kgを切ると段違いに取り回しが楽になる。
→ 卸販売会社OTOMO公式 SX Limited Edition 2015 ページ https://www.e-otomo.co.jp/strida-sx-limited-2015/
・STRiDA ストライダ C1 18インチ ETRTO 355 フルカーボンモデル:8.6kg(公称)
→ 2016年に30周年モデルとして販売された。当時の定価は520,000円(税別)2016-2017年カタログに記載。
→ 3Kカーボンフレーム。折りたたみ時サイズは標準品より若干大きい 幅380×前後505×高さ1175mm
→ ブレーキレバーはSXリミテッドと同様、TRP製でレバーがカーボンの製品。型番はおそらくML940
→ サドルもC1専用のカーボンレールサドルで重量は173gと超軽量。薄いパッド入り。サドルのサイズは280x130mm
→ ホイールも3K織で、SXリミテッド付属やオプション販売品のカーボンホイールとは異なる非光沢仕様。
→ 標準品と共通するフレーム部品はない。流通量と販売期間から推測して、おそらく開発コストは回収できていない。
→ 元々数を売るつもりのない、販促的な意味合いの強いフラッグシップ商品だと思う。フルカーボンの割に軽くないし…
→ 上のSX Limitedのサドル台座やスチールパーツ類ボルト類を軽いものに交換するだけで同等重量に仕上がると思う。
→ つまり軽さを求める人が買う物ではない。
→ 卸販売会社の当時の商品紹介ページ https://www.e-otomo.co.jp/strida-c1/
→ 2016年8月当時の代理店公式サイト アーカイブ http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/18/STRiDA-C1.html
→ 2019年には前フレームと下フレームが赤く塗られた限定モデルも販売された。日本には5台割り振られたらしい。
→ 参考:小径専門店のfacebook https://www.facebook.com/100063637926728/posts/2391552587573037/
→ 代理店GSジャパンのブログによると11.4kgらしい(重いぞ?!) http://gsglobal.co.jp/WordPress/?p=1593
STRiDA 純正パーツ / オプション
・STRiDA純正 18インチホイール前後セット SCHWALBE KOJAK 付き ST-WS-001 ブラック 廃盤品
・STRiDA純正 18インチホイール前後セット SCHWALBE KOJAK 付き ST-WS-002 シルバー 廃盤品
→ 2015-2018年カタログ掲載。2024年時点で既に廃盤品。当時の定価は税別21,400円。KOJAK付きと考えたら激安ッッ!!
→ ブラックでもハブのとニップルの色シルバー。リムは無銘品に見える。スポーク36本。
→ 後継品のスポークホイールセットは定価同額のまま、タイヤがコジャックからイノーバ製に変わっている。
→ 当初はSX専用として売られていたようだ。OTOMOの旧ページ https://www.e-otomo.co.jp/strida-18wheel-set-sx-fr/
・STRiDA純正 16インチホイール前後セット ST-WS-005 ブラック:g A 22,000円
・
・純正 カーボンホイール ST-WS-007 3バトン 18インチ 光沢クリア塗装:前 520g/ 後540g(Web 2014年)
→ 2014年時点の情報。カーボンの繊維がマーブル状に見えるタイプで光沢クリア塗装。(織カーボンではない)
→ 2015年カタログ掲載、2020年頃まで国内正規の純正オプションとして流通があった。2021年時点で廃盤。
→ 2015年当時の当時の型番は ST-WS-007 で、18インチKOJAKタイヤ/チューブ付き。定価118,000円
→ バルブ穴は米式サイズ。リムテープ部分がオレンジレッド色だが別体テープなのかは不明。
→ 後に発売されたフルカーボンSTRiDA C1 は3K織の非光沢となっている。3K版も非正規で販売流通がある。
→ 形状は ST-WS-007 も3K非光沢仕様も同じに見える。海外通販やオークションで送料込み9.5万円程度。
→ 比較として標準18インチスポークホイールはタイヤチューブ/ローターなしで前625g 後650gらしい(Web)
→ リム単体だと流通の多いALEXRIMS DA-16 18インチリムが実測310g前後、スポーク24本で80g台
→ バトンホイールはスポークより重い物も多いが、この純正は市販最軽量リムで組むのと同程度か、若干軽くなる。
・STRiDA純正 カーボンブレーキレバー ST-BL-001 (TRP ML940):138g(Web)Amazonの商品ページ
→ TRP製造でTRPのロゴあり、STRiDAのロゴなし。重量は同一品と思われる 上はTRP ML940 の公称重量。
→ バンドはボディ一体でアルミ製。レバーのみカーボン。3Kらしき織り目があるタイプとマーブル状の物がある。
→ ブレーキレバーはアルミの塊なのでカーボンにする意味は十分ある。安いアルミで肉抜き過剰な物は折損リスクが高い。
→ STRiDAオプション品は2021年頃Amazonで取扱い、即在庫切れした。2023年公式に記載あるがどこも品切れ。
→ オプション定価は税込14,520円、2023年公式 http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/Option/parts/44.html
→ 本家TRP製も2010年代末には品切れでそのまま廃盤となったようだ。2024時点TRP公式にも記載なし。
→ 2021-2023年カタログ画像と2種類あるカーボン模様の比較画像(156KB)
・純正 カーボンクランクキット ST-CW-006 170mm:約790g(Web)
→ 左右アームとチェーンリング(正確には歯付プーリーやタイミングプーリー)を合わせた重量。
→ カーボンクランクは一般に結合部やペダル部にアルミのインサートが入っているため、あまり軽くならない。
→ スパイダーを取り外せる超軽量アルミクランクに自作スパイダーを合わせた方がおそらく軽く仕上がる。
→ BB内装ギアのあるEVOには取り付け不可
・純正前後ハブ 24H 現行ディスクブレーキ用:フロント 140g/ リア 166g (Web)2023-2024年
→ オプションの16インチスポークホイール ST-WS-009 に使用されている、2穴ずつが寄っているタイプ。
→ 海外で補修パーツとして流通しているもの。互換ではなく純正品に使われているハブ。
→ 手組みの参考としてALEXRIMS DA-16 18インチリムの重量は約300g、スポークニップル24本分で80g台。
→ DA-16より軽量いリムを使うなら純正カーボンに迫る500g台に仕上げられるはず。カーボンより軽くなる可能性も。
STRiDA 輪行バッグ / カバー類
・純正 ORIGINAL BAG(for travel)オリジナルバッグ(厚手)ST-BB-005 16/18インチ兼用 (2024年現行品)
→ 内部に薄いクッションも入っている、意外としっかりとした輸送用バッグ。当然嵩張る。for travelという説明がついていた。
→ 輪行は畳める薄手のST-BB-007、自宅での保管や自動車での輸送にはこちらと使い分ける人もいる。
・純正 NEW BIKE BAG ニューバイクバッグ ST-BB-007 16/18インチ兼用:550g程度(Web情報, 2024年現行品)
→ 一般にイメージする「輪行袋」はこちらの型番。薄手だが完全に覆うタイプなので、JR輪行に使える。小さく折りたたみ可能。
→ バッグの一部がポーチ状になっている。折りたたんだ状態でSTRiDAの小さいキャリアに載せて使う事を想定している。
→ ぴったりサイズで十分に軽く、肩掛けできる長さの丈夫なストラップ付きで、さすが純正品と言える物だった。お勧め品。
→ 自分は車体のオマケで中古購入して直ぐ手放してしまったが、また同じ物を買うと思う。ロゴ印刷が剥げやすい。
→ 2024年時点の定価は7,920円。単品は長期売り切れ状態。Amazonの商品ページ と 大きい商品画像(112KB)
→ 18インチモデルを入れると若干キツイらしい。完全に閉まらないという人、18インチでもちゃんと収まるよ?と言う人も。
→ 同じ型番で若干のマイナーチェンジが存在する。違いはストラップくらい?
・純正 BIKE BAG バイクバッグ(旧型)ST-BB-002 16/18インチ兼用 (廃盤品)
→ ニューバイクバックの旧型。2010年代半ばまでは売っていた。2015年の定価は8400円。後継品は上のST-BB-007
・純正 BIKE COVER バイクカバー ST-TLH-001 16/18インチ兼用 当時の定価 3400円(廃盤品, 当時の卸販売店のページ)
→ 畳んだで入れて立てた時にタイヤの下部が露出するので、バッグではなくカバーという名前になっている。
→ 押し歩き可能だが、JRとそれに倣う鉄道各社は車体を一部でも露出した状態で乗れないため、輪行には使えない。
→ 2015-2016年頃のカタログには記載がある。2020年頃には既にディスコンだったと思われる。Amazonの商品説明
・純正 STRiDA mini 専用 バイクバッグ 輪行バッグ TLH-002 (廃盤品)
→ 過去に海外で販売されていた14インチ版「ミニ」用。バッグは今だに流通があり、紛らわしいので型番を載せておく。
→ フリマやオークションで理解せず売買され、トラブルになっている。
※ 2024年現在、STRiDAは台湾 Ming Cycle により設計開発/製造されています。2007年頃から同社所有のブランドとなっています。車体や説明書には記載されていませんが、唯一?ベルトホイール(チェーンリングに相当)のモールドにその名前が入っています。Ming Cycleは台湾で五本の指に入る自転車製造メーカーで、多数の欧米メーカーからの委託製造も行なっています。2024年現在の年間生産台数は300万台にも及ぶそうです。
※ 永祺車業 Ming Cycle 公式ページ(英語) https://www.mingcycle.com.tw/en/
※ 永祺車業 Ming Cycle 公式ページ(日本語) https://www.mingcycle.com.tw/jp/
※ STRiDA | Ming Cycle https://www.mingcycle.com.tw/product-en/strida-en/(2019 Archive)
※ ストライダ共通の日本語説明書PDF Archive(4MB)→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/pdf/STRiDA.pdf
上の説明書PDFはLT、SX、EVO共通になります。数年前は購入時にCD-ROMで付属していました(現在は未確認)。STRiDAのトラブルの殆どは、このマニュアルの範囲内で解決できるものです。よくある質問に「ホイールの磁石が強すぎて外れない!」というものがありますが、外し方のコツもマニュアルの5ページ目にちゃんと書いてあります(画像82KB)。マニュアルには日常整備やタイヤ/ホイールの交換方法はもちろん、EVOの3速キックバックシフトの操作説明やオプション販売品のクイックリリース式サドル昇降部品(Q/Rシートモールディング)の取り付けも丁寧な図入りで分かり易く説明されています。2024年3月に確認した際のPDF更新日は2019年となっていました。説明書なしの中古を購入した方はもちろん、保証に関する説明(条件厳しめ)もあるので、購入を迷っている方も一通り目を通しておきましょう。製品保証についてはこの欄の下の方にも追記してあります。
※ 折りたたんだ時に左右のホイールをくっつける磁石は効き目を調整できますが、多少引っ張ったくらいでは外れないくらい強いのが正常です。STRiDAは折りたたんだ時に、重なったフレームがわずかにハの字になっているため、そのまま転がすと左右ホイールが開く方向へ力が掛かります。それに負けない程度に磁力が強くないと分離してしまうのです。転がし移動する際は進む方向にも気をつけてください。
※ 前後のホイールの磁石の吸着を外す際は、後タイヤ側を足で固定し、ハンドルを捻る(抉る)ようにすると簡単に開く事ができます。Zippoライターのように人によっては動作(作法?)は様々あるようで、つま先でタイヤを小突きつつ捻ったり、少し持ち上げて落とす衝撃と共にハンドルを捻る人もいるようです。本来磁力が強い事を理解しつつも吸着を弱めたい場合や衝撃が怖い人は、薄いゴム板(古チューブの切れ端など)を接着したりして効きを和らげています。繰り返しますが、磁力は強めが正常です。階段の上り下りで少々乱暴に転がしても外れないくらい強いのに、ハンドルを軽く捻るとあっけなくパコンと外れるという、機能的なコントラストに関心します。
※ STRiDAの三角頂点付近の二箇所に巻かれているハチマキはフレームプロテクター(Frame protector)と呼ばれるもので、折りたたみ最後の段階でダウンチューブ先端のコブを嵌める際、他のチューブを傷つけない為に巻かれています。仕組みを言葉で説明するのは難しいのですが、コブの形状とハチマキの意味は拡大動画を見れば一目瞭然だと思います(下URL)
https://www.youtube.com/watch?v=7vJcf-L35kY
一度固定されると多少の衝撃では外れません。あまり語られない部分ですが、STRiDAの実用性と設計的な美しさが集約している機構だと考えています。なお、純正のフレームプロテクターはアクセサリーとして購入可能です。2023年時点の定価は2個セットで1,430円、Amazonマケプレも同額でした。
※ STRiDA EVOや一部の海外版LTにはフレームプロテクターが巻かれておらず、代わりにプラスチック製の「フレームクランプ」を用いて固定するものもあるようです。
※ 2024年春頃、国内の代理店が変わったらしく、今後STRiDA関連の公式ページのリンク切れが予想されます。もし上の説明書URLが見られなくなった場合はこちらのアーカイブをご覧ください。下は参考となるSTRiDA関連のURLですが、特に断りない場合は日本国内の公式関連サイトもしくは日本語版のファイルです。
※ 日本正規代理店 GSジャパン STRiDAカタログ トップ http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/index.html
過去のWebアーカイブ 2009年10月(3.3と5.0のみ)/2010年5月(LT登場)/2012年7月/2013年9月/2015年2月
(2015年2月と3月の間にでサイトデザインを一新)
続 2016年1月/2016年10月/2017年5月/2018年10月/2019年10月/2020年10月/2021年12月/2023年10月
※ GSジャパン STRiDAオプションパーツ http://www.gsglobal.co.jp/bike/STRIDA/Option/index.html
日本語のオプションパーツカタログは国内正規品として流通する物のみが掲載されています。カタログ落ち=廃盤とは限らず、海外では販売が続いている物も多いようです。
※ 2015年版 国内代理店カタログPDF 13.7MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2015_STRiDA.pdf
※ 2016年版 国内代理店カタログPDF 3.5MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2016_STRiDA.pdf
※ 2017年版 国内代理店カタログPDF 86.3MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2017_STRiDA.pdf
※ 2018年版 国内代理店カタログPDF 67.4MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2018STRiDA.pdf
※ 2019年版 国内代理店カタログPDF 不明
※ 2020年版 国内代理店カタログPDF なし
※ 2021年版 国内代理店カタログPDF 5.4MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2021STRiDA.pdf
※ 2022年版 国内代理店カタログPDF 2.1MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2022STRiDA.pdf
※ 2023年版 国内代理店カタログPDF 3.7MB→ http://www.gsglobal.co.jp/bike/pdf/2023STRiDA.pdf
※ 2024年3月1日、STRiDAの国内代理店がGSジャパンから変わるらしい。告知URLはこちら。Blog記事はこちら。
※ クロモ バイクショップ(通販サイト)STRiDA車体 https://store.cromobike.com/collections/strida
※ クロモ バイクショップ STRiDA検索 https://store.cromobike.com/search?q=STRiDA
※ 自転車関連の事業譲渡先は 株式会社クロモ CROMOBIKE https://www.cromobike.com となっています(2024年3月末時点でSTRiDAページは準備中)。会社(事業)分割でしょうか。現在はカラー展開がいまいちなので、過去に販売されていた女性向けの可愛く明るいカラバリや、14インチ版miniの復活を期待します。これまで画像検索でヒットする魅力的なカラーはどれも日本未入荷や単年で消えた色ばかりでした。加えてカナダの代理店のように消耗部品(アクセサリーではなくスモールパーツ類)を公式通販で容易に(安価に)入手できるようにして欲しいです。消耗部品の在庫ストック量も見習って欲しい(あちらは「可能な限り送料が安くなるよう、小パケットで送りますよ」という気遣いまであったり…)。メール便200円で送れる数百円の小部品を求めるのに、わざわざ問い合わせたり実店舗を通す必要がある現在のシステムはいい加減時代遅れです。それができないなら、消耗部品やオプションパーツを安価な送料で販売してくれる親切な台湾の人たちへ圧力を掛けるよう真似はしないでいただきたい。ただでさえ自転車店が整備を嫌がる車種です(販売店でも…)。オーナー/ユーザー自身で自助互助できる文化が育たなければ(補修部品が容易に入手できなければ)車体の販売普及も望めません。カナダや台湾の販売者たちが海外の我々にも親身になってくれるのは、それをはっきり自覚しているからに他なりません。情報公開に積極的だったり、全く儲からない少額部品の通販をしたり、ユーザー整備の相談に乗る理由は、カナダのブログやサイトを隅々まで読めばわかります。日本の自転車輸入商社(代理店)は流行に合わせてそれっぽい物を企画し、中国台湾のアルミフレーム工場に安く作らせ数売ってナンボの商売をここ30年繰り返してきました。その取り扱い商品の中で英国生まれのSTRiDAは数少ない特別な例外のひとつでした。乗り捨てられるアルミ折りたたみ自転車の中で、おそらく唯一設計者の魂と良心が残っている稀有な車種だと考えています。同じ形で長期間作られ続けた結果、台湾製のアルミ車両としては珍しくフィードバックを受けて繰り返しの改良が加えられ、成熟完成しつつあるフレームです(対して、流行を追ってコロコロとデザインの変わるルック車、児童向け自転車は、改良/成熟する前に廃盤になるを繰り返しているため、常に半完成品不良品です。破断に対する保険的な措置から、ガチガチに硬く重いフレームばかりとなっています)。今までがそうであったように、日本の商社が企画販売するアルミ自転車のほぼ全てが20年も経たずに乗り捨てられ、後世語られる事もないでしょうが、STRiDAはこの先も高いデザイン性と機能性の評価を保ち続けるでしょう。工業製品的にも成熟したSTRiDA LT/SXのディスクブレーキモデル(特に2014年以降のフレーム)は30年後でも多くが動体で保存され、中古の価値も維持し続けると確信しています(20年前のSTRiDAも当時の市場価格の6〜8割で売買されています。綺麗なものはプレミア価格です)。上で書いた「特別な例外」のアルミ車両には他にブリジストン モールトンが存在しましたが、販売終了しています(アルミBirdyのクラック問題は中古ジャンクの多さから判断すると、根本的な解決はしていないようです)
※ STRiDA カナダ公式 補修部品通販 https://stridacanada.ca/product-category/strida-parts/
※ STRiDA カナダ公式 Strida Canada West https://stridacanada.ca/
カナダ、ブリティッシュコロンビア州Grand ForksにあるSTRiDAカナダ代理店/販売店/通販サイトです。ブログを読むと、2022年夏の時点でアクセサリー/オプション品の多くが注文不可(恐らく製造終了扱い)となっているそうで、欲しいものがあれば早めに購入/買い溜めすることが推奨されています。自分もSTRiDA(製造元であるMingCycle)の販売戦略に変化が起きているのでは?と推測していました。新型コロナによる工場生産ライン停止の影響と、その後の自転車需要増に対応するためなのか、STRiDAは明らかに減産中で、ラインナップやアクセサリーの種類も整理されつつあります。他メーカーの委託品に生産リソースの多くを充てているのでしょう。2024年版の日本国内代理店カタログも2024年3月30日時点でまだ発表されていません(2024年モデルも予告されているものの、ずっと準備中のまま)。
※ STRiDAオランダ公式(英語ページ) https://www.strida.nl/en/
※ STRiDAオランダ公式 消耗部品/アクセサリー通販 https://www.strida.nl/en/c/strida-parts/
台湾カナダのサイトと比べて価格が高めですが、オプションパーツや消耗パーツ類の装着状態がよくわかるので、アクセサリー類の購入前や分解前に一通り目を通しておくとイメージしやすいです。かなり以前に売り切れ廃盤となったオプション類の画像も残っていているので、自分は外観や商品コードの確認の為によく覗いています(カナダのサイトも非常に充実しているのですが、SOLDOUTするとページが無くなるので)
※ 日本に正規輸入されていない(カタログ未掲載の)アクセサリー類も多いようです。レザーとキャンバスを合わせたオレンジ色の専用フレームバッグ(画像361KB)なんかも、実用一辺倒な黒い純正パニアバッグより魅力的に見えます。
※ ここ数年日本向けで女性受けの良い(まともな)明るい色はターコイズとミント(2-3年前なら加えてヴィーナス=黄緑)だけで、色調も青緑系ばかり被っています(2023-2024年時点)。これは台湾の意向なのか、代理店の指示なのかはわかりませんが、最近のSTRiDAは暗いカラーばかりなのが残念です。ストライダが小道具に使われているファッション雑誌の写真や広告も、アニメ漫画作品でキャラクターが乗っている車体も、多くがオシャレで明るいカラーです。それらの写真を見て「同じ色がほしい!」と思っても売ってないんですね。街中で若い女性に声を掛けられる(ちびっこに指を差される)頻度がカラーによって違う事は、ストライダ乗りの間でも話題にあがります(詳しくは書きませんが、自分も黄色を選んで正解でした)。売る側と求める側のイメージの食い違い、マーケティングリサーチの弱さから需要を逃しているのは明白でしょう。中古で同じ価格帯なら黒とシルバーが最後まで売れ残ります(それを見越して、実店舗だと赤とクリームのLTを多めに在庫するところがあるようです)。そもそも中古市場にクリーム以外の可愛いカラーは滅多に出てきません。これは例え乗らなくなってもディスプレイ/オブジェして価値があるため、可愛い色ほど手放す人が少ないという事を意味しています。また、一目惚れや衝動買いは色が与える第一印象が大きく左右します。 Kawaii♡は正義です。
※ STRiDAは2010年代を通して毎年何らかの更新やイヤーモデルが存在しましたが、2016-2017頃を最後に〇〇Editionと付く限定モデルがなくなり、その後2020年の新型コロナ流行や円安による値上げからでしょうか、日本向けのラインナップは縮小していきます。3速のEVOも2021年を最後に廃盤となりました。その後はブロックタイヤを履いたMultiCamマルチカムとカラーバリエーションに僅かな変更があっただけです(新色オーベルジーンも迷彩も格好は良いのですが、都会に溶け込んでしまう地味色です)。カラーや限定品バリエーションの変革は上のWebアーカイブ各年度をご覧ください。個人的に多様性の最盛期は30周年で記念モデルと限定モデルが揃っていた2010年代半ばだと考えています。往時の記録として2016年の国内正規ラインナップ(画像 165KB)を保存しておきますので、現行車種一覧と見比べてみてください。
※ 正規販売新品商品は在庫管理がキッチリしているので、旧年式モデルを翌年〜翌々年と売り続ける事は殆どありません。例外はジテンシャデポ特注らしき3色フレームのラスタカラーくらいでしょうか(俗に言うジャマイカ色。2023年時点で売り切れていましたが、過去数年間販売されていた)。よって自転車販売店の新品の場合、当年度か前年モデルのどちらかになります。しかしこれが中古出品となると年式表記が曖昧で全く信用なりません。LTの黒赤シルバーは同じ見た目で継続的に販売されているので、装着されている部品から判断する他ありません。パーツの形状から年式を判断するポイントを下にいくつか挙げていきます。気がついたら随時追記します。
※ 通販サイトでSTRiDAを検索すると、似た名称の子供向けのキックバイク「STRIDER」も大量に引っ掛かって来て困ります。このストライダーは地面を両足で蹴って進むペダルのない(駆動系のない)自転車のような車体で、バランスバイクとも呼ばれます。ストライダーとストライダは部品も車体も価格帯に開きがあるので、STRiDAの方の車体を探したい場合、価格を高い順にソートすると一覧性が良くなります。Amazonならこんな感じに検索すると、上から車体のSX LT、オプションパーツの順で並びます。
※ STRiDA純正部品の多くは単品入手可能です。やる気のない(売る気のない)国内代理店が修理不可入手不可(「個人の方には販売しておりません」)とする部品も海外通販なら多くが手に入ります。現行と近年のモデルなら、生産地台湾にあるショップが日本人向けの通販サイトを作っていたり、日本国内のフリマやオークションサイトで販売をしているので、そちらを利用しましょう。海外通販に不安な人にはおすすめです。ただしこれはディスクブレーキ版以後に限っての話で、ドラムブレーキを搭載していた旧モデルの部品は海外オークションでも多くが入手困難となっています。ディスクブレーキ化も困難です。
※ STRiDA関連に限りませんが、Googleで自転車パーツを検索すると、結果1ページ目から偽サイト詐欺通販サイトが表示される事も多くなっています。現在のGoogle検索は既に機能不全となっていて、改善される様子も全くないため、利用者側が判断力を身につける以外に対処のしようはありません。検索ワードにもよりますが、検索結果2-3ページ内の半分近くが他サイトのコピーで構成された詐欺通販(詐欺フリマ)サイトだったりする場合もありました。ドメインが.comや.jpでも安心はできません。今も試しに「STRiDA カーボン」でググってみましたが、代理店の公式サイトや公式ブログの直ぐ下にbuyeeを騙る詐欺サイトが表示されていました。例として、その詐欺サイトのキャプチャを載せておきます(画像201KB) 通販はAmazonや楽天、ヤフオク/メルカリのアプリで全部済ますという人が増えているのも納得します。(アマゾンもマケプレ商品に注意が必要です…)
※ 現行STRiDAの歯付ベルトは全車種共通で規格は 1440-8M-13 です。これは周長1440mm、山のピッチが8mm、幅13mmを意味します。ストライダ純正品が補修部品として3000円前後で購入可能です(2024年時点)。無銘メーカーらしき互換品もありますが、割安感のない価格なので純正を求めた方が安心できると思います。流通量と仕様から考えて、この先も入手に困ることはないと思います。以前は限定モデルに採用されたオレンジ色の物も同額で見かけましたが、今では入手困難となっています(仕様は同じですが製造会社が違うらしい)。STRiDAのベルトは極一般的なタイミングベルトですが、幅13mmは特殊な規格らしく、日本のベルトメーカーで適合する既製品は見つかりませんでした。幅の広い既製品を狭くカットして使うことも可能ですが、純正より高くつくでしょう(伝動機器の専門店なら購入時に幅カットをお願いできる)。なおSTRiDAのマークが入っていても1280mmや1360mmのベルトは旧製品向けの長さなので、現行車種には使えません。
※ 現行STRiDAのフロントタイミングプーリー(チェーンリングに相当。Belt Wheelとも呼ぶ)の歯数は100歯です。
※ 現行ストライダのフリーホイールの型番は ST-FW-001 で 2023年時点の定価は8,360円となっています(2020年頃は税込6600円だったので円安で大分値上がりしました)。正式な名前は「Aluminum Freewheel」となっています。過去にはアルミ合金ではない黒樹脂のモデルもありました。必要な工具はBMX向けのφ40mm 4爪フリー外しで、パークツールなら FR-6(A 2,536円)、シマノ純正ならTL-FW45(A 3,552円)に相当する工具を用います。加えてそれを回すためのスパナも必要です。ペダルの踏み込みで大概硬く締まっているので、爪が浮いて舐めないように注意して外します。強めに押し付けながら回すのがコツです。固着している時はラスペネを吹く人が多いようですが、安く済ませたい場合はクレ556等のケロシン(灯油)が溶剤として使われている潤滑スプレー全般が固着緩め剤として使えます。ドライヤーで温めた後にネジ部の隙間に吹き付け、冷めるまで待ってから再度挑戦します。場合によっては数日の長期戦です。温める際、ヒートガンのような強い熱源は不要です。また温めながらスプレーするとガスに引火/爆発するので絶対にやってはいけません。屋外で行うのが安全です。毛細管現象(Capillary)と熱(正確には大気圧)を利用し、表面張力の小さい液体(灯油等)を溶剤としてオイル分を隙間の奥深くに浸透させて固着を緩めるこの方法は、機械工の現場では第一手段となっているのですが、安易に手順を公開すると上記のように火災リスクを甘く見ている人が事故を起こして教えた側が責任を負う事になりかねないため、ネット上で奨める人はほとんどいません。
※ STRiDA純正のハブは部品単体で入手可能なので、ホイールを手組みをする人もいるようです。純正ハブの価格は前後セットで9千円程度。18インチのSXに使われるスポーク穴が等間隔の36Hと、16インチ完組ホイールに使われている、2穴ずつが寄った24Hがありました。頑丈なホイールが欲しければ36H、軽いホイールを作りたいなら24Hの方がリムが入手し易いと思います。純正の16/18インチスポークホイールセット(タイヤチューブ付き)の市場価格が2.2万円前後、リムが1本4000円前後なので、手組みは決して安上がりとは言えませんが、軽いホイールが欲しいなら自作するのが近道で満足度も高いでしょう。
※ もし軽量化目的で手組みをするなら、18インチ355より少し小さい「16インチ349」も検討に入れて良いと思います。同じ16インチでもSTRiDA LTの16インチ305より一回り以上大きいサイズです(紛らわしい)。349はBROMPTONのホイールサイズなので、305/355と比較してタイヤの種類も多く、250gを切る軽量リムも手に入り易いのです。コジャックのケブラービード版より1割近く軽いSCHWALBE ONE(シュワルベワン)の16インチ349版も発売されたので、18インチで組むより軽く仕上がると思います(2024年現在)。16インチ349は、同じタイヤ幅なら18インチより一回り外径が小さくなるので、18インチだと車体に干渉してしまうタイヤが履ける場合があります。自分が次にSTRiDAを購入するなら16インチ349化すると思います。
※ STRiDAは18インチと16インチが同じフレームです。フェンダー(泥除け)のみが各インチ専用となっています。16インチから18インチにアップしたら泥除けも交換しましょう。オプションパーツとして入手は容易です。2024年オプションカタログを見ると、18インチフェンダーの定価が1,650円、16インチが2,310円で、価格差が付いています。いずれ18インチも値上がりするでしょう。2020年頃まではどちらも1500円程度でした。
※ ストライダのフレーム本体(パイプ部分)の代理店正規保証期間は5年間となっています。タイヤ等の消耗品摩耗部品を除く装着部品類は1年です。STRiDAはアルミ合金フレーム且つ、構造上も少々無理をしている片持ちフォークなので、金属疲労よる破断のリスクを内包しています。過去には前フォーク付け根の破断が多く報告されていました(2014年モデル以降の車種はフォーク付け根に補強が施されています)。毎日折りたたみを行う乗り方で酷使するつもりなら、身近な量販店の実店舗で新品購入する事をお勧めします(地方の実店舗なら、ストライダ正規取扱店且つ点検整備も明朗会計な「サイクルベースあさひ」一択です)。保証書には保証を受けるためには店舗による定期点検(初期2ヶ月以内、後は年に1回)が必要とあります。自分は色を塗り替えたり、あちこちカスタムする(保証切れになる)のと、値上がりした現在の定価に納得できないので、次も中古を購入するつもりですが…
STRiDAの備忘録はいずれ別ページに移します。
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フロントディレイラー
・SORA ソラ 機械式 フロンドディレイラー FD-R3000 直付:97.6g (実測)
・105 イチマルゴ 機械式 フロントディレイラー FD-R7000-F 直付:95g(公称)
・ULTEGRA アルテグラ 機械式 フロントディレイラー FD-R8000-F 直付:92g(公称)/90g(Web)
・DURA-ACE デュラエース 機械式 フロントディレイラー FD-R9000 直付 :66g(公称)
・DURA-ACE デュラエース 機械式 フロントディレイラー FD-R9100 直付 :70g(公称)
・DURA-ACE デュラエース Di2 フロントディレイラー FD-R9150 直付 :104g(公称)
・ULTEGRA アルテグラ Di2 フロントディレイラー FD-R8050 直付:129g(実測)
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リアディレイラー
・SORA ソラ 9速 リアディレイラー RD-R3000-SS:265g (実測)
・CAPREO カプレオ 9速 リアディレイラー RD-F700-SS:263g(実測)
→シフトケーブルのストロークは 9速変速時に最大約22mm
・Campagnolo カンパニョーロ VELOCE ベローチェ 10速 RD11-VLSXS ショートケージ 銀色:227g(実測)
→ 購入品。2024年時点で既に旧型。ブラックはまだ新品で手に入るが、シルバーの流通が途絶えている。
・Campagnolo カンパニョーロ Record レコード Titanium 10速 アルミショートケージ:187g前後(Web)
→ ロゴが入っているボディの中間部がカーボンの10速Recordには複数種類がある。上記はケージが銀色のアルミ。
→ 下位モデルではスチールだった部品の多くがチタンに置き換わっている。チタンのおかげで中古もサビが少ない。
→ 他にケージの外側プレートもカーボンの物やロングケージもある。
・Campagnolo カンパニョーロ Record レコード 11速 RD9-RE1 カーボン製ショートケージ:179g(実測)
→ 2010年頃の販売品。スーパーレコード復活直前の最上位モデル。ボディのリンケージ中間部とケージ外板がカーボン。
→ ボディのアルミ部分がシルバーとなる最後のレコード。2024年に中古で購入。プーリーはセラミックベアリング。
→ フラッグシップなのでMade in Italy。銀黒シマノ9000系DURA-ACEに相当する存在。
・105 機械式 11速 リアディレイラー RD-R7000-SS:225g(公称)/ 220g(Web)
・ULTEGRA アルテグラ 機械式 11速 リアディレイラー RD-R8000-SS 25-30T:200g(公称)
・ULTEGRA アルテグラ 機械式 11速 リアディレイラー RD-R8000-GS 28-34T:200g(公称)
・DURA-ACE デュラエース 機械式 11速 リアディレイラー RD-R9100-SS:158g(公称)A 23,045円 2024年
→ 2024年時点で最も軽い機械式リアディレイラー。Amazon2016年販売開始、2024年4現在販売継続中。
→ 型番のSSはショートケージ(標準のケージ長さ)を意味する。最大リアスプロケット25〜30T対応。
→ トータルキャパシティーは35T。最大フロントギア歯数差16T。トップスプロケット最小/最大, 11T/14T
→ カーボンケージ。ケージはドライカーボン板からの切り出し加工ではない。
・ULTEGRA アルテグラ Di2 11速 リアディレイラー RD-R8050-SS:239g(実測)
・DURA-ACE デュラース Di2 11速 リアディレイラー RD-R9150-SS:204g(公称)
・ULTEGRA アルテグラ Di2 12速 リアディレイラー RD-R8150-SS:262g(公称)※2021年新型R8100
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シフター 各種 / 変速レバー
バーエンドシフター / バーコン
・DURA-ACE 11速バーエンドシフター SL-BSR1 左右ペア:150.6g(実測)/ 153g(公称)A 11,874円 2024年
→ 11s化した9000系デュラに合わせて登場以後、2024年現在まで同一型番で販売され続けている。
→ 9s 時代はリア変速をフリクション式に切り替える事が可能だったが、11sでインデックスのみとなった。
→ しかしフロント変速は変わらずフリクション式。 SL-BSR1 リア用のケーブル引き量(ストローク)は約27mm
→ シマノはバーエンドシフターと表記しているが、古い世代はバーコンと呼ぶ(バーエンドコントローラーの略)
→ ほぼ同一形状の9速 SL-BS77 より大分軽いが、これは固定ねじがアルミ製に変わっているため。
→ 11速の9000系と同時に登場したが、R9100でもシリーズ入りしている。付属品にマイナーチェンジがあるらしい。
→ インデックスのパチパチが正直固すぎる。それなりに握力(指力?)が必要。
・DURA-ACE 9速バーエンドシフター SL-BS77 左右ペア:174.3g(つまみゴム無しの実測)A 10,799円 2024年
→ 重量を実測した物は2000年代半ばに組まれた自転車に付いていた中古品で、つまみのゴムが取れていた。
→ 右リア用のみ:90g / 左フロント用のみ:85g(実測)
→ リア用-固定ボルトなし本体のみ :65g(実測)ハンドルへの取り付けボルトはスチール製。SL-BSR1はアルミの筈。
→ とっくの昔に公式カタログ落ちしているが、実は2024年現在も新品の流通がある現行品。消耗部品も手に入る。
→ マケプレではないAmazon販売&発送品で新品購入可能→ A 10,799円 (2024年2月時点, 在庫8で入荷予定有)
→ リア用は横のボルト同軸にあるリングを起こし、鍵を回すようにひねるとフリクション式に切替できる。
→ 9s用だが、フリクションにすればリア10s 8sでも使える。11sは微妙に足りない。フロントはトリプルも対応。
→ SL-BS77リアのケーブル引き量(ストローク)は約26mm / 9速ディレイラーの必要ストロークは約22mm
Wレバー シフター
・DIA-COMPE ダイアコンペ Silver Wレバー 左右合計:63g(実測, 取り付けボルト込み)
→右のみ重量:31.4g (実測, 取り付けボルト込み) 自分が購入したのは2010年代製造品だと思う。
→Silver が商品名らしい。多くのWレバー台座に対応。左右共にフリクション。2024年時点でも現行品。
→旧サンツアーの「スプリント」Wレバーに酷似していて、同じパワーラチェット構造。引きがとても軽い。
→このラチェットはレバー回転の一方向のみ摩擦ディスク(ドラグディスク)の抵抗(drag)が掛かる構造。
・SUNTOUR サンツアー Sprint スプリント Wレバー 左右合計 :55.9g(実測, おそらく1980年代の製品)
→右レバーのみの重量は実測 28g で非常に軽量。左右共にパワーラチェット構造。
→当時はシュパーブの下位にあたるモデルだったが、現代視点だとスプリントの方が Timeless なデザイン。
Wレバー台座 / シフトレバーマウント類
・DIXNA ディズナ レバーコラムマウント φ1-1/8 :61g(公称)A 6,951-8,460円 2024年
→色は黒と銀色がある。旧型Wレバーの多くに対応。片側のみでも仕様可能。ガイドパイプの角度変更可能。
・DIXNA ディズナ レバーハンドル マウント 右のみ :33g(公称)シルバー A 4,490円/ブラック A 4,490円
→フラットハンドル用。付属シム交換でφ22,2mm φ24.0mm φ26.0mm のハンドル径に対応。
→ガイドパイプとの角度を変更できないので、スレッドステムのコラム部に取り付ける場合は注意。
フラットバー用シフター
・シマノ 11速フラットバーロード用シフティングレバー SL-RS700 左右ペア:210g(公称)黒 A 15,200円 2024年
・シマノ 11速フラットバーロード用シフティングレバー SL-RS700 右のみ 黒 A 7,833円 2024年
→11sのロードバイク用リアディレイラー対応フラットバー用シフターはこれだけ。バーコンより重い。
→シルバーとブラックがある。ただし色が違うのはハンドルクランプ部分のパーツのみ。本体の殆どは黒色。
・ENE CICLO エネ シクロ サムシフター ENE 11S 右のみ:80g(公称)A 10,753円 その2 2024年
→ 11速機械式リアディレイラーのケーブル引き量を満足する国内唯一?のフリクションシフターのフラットバー用。
→ 26mmハンドルバー対応 (23.8mm、22.2mm、ハンドルバー用スリーブ付き)2019年ごろ発売。
→ エネシクロはダイアコンペの若返りマーケティングブランド。相変わらずの英語仏語ちゃんぽんネーミング。
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Di2 関連アクセサリー/ケーブル類
・Di2 ジャンクションA SM-EW90-A 本体とフックのみ バンドなし:10.1g(実測)
・Di2 SC-MT800 システムインフォメーションディスプレイ:30g(公称)
・Di2 内装用バッテリー BT-DN110-A 11s時代の後期型 シンクロシフト対応:50g(公称)
・Di2 エレクトリックケーブル EW-SD50 300mm:3.0g(実測)
・Di2 エレクトリックケーブル EW-SD50 400mm:4.2g(実測)
・Di2 エレクトリックケーブル EW-SD50 550mm:5.5g(実測)
・Di2 エレクトリックケーブル EW-SD50 1400mm:13.0g(実測)
・Di2 エレクトリックケーブル EW-SD50 5本 300/400/550x2/1400mmの合計:31.7g(実測)
→ 100mm 約1gと覚えておけば良い。ちなみに機械式シフターのアウターケーブルは約4.5g/100mm
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ブレーキレバー 各種
ブレーキレバー / ドロップハンドル向け / 変速機能あり STI, エルゴパワー
・DURA-ACE デュラエース Di2 STIレバー 12速 ST-R9250 左右ペア :230g (公称)※リムブレーキ用
・DURA-ACE デュラエース Di2 STIレバー 12速 ST-R9270 左右ペア :350g (公称)※油圧ブレーキ用
→ 油圧ブレーキ用Di2のレバーは機械式とほぼ同じ重量と考えて良い。
・DURA-ACE デュラエース 機械式 STIレバー 11速 ST-R9100 左右ペア :365g(公称)
・ULTEGRA アルテグラ 機械式 STIレバー 11速 ST-R8000 左右ペア :438g(公称)
・DURA-ACE デュラエース Di2 STIレバー 11速 ST-9070 左右ペア :231g (実測)
→ デュラエースはレバー材質もカーボンで非常に軽い。アルテのレバーはアルミダイキャスト。重量差の要因。
→ チタン製 取り付けバンド+引きネジ:7.0g チタン製取り付けバンド単体:5.0g
→ 同じ11速Di2なら、新旧ディレイラーを混在して使える。
ブレーキレバー / ドロップハンドル向け / 変速機能なし
・ULTEGRA ブレーキレバー BL-R600 左右ペア重量:261g(実測)/260g(公称)
→ 2024年時点で廃盤消耗部品も入手難。ブラケットカバーゴムも注文不可。リング状の樹脂パーツも同様。
→ 機能、性能的にはBL-R400と何も変わらない。外観の違いのみ。ボディはアルミだが、デュラDi2に迫る軽さ。
→ 取り付けボルトは前部レバー側から。レバーを引いた時の隙間から5mmの六角レンチを入れてバンドを引く。
→ ボルトはM6x23mmで7.2g / クランプバンドは14.2g。いずれもスチール。チタンに変えたら-10gくらいだと思う
→ ちなみにデュラのチタン製バンドは似た形状で約5g。しかしデュラのバンドはナット一体型ではない。
・TIAGRA or SORA ドロップハンドル用 ブレーキレバー BL-R400 左右ペア:251g(実測)A 4,614円
→ 2021年購入品で、価格は20204年時点。12年以上の長期間、同一型番で製造販売されているモデル。
→ ケーブル付属。タイコはロードバイク用。公式はSORA扱いだが、箱にシリーズ名なし。箱はBL-R600と共通。
→ 上位モデルが600が廃盤となり、現行シマノで非STIのドロップ向けレバーはこれだけになった。
→ R600との違いはブラケットカバーの表面模様程度。R600はレザーっぽい凹凸。R400は砂目梨地。
→ ごく普通のキャリパーブレーキ(ロード用のリムブレーキ)、カンチ対応。リターンスプリングあり。
→ バンドの対応ハンドルバー径はφ23.8 mm〜24.2 mm
→ ブラケットゴムの下のボディ本体はアルミダイキャストの塊だが、十分に軽量。
・EXAGE ブレーキレバー BL-A451 ブラケット無しの左右ペア :227.5g (実測, 左右ほぼ同重量)
→ 取り付けバンド+引きネジ:21.3g バンド単体:14.4g ネジ単体:6.8g 共にスチール製
→ ボロボロの中古なので参考値。1990年代初頭の製品。
・SRAM S900 ドロップハンドル用ブレーキレバー カーボン製 左右ペア:246g(公称)
→ S500の上位モデル。ハンドルクランプ径23.8mm レバー部分がカーボンなのだが、大して軽くない。市価23000円前後。
機械式 ブレーキレバー / フラットハンドル用 バーエンド用
・TEKTRO テクトロ ブレーキレバー FL750 SIL シルバー φ22.2mm ペア重量:117g(公称)A 3,900円 2024年
→ タイコはロード用。ハンドルクランプ径はφ22.2mm MAFACかどこか古いデザインのコピーだと思う。
→ アルミのボディを切り詰められているので軽い。シンプルな外観でアジャスターも省略されている。
→ 十分なレバー長さと強度を持たせて、下手なカーボンレバーより軽く仕上がっている。レバー側にアジャスター不要ならこれ。
→ レバーはほぼ直線で3フィンガーあるかどうか。他に全体がブラックな物と、レバーのみシルバー等、バリエーションあり。
・TEKTRO テクトロ ブレーキレバー FL750 ブラック BR-TK-176.1 φ22.2mm ペア重量:117g(公称)A 3,480円 2024年
→ 上のオールブラックモデル。ネジのみ銀色。仕様は同じ。ボディは鋳造なので割れる報告がある。
・TEKTRO テクトロ ブレーキレバー FL750 ブラック&シルバー BR-TK-176 φ22.2mm ペア重量:117g(公称)A 3,480円
→ バンド部は黒、レバーのみシルバーのツートンカラー。他の仕様は同じ。同じくキャリパーとカンチに対応。
→ 全てリターンスプリングがある。実測重量もペア 115〜120gらしい。(FL750共通、2024年時点)
・TEKTRO テクトロ ブレーキレバー CL740 φ22.2mm ペア重量: g(公称)
→ FL750に似ているがレバー比はVブレーキ用で、タイコもMTB用。
→ FL750と違ってこちらにはアウター受けにアジャスターが付いている。多分廃盤(2024年時点)
・TRP カーボン製ブレーキレバーML940 BR-TRP-041 ペア重量:138g(公称)2024年時点で廃盤品
→ 2フィンガー。バンドはボディ一体でアルミ製。レバーのみカーボン。3K織り目が見えるタイプと見えない物がある。
→ ブレーレバーはアルミの塊なのでカーボンにする意味は十分ある。アルミの肉抜き過剰な物は脆いのでリスク。
→ TRPのMLシリーズ最軽量モデル。STRiDA C1 純正に採用されていた。広告画像はカーボン織り目が見えないタイプ。
→ バンドは分割できないタイプなので、交換の際グリップを外す必要がある。これはMLシリーズ共通。
・TRP フラットハンドル用 アルミブレーキレバー ML930 ペア重量: g
→ アルミ鍛造でML800より若干軽いらしい。レバーに意匠で穴が開いている。
・TRP フラットハンドル用 アルミブレーキレバー ML800 BR-TRP-119 ペア重量:156g(公称)A 5,879円 2024年
→ 2フィンガー。バンドとボディは一体のアルミ。レバーもアルミ。色はブラックのみ。バンドは分割できない。
→ Vブレーキ対応。機械式ディスクブレーキにも使用されていた。税込定価6,380円
→ 2024年現在TRPのMTB向けフラットブレーキレバーはこれだけ。BR-TRP-119は製品コードらしく、型番はML800
・TRP インライン(補助)ブレーキレバー RL951 ペア重量:78g(公称)Amazon売り切れ
→ クランプ径φ31.8。ドロップハンドルのフラット部に入れる補助レバー。レバーはカーボン製。2フィンガーあるかどうか
→ インラインなので、ケーブルの中間に入れる。つまりレバーを引くとアウターケーブルが動く。
・シマノ ブレーキレバー ALIVIO アリビオ BL-T4000 2フィンガー 右のみの重量:88.0g(実測)左 A 1,318円 2024年
→ 実測は右のみの重量。左右別売。対応ハンドル外径はφ22.2mm ボディとバンド部は一体のダイキャスト。
→ レバー長はボディから出ている長さは約8.5cm、レバー回転軸からレバー先端までは約10.5cm。
→ レバー回転軸からタイコ固定部の作用点までは約42mm ここから大体のてこ比が算出できる。戻りバネあり。
→ レバーの指掛け部はおよそ2−3フィンガーで、人差し指部のリーチは約5cmある。成人男性向けサイズ。
→ ハンドル固定部はCの字なので取り付けはグリップを外す必要がある。シリーズ名はALIVIO (公式URL)。
→ リーチアジャストあり。対応するタイコはMTBタイプ。Vブレーキ、メカニカルディスクブレーキ対応。
→ リーチアジャストのネジが当たる部分に広い当てゴムが付いており、レバーが当たった際の衝撃を和らげている。
→ 成熟した設計で、価格の割に大変品質が良い。軽快車からMTB、フラットバーロードまで使えるはず。
→ レバーもボディもアルミダイキャストで安っぽさはない。ブラックのつや消し塗装も剥げにくい(銀色も有)
→ シルバー塗装でも指を掛けるレバー部はブラック。ケーブルアジャスターボルトはアルミ、ナットのみ樹脂。
→ その出来の良さから中国製の模倣品も見かける。デザインもほぼそのままのコピー。
→ 2010年代末から最廉価帯シマノ製品の偽物を見るようになった。チェーンも偽物が出回っている。
・Litepro ライトプロ アルミ削り出し 超軽量ブレーキレバー:片側32g / ペア64g(公称)A 3,380円
→ タイコはMTB用。Vブレーキ対応。ケーブルアジャスターにロックナットはない。固定ボルトはM3で細い。
→ 3フィンガー。リーチ調整はできるらしい。肉抜き過剰に見える。ボルト類が舐めやすさが指摘されている。
→ バンド部は黒、レバー部はアルマイト染色で金銀赤黒がある。ブレーキング時のしなりや退色の指摘がある。
・SRAM スラム TT900 カーボンブレーキレバー ペア重量:79g(Web)/ 82g(公称)
→ シマノBL-TT79と似た仕様のTT/ブルホーン用カーボンレバー。ケーブルは中通し。
・DURA-ACE TT用ブレーキレバー BL-TT79 :単品 44.3g / ペア 89g(実測)A 10,280円
→ 左右同型。レバー材質はカーボン。ボディもカーボングラファイト樹脂。タイコは通常のロード用。
→ 対応ハンドル内径最小φ19mm。レバー前面のケーブルを通す穴からレンチを差し込んで固定可能。
→ 7900系時代から2024年現在もデュラとして長期間販売されている。Di2ではないTT用レバーはこれだけ。
→ ロード用キャリパーブレーキからカンチレバーまで引けるらしい。リターンスプリング内蔵のスーパーSLR。
・DIXNA 補助ブレーキレバー テスタッチ エイドアーム φ31.8 シルバー:88g(公称)A 3,630円
→ ドロップハンドル用の補助ブレーキレバー。実質ケーブルがハンドルに沿うSTIレバー専用。
→ 2020年頃まで2600円程度で買えた。バルク品なら2024年現在でも3000円未満。
・DIA-COMPE ダイアコンペ DC189-ID16 オポジット ブレーキレバー ペアの重量:188.1g(実測, 2023年)
→ 左右同型。重量はペアの重さ。ハンドル中心からレバーまでのリーチは、狭い所でも5cm以上ある。
→ 現行DC189には対応ハンドル内径別に2種類あり、末尾 ID16は内径φ18mm以下に対応する細めバージョン。
→ ハンドルへの固定はハンドルバーに挿し込んだ後に前面から六角レンチを挿して行う。
→ 固定ボルト頭のテーパーで3つのアルミピースで広げて固定するタイプ。正ねじ(右ねじ)M10 ピッチ1mm
→ ケーブルはハンドルの外を這うタイプ。旧189のような中通しではないので、ハンドルバーに穴開け不要。
→ レバーのリーチが少々大きい。厚めの手袋をしていても余裕。手の小さい人には全くお勧めできない。
→ リーチアジャストはあるが、レバー回転軸がハンドルバーから遠すぎるため、調整しても気休め程度。
→
→ この寸法は当初中通しを想定して設計したとしか思えない。ボディはアルミダイキャストでメタリック塗装。
→ メタリックはフレークが大きめのギラギラ。レバーは鍛造の光沢アルマイト仕上げ。
→ リーチの大きさ的に、ブレーキング時の握りのジオメトリはSTIレバーのブラケットポジションに近い。
→ ケーブルのタイコはMTB/軽快車用。リターンスプリングは無いので戻りはいまいち。テクトロRX4.1にはある。
・TEKTRO テクトロ RX4.1 BR-TK-163.1 オポジットブレーキレバー ペア重量:166g(公称)
→ ボディ(ブラケット)もレバーもアルミ鍛造。オールシルバーのモデルが入手困難。
→ 対応ハンドルバー内径はφ19mm~20.6mm
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油圧式 ブレーキレバー / フラットハンドル用 バーエンド用
・シマノ XTR 油圧ブレーキレバー BL-M9100 片側のみ重量:66g(公称)A 右10,753円 左 10,857円 2024年
→ 2フィンガーでレバー素材はカーボン 。ホースジョイントはストレート。対応ホースはSM-BH90-SS。
→ M9100はマグネシウムマスターシリンダー。M9120はアルミシリンダー。Amazon取り扱いは2018年頃。
→ 上の重量は片側のみの重さで、単品販売品。左右セットはホースとオイルが付属する。
・シマノ XTR 油圧ブレーキレバー BL-M9120 片側のみ重量:97g(公称)
→ 2フィンガーでレバー素材はアルミ 。ホースジョイントはストレート。対応ホースはSM-BH90-SBM。
→ アルミニウム製シリンダー。レバーはアルミだが、BL-M9100と比べて価格と剛性はこちらが上。
→
・
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キャリパーブレーキ / リムブレーキ / ブレーキシュー
・ULTEGRA アルテグラ キャリパーブレーキ BR-R8000 前後ペア:360g(公称)※F182g R178g
・DURA-ACE デュラエース キャリパーブレーキ BR-R9100 前後ペア:326g(公称)
・DURA-ACE デュラエース キャリパーブレーキ BR-9000 前後ペア:297g(公称)
備考: ブースターがない分、旧9000の方が軽くて安い。フネのボルトはどちらもチタン。
・Campagnolo カンパニョーロ Record レコード キャリパーブレーキ 2011年 前後ペア:311g(Web)
→ ピボットボルトをチタンに交換した物の重量。色は黒のみ
・シマノ ロングアーチ キャリパーブレーキ BR-R600 フロント用 ナット付重量:188g(実測)
→ フロント用はセンターのボルトが長い。フネ無しシュー無しのキャリパー単体重量は146g(実測)
→ 純正のフネ+シューR55C+1左右1組(取付ボルトなし)の重量は34g、ボルトは2本で約8g
・シマノ ロングアーチ キャリパーブレーキ BR-R600 リア用 ナット付重量:186g(実測)
→ フロント量はセンターのボルトが短い。前後セットで約375g
→ BR-R600は無名グレードだが冷間鍛造でULTEGRAクラス。多分シマノ史上最も頑丈なロングアーチ。
・COSPAII オリジナル BROMPTON互換 キャリパーブレーキ フネ&シュー無しペア重量:280g(公称)A 12,980円
→ 公式説明には「CNC機械加工のアルミ削出ボディで超軽量。オリジナルブレーキより制動力も強い」とある
→ 前後共にデュアルピボット。アウターケーブルの出る向きもBROMPTON純正のアルホンガ製と同じ。
→ ロングアーチに近いのでブロンプトン以外にも価値はある。ロングアーチで軽量なブレーキは少ない。
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油圧式ディスクブレーキ キャリパー
・DURA-ACE 油圧ディスクブレーキキャリパー BR-R9270 :前用120g / 後用110g(公称)A前用 15,980円 A 後用14,936円
→ フラットマウント。2021年発売、2024年現在最新。冷間鍛造ボディのフラッグシップ。
→ ホースジョイントはストレート。2024年時点の付属パッドはレジンでフィン付きのL03A
・ULTEGRA 油圧ディスクブレーキキャリパー BR-R8170 フラットマウント:フロント146g / リア136g(公称)
→ ホースジョイントはストレート。2024年時点の付属パッドはレジンでフィン付きのL02A
・シマノ 105 油圧ディスクブレーキキャリパー BR-R7170 フラットマウント:フロント123g / リア123g(公称)
→ カタログでは前後同重量。ホースジョイントはストレート。2024年時点の付属パッドはレジンでフィン付きのL05A
・シマノ XTR BR-M9000 油圧ディスクブレーキキャリパー ポストマウント 本体のみ1個:80g(Web, パッドなし重量)
→ 重量はパッドなしなので参考値。フィン無しのパッドは15g程度なので十分に軽い。アルミフィン高級パッドも同程度。
→ M9100の前世代。ホースジョイントはバンジョー。STRiDAのリアのようなホース方向がイレギュラーな取り付けにも対応。
・シマノ XTR BR-M9100 油圧ディスクブレーキキャリパー ポストマウント 本体のみ1個:92g(公称)
→ 2024年時点のXTR ポストマウントには、2ピストンのこれと、4ピストンのBR-M9120がある。
→ アルミ製モノボディ(ワンピースボディ)対応ホースは SM-BH90-SS、付属パッドはレジンのレジン K02Ti
→ ホースジョイントはストレート。ホースの出る方向が固定されるのでバンジョーの旧型 M9000 を使い続ける人もいる。
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機械式ディスクブレーキ キャリパー(油圧併用含む)
・シマノ ALUTUS メカニカル ディスクブレーキ キャリパー BR-M375 ポストマウント:207g(実測) A 3194円
→ 上はマウントアダプターなし取り付けボルトなし、本体1個の重量。機械式で片押し型。Vブレーキ用レバー対応。
→ 旧MTBに多いポストマウント。シリーズはALTUS(アルタス)らしい。付属のパッドはレジンパッド B01S
→ シマノ公式 https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/altus-m2000/BR-M375.html
・シマノ メカニカルディスクブレーキキャリパー BR-RS305 :170g(Web)前用 A 7,373円 / 後用 A 7,107円
→ シマノの機械式ディスクはこれも過去の高級品でも全て片押し。
→ 前用はアダプター付きで前後で別売。付属パッドには放熱フィンが付いていて、耐フェード性が謳われている。
→ キャリパー本体にケーブル引き調整機構がないので、ケーブル間に入れるアジャスターが付属する。
→ キャリパー本体にアジャスター機能をつけないのは、ブレーキレバー側の調整機能を使って欲しいからだと思う。
→ キャリパー側のアジャスターを省いた分、下のテクトロと比較して凸量が少なくなっている。
→ シマノの設計者は油圧ブレーキのホースのラインを意識している。フレーム設計者への配慮だろうか。
→ アウターケーブルを受けるためのバナナも付属している。内装式油圧用フレームに対応したかったのだと思う。
→ しかし設計者の目論見は成功したとは言えない。取り付け写真を見るとルート的に強い無理を感じる。
→ TEKTRO SPYRE/MD-C550と違い、ブレーキの感触はこちらが上と言う人もいる。効率的には片押しが有利。
→ リアは実質φ140mmローター専用で、アダプター類が付属しないようだ。φ160〜を使う人は注意。
→ シマノ公式 https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/shimano/BR-RS305-R.html
・TEKTRO テクトロ 機械式 ディスクブレーキ キャリパー MD-C550:154g(1個の実測, 本体のみ) A 5,880円
→ 対応ローター厚み1.8mm。フラットマウント。ブレーキ本体側のボルト穴の雌ネジの間隔は34mm
→ 機械式では珍しい両側からパッドを押す対向ピストン式。パッドクリアランスは六角レンチで左右別に調整可能。
→ 対向ピストン且つパッドクリアランスを左右別に調整できる利点は、パッドの摩耗の対称性、再調整の容易さ。
→ 対向式はどうしても構造が複雑になるため力の伝達効率で片押しに劣り、ブレーキの感触も柔らかくなる。
→ ブレーキフィーリングの卓上テストは簡単に行える。下の備考欄※で説明。
→ 本体にアジャスター(ケーブル引き微調整ノブ)あり。シマノBR-RS305はキャリパーに微調整機構自体がない。
→ ブレーキレバー側にもアジャスターがあれば、ローターとのクリアランス調整は殆ど2つのノブのみで済むと思う。
→ 対向式の利点は事実上これだけ。しかし整備性とメンテナンス頻度の少なさは人によっては何よりのメリット。
→ 左右パッドの損耗が等しくなる事を意図した設計だが、油圧式のような自動センタリングが働くわけではない。
→ 機械式両押しでもリムブレーキより段違いに軽く良く効くので「油圧に比べて柔い」という意見は無視して良い。
→ 機械式は良く出来た片押しの方が効くのは当然だが、走り方によっては頻繁な左右調整が必要となる。
→ 片押し式の欠点は中古品を見れば理解できる。極端に片減りしたパッドやローターの横当たり傷をよく見る。
→ 耐久性整備性は、大して走らない自転車趣味の素人より、自転車は素人なフードデリバリー達の評価が参考になる。
→ パッドはシマノのB01S系列互換で、B03 B05などが使えるらしい。いわゆるフィン無しの安いパッド。
→ 付属の取り付けボルトはM5。フロントはローター径に合わせてアダプターの方向でφ140 φ160を選ぶ(別売)。
→ フロントフォークに取り付ける際に利用する別売のアルミ製のアダプタープレートはボルト2本込みで15.6g
→ リアは実質φ140ローター用で、φ160ローターのフレームの場合は専用アダプタープレートを必要とするようだ。
→ 最新のロードバイクの場合、フラットマウントのリアは2本の長いボルトでチェーンステイ下側から固定する。
→ リアのボルトはM5の半ネジで、フレームのチェーンステイ厚みによって必要な長さは異なる。
→ 車種によってリアはスペーサーが不要だったり、フレームの専用付属品だったり変わるらしい。ほんと面倒。
→ 自分が購入した完成車取外し品付属のリア用固定ボルトは首下長が約37mmと42mm(ワッシャー厚み除く)
→ 上のボルト半ネジの完全ねじ部長さは約15mm、リア用ボルト2本の重さはワッシャー込みで計13.8g
→ テクトロの上級ブランドTRPにも同じ仕組みのSpyreとSpyre SLCがある。SLCは一部カーボン部品使用。
→ TRP Spyreの重量は公称154g、MD-C550は公称155gで誤差程度。
→ アジャスターのパイプとノブの重量は3.3g で、ケーブル固定ボルトと押さえプレートは合計5.8g
→ フロント用のアダプタは取り付け方によってフロントハブ軸からの距離が1cm変わり、角度も微妙に変わる。
→ アダプタープレートのフォーク取り付け穴は長穴で軸方向の微妙な位置調整ができる。
→ パッドは割ピンで位置決め固定するタイプなので、整備性はネジ式のTRP SPYREに劣る。
→ 2024年3月時点、エッフェル採用ブレーキ。テクトロ公式URL https://tektro.jp/brake-md-c550.html
→ Amazonマケプレにはブレーキローターやアダプターがセットの商品も売っている(例 A 12,500円)
・TRP SPYRE スパイア FLAT MOUNT 機械式ディスクブレーキキャリパー:154g(公称)A 8,397円
→ TEKTRO MD-C550に似るが、パッドの固定がピンではなくネジだったり、ボディの形も若干異なる。
→ MD-C550と異なり、ケーブルアウター出口に汚れの侵入防止のゴムシールパイプが付いている。
→ 付属パッドはセミメタリック。フラットマウント。対応ローター径はφ140φ160。
→ 前後ペアではなく単体販売。アダプター類は付属せず別売。前後それぞれ1800円程度の出費となる。
→ フロント用なら TRP FF-5 FLAT MOUNT ADAPTER 140/160MM BR-TRP-M036 Amazon 1,798円
→ リア用でφ160mmなら TRP FF-6 FLAT MOUNT ADAPTER 160mm BR-TRP-M041 Amazon 1,798円
→ リアでディスク径φ140ならアダプター不要のフレームが多いのだと思う。取り付けトラブル話もリアが多い。
→ パッドの固定がネジなので分解整備が楽。エッフェルはMD-C550で設計中だが、SPYRE系に買い替え予定。
→ その他の利点欠点は MD-C550 と同じ。英語のマニュアルは下の※欄に。
→ OEM完成車向け用で似た名称の「SPYRE-C」にリコールがあったらしい。C付きを中古購入する際は注意。
→ TRPはTEKTROの商品ブランドの一つ。公式サイトは表向き独立企業を装うが、会社概要のページがない。
→ MD-C610と型番表記される事もある。SPYREの公式カナ読みは不明。スパイアと書いているショップを見た。
→ 2024年現在の国内代理店は「あさひ」。日本語公式サイトhttps://trpcycling.jp/spyre-fm.html
→ TEKTRO TRP本国公式サイトのページ https://www.tektro.com/products-list.php/product/64
・TRP SPYRE スパイア SLC FLAT MOUNT 機械式ディスクブレーキキャリパー:146g(公称)A 11,864円
→ 付属パッドはセミメタリック。フラットマウント。対応ローター径はφ140φ160。
→ アーム部分にカーボンを採用。それで12gの軽量化。強度が必要な要素だと思うが、カーボンでいいのか?
→ 前後ペアではなく、単体販売でアダプタ類は付属していない。必要なアダプタは上記SLC無し版と共通。
→ カーボンレバーの他にTRP SPYREとの違いはパッド外側に防汚用らしきカバーが付いている事くらい。
→ 12g差で3500円の価格差に納得できるなら良いと思う。SLCはボディがシルバー、レバーが黒。
→ 軽さより整備性と防塵性目当てでこちらをエッフェル用に検討中。マニュアルは下の※欄に
→ 日本語公式サイト https://trpcycling.jp/spyre-slc-fm.html
・TRP HY/RD FLAT MOUNT 油圧併用機械式ディスクブレーキ:205g(公称)A 15,504円
→ ケーブル引き(機械式)で油圧ピストンを動かす構造。HY/RDはHy-ROADの略らしい。鍛造アルミボディ。
→ パッドの動きや左右のバランスは油圧ピストンが理想、物理ケーブルの整備性という良いトコ取りの設計思想。
→ 若干ではなくかなり重く、見た目もゴツい。SPYREと同じく取り付けには別売アダプターが必要。
→ 思想も実際に造る心意気も素晴らしいが、油圧最高級のDURA-ACEとほぼ同じ価格で、重さは1.5倍となっている。
→ ユーザーレビューは重さと価格以外文句のないものだが、機能的にはごく一般的な油圧キャリパーと変わりがない。
→ 対向ピストンでも機械式が成し得ない油圧の利点の一つが自動センタリング。メリットは本当にそれだけだと思う…
・GROWTAC グロータック EQUAL イコール 機械式ディスクブレーキキャリパー 1個の重量:136g(公称)
→ 専用ケーブルが付属する。価格はペア33,220円だが、付属品と工芸品的完成度を考慮すると決して高くはない。
→ 軽量を謳うがSPYRE SLCと大差ない。TEKTRO/TRPが鉄で作るアジャスターのアウター受けもアルミ。
→ パッドの移動線と食い違う軸についた細い滴断面?カムをケーブル引きで回転させてパッドを押す構造のようだ。
→ 日本メーカーだが常に在庫がない。公式サイト https://growtac.com/products/mdcs/
※ TEKTRO/TRP Spyre SLC/フラットマウント/ポストマウント共通マニュアルPDF 英語 1.4MB
https://www.tektro.com/upload/95T38BWdMqkDCEaTfGgD_1678069991.pdf
※ TEKTRO/TRP 本国カタログ 2024年 PDF 62.7MB
https://www.tektro.com/upload/Product/2025%20TRP%20Catalog.pdf
※ TRP 本国公式サイト機械式ディスクブレーキ https://www.tektro.com/products-list.php/category/16
※ 2024年現在フラットマウントの主流は油圧式のようです。機械式のフラットマウントは扱いがよくありません。工業製品として広い需要に応えているのはTEKTRO(TRP)くらいで、工芸品に近いGROWTACやPAUL製以外は明らかに安物ばかりです。フレーム販売があるロードバイクも当然のように油圧専用です。対して低価格帯の完成車は機械式が多勢となっています。機械式ディスクブレーキ対応の高級ロードバイクフレームや街乗り用高級品、高耐久品の販売を求める声はあるものの、どこのメーカーも消極的に見えます。用意しているのは常にクロモリがラインナップにある、ファッション性の高い一部米国ブランドくらいでしょうか(SURLYとSURLYっぽいメーカー、Rivendell等。PAULの需要もその辺り…)。
※ 油圧用のフレームに機械式は取り付けるのも、ケーブルルートの問題で難しい場合が多いようです。シマノの機械式BR-RS305を油圧ディスク向けフレームに取り付けている例を見ましたが、ケーブルバナナを駆使してかなり無理をしていました。シマノが高位シリーズの機械式ディスクブレーキを作らないのは、買い替え需要喚起を求める完成車フレームメーカーも取り込んだ政治的な理由でしょう。これらメーカーへの反感や反動から、自分は2020〜2030年代は機械式ディスクが良いところまで盛り返していくと予想しています。
※ ポストマウントが多かったマウンテンバイク界隈でもフラットマウントのフレームが増えているようです。2024年現在、シマノのMTB向けコンポーネント上位3シリーズにフラットマウントが追加併売されています。MTBはロードバイクと違って強度のあるシートステイやゴツいエンドが付いてるので、フラットマウントを採用するメリットは殆どないと思うのですが…
※ ディスクに限らず、機械式ブレーキのフィーリングの検証は自転車に組まない状態でもある程度のテストが行えます。用意するのは長い未カットのアウター/インナーケーブルと、交換や調整で余った短いアウター/インナーケーブル、実際に使うブレーキレバーとローターだけです。短い方は長さは30cmもあれば十分でしょう。短い方がケーブルの伸びの影響が少ないため好都合です。ディスクブレーキキャリパーのパッドクリアランスは実際の走行状態に近くなるよう調整してから行います。長い方のケーブルは、輪を作るように丸めたり物に絡めておき、ケーブルルーティングでできる蛇行を再現しておきます。その状態で左右レバーにそれぞれ長短のケーブルを付けて握り比べるのが最も分かりやすいです。
※ 制動関連部品の耐久性や整備性は、フードデリバリーをしている人達の話が大いに参考になります。街中で見かける自転車はもちろん、彼らのSNS投稿、フリマ出品や掲示板の書き込みからも多くの事が分かります。荷物を背負って20kgを超える電動アシスト自転車に乗り、一年を通して雨の日も嵐の日も関係なく、急加速〜急減速を頻繁に繰り返す走り方をしている訳ですから、単に距離を走る週末サイクリストとは比較にならない量の負荷がブレーキには掛かります。中にはタイヤ/チェーン/ブレーキ(リムブレーキ ならリム)の消耗速度が世界一周旅行の冒険者と同等レベルの人もいて吃驚します。「自転車を酷使するが、構造に詳しくない人」は最良の製品耐久テスターと言えます。整備の全てをショップに丸投げをする金満おじさんや、見栄で安物は絶対使わないマン、違和感を感じたら直ぐ自分で整備してしまう(優等生な)ロードバイク乗りたちのレビューではまずお目にかかれないトラブル話や指摘は大変興味深いです。スマホアプリで月あたりの走行距離や走行時間、件数日数も管理しているため、定量的客観的な報告が多いのも助かります。趣味や遊びではなく仕事で(実際命がけで)走る彼らは、部品価格や稼げる金額に対しての絶対性能および耐久性(本当の意味でのコスパ)、手間の掛からなさに関して非常にシビアで現実的な評価をしています。最終回答といえるブレーキの選択は車種や走り方/働き方によって様々でした。季節や天候、需要状況によって乗り変える人も少なくありません。趣味の自転車乗りは雨天悪天深夜を避けますが、デリバリーにおいて悪条件はライバルが減って需要が増える稼ぎ時なんですね。配達中の事故遅延はペナルティー、走れなくなる=無収入となるため、走行トラブルに対応する整備工具の重量や消耗部品の携帯性、リカバリー時間も加味して切実に語る様子はまるでブルベやトレイル競技者のようでした。
※ 機械式ディスクブレーキは最軽量クラスのリムブレーキキャリパーよりシステム全体の重量が嵩みます。最軽量クラスで比較するなら、目安として前後ブレーキローターの重量ぶん(180〜250g程度)重くなると考えて良さそうです。これはフラットバー用のレバー同士で比較する前提の話なので、STIデュアルコントロールレバーなら更に差は開きます。ちなみに市販の軽量ローターは1枚100g前後、シマノの最軽量リムブレーキキャリパーBR-R9100が前後ペアで326g(旧BR-9000はペア297g)となっています。また、ディスクブレーキキャリパー重量にはアダプタ類が含まれない事にも留意しましょう。ディスクブレーキはフレーム側の強度も必要なため、部品以外も相応に重量が増えています。
※ リムブレーキのキャリパーは価格が上がると順当に軽くなり、効きも良くなりますが、機械式ディスクブレーキは製品ランクによる重量差は殆どないようです。機械式の最高級品は油圧併用など複雑な構造だったり、強度確保の為なのか見た目もゴツく、相応に重くなっています。リムブレーキが価格に合わせて順当に効きが良くなり、軽くなっていく理由は、構成パーツの多さに拠るものでしょう。リムブレーキのキャリパーは価格帯が上がるに従って、軸にベアリング球が追加され、強度を担うアルミ部品が冷間鍛造に変わり(同じ強度なら軽くなる)、次にスチールの軸部品や固定ボルト類がチタンに置き換わっていきます。部品コスト、加工コストがそのまま重量減として反映されるのです。それに対してディスクブレーキキャリパーは(無銘の最廉価品を除いて)最低限必要とされる剛性を確保するためのアルミブロックの体積が価格によって大きく変わらないため、違いもパッドを押し付ける構造の複雑さや調整のしやすさに留まります。キャリパーボディの左右を結合するクロモリボルトも重い部品ですが、剛性を担保する文字通り要(かなめ)の部品なので、安易にチタンへ置き換えるわけにもいかないようです。「引張り強度が必要とされる、安全性に関わる締結部品にチタンを使わない」のは、市民レベルのモータースポーツ方面では共通認識となっています。疲労が溜まりやすい部品や命に関わる固定ボルトにチタンを使う事はリスクなんですね。また、キャリパーボディ左右の結合ねじには大きな締結トルクが求められるため、多くのメーカーで舐め難いトルクス穴ボルトが利用されています。
※ 設計の観点で言えば、ディスクブレーキに軽さを求めるのはそもそも間違いです。実用上は後述するリムの発熱対策や太いタイヤを履くため、設計上は折りたたみ時の干渉や片持ちフォークなど、スペースの都合で仕方なく選ぶものと認識しています。エッフェルの折りたたみ方式もそれで実現できました。整備性は下がりますが、前後で変えても良いと思います。
※ 太いタイヤとリムブレーキの組み合わせはアーチの大きい(長い)キャリパーが必要となりますが、大きくなるほど剛性の問題で効きにくくなるのと、市販品に太いタイヤを使えるキャリパーブレーキが無い、ブレーキと干渉してしまう等の理由でもディスクブレーキが選択肢に入ります。
※ リムブレーキはホイール径が小さくなるほど、荷物や搭乗者含む車重が重くなるほど、リムの損耗が多くなります。リムサイドが薄くなると穴が空いたりリム外周が弾け飛んでタイヤチューブがバーストします。実用車/運搬車がいまだに鉄リムステンレスリムを採用している理由の一つです。BEタイヤ(耳付きタイヤ)を履いたロッドブレーキの黒塗り実用車はめっきり見かけなくなりましたが、働く自転車としての運搬車は、朝の新聞配達で今でも使われています。21世紀の新聞配達車は軽快車と同じキャリパーブレーキが付いていても、リムは多くが鉄/ステンレス製のはずです。
※ 欧米の老舗自転車メーカーの作る運搬車には前輪にドラムブレーキを採用している車種があります。また日本国内では流通の少ない前輪用ローラーブレーキも、欧州地域の需要に応えるためのラインナップだと思われます。どちらもリムの消耗と防汚性を考慮したものでしょう。リムの削れ対策として、ディスクブレーキ以外の選択肢もあると覚えておくべきです。
※ 経験上20インチ406未満の小径ホイールとリムブレーキの組み合わせは、ブレーキ面の円弧とシューのカーブの差が大きくなるためでしょうか、高性能なキャリパーとシューでも本来の効きが得られないと感じています。リムのカーブに合わせてブレーキシューを丸く削る人もいるようです。
※ リムブレーキの電動アシスト自転車で、前後に荷物や子供を乗せている車両は特にリム損耗が激しくなります。駐輪場に前後チャイルドシートが付いていて使い込んだ雰囲気のあるアシスト自転車があれば注意して観察しましょう。リムのブレーキ面が削れて凹んでいる車体をよく目にします。
※ ディスクブレーキはリム全体を塗装できるというデザイン上の利点があります
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ディスクブレーキローター
・中国製 無銘 ディスクブレーキローター 6穴 φ120:100g(実測) 2022年
→重量100gジャスト。実測外径φ119.5mm 内径はおよそφ33mm 厚み1.86mm
→ 回転方向の指定矢印あり。取付けは6穴で、穴径はφ5.6〜5.7mm 穴間距離22mm PCDだとφ44mm
→ パッドが触れる外周の幅は約17.3mm 外周の放熱穴は32個で穴径は約φ5.9mm
→ 2024年3月時点、エッフェル採用ブレーキローター。
・ASHIMA アシマ エアーローター φ140mm 6穴:70g(公称)A 1,840円 2024年
→ ステンレス製。ボルトPCD : 44mm、厚み1.75mmで若干薄い。
・ASHIMA アシマ エアーローター φ160mm 6穴:85g(公称)A 2,280円 2024年
→ 仕様は140と同様。STRiDA後輪にはそのままでは使えないと思う。内径が対象形の花の形ではない。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター レーザー φ140mm 6穴:62g(公称)A 3,164円 2024年
→ 1枚板のステンレス製、厚み1.8mm 6穴。ストライダの前輪に使用した報告があった。最軽量だが肉抜き過ぎだろ…
→ 片押しの機械式に使うと歪むという報告もある。中華の割に高いが、精密レーザーカット品らしい。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター レーザー φ160mm 6穴:74g(公称)A 3,143円 2024年
→ ディスクブレーキ STRiDAの後輪に使える大きさだが、STRiDA後輪はネジ止めではないので厳しいと思う。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター レーザー φ180mm 6穴:95g(公称)A 3,891円 2024年
→1枚板のステンレス製、厚み1.8mm 6穴。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター レーザー φ203mm 6穴:123g(公称)A 3,891円 2024年
→ 1枚板のステンレス製、厚み1.8mm 6穴。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター カスディター φ140mm 6穴:67g(公称)A 10,736円 2024年
→ ステンレス外周部+内側7075アルミ(ジュラルミン)の構造。金黒青赤カラーあり。
・KCNC 軽量ディスクブレーキローター カスディター φ160mm 6穴:77g(公称)A 8,319 円 2024年
→ ステンレス外周部+内側7075アルミ(ジュラルミン)の構造。金黒青赤カラーあり。
・DURA-ACE ディスクブレーキローター RT-CL900 φ140mm:96g(公称)A 7,733円 2024年時点
・DURA-ACE ディスクブレーキローター RT-CL900 φ160mm:114g(公称)A 7,400円 2024年時点
・DURA-ACE ディスクブレーキローター RT-MT900 φ140mm:88g(公称)A 7,285円 2024年時点
・DURA-ACE ディスクブレーキローター RT-MT900 φ160mm:108g(公称)A 7,283円 2024年時点
→ CL900はロードバイク専用として後発で発売された型番。MT900はMTBのXTRグレードと兼用型番。
→ デュラグレードはアルミとステンレスの積層構造で放熱性高め、強度を確保している。
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シフトケーブル / アウター
日泉 NISSEN ニッセン シフト用アウターケーブル
・日泉 ステンレスアウター 平線タイプ シフト用4mm #F02J PEライナー入 2000mm :90g(2mの実測)A 1,534円
→ 2022年
シフトケーブル / インナー(タイコ込み重量)
・
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ブレーキケーブル / アウター
日泉 NISSEN ニッセン ブレーキ用アウターケーブル
・日泉 ステンレスアウター ブレーキ用 #F01 PE製ライナー入 2000mm NI301A:117g(2mの実測)A 1,100円
→ 1cmあたりの重量は 0.585g/cm、10cmなら5.85g 2022年購入
ブレーキケーブル / インナー(タイコ込み重量)
日泉 NISSEN ニッセン ブレーキ用インナーケーブル
・日泉 SP31スペシャル ステンレスインナー MTB対応 ブレーキ用 後用φ1.5 x 2000mm :28g(2mの実測)
→ 31本のワイヤーを撚り(より)込む製法。プラズマメッキコーティングで、SP31スペシャルという名称。
→ メーカーはPTFEコーティングより耐久性はあると説明している。ブレーキ用インナーでφ1.5mmは若干細い筈。
→ 2022年購入
・日泉 ステンレスインナー ブレーキケーブル(スリック加工) MTB用φ1.6mm 前用1000mm :14.6g(実測, 1mの重量)
→説明は「スリック加工」のみ。ニッセンの売りであるSP31スペシャルではない廉価品だと思う。Amazon 440円
→説明文には「ケーブルの表面を研磨加工し凹凸を減らすことで真円に近づけて、低摩擦を実現しています。」とある。
※ リアディレイラー/リアブレーキまでフルアウターの(フレームにダボがない)車種の場合、ケーブルの重量は馬鹿になりません。折りたたみ動作に不都合が出ないよう、弛み(長さ)も余分に必要なためです。(内装ハブと外装変速を併用するBROMPTONの6速などは後輪まで3本ほぼフルアウター)
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ハンドルバー 各種
ドロップハンドル
・TNI カーボン ドロップハンドル Ergo Sweep エルゴスウィープ C-C 380mm :194.8g(実測)
→ 2021年購入。ハンドルエンド(先端部)の外径約φ24mm、内径約φ21mm 公式サイト
→ フラット部の断面がは前後に長い卵型。左右端が後ろにスウィープしていて握りやすい。軽さと品質に満足。
→ TNIは Technology Needs Idea の頭文字らしい。一部の商品にその文言が入っている。
・TNI アルミ ドロップハンドル Ergo Sweep エルゴスウィープ C-C 380mm :314g(公称):312g(Web)
→ 上とほぼ同じ形状のアルミ製。取り付けるカーボン非対応のレバーにはこちらを。
→ 400g=318g、420g=310g 素材は非公開だが重量から察して6000系だと思う。7000系ならもう少し軽い。
・RITCHEY リッチーWCS STREEM 3 BLATTE 420mm:272g(公称)13500円程度
→ TNI Ergo Sweepに似ている。というかTNIが大手のエルゴ系スウィープハンドルのコピー。バックスウィープ4.7度
→ 素材は7000系アルミで、7050で超々ジュラルミンに近い。薄く作れるので6000系より若干だが軽くなっている。
→ 上は420mmの重量だが、380mm 400mmもある。おそらくだが若干軽い。
→ドロップ/ リーチ:128/73mmなので、ZIPPならSL-70 Ergo 18000円相当。軽さもZIPPのSLアルミ相当。
・3T ERGONOVA TEAM 400mm カーボン:約200g(Web)
→ SUPERERGOの先代品。ブラケット部の幅はC-C 380mm、下ハンドルのエンドC-Cは400mm。
・3T ERGONOVA PRO エルゴノヴァ プロ 380mm アルミ:268g(Web)
→ 下のSUPERERGOの先代品となるエルゴノヴァ。PROはアルミ製を意味する。梨地黒に白線。
→ 380は下ハンドルのエンドの C-Cらしい。ブラケット部は実測35cm。狭いものが欲しい人には旧型のこれが良い。
→ リーチは80mm、ドロップはおよそ125mm、ハンドルクランプ径φ31.8mm
・3T SUPERERGO PRO 360mm アルミ:約260g(実測)A 4,590円 2021年購入品
→ 黒色。素材は7050アルミで7075超々ジュラルミンに近い。薄くても強度を保てるので同等のアルミハンドルより軽い。
→ 2023年時点で36cm(360mm)は廃盤となり、最も狭いのはC-C380mmとなった。Amazonの取り扱い開始は2018年頃
→ 現物のハンドルクランプ面にある印字は「Width 36cm (C-C)」で、センチ表記になっていた。
・3T SUPERERGO PRO アルミ380mm:約265g(公称)A 14,200円
→ 幅以外の仕様は上に同じ。3T製品のPROは基本的にアルミ製を意味する。
・NITTO 日東 アルミ ドロップハンドル B135AA-25-390 Φ25.4mm :302.5g (実測)
→ 下ハンの先端C-Cが39cm
・Deda デダ アルミ ドロップハンドル PIEGA RHM BLK φ26 380mm:276.8g(実測)
フラットハンドル, オールラウンダー
・NITTO 日東 B206AA フラットバー 幅C-C 525cm:225g(実測)A 3,960円
→ Amazonでの商品名は「ライズバー」だが、公式名称ではないようだ。通販サイトの説明もまちまち。
→ 公式カタログでは「Standard Urban Cycle Handle bar」のページに掲載。
→ リーチのぶん、ステムと突き出しと同じだけグリップが前方の位置になる。
→ オポジットレバーで使う人が多いらしい。カモメ形状なので普通のブレーキレバーはクランプ位置が制限される。
→ ダイアコンペのDC189-ID16(細い方の型番)が無加工で挿入可能。
・無銘 カウホーンハンドル フラットバー 幅約 51cm:260g(実測)
→ 単純なハの字形状。メーカー不詳。XIA 2010-12 という刻印が入っている。肉厚アルミで若干重い。
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ステム 各種 / ステムアダプター
ステム / アヘッドステム
・TNI アルミ製 アヘッドステム Helium 17 ヘリウム 17° 70mm:77.5g(実測)
→ 各ボルトはM4ねじ / 突出し70mm / ハンドルクランプ径φ31.8mm / 対応コラム径 1-1/8″(φ28.6mm)
→ PROFILE DESIGNのアヘッドアダプターと合わせて 231.5g / 引き上げボルト無しの場合 170g
→ Helium 17のステム長80mm未満は殆ど流通していない。カタログ上で最も短いのは50mm。
→ 3Dアルミ7050鍛造製。カーボンより軽いアルミステム。ボルトはトルクスで初期型はT25、現行はT20
→ 50mm=77g/70mm=78g/80mm=86g/90mm=92g/100mm=99g/110mm=105g(すべて公称)
→ 公式サイト https://www.trisports.jp/products/6809/
・シマノPRO LT アジャスタブルステム 90mm 角度調整式ステム :251g(実測)A 6,060円 2018年頃の製品
→ ハンドルクランプ径φ31.8mm コラム側φ1-1/8インチ 素材はAL-6061
スレッドステム / クイルステム
・NITTO 日東 スレッドステム Pearl 6 クランプ径Φ26 ポスト径Φ22.2 旧型台形ウス:276.6g(実測)
→ 旧型パール6cm。台形ウスで、臼部分はスチール。パールは数字がcmの突き出し量。現行NPはmm。
・NITTO 日東 スレッドステム NP-60(旧Pearl 6)クランプ径Φ26 ポスト径Φ22.2 現行斜臼:253g(実測)
→ 斜臼部分もアルミ製。同じ突き出し量だが、臼が鉄の旧Pearl 6 より軽くなっている。
・NITTO 日東 スレッドステム NP-70(旧Pearl 7)クランプ径Φ26 ポスト径Φ22.2 現行斜臼:265.3g(実測)
→引き上げボルトの重量 53.7g
・Deda デダ スレッドステム Mulex Quill Stem 90mm 黒 上部カバー欠品状態:280g(実測)
→ Mulexの読みはミュレックス。肉厚で重そうに見えるが、突き出し部はドリリングで中空となっている。
→ 実測は2000年代初頭の製品。上部の臼引き上げボルトの頭を隠す樹脂カバーが欠品した状態の重量。
※ NITTO のスレッド(クイル)ステムはチネリのコピーから始まっている。数十年変わらない伝統の味。本家も最近復刻したが、90mm未満の短い突出長が用意されていない。コラム長も短い。日東はアジア人の体型需要に応える幅広いラインナップ。
ステムアダプター / アヘッドアダプター
・PROFILE DESIGN プロファイルデザイン アヘッドアダプター 22.2mm-28.6mm:154.5g(実測)A 1,991円
→ 臼引き上げボルト(半ねじ) M8 首下135mm ねじ長約50mm:48.5g(実測 ねじ単体の重量)
→ 一般的なφ22.2からオーバーサイズ(1-1/8インチ ≒ φ28.6mm)への変換用アダプター
・PROFILE DESIGN プロファイルデザイン アヘッドアダプター 25.4mm-28.6mm: 160-166g(公称)A 2,350円
→いずれも2024年時点の価格と情報。Amazonの取り扱いは2012年から。
・日東 スレッドレスコンバーター φ22.2→1インチ:g
→ オーバーサイズと呼ばれる1-1/8ではなく、日東製のアヘッドステム用の1インチ径なので注意。
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サドル
・TNI Lite Fly ライトフライ カーボンサドル 150x250mm:167g(公称)/ 150-169g(Web)A 8,800円 2024年
→ これは初代モデル。2023年頃に後継版が販売されたようだ。名前に II が付き、幅広幅狭の2種となった。
→ 2024時点の公称レール断面は7x9.6mm だが、以前の表記は7×8.8mmでサイズも145x250mm 重量145gだった。
→ これが仕様変更のあるマイナーチェンジに拠るものか、誤記だったのかは不明。後継LiteFlyⅡのレールは7×8.8mm
→ 通販サイトの仕様表記もまちまちなので注意。後継が十分流通している2024年3月現在も継続して販売されている。
→ 裏面は光沢のある綾目のカーボンでレール部も滑らかな一体。表面は合皮だが多少クッション性があるらしい。
→ 長さ25cmで、一般的なサドルより鼻先が短いショートノーズ。しかし後部の幅は十分確保してある。
→ フルカーボンサドルはパッド入りパンツ必須の硬い物が多いが、これは短距離なら普段着でも乗れるようだ。
→ 代理店TRI SPORTS 公式ページ https://www.trisports.jp/products/6728/
・TNI LiteFlyⅡライトフライ2 カーボンサドル 143x240mm:152g(公称)A 9,980円 2024年
→ Amazonは商品説明とタイトルに肝心の幅の記載がなく、説明がちぐはぐだったりするので注意が必要。
→ カーボンレールの断面 7×8.8mm。LiteFlyの後継機。幅が二種類になった。こちらは狭い方。
→ 造りやパッドなど造りと使用感と関しては初代モデルと同等らしい。下の幅広モデルも同じ。
・TNI LiteFlyⅡ ライトフライ2 カーボンサドル 155x240mm:154g(公称)/ 134g(Web)A 10,250円
→ カーボンレールの断面 7×8.8mm。幅は広くなったが、実測レビューを見ると重量は寧ろ減っている。
→ 143mm155mm共に2024年3月時点の仕様と価格情報。
・TNI Tour Fly ツアーフライ Ti チタンレールφ7mm 165x250mm:250g(公称)Amazon長期欠品
→ レールがチタン。カーボン製のライトフライの下、クロモリレールなコンフォートフライの上という中位モデル。
・TNI Comfort Fly コンフォートフライ CrMo クロモリレールφ7mm 145x245mm:291g(公称)Amazon
→ 同社製のFlyシリーズは見た目がほぼ同じ三兄弟。これはその最下位モデルでクロモリレール。
→ 高価で軽いカーボンLiteFly - 中間チタンTourFly - 安いクロモリComfortFly という分かり易いヒエラルキー
・TNI CarbonFly カーボンフライ カーボンサドル 155×242mm:89g(公称)A 11,980円 13,860円 2024年
→ 2023年発売だと思う。クッションがないフルカーボン。重量制限90kg 体重制限85kg以下。
→ 2024年時点のTNI最軽量サドル。前後に大きい穴開き。カーボンの板をバネとする設計。定価税込14,850円
・TNI PadFly パッドフライ カーボンサドル 160×244mm:169g(公称)
→ CarbonFlyにパッドを乗せたような感じ。上面全体がポリウレタンフォームのパッド。その他は全てカーボン。
→ 同社LiteFlyより若干前後に短く、若干重い。パッドの厚みは1cm程度あるらしい。税込定価15,400円
・TNI SuperJet カーボンサドル レールφ7×9.5mm 145×255mm:209g(公称)
・TNI ComfortJet クロモリレールサドル レールφ7×9.5mm 145×255mm:262g(公称)
→ SuperJetのクロモリレール版。名前にあるコンフォートは安楽設計ではなくクロモリレールを意味するらしい。
・TNI Slim カーボンレール 280x140mm :198g(公称):196g(Web)
・TNI Slim チタン レール 280x140mm :251g(Web)
・VELO ベロ EAGLE O SL-VL-168 264X139mm :386.5g(実測)A 3,581円 2017年購入当時の価格
→ 穴開き、柔らかいゲルパッド、坐骨部分に十分な厚み、水を吸わない、縫い目なしの条件で購入。
→ ナイロンファイバーベース、クロモリレールで、大きさの割に全く軽くないが、見た目以上にコンフォート。
→ 若干細身で横からのシルエットもスマート。「速そうに見えるが実は快適」という点が気に入っている。
→ これは2015年頃の商品。後継はおそらく VL-1475A(A 3437円)だと思う。仕様と見た目が酷似。
→ このシリーズは使用感が良いものの、表皮が薄く摩耗で裂ける等のレビューがある。
・VELO ベロ Voam ボアム [EAGLE O] V-foamシリーズ VL-1475A 264X139mm:357g(公称)A 3,437円
→ 名前がやたら長い。Amazonの取り扱いは2017年から。同じ「EAGLE O」の SL-VL-168 の後継品と思われる。
→ ナイロンファイバーシェル、オーゾーンカット、GELパッド&ハイデンシティー、クロモリレール
→ レビューを見るとパッドの表皮が裂けやすい、パッドのジェルが溶け出す等の欠点は変わらない。
・BSモールトン BSM-179 標準付属品 ブリヂストン銘入りサドル:269g(実測)
→ 2000年代初頭販売品。サビがあるスチールレール。合皮で後部の左右端だけ布地ファブリック。
→ 水平時の全長27cm/幅13.5cm/レール径φ7mm/レール平行部の長さ約6.5cm 左右間隔は約42-43mm
→ 裏面(底面)は滑らかな樹脂。に Viscount のロゴが入っている。
・BROOKS CAMBIUM C13 275x132mm :263g(Web)
・BROOKS England - Imperial B17 279x175mm :530g(Web)
・BROOKS England - B17 スタンダード 275x175mm :525g(Web)
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シートポスト, シートピラー
・TNI カーボンシートポスト LW168 オフセット25mm Φ27.2mm 300mm:173.6g (実測)A 12,190円 2024年
→ 外径実測φ27.16〜27.18mm チューブ下端の内径は22.5〜22.7mm 厚みは2.3mm前後
→ 400mm版もあり、そちらの公称重量は186gとなっている。Φ27.2 300mmの公称は168~176g
→ カーボン製シートポストは最軽量アルミより重い物も多いので頑張っている。つや消しクリア塗装。
→ サドルレールを上下からアルミ板で挟む方式のヤグラなので、カーボンレールのサドルにも対応する。
→ 2021年時点の定価は税抜9,200円、実売八千円未満で買えたが、2023年頃に値上がりして税別12,500円に。
→ 旧価格で購入したが、値上げ後でも十分満足する品質。金属部も高価格帯と遜色ない出来だが、惜しい部分も…
→ 購入品はヤグラ金属部にバリがあった。細いヤスリで削り取らないとカーボンレールを傷つけてしまう。
→ 締め込みボルトはM6x28mm 2本で15.0g 使用六角レンチは5mm BSモールトンには1.5cm程足りなかった。
→ 代理店 TRI SPORTS公式URL https://www.trisports.jp/products/6769/
・TNI カーボンシートポスト LW168 オフセット25mm Φ27.2mm 400mm:202g (公称) A 11,281円 2024年
・TNI カーボンシートポスト LW168 オフセット25mm Φ31.6mm 300mm:186g (公称)A 12,280円 2024年
・TNI カーボンシートポスト LW168 オフセット25mm Φ31.6mm 400mm:219g (公称)A 12,600円 2024年
→ LW168 は太さ長さ別で4種類ある。AmazonならTNI LW168で検索
・TNI アルミシートポスト ALU POST φ27.2 350mm :164g(公称)/176-180g(Web)A 6,980円 ワ 6,098円
・TNI アルミシートポスト ALU POST φ31.6 350mm :204g(公称) A 6,500円 ワ 6,292円 いずれも2024年時点
→ アルミなのに殆どカーボン製ピラーより軽い人気商品。φ27.2の黒は売り切れが早い。
→ オフセットは0mmで、長さは公称350mmだが若干短いらしい。素材を表す 2014 T6 Aluminum の印字がある。
→ やぐら部、シートポスト側の基部の角度にマイナーチェンジ報告あり。中古購入の際は注意。
→ 読みはアルポストらしい。表面に滑り止めとなる挽目の凹凸があるタイプで、好みは分かれる。
→ 2024年時点、φ27.2の定価は税別 6,300円、φ31.6は税別 6,500円 上も2024年時点の価格
→ 代理店 TRI SPORTS公式ページ https://www.trisports.jp/products/6790/
・DEDA デダ ZERO 1 BLK セットバック20mm φ27.2 350mm :310g(実測)
・DEDA デダ RS 01 Polished Silver ポリッシュシルバーφ27.2 350mm:299g(実測)A 4,290円 2022年
→ セットバック21mm、下からのボルト2本締め。6061アルミ製。公称333gより軽い。値上がり傾向(2024年)
→ 外径実測φ27.17〜27.19mm 内径が実測φ23.37mmなので、肉厚はおよそ1.9mm。
→ アルミの比重2.7で計算すると、チューブのみ30cmあたりの重量はおよそ123g(体積45.6㎤)
→ 30cmにカットした場合の重量はおよそ 279g なので、他社カーボン製より80〜100g程度重い。
→ 参考として、SUS304(7.93g/㎤)φ27.2 厚みt1.2mm、30cmのチューブの重量は233g
→ 参考として、BROMPTONのペンタクリップの重量はおよそ107g
・kalloy カロイ BSモールトン後期BSM-R9付属シートポストφ27.2 300mm シルバー:256g(実測)
→ セットバックはおよそ25mm。ヤグラも色が同じアルミ製で、サドル固定は下からの一本締めタイプ。
→ 300mmはカタログの数字。実際の長さはヤグラのレール部から下端まで約30cm。アルミ製。
→ 外径実測φ27.09〜27.10、チューブ内径は約23.7mmで、肉厚は t1.7mm前後と薄い。
→ 薄肉パイプにアルミダイキャストのヘッドを圧入勘合させる構造。チューブ部のみの長さは268mm
→ 長さと肉厚なヤグラ金属の頑強さを考えると十二分に軽い。
→ メモ:Eiffelのシートポスト長(先端-ヤグラ中心)は2024年2月時点で286mm
・Cos.Ti製 ブロンプトン用チタンシートポスト 535mm φ31.8mm:255g(Web)ヤグラなし重量
・MicrOHERO マイクロヒーロー チタン製シートポスト φ27.2 400mm :190g(Web)A 11,980円
→ Ti64チタン合金。ボルトもフルチタンらしい。セットバック0mm ボルト2本固定のT字ヤグラ
・MicrOHERO マイクロヒーロー チタン製シートポスト φ31.6 400mm :225g(Web)A 11,980円
→ Ti64チタン合金。ボルトもフルチタンらしい。セットバック0mm ボルト2本固定のT字ヤグラ
・3T Palladio Team カーボン シートポスト オフセット25mm φ27.2 280mm:212g(Web)
・3T Palladio LTD カーボン シートポスト オフセット25mm φ31.6 280mm:177g(公称)/ 190g弱(Web)
→ 読みはパラディオ。Teamはヘッドがアルミ、LTDはヘッド部も一体のカーボン。真円のレールのみ対応。
→ 角度調整は DiffLock式。衝撃で角度がズレないものの、調整は少々面倒。前後調整は楽。
→ 楕円断面のカーボンレールには PALLADIO DIFFLOCK MECHANISM WITH OVAL RAILS 等で対応。
→ パラディオは2010年代半ばで廃盤となっていて中古も数が少ない。LTDはヘッドの形状が独自。
・3T IONIC 25 PRO アルミ製 オフセット25mm φ27.2 350mm :315g(推定)DiffLock欠品の中古を購入
→ パイプ厚は実測2.4mmで丈夫!φ27.2 350mmのヤグラなし重量 233.7g。ヤグラ込みのZERO25 PROより重い。
→ ヤグラはカーボン版と共通品で、名称はDiffLock。重量は80-81gらしいので推定重量はおよそ314.7gとなる。
→ DiffLockの中身の重量 80gは、BROMPTONのペンタクリップの107gと並んで設計者には重要な数字。
→ 仕様の350mmはヘッドのヤグラ中心から下端までの長さ。ヘッド含めないチューブのみの長さは実測328mm。
→ 同じIONIC 25でも、カーボンφ27.2 250mmはヤグラ込みで210g前後らしい。
→ 外径φ27.2 肉厚t2.4mm(内径φ22.4)アルミパイプの重量はおよそ 5.0486g/cm
→ 300mmにカットすると 289.5g、280mmなら279.4g、250mmなら264.2g なので、カーボンとの差は55g程度。
・3T IONIC 25 PRO アルミ製 オフセット25mm φ31.6 350mm:308g(Web)
・3T IONIC 25 TEAM カーボン オフセット25mmφ31.6 280mm :205g(公称)
・3T IONIC 25 LTD カーボン オフセット25mmφ31.6 280mm :185g(公称)/ 191g(Web)
→ LTDはヘッド部もカーボン。通常版 IONIC 25のカーボンモデルはヤグラ金属を受けるヘッド部がアルミ。
→ 角度調整は DiffLock タイプ。歯数の異なる多重のローレットの噛み合いで0.5°ずつの固定調整角を得ている。
→ IONIC(アイオニック)はピラーを前後逆に挿す事で逆オフセット(サドルを前に出す前乗り)が可能。
→ LTDなら色違いのSTELTH も同重量。
・3T ZERO25 TEAM カーボン オフセット0/25mm切り替え式 φ27.2 350mm :203g(公称)
→ チューブ(ピラー)部分のみカーボン製で上部のヤグラ部はアルミ製。φ31.6mm径もある。
・3T ZERO25 PRO アルミ オフセット0/25mm切り替え式 φ27.2 350mm:223g(公称)←軽すぎるので誤記?
→ チューブもヤグラもアルミ。上のカーボンより5000円程度安く20g重い。φ31.6mm径もある。
※ 2024年現在、3Tでサドル逆オフセット取付け可能なシートポストはZERO25とIONIC25だけのようですが、いずれも通販ショップの在庫がなくなりつつあります。2023年9月の代理店の終了に伴い日本市場から撤退したため、店頭でも在庫限りとなっているようです。並行輸入品も円安の影響からかほぼ消滅しています。Amaonで3T製品を検索すると 注文可能でも入荷未定ばかりで、在庫のある商品は極僅かです。
3Tの本国公式サイトを覗いたところ、ハンドルやフレームのページはありますが、ラインナップ自体が減っており、シートポストの商品一覧も見つかりませんでした。開発規模を縮小してシートポスト市場自体からも撤退したのでしょうか?
※ 3T ZERO25 は2017年登場の新しめの製品です。その名の通りヤグラ部品の左右入れ替えることで、0mmと25mmのオフセットを選ぶ事が可能。ピラーの中心軸からヤグラの回転部を、ヤグラ回転部からレール把握部をそれぞれ12.5mmズラし、相殺↔︎加算して0mm↔︎25mmを作っています。IONC(アイオニック)まではオフセット0mmと25mmが別商品でした。また、IONICでは同心で歯数の異なる多重ローレットを利用したDiffLockと呼ぶ段階式角度調整式でしたが、 ZERO25は摩擦式で無段階調整タイプです。これはポスト側の穴が左右から正中に向かってテーパー状になっており、左右からコーン状のヤグラ部品で挟む事で大きな摩擦面積と無段階の角度調整機能を得る発想です(調芯も兼ねていますが、角度的にクサビ効果は薄いはずです)。SPECIALIZED完成車付属品にも同様にコーン摩擦式の物を見た記憶があります。自分が知らないだけで古くから存在するのでしょう。
※ ZERO25のレビューを見るとグリスがたっぷり付属していると書いているのに塗らずに組む人がいるようでした。これは潤滑用グリスではなく接触面の固着防止と滑り止め目的のペーストでしょう。ZERO25の角度固定は単純な面摩擦のみに頼るので、専用ペーストを塗らなければ、ボルトを指定トルク以上で締めても徐々に角度ズレが発生するはずです。付属のペーストを塗らずに角度がズレると文句を言い、後から市販のファイバーグリップを塗っている(塗ろうとしている)レビューを複数目にしました。組む前に滑り止め剤を塗る事が必須の金属部品は自分も他に思い当たらないので、カーボン支柱部のずり落ち防止のために付属するペーストだと勘違いしても仕方ないでしょう。下のURLはZERO25 使用説明書(英語 )とZERO25およびDiffLockの特徴解説ですが、説明書にはちゃんと「Apply friction enhancer paste beteween Inner Clamps and Shaft head.(摩擦増強ペーストをインナークランプとヘッドの間に施せ)」と注意書きがあります。
https://company.3t.bike/wp-content/uploads/2018/08/ZERO-25-User-Manual-1.pdf
https://3t-bike.jp/technology/seatpost.html
ちなみにブロンプトン純正の「ペンタクリップ」も凹凸のない金属面の乾燥摩擦のみで無段階の角度固定を行う仕組みですが非常に複雑な造りとなっています。廻り止めの角穴が開いた片側2枚の銅製丸ワッシャーと、外周が四角いアルミワッシャーを交互にサンドイッチしたユニットをサイドプレートの凹みに収めて隠すという、外観からは想像できない複雑な構成です(参考画像 327KB)。この多重構造により、ボルトの締結力の割に非常に大きな摩擦面積=保持力を得ています(スピニングリール等の多層ドラグワッシャー構成と似ている)。ZERO25もペンタクリップも根本的な固定の仕組みは軽快車に使われる鉄ヤグラと同じです。安い鉄ヤグラは回転(サドルのおじぎ)の固定をロゼット(菊座)の凸凹で行うので微調整はできませんが容易にはズレません。 その凹凸を廃して無段階の固定角度を得るためだけに多くの苦労をしているという点でもZERO25とペンタクリップは同じです。摩擦の増強方式のみが異なります。自分ならウォームを利用して角度のみボルトで調整する仕組みにするでしょう。沢山アイディアがあるので、いずれ設計を残したいと考えています。
※ DiffLock式ヤグラの標準品は楕円(長円)断面のカーボンレール非対応なので注意。楕円断面のカーボンレールには別売の MECHANISM WITH OVAL RAILS で対応。カーボン対応の専用ヤグラは固定ボルトの下に「OVAL RAILS」の印字があります。標準品は「ROUND RAILS」と書いてあるので見分け方は簡単です。 また、対応するレールの断面寸法が印字されている物もあるようです(10x7等)。分解して売却する人も多く、ヤグラのみピラーのみの中古出品もよく見かけます。特に注意書きなく、OVAL RAILS 仕様のお買い得品が紛れている事も…
※ IONIC/PalladioのLTDグレードはヤグラ金属を受けるヘッド部もカーボンとなっていて独自の形状です。200gを切っているのはカーボンでもLTDだけのようですが、現在は1/3の価格のアルミ製で170gを切るシートポストもあるからでしょうか、中古相場は下位モデルのTEAMと変わらないところまで下がっています。
※ 3Tの命名則は独自で判りにくいのですが、商品名に「TEAM」が付くとカーボン製で、「PRO」はアルミ製と判断して良さそうです。LTDが付くと仕様が異なる上位モデルとなり、下位中位モデルがアルミだったパーツもカーボンに置き換わっていたりします。それらの名称に加えて「STEALTH」と付くと、白色/赤色の3Tロゴや装飾ラインが黒色に、表面が非光沢になるようです。3Tの宣伝をしたくない人はステルスを選びましょう。その分ちょっと価格を高くしているのがやらしい…
・シマノ PRO PLT シートポスト 径φ27.2mm オフセット0mm 長さ400mm:265g〜(公称)
・シマノ PRO PLT シートポスト 径φ27.2mm オフセット20mm 長さ400mm:265g〜(公称)
→ オフセット(セットバック)0と20mmがあり、20mmは逆オフセット(前後逆付けしての前乗り)が可能。
→ 本体の丸穴に左右挟み式のヤグラをボルト一本で固定するタイプ。下位のLTと違い、角度調整は無段階。
→ 2020年カタログではAL-2014アルミ製だったが、2024年のカタログではAL-7050となっている。
※ シマノPROの中位モデル、PLTシリーズのシートポストやステムはアルミ製で、素材は「AL-2014」となっています(追記:2024年現在のカタログではシートポストのみAL-7050製に変わっています。変更年は不明ですが、上部に青いPROロゴがついたり等、デザインにも変更があったようです。公称重量も少し減っています)。このA2014は鍛造向きの高強度アルミニウムですが、自転車の鍛造部品と航空機部品以外ではあまり見かけない印象です。A2014は銅を含むAl-Cu系の2000番台なので、強度もジュラルミン2017/2024に近く、同様に耐食性もあまり良くないため、大概ガッツリ表面処理がされていて、色も黒オンリーだったりします。純アルミ1000系や5000/6000系はアルマイト(陽極酸化処理)後も処理前の光沢や色味(銀にも色調があるのです)をある程度保てるのですが、亜鉛Znや銅Cuが含まれる2000/7000系は事前にピカピカに磨いても硬質アルマイト処理をするとグレー掛かったり大幅に光沢が失われるため、大概は事前にサンドブラストをかけて梨地にした上で黒に染色されています。黒く染めず、光沢をある程度保つ処理に成功しても、今度は使用中に見苦しい腐食変色が起きやすいという欠点があります。それを防ぐ為に薄いアルマイトの上からクリア塗装が行われるようになりました。この塗装は新品時は滑らかで綺麗なのですが、僅かでも禿げてくるとアルマイト単一処理より見苦しくなる上、磨こうにも塗膜を全て剥離しなければ綺麗に磨けないため、銀色部品が好きな古い世代には評判がよろしくない仕上げです。塗装が傷つくと傷口からアルミの腐食が始まり、常に水分と接する使用環境だと全体が白濁したり、傷が無くても塗膜の下で腐食が広がって手が付けられなくなります。アルマイトは苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液で剥離できますが、クリア塗装は一般の剥離剤では容易に剥がせないのです。
自分は光輝処理の難しいこれら2000系7000系合金の多用が(精密ダイキャストの広範囲な応用と並んで)銀色パーツの減っている理由のひとつだと考えてます。1980年代末あたりから市販の銀色部品にポリッシュ仕上げの物が少なくなり、2000年代はシルバーでも乳白色に近い銀色の上にクリア塗装が掛かった物が増えていき、現在ではアルミ以外の金属や樹脂部品と色を合わせるために シルバーメタリック塗装で誤魔化した物ばかりとなりました。
現在販売されているシルバーポリッシュ部品は鍛造品でも6000系合金が多いはずです(NITTO製など)。シルバーのパーツだけを選んでいくと、安物(軽さと高強度を売りにしない普及品)ばかり集まるのには訳があります。稀に2000/7000系の高強度アルミニウムやアルミダイキャストでポリッシュシルバーや明るい色調の製品がありますが、特殊なめっき(ジンケート処理でアルミにも電気メッキが可能)や、研磨仕上げ後にアルマイトを掛けず/薄掛けして、直接クリアコートを施した物だったりするようです。アルマイト後にポリッシュを掛けて光らせているものや、PVD/CVD蒸着メッキを施した物もありました(金色や青紫スプロケは窒化チタンコーティングの色)。特にジンケート処理後にニッケルやクロムメッキが施されているチェーンリングは、素地のアルミの腐食によって表面のメッキがペロンと剥がれ易いようです。
※ ちなみにPLTの下位にあたるLTシリーズはA6061で、上位のVIBEとMTB向けアルミ最上位?タルシスシリーズのステムは鍛造のA7075(超々ジュラルミン)でした。同じアルミ製でも3倍近い価格差がありますが、これは加工難度=加工コストの違いによるもので、素材自体の金額差は数割り増しから倍程度(単価にして数百円)でしょう。ジュラルミンは素材自体が軽いわけではないので、「普通のアルミ合金より薄く仕上げても強度を保てる」という長所を生かした設計と加工が必要です。同じ厚み同じ重さならより強く、同じ強度なら5000/6000系より1〜2割ほど軽く作ることができます。
※ 以前はシマノPROのハンドルやステムもコンポーネンツ総合カタログに含まれていましたが、2021年頃からPROブランドはアパレル&アクセサリー扱いとなったようで、現在はそちらの総合カタログに統合されています(下のURL)
https://set.shimano.co.jp/bc_catalog/PDF-2/sg.pdf
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BROMPTON ブロンプトン用 φ31.8シートポスト
・BROMPTON ブロンプトン 純正 標準シートピラー 535mm スチール製:380g前後(Web)ヤグラなし重量
→ 外径はφ31.8mm表記が多いが、アウターパーツでは一部 31.7mm、φ31.63mm、φ31.78mm等の報告がある。
→ ロードバイク用の太めのシートポストは一般にφ31.6mmなので微妙に太い。
・BROMPTON ブロンプトン 純正ロングシートピラー 595mm スチール製:456g(Web, IKD 9,350円)
→純正オプションにはスチール製とアルミ製があるらしい。アルミ製ロングは595mmで330g前後(Web)
→ブロンプトン界隈のシートピラーの重量表記は、大概ペンタクリップ(ヤグラ)抜きの重さなので注意。
・BROMPTON ブロンプトン 新型テレスコピック シートピラー:673.5g(実測)/ 715g前後(IKD 15,400円)
→ 2024年の価格と仕様。ここでは二段目のシートポストをインナーピラーを呼ぶが、公式名称ではない。
→ 2段目のインナーピラーの外径は特殊。表面のレーザー印字の表記がφ26.6 で、実測はφ26.52-26.53mm
→ インナーピラーはごく細かい滑り止めの挽目があるアルミ製。全長はヤグラの細い部分込みで実測 264mm
→ 中華の安物に多い、はっきり凹凸の分かる旋盤の挽目ではない。よく目を凝らさないと気づかない程度に細かい。
→ インナーピラーの肉厚は実測 t2.70〜2.74mm でかなり厚め。材質は不明だが色からA6061あたりだと予想。
→ インナーピラーの重量は142.6g で、同世代のペンタクリップ(106.8g)と合わせると 249.4g
→ インナーピラーの径φ26.6mm部分の長さは約22cm、上端のヤグラ部の径は実測φ22.13〜22.25、長さ約3cm弱
→ インナーピラー上端の細い部分は極ゆるいテーパーとなっており、ヤグラがズリ下がりにくくなっている。
→ 上記「φ22.13〜22.25」がそのテーパーを表している。純正ペンタ〜含め、ヤグラ側の穴は普通φ22〜22.2mm。
→ 細い部分の整形はおそらく絞り加工で、その部分だけ内部にザラつきがある。肉厚は実測 2.63〜2.75mm
→ 二段目の伸縮長は、IKDの説明だと175mm。最低挿入線からφ26.6部の上端までの距離は16cm程度。
→ 収縮時はヤグラに当たるまで、172mm程度縮められる。ちなみにペンタクリップのボディ部の高さは約26.9mm
→ インナー表面の最低挿入長や径を示す印字は安物に多い打刻ではなく、しっかりしたレーザーマーキング。
→ 新型はクランプレバーがアルミから黒い樹脂製に変更されている。1段目(太)はスチール製。
→ 全てヤグラ(ペンタクリップ)なし重量。実測値は全て自分が入手した物で、おそらく2020年以降の販売品。
→ ネットレビューを見ると仕様や重量に幅がある。新型でも複数の仕様が存在する?
→ 通販サイトによっては底(先端)の黒いキャップが写っている画像もあるが、自分が購入した物には付属せず。
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やぐら / サドルクランプ / ペンタクリップ
・BROMPTON ブロンプトン 純正 Penta Clip ペンタクリップ :106.8g(実測)/ 107g(Web, IKD 6,600円)
→ ボルト一本締めで、安物の鉄ヤグラに構造は似ているが、回転止め形状のシム等、部品構成は想像以上に複雑。
→ 銅合金とアルミ素材を交互に積層した乾式ドラグと呼べる構造(参考画像 327KB)で、強力な摩擦を得ている。
→ 外観の仕上げが異なるマイナーチェンジが確認されている。最近購入した物は白みがかった非光沢。以前は半光沢。
→ ボディの印刷は文字ではなく、車体シルエットのピクトグラム(絵)になっていた。それが2024年時点の最新の筈。
→ 自分が最初に購入した2010年型 M3L付属品は若干光沢のあるアルマイトで、BROMPTON の印字だった。
→ ペンタクリップはチタン発売の'05-06頃に登場、全車種への搭載はサドルも変わる2009〜2010年ころのはず。
→ 純正スチールボルトはφ8mm径で約 20.6g / ワッシャーもスチール製で平座金+バネ座金の2枚構成, 計1.4g
→ ボルトは半ネジで首下57.8mm / ネジ部の長さ約13mm / 頭部からドリリングされおり、中空となっている。
→ ボルト中空部は内径φ4mm 深さ約39mmで、無垢より3.8g程度軽いはず。また、中空構造により柔軟性を得ている。
→ レールを挟むプレートは構造上、左右が完全な平行にはならないので、ボルト軸部がある程度撓まないと無理が出る。
→ 同じくスプリングワッシャーにもちゃんと意味がある。またアルミ部分は引抜き素材を機械加工しているようだ。
→ 引抜き材を用いて切削加工量を減らし、コストを下げ、精度と生産性を両立。工業製品として成熟していると思う。
→ ペンタクリップにそのまま使える互換チタンボルトは13g前後が多い。純正の鉄も中空で十分に軽いと分かる。
・BROMPTON ブロンプトン 純正 スーパーライト ペンタクリップ 黒色 :94g(Web, IKD 8,503円)
→ PラインとTラインに採用されている軽量モデルらしい。…が、標準品と大差ない重量。若干肉が痩せている。
→ サドルレールと接する部分の形状が標準と違うらしく、楕円(長円)のカーボンレールにも対応する。
→ クランプの外側プレートを反転させると楕円のレール用となる。しかし上下のガタは多少残るらしい。
→ クランプ内側プレートの前後長も標準より短く、サドルレールの後部立ち上がりのカーブが角に当たりにくい。
→ 実物を手に持って見比べると、全くの別物と分かる。色は半光沢ブラックしかないらしい。シルバーが欲しい。
→ 2024年3月15日現在 TNI カーボンサドルと軽快車用φ25.4ピラーと合わせてEiffel用に検討中。
・H&H アルミ製 ペンタクリップ代替 軽量ヤグラ Saddle Clamp :93.2g(Web)
→ 軽そうだが純正と大差ない。レールクランプ部が真っ直ぐ上下動する構造なのでカーボンレールには良い。
・Aceoffix ペンタクリップ代替 軽量ヤグラ CC-01 銀と黒の2色あり:95.3g(Web)
→ H&Hと全く同じ構造のボルト1本の物と、ピラーを掴む部分に大きな肉抜きがある物が流通している。
→ サドルレールのクランプボルト1本でピラーも固定するタイプは少なくなってきている。
→ 型番は1本でピラーとサドルが固定できるタイプがCC-01、別になっているタイプがCC-02だと思われる。
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軽快車用 ヤグラなし 先細シートピラー シートポスト
ヤグラなしシートピラーφ27.2mm
・ブリヂストン アルベルトe 標準付属 PROMAX銘 アルミシートポストφ27.2 300mm 先端φ22.13:159.2g(実測)
→ 中古購入。多分2023年頃に販売された新車外し品。外径φ27.13〜27.15mm 内径φ22.01mm 実測
→ 肉厚は下端部でt2.47〜2.57mmとムラがある。偏芯している?外径は旋削で成形しているようだ。
→ BROMPTON純正ペンタクリップ 106.8g と合わせた総重量は 266.1g
→ ペンタクリップと合わせた時のヤグラ中心から下端までの実質長は約28cm
→ BROMPTON純正ペンタクリップと合わせて、下端3cmをカット(25cm)した時の重量は約250.5g
→ それほど荒くないが、ピラー全体に滑り止めの挽目がある。印字は打刻。最低挿入長は下部から約8cm
→ 購入は完成車付属品だが、同社の型番1074014 に仕様が酷似→ A 927円 表記重量も158.76gでぴったり。
ヤグラなしシートピラーφ25.4mm
・FF-R アルミシートポスト SP-501A Φ25.4×300mm シルバー:164g(公称)A 1300円台
・kalloy カロイ SP-200M アルミ シートポスト φ25.4 350mm シルバー SP-KA-OTR06:178g(公称)A 1,399円
→ 若干長い35cm。スリップレス加工が謳われており、表面は粗めの挽目。上端の細い部分はプレス跡の非光沢。
・BRIDGESTONE ブリヂストン ロング ステンレスシートポスト Φ25.4×300mm:240g(公称)A 円
→ 型番は長たらしい 254S30CC P5535 F107210SU でSUはステンレスを意味する。
→ SUSシートピラーには無垢の全ステンレス製と、スチールの外側をSUSで覆ったクラッド品がある。これは不明。
→ クラッドはシートピラーの内部が錆びるので注意。
※ 軽快車用のアルミ製シートピラーは全て5000/6000系合金に見える。そしてどれもロードバイク向けに比べて厚みがある。シートポスト以外にハンドルコラムの設計にも使えると思う。安物の中には1000系の純アルミニウム製もあるらしく、厚みがあるパイプなのに直ぐ曲がってしまうという報告も見る。無銘メーカーで安いものは注意を要する。
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シートポスト外径変換アダプター 変換シム
・BAZOOKA バズーカ シートポストシム 内径φ27.2/外径φ28.6 長さ80mm :14.1g(実測)A 770円
→シートポスト径φ28.6の初期型ブリジストン モールトンでφ27.2のピラーを使うために購入。色は黒。
→挿入部長さは約78mmで、型番と仕様が細い端面にレーザー印字されている。価格の割に品質が良い。
・GIZA ギザ シートポスト シム 内径φ25.4mm / 外径φ27.2mm :g(Web)A 980円
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シートクランプ
・シマノPRO シートクランプ クイックレリーズ :g(Web)φ34.9 A 1,257円
→ クランプ径はφ28.6/φ31.8/φ34.9 の3種類。定価1300円、これだけ公称重量なし。
→ レバー式だが、調節には六角レンチが必要(指でボルトを回せない)仕様なので注意。
・シマノPRO シートクランプ アルミ:25g(公称)A 円
→ クランプ径はφ28.6/φ31.8/φ34.9 の3種類。肉抜きなし。通常のボルト締め。定価1320円
・シマノPRO シートクランプ パフォーマンス:19g(公称)
→ クランプ径はφ28.6/φ31.8/φ34.9 の3種類。大きな肉抜きあり。ボルト締め。定価1980円
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ペダル 各種
フラットペダル 固定式(非脱着式)
・MKS 三ヶ島 フラットペダル MT-FT 左右ペア:260g(実測, 2020年4月1,100円で購入)現在 A 1,433円
→ ミカシマ最軽量。樹脂製でコスパ最高のペダルと言って良い。踏面サイズ 95x72mm 公称重量は259g
→ 1000円未満で購入できた頃もあったが、2020-2024年で大分値上がりした。
フラットペダル 折りたたみ式
・MKS 三ヶ島 折りたたみペダル FD-7 シルバー 左右ペア:485g(実測, 2016年頃の販売品)A 4,736円
→ アルミダイキャスト製で若干重い。ワンタッチ折りたたみの定番。2024年現在も販売中。
→ 分解の手順は→ https://x.com/Victorin_Haguet/status/930402309732950016
フラットペダル 脱着式
・MKS 三ヶ島 UX-D Ezy 脱着式ペダル 左右ペア:301.5g(実測, 2020年10月購入) A 3,327円
→ Ezy最軽量で最安。付属の新 Ezyアダプター1個の重量は実測 37.7g、アダプター抜き本体のみ片側113.3g
→ Ezyアダプターに微妙なマイナーチェンジがあったらしく、リング部の凹凸のデザインが昔と変わっていた。
・MKS 三ヶ島 Ezy PROMENADE 脱着式ペダル チタン色 左右ペア:360g(実測, 2000年代の製品)A 7,094円
→ チタン色だがチタンではない。付属Ezyアダプター1個の重量は37.4g、アダプター抜き本体の重量は片側142.6g
→ 商品名の読みはミカシマ イージー プロムナード
・MKS 三ヶ島 SYLVAN Touring Next Ezy Superior 脱着式ペダル:478g(実測,2019年頃の製品)
→ Ezy Superior アダプターの重量は左右セットで83.3g、アダプターを除いたペタル重量は片側約 197g
→ SYLVAN Touring Next の読みはシルバン ツーリング ネクスト。Nextが付かない下位バージョンもある。
→ ミカシマ製で商品名にNextと付くペダルはシールドベアリング内蔵を意味する。表面処理や意匠も若干異なる。
→ 下位はプレートがリベット留めで取り外せないが、Nextはボルト固定で交換が可能。本体も鏡面ポリッシュ。
・MKS 三ヶ島 ミカシマ Ezy アダプター 左右セットで:約75g(実測, 2020年頃の製品)
・MKS 三ヶ島 ミカシマ Ezy Superior アダプター 左右セットで:83.3g(実測, 2019年頃の製品)
→ ミカシマのEzyシステムには、脱着にリングのひねりが不要なEzyと、ひねって押すEzy Superiorの2種がある。
→ Ezy Superior脱着に必要なリングの捻り回転角はおよそ60度。Ezyより走行中に外れにくく、安全性に優れる。
→ EzyとEzy Superior(イージースーペリア)には互換性がない。中国製EzyはEzyの互換だと思って良い。
→ チタン&アルミ製のEzy互換アダプターは投資に見合う軽さ。新型コロナや円安で1.5倍以上値上がりしている。
・aceoffix エースオフィックス Ezy互換 脱着式 軽量ペダル 64チタンシャフト:192g(Web)
・aceoffix エースオフィックス Ezy互換チタン製アダプター 左右合計:36g(Web)
→ Aceoffix製のEzy互換アダプターは非チタンの物も流通している。スチール&アルミリング製だと思う。
→ 説明不足のオークション等で購入する場合、Tiのレーザーマーキングの有無で判断するか重さをたずねよう。
→ AliExpressで購入する場合、画像がaceoffixでも無銘の謎メーカー品が届く事がある。あるある…
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ボトムブラケット
・ROTOR ボトムブラケットBSA30 φ30mmアクスル用 シェル幅68mmJIS/BSA用:89.1g(実測, 2017年製)
→ ROTOR(ローター)φ30アクスルクランク専用のBB。ベアリングの型番は 6806で非接触ゴムシール。
→ シマノ製のφ24 ホローテック2のBBと異なり、BSA30はユニットベアリングの内輪がアクスルに直接触れる。
・ULTEGRA アルテグラ ホローテック II ボトムブラケット SM-BBR60 幅68mmBSA用:77g(公称)
・TNI セラミックBB BSA30-386 幅68mmのJIS:82g(公称)
・SUGINO スギノ スクエア軸ボトムブラケット MS-68 109mm NJS 1.37"x24T:263g(実測, ボルトなし)
→ 左右対称のトラック向けBB。ワン(カップ)もスチール製。スクエア軸(アクスル)単体重量は143g
→ いずれもクランク固定ボルト無し重量。入手したのはおそらく1980年代の古いモデル。
→ 旧スギノのシングル用トラック用BBは現在の75とは仕様が異なり、互換性もないらしい(未検証)
・シマノスクエア軸ボトムブラケット BB-LP28 軸長111mm JIS 68mm:360g(Web)
・VP製 スクエア軸ボトムブラケット BC-73 68x110.5mm 鉄製角軸:268g(実測, ボルトなし)A 1,320円
→ Amazonの定番品らしいが熱間鍛造と思しき角テーパー部の品質が今一。実測は2022年購入品。
→ 固定ボルトは六角ボルトと六角穴付きボルトの2種付きでお買い得感がある。回転は悪くないがグリスが粘い。
・aceoffix スクエア ボトムブラケット チタン製アクスル長 103mm BC1.37"x24T:140g(実測 ボルトなし)
→チタン軸単体重量は64g(実測)左右カップはアルミ製。 四角軸はおそらくISOテーパー。
→BC1.37"x24Tはごく一般的な68mm幅のJIS/BSA規格ボトムブラケットシェルに対応するという意味。
→ベアリングの型番は6903 外径φ30 内径φ17 幅7mm ステンレス製で両側接触ゴムシール。
→Made in Japan のNSK製に交換するなら 6903-H-20T1XDDU など。モノタロウ¥879(2024年2月時点)
・aceoffix スクエア ボトムブラケット チタン製アクスル長 119mm BC1.37"x24T:149.3g(実測 ボルトなし)
→ 119mmのみ BROMPTON 専用仕様だと思う。右側の突き出しの方が長い、非対称設計となっていた。
→ 自分はこれを見越して(予想して)購入したが、シングルのトラッククランクで使う人は気をつけよう。
→ なお、古い大手メーカー純正のフロントダブル/トリプル向けの角軸アクスルも左右非対称が普通だった。
→ 軸長は実測118.96mm でかなり正確。ワンとベアリングのはめ合いはキツい。軸とベアリングも締まりばめ。
→ 以前購入したL103mmは軸とベアリングが中間はめ程度だったので手で抜けたが、今回は完全に圧入。
→ 自分が手に入れた個体は軽くプラハンで叩いた程度ではアクスルからベアリングは外せなかった。
→ 手の力だけで外せたのは左のカップのみ。プーラーやパイプとネジを利用してバラす必要がある。
※ スクエア軸クランクの固定ボルトはM8のピッチ1.0mmで、左右ともに正ねじ。ISOメートル並目ねじのM8のピッチは1.25mmなので若干細かい。メートル「細目ねじ」にはピッチ0.75mmと1.0mmの2種類がある。既製品のねじの部長さは15mmが多い。長くても18mm。
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クランク単体
クランク単体 / ツーピースクランク
・ROTOR クランク単体 3D FLOW MAS PCD110 アルミΦ30アクスル 167.5mm:548g(実測)
→エアロ形状スパイダーなので、ノーマル3D+ BCD110 より69g重い。左クランク+アクスルのみ重量は272.7g
・ROTOR クランク単体 3D FLOW MAS PCD110 Φ30アクスル 170mm :549g(Web)
・ROTOR クランク単体 3D+ MAS PCD110 Φ30アクスル 170mm :503.5g(実測)
・ROTOR クランク単体 3D+ PCD110 Φ30アクスル 170mm :479g(Web)
・ROTOR クランク単体 3D30 PCD130 φ30アクスル 170mm:476.2g(実測)※これがROTORで最軽量?
→完成車向け3Dの印字無し特注モデル/濃紺色/標準スパイダー TA 61T装着時のクランク総重量は595.5g
→左クランク+アクスルのみ重量は251.4g / Flowよりクランクアーム自体は片側21g軽い。
・ROTOR 3D30 BCD130mm 標準スパイダー単体 その1黒:58..8g(実測) その2濃紺:55.2g(実測)個体差あり
→ROTOR の旧3D系のスパイダーには廉価版の鍛造品とオール削り出し品の2種類がある。上記は削り出し品。
・ROTOR クランク単体 3D24 BCD110 ホローテック2互換Φ24 スチールアクスル 170mm:522.5g(実測)
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クランク単体 / スクエア軸 角軸クランク
・TIAGRA ティアグラ スクエア軸 クランク単体 FC-4400 170mm PCD130mm:574g (実測, BBなし, ボルト込み)
→ 重量は取付ボルト込み。2000年代初頭、上位シリーズがオクタリンクだった頃の製品。ダイキャストに見える。
・Aceoffix エースオフィックス 超軽量 スクエア軸クランク 170mm PCD130mm:328.5g(実測, 固定ボルト抜き)
→ 付属の超々ジュラルミン7075製クランク固定ボルトの重量は、2個で13.5g。クランクとの合計は実測 342.5g
→ 左クランク単体の重さは137.5gなので、スパイダーの重量はおよそ54gと推測できる。送料込6000円なら大満足。
→ シマノの中価格帯クランクセット SORA R3000の左クランク単体重量は259gなので、似た価格で重量はほぼ半分。
→ Aceoffix製BB L103mmのチタンアクスル単体は64gなので、クランクとの合計は392g。2ピースクランクとの比較用に。
→ 旧ROTOR最軽量クランク 3D30 アルミφ30アクスル 170mmの重量は476gなので、80g以上軽い事になる。
→ 鍛造ではなくアルミの総削り出し製。購入したのはACEの印字入り、純正箱入り正規品。おそらく中国本土製。
→ 表面はポリッシュだが、アルマイトやクリア塗装は掛かっていない。容易に小傷が付くが、磨くのも簡単と考えよう。
→ アルマイト(anodize 陽極酸化処理)の有無はテスターの導通チェック(抵抗値の測定)で簡単に判断できる。
→ アルミは良導体だが、アルマイトの酸化アルミニウム皮膜は不動態かつ不導体なので、薄くても電気は殆ど流れない。
→ スパイダーも非アルマイトだったが、スパイダーを固定してるカニ目ナットと付属ボルトはアルマイト処理済みだった。
→ アーム内面の削り込み範囲や深さの異なるマイナーチェンジが複数確認されている。似た外観のコピーの流通も多い。
→ スパイダーがアルミ製カニ目ナットで固定されているバージョンが少なくとも2種ある。自分が購入したのは重い方。
→ ネットの報告で最軽量だったのは、アルミカニ目ナット版170mmで316gだった。重いのが下の3本ボルト版。
→ カニ目穴のあるアルミナット(リング)ではなく、3本の六角穴付きボルトだけで固定されているものは380g台。
→ 14"の軽量折りたたみ RENAULT ULTRA LIGHT 7 純正クランクは、外観やアームの肉抜きがそっくりの鍛造品。
→ そっくりの鍛造品との見分け方は肉抜き凹みにあるFORGED(フォージド=鍛造)の文字の有無や削り出し痕。
→ Aceoffix製の削り出し品には、アーム内側のペダル取り付け部に「ACE」か「aceoffix」の印字が必ずある。
→ 無銘の鍛造品も300g台で十分に軽いらしい。むしろ強度的には鍛造の方が強いはず。表面処理も掛かっているようだ。
→ 付属ジュラルミン(アルミ)ボルトで本締めしないこと!アルミやチタン製のボルトはあくまで緩み止めと考えるべき。
→ アルミやチタン製ボルトを使う場合は、事前に高品質なクロモリボルトで規定トルクを掛けて締込み、暫く馴染ませる事。
→ クロモリボルトで数日走ったあと、一旦クランクを外し、もう一度規定トルクで取り付け、最後に軽量ボルトと交換する。
→ 一般にスクエア軸(角軸)クランクは脱着するたびに嵌合長(テーパー部が入る深さ)が僅かだが深くなっていく。
・SUNTOUR サンツアー SUPERBE シュパーブ NJS クランク PCD144mm 165mm:434g(実測, 固定ボルトなし)
→ 製造はおそらく1980年代初頭。競輪 NJS公認品。左右対称のボトムブラケットで使うトラック(ピスト)クランク。
→ カンパニョーロ本家も、模倣品もトラッククランクは同じデザインで長期間販売されたため、製造年代の特定は難しい。
→ 製造はおそらくスギノで、ISOテーパー用。クランクアーム表の凹みの意匠が少々凝っている。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー FCT42.00AD T42 クランク長170mm PCB144 クランクのみ:580g(実測)
→角軸ボトムブラケット用。アーム裏にSunRace銘が入っている。重量はチェーンリングと固定ボルトを除いた値。
→スタメのクランクは同社内装ハブと一緒に使う事を考慮した製品だが、仕様は実質トラック(ピスト)用クランク。
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クランクセット(クランク+チェーンリング+チェーンリング固定ボルトの合計)
・DURA-ACE デュラエース クランクセット FC-R9100 52/36T 170mm:624g(公称)
・DURA-ACE デュラエース クランクセット FC-R9100 50/34T 170mm:614g(公称)
・ROTOR クランクセット 3D FLOW MAS PCD110 Φ30アクスル 167.5mm NoQエアロ 52/36T付:740g(実測)
→ クランク単体 3D FLOW MAS PCD110 Φ30アクスル 167.5mm NoQエアロ:548g(実測)
・SORA ソラ ホローテック2クランクセット FC-R3000 50/34T付 170mm :968g(実測)
→ アームはアルミダイキャストに見える。スチールアクスル。左アームのみの重量は259g
→ 低ちょっと許せない重さ。SORAは入門者向けのイメージだが、安くもないので価格は言い訳にならない。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー FCT42.00AD T42 170mm 42Tチェーンリング込み:678g(実測)
→角軸。PCD144mm 実質トラッククランク。付属チェーンリングは肉抜き無しの厚歯42T。重量は付属固定ボルト含む。
・STRiDA ストライダ 純正カーボンクランクキット ST-CW-006 170mm:約790g(Web)
→ 角軸。左右アームとチェーンリング(正確には歯付プーリーやタイミングプーリー)を合わせた重量。
※ チェーンリングとアームやスパイダーが一体となる最近のクランクは、片側のアーム単体重量で比較すると良い。
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チェーンリング・アウター / トラック用 フロントシングル用含む
・TA 真円チェーンリング 変速ピン無し シルバー BCD 130mm / 61T:109.7g(実測)
・無銘中華 真円チェーンリング 変速ピンなし ブラック BCD 110/130mm 両用 / 60T:152.5g(実測)
・DRIVELINE 真円チェーンリング 7075アルミ BCD 130mm / 68T:197g(Web)
・ROTOR 楕円チェーンリング QRINGS QARBON カーボン貼 BCD 110mm / 53T:132.7g(実測)
・ROTOR 真円チェーンリング noQ エアロモデル BCD 110mm / 52T:138g(実測)※摩耗あり品の重量
・ROTOR 真円チェーンリング noQ 標準モデル BCD 110mm / 52T:116g(実測)※標準の肉抜き仕様
・RACEFACE レースフェイス ナローワイド BCD130mm 42T 黒色 RNW130X42BLK :83.9g(実測)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 42T 8-11s 6061アルミ シルバー :78.1g(実測, 3580円)
→ Eiffel用に購入。スパイダーアウター面に取り付けると、チェーンラインがアウターとインナーの中間になる仕様。
→ バッシュガードの外径はφ178.8〜178.9mmで、厚みは1.2mmと薄い。スパイダー部分の厚みは3.58mm
→ 全体の厚みは8.02mm、バッシュガード内面から厚歯の側面まで(隙間)は3.38〜3.4mm
→ 厚歯の厚みは計算上3.43mm前後。厚歯と薄歯の厚みの中心にはズレがある。ボルト穴はφ10.05mm程度
→ スパイダー接触面(実質チェーンリング内面)から厚歯の内面までの距離はおよそ4.54mm
→ チェーンラインはクランクのスパイダーの外面から車体側におよそ2.825mm近くなる。
→ Eiosixのロゴ以外のレーザー印字は「42T±130BCD AL6061-T6」と動物のサイをモチーフにしたロゴ
→ サンドブラストを掛けた梨地つや消し、アルマイト仕上げ。見た目以上に軽く感じる。
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 46T 8-11s シルバーorブラック:83-85g(Web, 3,580円)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 48T 8-11s シルバーorブラック:93g(Web, 3,580円)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 50T 8-11s シルバーorブラック:91g(Web, 3,680円)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 52T 8-11s シルバーorブラック:105g(Web, 3,680円)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 54T 8-11s シルバーorブラック: 126g(Web, 3,780円)
・Eiosix ガード一体型 ナローワイド BCD130mm 56T 8-11s シルバーorブラック: 116-118g(Web, 3,780円)
→ 全て6061アルミで上の42Tと歯数以外同じ仕様。シルバーとブラックアルマイトがある。
※ ナローワイドは全てがフロントシングル用且つ、3/32(薄歯)チェーン用です。2024年現在でも11sチェーン非対応の製品(若干キツい)が流通しているようなので注意。チェーンリングとの相性や歯の摩耗に合わせてチェーンを違う製品に変える人もいるようです。
※ 2024年4月現在、円安により海外から個人輸入する金額より国内在庫の方が安くなっている物も多くなっています。今後それらも値上げが予想されるので、欲しい物がある人は今のうちに買い溜めする事をお勧めします。世界規模の災害や武力紛争が起こらない限り単独で円高になる材料が見当たらないので、個人輸入でお得な買い物ができるチャンスはもう数年〜10年単位で無いと考えています。
チェーンリング・インナー
・ROTOR 真円チェーンリング noQ BCD 110mm /インナー 36T:34.6g(実測)
・ROTOR 楕円チェーンリング QRINGS BCD 110mm /インナー 38T:48.9g(実測)
・ROTOR 真円チェーンリング noQ BCD 110mm /インナー 39T:38.9g(実測)2020年製造品
・ROTOR 楕円チェーンリング QRINGS BCD 110mm /インナー 39T:51.2g(実測)2017年製造品
・ROTOR 真円チェーンリング noQ BCD 130mm /インナー 48T:51.9g(実測)
→110の39Tと重量差がない。購入したのは2014年モデルの新品で、シールの日付は2015年3月3日。
※ ROTOR製チェーンリングはほぼ毎年微妙な仕様変更があるようで、カタログ型番は同じでも年式によってデザインや重量に違いがあります。パッケージに貼られた型番シールには年式や製造日と思しき日付が印字されています。
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チェーンリングボルト
・ROTOR 純正 アルミ製チェーンリング固定ボルト ダブル用 ブラック 5個合計:9.1g(実測)2010年代の製品
・シマノ純正 スチール製チェーンリング固定ボルト ダブル用 5個合計:23g(実測, シリーズ名不明の古い物)
・無銘 スチール製 チェーンリングボルト シングル用 最小厚約5mm メッキ品 5個合計:23.3g(実測)
→ ごく一般的な雌ネジがインナー側となる仕様。
※ 高強度の鉄とアルミで重量差は15gもありません。アルミ合金は舐めやすく、締付けトルクの上限が低いので注意が必要です。アルマイト染色のカラー求めるなら良いのですが、軽量化するメリットは少ないパーツかもしれません。錆び対策ならステンレスやチタンも良いと思いますが、かじり付く事があるので、銅グリスや中強度のネジ止め剤を使います。アルミも水分によって腐食固着するので定期的にチェックしましょう。固着したアルミボルトを無理に外そうとして捻じ切った経験があります。個人的にアルミのボルトにはあまり良い思い出がありません…
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チェーンリングキャッチャー・ウォッチャー
・ROTOR チェーンキャッチャー クリアランス調整可能なタイプ 赤色 :13g(実測 2010年代の製品)
→ 固定と可変の2種類あるが、これはツーピース型で、ボルトでチェーンリングとのクリアランスを可変できるもの。
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シングル フリーホイール / シングル フリーコグ / フリーギア /フリーギヤ
・シマノ Shimano シングル フリーホイール SF-1200 16T 厚歯 1.37"x24TPI:166g(実測)A 3,810円
→ 同型番で長期間製造されており、マイナーチェンジも確認されている。実測は2020年代販売品。
→ 厚歯で歯厚は2.97mm / 全体の厚みは18.41mm / 歯面に磨きはなくプレスか鋳型に見えるが荒くはない。
→ 1回転20ノッチ(正確にはクリック)で、音と感触から内部のラチェット爪はおそらく1つと思われる。
→ 取り付けネジは、ごく一般的なφ1.37" ピッチ24TPI で、JIS/BSA BBの左側やピストコグと同一。
→ 歯先円外径は約φ71.1mm 歯底円はφ57.25mm 歯部を除くボディ外径は歯の外側内側ともに約φ54.55
→ 本体円筒部の外周面に旋盤の挽目がある。鋳鋼の機械切削仕上げと思われる。実測は2020年頃の販売品。
→ 鋳鋼とした理由は砂目と微細なス。歯面は打ち抜きプレスかもしれない。型番印字に歯数表記はなし。
→ 蓋にカニ目があるので分解可能。カニ目と型番刻印のあるリングはハブに取り付け時は外側になる。
→ 印字の凹みの底にも砂目が見える。一体の精密鋳鋼か? 内周の取り外しのレンチ掛けは普通のマイナス型凹。
→ 取り外しレンチ掛けのマイナス溝の幅は3.04mm 深さ2.12mm
・DICTA BRAND フリーホイール 17T 厚歯 1.37"x24TPI 銀色:170.5g(実測)
→ DICTAの他に「LIDA Co MADE IN TAIWAN 」の刻印がある。歯数の刻印はなし。
→ 刻印はラチェット部の蓋リングに入っている。その刻印側の面が取り付け時に内側となるタイプ。
→ 刻印のある蓋は2爪のカニ目で、穴の距離はおよそ42.5mm。カニ目の穴径は約φ2.5mm
→ 取り付け取り外し工具は四つ爪で、爪掛かりの凹みは大きく深い。全体が光沢のある銀色メッキ。
→ HOZAN/パークツールの工具No.だとφ40mm4ノッチの FR-6 だと思う。
→ 全体の厚みは16.17mm、歯を除くボディ外径はおよそφ55.58、歯先円外径はおよそφ73.8mm
→ DICTAは商品名、LIDAが製造会社名のようだ。利達で Lìdá と発音するらしい。新品の箱は青色のはず。
→ 1回転20ノッチ(正確にはクリック)。製造メーカーの公式サイトは http://www.dicta.com.tw
→ 青箱のフリーホイールはパッケージも真似た中国本土製の二次三次コピー品?が沢山流通している。
→ LIDA製造のフリーホイールは仕様構造違いで複数あるようだ(画像169KB)
→ シルバーのメッキはオプションとなっている。
・SUNTOUR サンツアー 8.8.8. 16T 薄歯 B.M.X 1.37"x24TPI: g(実測)
→ サンツアーのフリーホイールは複数の仕様/パッケージがあるので詳しく書く。以下は実測した新品(新古)の特徴。
→ 左上の赤い斜め線に白抜きのSUNTOURロゴが入りの透明袋。中に型番印字された正方形の白い紙が入ったパッケージ。
→ 白い紙はフリーホイール外径とほぼ同じサイズ。上から三角のロゴ、SUNTUOUR、横黒帯に白抜きでGENUINE PARTS
→ その下に印刷ではなく機械印字で「MX-16T . 3/32」と 「 1. PCE . 」が2行で入っている。周りは細い四角枠。
→ その下に MEADA INDUSTRIES, LED. とある。これが印刷の全て。
→ フリー本体小さく薄いビニール袋で包まれている。ボディの全体が切削で茶色がかった黒染めに見える。
→ 取り外しレンチ掛けは大きい4ツ爪の凹み型。シマノSF-1200とは逆にラチェット部の蓋が取り付け時に内側になる。
→ 刻印は打刻で、「 8.8.8. 」とその180度反対側に「 B.M.X. 」とだけ。それで全て。SUNTOUR銘もなし。
→ 打刻はラチェット部の蓋(リング)ではなく本体側の取り外しレンチ掛けの凹みの間にある。
・前田 Maeda Industries 8.8.8. 16T 1/2x1/8 厚歯 1.37"x24TPI:138g(実測)
→ 上記のサンツアー薄歯より加工品質が良。シマノSF-1200同様にハブに取り付けた際に刻印が外側になるタイプ。
→ 上記の薄歯は袋入りパッケージでSUNTOURブランドだが、こちらは箱入りでMaeda Industries.,LTD. の刻印が入る
→ 箱の色は僅かにメタリックな薄いブルー。前田≒サンツアーだが、箱にも刻印にもSUNTOURの名前はない。
・SUNTOUR サンツアー MAEDA 14T M30x1.0 厚歯:128g(実測)
→ BMXで使われる取り付けネジ径が小さいフリーホイールで、現行メーカーでは歯数 13T 14T 15T が存在する。
→ 取り付けねじの規格である M30x1.0 という刻印が入っている これはネジ径φ30mm ねじピッチ1.0mmを意味する。
→ 購入したのは新古品で、おそらく1990年以前の製品。
→ 鉄の塊であるボディが小さく軽く、15T以下の歯数もあるので、通常の1.37"x24TPIより車体の軽量化にも貢献する。
→ BMXや小径車だけでなく、フルサイズのシングルフリー自転車の軽量化のためにも復権してほしい規格。
※ 一般にフリーホイール/フリーコグの取り付けネジは径φ1.37インチ、ピッチは24TPIで、これをミリに換算すると径はφ34.798mm ピッチは1.05833mmとなる。JIS/BSA BBの左側(右ねじ,正ねじ)やピストコグと同一。
※ フリーホイールは鉄の塊なのでそれほど軽くない。シングルフリーで最軽量を目指す場合、ピストハブにフリーホイールをつけるより、軽量なカセットスプロケット用ハブに一枚だけコグを取り付ける方が軽く仕上がる。スペーサーを調整してチェーンラインも自由に出せる。しかしフリーボディーがアルミ製のハブはコグが食い込みやすい。フリーボディと噛み合うスプライン部だけ厚みのあるアルミ製となっているゴグを利用したほうがいい。
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ねじ切り固定コグ / ピストコグ / トラックコグ
※ ここでは内径に 1.37"x24TPI 規格のネジが切られた1枚ギアを扱います。ネジ固定ではなく、3箇所の凸爪や9つのスプライン(凹凸)で噛み合うギア板単品は こちらの項目 をご覧ください。
・シマノ DURA-ACE TRACK SPROCKET スプロケット SS-7600 13T 薄歯 :28.0g(新品 実測)A 3,410円
→ トラック用固定コグ、ピストコグ。2020年頃の販売品。スチール製で歯面も綺麗。
→ 歯厚は実測 2.10mm 全体の厚みは 7.79mm / 雌ネジ内径はおよそφ33.93mm
→ 歯先円外径はφ57.96mm(奇数歯なので1山の実測高さから計算した値)
→ DURA-ACEの打刻は2022年購入時の現行ロゴ。13の刻印はごく小さい。JAPAN刻印有。NJS刻印なし。
→ 薄歯なのでNJS公認ではない。スチール製。全体が切削で黒染め仕上げ。箱も黒に近い濃紺でロゴ部が銀。
→ 歯面には軸方向の研削跡が付いている。数個を重ねるように並べて砥石を軸方向に送っていると予想。
・シマノ DURA-ACE TRACK SPROCKET スプロケット SS-7600 13T 厚歯 NJS :31.4g(中古 実測)A 2,793円
→ 上記薄歯と異なり、NJS刻印がある。スチール製で歯面も研削らしく綺麗。高品質。購入したのは現行型番。
→ 歯厚は3mm以上あり、実測 3.06mm / 全体の厚みは 8.54〜8.58mm / 歯先円外径はおよそφ57.92(計算値)
→ ロックナットと触れる面に約φ42.5 深さ1mm(0.995mm)の凹みがある。雌ネジ内径はおよそφ33.93mm
→ 他は上記薄歯と同じ。自分が購入したのは中古で、おそらく2010年代製。Amazon価格は2025年時点
・シマノ DURA-ACE TRACK SPROCKET スプロケット 14T 厚歯 NJS :38.9g(実測)
→ 全体が非光沢のねず銀色。中古購入なので型番と年代は不明だが、DURA-ACEロゴは2020年頃の13Tと同じ。
→ NJS公認で刻印あり。厚歯で歯厚は実測 2.97〜3.00mm。全体の厚みは8.57mm
→ ロックナットの凹みがある。凹み径は約φ43mm、深さは約0.85mm。
・FOURIERS フォーリアーズ スプロケット 固定コグ 16T 厚歯:53.8g(実測)
→ 2023年購入品。スチール製で全体が青色。角を擦ると色が禿げるのでクリアブルーの塗装と思われる。
→ 歯厚 3.02-3.04mm / 全体の厚み 8.56mm / ロックナットの凹みは約φ43.8 深さ約1.12mm
→ 歯先円外径はおよそφ70.86mm 軽量化のためと思われる約φ3.8mmの穴が15個空いている。
→ 穴の数が歯数より1つ少ないが、その穴の空いていない場所の裏面に16Tの刻印が入っている
→ 刻印は16Tのみ。表面にはFOURIERSの大きなロゴがレーザー印字で浅く刻まれている。
※ ピストバイクに使われる固定用コグの呼称は一定していないようです。オークションやフリマのタイトルをさらっと眺めただけでも、コグ、コギア、コギヤ、小ギア、小ギヤ、固定コグ、固定ギア、固定ギヤ、シングルギア、シングルギヤ、シングル用ギア、シングルスピードコグ、フィックス、FIXEDギヤ、フィクスドギア、トラック用コグ、track cog、トラックコグ、トラックギヤ、ピストコグ、ピストギヤ、ピストギア、単にスプロケット、sprocket、track sprocket、厚歯シングル、厚歯コグ、厚歯ギア、厚歯ギヤ、NJSコグ、リアスプロケット、単に厚歯〇T などなど、様々な呼び方がされています(他に見かけたら追記します…)ちなみにシマノの英語版表記はただの SPROCKET でした。SURLY /PhilWood の公式は Track Cogsと表記しています。次いで英語圏のサイトで見かける表記は Single Speed Cog や単に Cog でしょうか。自転車業界の慣習として、フロントの駆動側スプロケットをチェーンホイール(Chain Wheel)やチェーンリング、リアのスプロケットをリアコグ(Cog)呼び分けていますが、自転車以外の工学分野での正式名称は大きさを問わず Sprocket スプロケットです。
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スプロケットのロックナット
・ULTEGRA アルテグラ 9速スプロケット CS-6500 付属ナット スチール製:13.1g(実測)
→ スチールにクロムらしき銀色メッキ。座面に極薄い緩み止めバネが入っている。バネは細かい波状(菊座的な)
・SRAM スラム 9速スプロケット PG950 付属ナット:11.5g(実測)
→ GIANT DEFY 装着品。バネ等は無し。黒スチール製だが、黒皮ではなく多分黒染め。40Nmのトルク表示あり。
→ シマノ互換品でロックナット取り外し工具を掛ける内側の凹凸もシマノと同じ。実測は2020年頃の販売品。
→ 外径はφ35.13mm、フランジ(つば)の厚みは2.16mm で、座間にスプリングワッシャーは入っていない。
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-6800 付属ナット アルミ製:5.1g(実測)
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スプロケット単品 / 内装ハブ用ゴク / シングルフリー化用1枚コグ
・Sturmey Archer スターメーアーチャー 1/2x3/32 薄歯 3スプライン 18T:46.3g(実測)
→ 歯厚は実測1.99mm、内径φ34.94mm、歯先円外径φ79.5mm アイテムNo.は HSL947.0001.0P
→ dishと肉抜きなしの平板だが、内径部分に3カ所の厚み増し凸部がある。薄板だが装着時の総厚みは厚歯と等しくなる。
→ 薄歯だが、フリーボディのフランジと接触する面に凸があり、その部分の厚みが2.98mmとなっている。
→ つまり厚歯コグと入れ替えてもスペーサーは不要。台湾製。同じ歯数、同じ3スプラインの厚歯18Tと歯形が違う。
→ 入手品は他のスタメ製コグと仕上げも若干違っていた。マイナーチェンジかは不明。2022年新品購入品。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー 1/2x3/32 薄歯 3スプライン 19T:60.0g(実測)
→ 板厚は実測3.04mmで、厚歯相当だが、中心のφ64.25より外周の片面を薄く削って薄歯としている。
→ 歯数違いで数枚購入したが厚歯の板を切削で薄歯に加工しているのはこれだけだった。
→ 歯の部分の厚みは実測 2.06mm、内径φ34.98mm、歯先円外径φ83.28mm(奇数歯なので計算値)
→ φ7.06mmの肉抜き丸穴が等間隔で12個並んでいる。穴はドリルではなくプレス穴。
→ アイテムNo.は HSL948.0001.0P 2022年新品購入品。上記薄歯18Tと異なる点が多い。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー 1/2x1/8 厚歯 3スプライン 18T:69.1g(実測)
→ 歯厚=コグ板の厚み。厚さは実測3.01mm、内径φ34.95mm、凹凸(dish)や肉抜きなしの平板コグ。
→ 歯先円外径約φ79.58mm。肉抜きが一切ないため、下の19T dishより重い。2022年新品購入品。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー 1/2x1/8 厚歯 3スプライン 19T dish:67.0g(実測)
→ コグ板の厚み(歯厚)は実測3.00mm、内径φ35.01mm、総厚4.67mm(dishの凸量は約1.72mm)
→ 歯先円外径約φ82.44mm(奇数歯なので内径と1歯山からの計算した値)
→ 円周方向へ伸びる長穴が3箇所ある。1穴の長さは角度として60度。2022年新品購入品。
・Sturmey Archer スターメーアーチャー 1/2x1/8 厚歯 3スプライン 22T dish:101.8g(実測)
→ コグ板の厚み(歯厚)は実測2.95mm、歯先円外径φ95.23、総厚4.67mm(dishの凸量は約1.72mm)
→ 計測したのは2022年購入、内装ハブS2付属品の新品。おそらく2020年代製。
※ ここで扱うコグは、内装変速ハブ向けスプロケットや、外装変速ハブのフリーボディに1枚のみ装着して使うシングルスピード化用スプロケットです。内径に雌ネジが切ってあるピスト用コグ(固定コグ)は こちらの項目 をご覧ください。
※ Sturmey Archerにもシマノ製にも内装ハブ向けの3スプラインと9スプラインの物があります。3スプラインはコグ内径に凸があり、3爪(三ツ爪)とも呼ばれます(なので「3スプラインフリーボディ用コグ」と呼ぶべき形状です)。スターメーアーチャー製は同一歯数で薄歯と厚歯、3スプラインと9スプライン、厚み方向のシフトの有無(皿状か平板か)がラインナップに揃っています。スタメ製コグは種類が多いため、通販の際は注意が必要です。あまり知られていませんが、シマノにも9スプラインの単体コグがあり、BMX向けの DXR CS-MX66 が流通しています(Amazon 1,000円前後)。CS-MX66の歯数は14T/15T/16T/18Tの4種類で、薄歯しかないようです。
※ スタメ製3スプラインで凹凸のあるタイプは「dish(ディッシュ=お皿)」と呼ばれ、プレスによって中心部が凹んだ(厚み方向のシフトがある)皿状となっています。dishは内装ハブでチェーラインを調整するために用意されている仕様です。回転方向の指示はないので、裏返しても使えます。
※ Sturmey Archer製の9スプラインはシマノ製スプロケット互換です。Sturmey Archerのコグは外装変速車のシングルスピード化でも定番らしく、厚歯の特定の歯数が入手困難となっています。単品のスプロケットは中国製ノーブランド品が沢山流通していますが、どれも薄歯なんですね。シマノにない歯数はBROMPTONユーザーの需要も大きいようです。2024-2025年現在流通しているのSturmey Archer製コグは全て台湾製と思われます。
※ Sturmey Archer製内装ハブには9スプラインや、その上に更にネジが切られたフリーボディの製品もあります。内装変速で固定(フィクスド)ハブという変わり種の S3X は9スプラインの上に固定コグをねじ込む為のおねじが切られています。9スプラインも固定コグも、両方使えるのは羨ましいです。
※ 当ホームページ内の歯先円外径と歯底円外径の寸法は、歯車もコグも規格上(設計上)の理想値ではなく実測値を記載しています。実測は理想値より小さいのが普通です。現代の自転車スプロケットの歯形形状(輪郭)は、金属歯車と比較して、ずっとアバウトな(理想とは遠い)形状をしています。産業用伝動機器のスプロケット規格とも異なる歯形です。これは自転車コグに掛かるトルクや回転数が産業用と比較して小さく低く、振動や音鳴りを無視した設計をしても問題が少ない事、 チェーンのローラーが描く軌跡はインボリュート曲線に近いはずですが、実物の歯山は近似値ですらありません。
※ 数あるスプロケット中で理想的な歯形にもっとも近いのは、トラック競技で使われる高級な固定コグでしょう。ペダルを踏む込んだ際の滑らかさがはっきりと異なります。これは整備スタンド上で手回しした際のチェーンの揺動や、手に感じる振動でも確かめる事ができます。理想から最も遠いのは外装変速用のカセットスプロケットの歯形でしょう。外装変速のスプロケットはペダルを一定トルクで綺麗に回しても耳を澄ますとカチカチとローラーの音が 厚歯チェーンと高品質な厚歯コグの組み合わせは、同じギア比なら「一段ギアが軽くなった」と表現されます。
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カセットスプロケット 各種 / スプロケット / コグセット
9速 スプロケット(付属ロックナット込重量)
・シマノ SORA ソラ 9速 スプロケット CS-HG400-9 11-25T:224.7g(実測)※ALIVIO等と共通型番
・シマノ SORA ソラ 9速 スプロケット CS-HG400-9 11-28T:253.5g(実測)※ALIVIO等と共通型番
・シマノ SORA ソラ 9速 スプロケット CS-HG400-9 11-32T:323g(Web) ※ALIVIO等と共通型番
→ 2024年現在 CS-HG400は公式上、ロードバイクとMTBの複数のシリーズで扱われている。
→ 現物 CS-HG400-9 の箱書きにはシリーズ名(SORAやALIVIO等)の記載が一切ない。
→ 2024年現在の公式ページでは、SORA R3000のスプロケ型番は CS-HG50-9 となっている。
→ 9速は20年以上仕様を変えず、最高級品からローエンドまで大量の製品がラインナップされてきた。
→ 8速 9速の場合、変速数が適合するなら新旧パーツを混ぜても大概の場合は問題ない(注意は下記)。
→ シマノの場合、フロントディレイラー周り相性だけ気をつけよう。公式に詳しい対応表が用意されている。
→ シマノ公式のコンポーネントの互換表対応表はクランクも含めてかなり古い機種も網羅されている。
・ULTEGRA アルテグラ 9速スプロケット CS-6500 11-23T:188g(実測)
→ 2000年代初頭の製品。スペーサー類は全てアルミ。ロックナットはスチールに銀色メッキで13g
→ 歯数構成は 11-12-13-14-15-(17-19)-(21-23)T で、()はアルミスパイダーのユニット
→ 11sのDURA-ACE CS-9000 11-23T が165gなので、ロックナットをアルミするだけでデュラ並みに軽くなる。
・シマノ SORA ソラ 9速 スプロケット CS-HG50-9 12-23T:211.5g (実測 2000年代初期)
→ BSモールトン 初期型に採用されていた 9速スプロケットの現物。CS-HG50には8速と9速がある。
→ 2000年代〜2024年現在の長期に渡りローエンドのロード用 9sスプロケとして販売されている型番。
→ 2024年現在でも SORA R3000シリーズのロード用スプロケとして記載がある。 8速はClarisらしい。
→ https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/sora-r3000/CS-HG50-9.html
・ULTEGRA アルテグラ 9速スプロケット CS-6500 12-27T:229g(Web)
・DURA-ACE デュラエース 9速スプロケット CS-7700 12-25T:175g(Web)
・capreo カプレオ 9速 スプロケット CS-HG70-S 9-26T :242.5g(実測, 専用ロックナット込み重量)
→ capreo は小径車ミニベロ用コンポーネントシリーズで、このスプロケットも専用のFH-F700 のみ適合。
→ FH-F700 互換の社外製リアハブも販売されている。もしかしたら純正スプロケット以上の数が流通している…
→ 歯数構成は 9-10-11-13-15-17-20-23-26T で、11Tからロー側のみフリーボディと嵌合する。
→ 9-10-11が側面の凹凸で一体となる。9Tと10Tにフリーボディと噛み合う凹凸はなく、トルクは全て11Tに掛かる。
→ 9-10-11の合計は44.5g、 9-10-11-13-15+樹脂スペーサーの合計は78g いずれもロックナット無し重量。
→ ロー側 17-20-23-26T の4枚はリベット留めされた一体型ユニットで、重量は実測 160.5g
→2020年頃には既にスプロケの流通は停止していたようだが、まだ9T 10T 11Tのギア板は部品注文が可能だった。
→2024年2月時点では全ての構成パーツが入手困難となっている。完成車向けの在庫もおそらく底をついている。
→2023年1月更新の総合カタログでは、カプレオはスプロケのみ記載あり。2024年1月版ではスプロケも消えていた。
→2024年2月現在、シマノ公式にはcapreo各パーツのページは残っているが、F800シリーズのページは消えている。
→各パーツの商品説明ページは度々変わっている。CS-HG70-S の2024年7月アーカイブと、2022年5月のアーカイブ
→ 2022年12月に取得されたカプレオ F800シリーズのトップページのアーカイブ(Wayback Machine)は以下
→ https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/capreo-f800.html
・SRAM スラム 9速 スプロケット PG950 11-32T: 366g(実測)
→ ロックナット抜き重量は 354.5g、スプラインはシマノ互換。歯数構成は11-12-( 14-16-18-21-24-28-32T )
→ シマノと異なり、14T〜32Tまで樹脂スペーサーを挟んで六角穴付きボルト1本で固定されており、全バラが可能。
→ スペーサーの両面に位置合わせの円い凸が120度ずつ2つあり、固定ボルトと正三角形を作っている。
→ 完全にバラしても、スプライン幅の小さい位置と裏表を合わせるだけで迷わず正確に組み立てる事ができる。
→ カシメでバラせない同価格帯のシマノよりずっとユーザーフレンドリーで整備性が良い。シマノも見習ってほしい。
→ ロー側ユニットの分解に必要な六角レンチの対辺はH1.5mm かなり小さい。
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10速 スプロケット(付属ロックナット込重量)
10s 11-25T
・SRAM スラム 10速 スプロケット PG1070 11-25T:223g(Web)
→ シマノ互換、旧型10速中級モデル。歯はスチール。歯数構成は 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25T
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11速 スプロケット(付属ロックナット込重量)
11s 11-23T
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-6800 11-23T:209g(実測)7,229円
→ロー側ユニット19-21-23T抜を抜いた8速ぶん 11-18Tの重量は125g ?!
・DURA-ACE デュラエース 11速スプロケット CS-9000 11-23T:165g(公称)
・TOKEN トーケン 11速スプロケット TK1123 11-23T:158g(公称)※10sフリー対応で全クロモリ+カーボン
11s 11-25T
・SRAM スラム PG-1170 11s 11-25T:231g(公称)A 15,364円 2024年
→ 2013年頃登場、2024年現在も販売継続中。歯数構成は 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25T
→ 1190の下位となる、アルミスパイダーの中位モデル。歯はスチール。特にアクロバットな軽量化はしていない。
→ ロー側スパイダーもアルミのみ。シマノなら105相当の造りだが、ULTEGRA並みに軽い。ロックナットもアルミ。
→ 1170のラインナップにトップ12Tのモデルはない。18Tを含むモデルもない。1170で最もワイドなのは11-36T
→ 市場価格はULTEGRAのおよそ1.5〜2倍。SRAMはシマノ互換だが耐久性に大差ないため、敢えて選ぶ人は少ない。
→ 完成車外し品と思しき綺麗な中古を見かけるが、105に近い値付け(4000円前後)なので目的に合えばお買い得。
→ 2021〜2024年現在の国内代理店ダートフリーク公式 https://www.dirtfreak.co.jp/products/sram/?p=1395
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-6800 11-25T:228g(Web)
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-R8000 11-25T:232g(公称, Amazon)¥7,140
・DURA-ACE デュラエース 11速スプロケット CS-9000 11-25T:173g 177gl(Web)
・DURA-ACE デュラエース 11速スプロケット CS-R9100 11-25T:175g(公称)¥21,370
・TOKEN トーケン 11速スプロケット TK1125 11-25T:170g(公称)※10sフリー対応で全クロモリ+カーボン
11s 11-26T
・SRAM スラム PG-1170 11s 11-26T:g(公称)A 14,203円 2024年
→ 珍しい11-26T。歯数構成は 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-26T で、11−25Tとはロー側1枚のみ異なる。
→ 2013年頃発売。他の仕様は上記 SRAM PG-1170 11-25T の欄を参照。
11s 12-25T
・105 イチマルゴ 11速 スプロケット CS-5800 12-25T:269g(Web)
・ULTEGRA アルテグラ 11速 スプロケット CS-6800 12-25T:223g(Web)
11s 11-28T
・105 イチマルゴ 11速 スプロケット CS-5800 11-28T:270g(実測)
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-R8000 11-28T:251g(公称, Amazon)
・DURA-ACE デュラエース 11速スプロケット CS-R9100 11-28T:193g(公称)
・SRAM スラム PG-1170 11s 11-28T:g(公称)A 14,826円 2024年
→ 歯数構成は 11-12-13-14-15-16-17-19-22-25-28T 他の仕様は上記 SRAM PG-1170 11-25T の欄を参照。
・TOKEN トーケン 11速スプロケット TK1128 11-28T:185g(Web)193g(Web)
※10sフリー対応で全クロモリ+カーボン
11s 11-30T
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-R8000 11-30T:269g(公称, Amazon)
→ギア構成 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30T
・DURA-ACE デュラエース 11速スプロケット CS-R9100 11-30T:211g(公称)
→ギア構成 11-12-13-14-15-17-19*-21*-24*-27*-30*T *はチタン
11s 11-34T
・ULTEGRA アルテグラ 11速スプロケット CS-HG800-11 11-34T:335g(公称)
→ギア構成 11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34T CS-HG800-11は、9s 10sフリーボディにも対応!
※アルテグラのスプロケットはカタログ上では重量表記無しだが、公式サイトでは公開されている。
※ 11s 12s スプロケットの上位モデルはロー側(大径側)のスプロケットの中心のスパイダー部に工夫を凝らして軽くしています。シマノ製品の場合、下位機種は中心部までスチールですが、中位になると別体のアルミダイキャストスパイダーに置き換えられます。その上の機種になるとアルミの部分がカーボンに置きかわります。最上位のDURA-ACEとULTEGRAはスチールの歯の部分がチタンとスチールで カーボンの割合を段階的に変えてヒエラレルキーを作っている様です。
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12速 スプロケット(付属ロックナット込重量)
・ULTEGRA アルテグラ 12速スプロケット CS-R8100 11-30T:291g(公称)A 11,747円 2024年
→ 12速、歯数構成 11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30T
・ULTEGRA アルテグラ 12速スプロケット CS-R8100 11-34T:345g(公称)A 13,420円 2024年
→ 12速、歯数構成 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T
・DURA-ACE デュラエース 12速スプロケット CS-R9200 11-30T:223g(公称)A 31,032円 2024年
→ 歯数構成は11・12・13・14・15・16・17・19・21・24・27・30T
→ Amazonの商品ページはは何故かアルテR8100と一緒くたにされている。
・DURA-ACE デュラエース 12速スプロケット CS-R9200 11-34T:253g(公称)A 31,500円 2024年
→ 歯数構成は11・12・13・14・15・17・19・21・24・27・30・34T
※ シマノ製品のHGはハイグレードではなく変速の総合技術「HYPERGLIDE ハイパーグライド」の略だそう。
※ Glide(グライド)は滑らかにうつろう、滑空する、滑る等の意味ですね。最新12速でHG+に進化した模様。
※ 軽量化目的のフロントシングル化はケーブル含めた変速機全体の総重量を考慮する必要があります。ブレーキ一体型の機械式変速機(STIデュアルコントロールレバー, エルゴパワー)の場合、レバー自体が重いため、70〜95gしかないフロントディレイラーを無くしただけではあまり軽くなりません。廉価帯のワイドスプロケットはロー側のギアが全てスチールなので想像以上に重量が嵩みます。同じアルテグラの11sで比較すると、11-25Tが228g、11-34Tが335gなので、100g以上も後輪=回転体が重くなります。
※ リアワイド化は対応したロングケージのリアディレイラーが必要です。チェーンリンク数増加分の重量も馬鹿になりません。自分が気になったのは長く重くなったチェーンを張る為のテンショナーの強さと、それに起因する全体の回転抵抗です。また、前後に長く張ったチェーンは垂れ下がりが大きい上に振動で暴れ易いので、強めのテンションやダンパーを備えたディレイラーが必要になってきます。
※ リアセンター(クランクから後輪まで)が長く、ディレイラーのケージ先端が地面と近くなる小径車の場合、ロングケージを必要とするフロントシングル&ワイド化のギア構成は一般的なロードバイクよりデメリットが目立ってしまいます。障害物へのヒットはもちろん、砂塵を巻き込んで消耗も早くなるでしょう。
※ ギア板の大部分がチタン製のデュラエースはとても軽量ですが、同時に財布も軽くなります。同じ価格帯で「それ以上に軽い」スチールの塊を削り出した一体型(ワンピース型)やスチール+カーボンスパイダー製が手に入るチャンスがあると覚えておきましょう。ReconやTNI製には、更に軽量なアルミ製のワンピース型スプロケットもあります。
※ チタンギアよりスチールの方が耐摩耗性, 耐久性があるのは当然です。しかしバラせない一体型(ワンピース)は一部のギアが摩耗しただけで全交換が必要となります。DURA-ACEでもロー側は2-3枚のユニットで部品代が嵩みます。
※ 大径側がアルミ製となっているMTB向けの高級スプロケットは、対応するリアディレイラーが必要になりますが、広いギア比調整範囲を維持しながら有意に重量を減らせます。ただ市販品は極端な大径ばかりで、小径車に使えるギア構成が見当たらないのが残念です。
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チェーン / チェーンリンク / チェーン駒
カタログ上は別ページで扱っていても、ロードバイクチェーンとMTBチェーンは対応変速数が同じなら基本的に同一規格です。外装変速機に対応しないシングル用とピストやトラック用自転車向け厚歯のみ専用となります。またアシスト自転車用e-Bike用と銘打っていても、変速数が対応していたら非アシスト自転車に使って問題ありません。
シマノ Shimano 9速 9sチェーン
・シマノ 9速チェーン CN-HG93 118L 箱入り正規品:約298g(実測, 付属アンプルピンなしの重量)
KMC 9速 9sチェーン
・KMC X9 9速チェーン 114L ミッシングリンク付き:292g(公称)A 3,908円 並行輸入
→ 無印のX9。114リンク。シマノ/スラム/カンパ対応。プレートにもピンにも軽量化の穴はない。無垢ピン。
・KMC X9 SL 9速チェーン 114L ミッシングリンク付き:272g(公称)A 5,340円 並行輸入
→ 11速は118Lだが、9速は少し短い114Lが標準。SLはプレートとピンに穴がある上位モデル。
→ シマノ/スラム/カンパ対応。
・KMC e9 Turbo 9速チェーン 136L ミッシングリンク付き:347g(実測, ミッシングリンク抜き重量)
→上記はミッシングリンクを抜いた135リンクの重量。付属の純正の9速用ミッシングリンクの重さは 3.0g
→ 118Lの重量は単純計算で301gとなる。シマノ9速下位チェーンと同等重量だが、強度はおそらくこちらが上。
→e9は正式な商品名。e は電動アシスト自転車向けを表すらしい。他の同社製9sチェーンより高強度が売り。
→e9付属ミッシングリンクは再利用不可で、正式名「 MissingLink 9 / CL566e 」e-Bike向け(公式)
→公式ででTurboだと判断したが箱にTurboの名はない。
→KMCのe-Bike向け9速チェーンには他に e9 Sport がある。
シマノ Shimano 11速 11sチェーン
・105 11速 チェーン CN-HG601-11 116L:257g(114Lの重量,公称)
・ULTEGRA DEORE XT 11速 チェーン CN-HG701-11 116L:257g(114Lの重量,公称)105と表面処理が異なる。
→ HG701には126リンクの物も流通している (チェーン125L+クイックリンク1L) ワーサイ 4,398円
・DURA-ACE XTR 11速 チェーン CN-HG901-11 116L:247g(114Lの重量,公称)A 4,350円 2024年
→ シマノ11速最上位チェーン。KMC X11より2リンク少ない116L。小径車の場合、駒数に注意を要する。
→ MTBとロードバイク共用の型番。箱にもデュラとXTRの名前が併記。ピン接続のコード番号は ICNHG90111116
→ 総リンク数116Lで、ミッシングリンクに相当する「クイックリンク」付きもある。
→ クックリンク付きには末尾にQがつく。コード番号は ICNHG90111116Q Amazon 5,000円 2024年
→ 他に138リンクも流通する。クイックリンク付き138Lの商品コードはICNHG90111138Q
→ リアセンターが長く、大径チェーンリングを利用する径車の場合、こちらを求める。Amazon 7,790円 2024年
KMC 11速 11sチェーン
・KMC X11 EL 11速 シマノ互換チェーン シルバー 118L:256g(公称)A 5,300円 並行輸入 2024年
→ 118リンク。1/2" X 11/128"。シマノ/スラム/カンパ対応
→ ELは中位モデルで、プレートに軽量化の穴がある。ピンは無垢。ミッシングリンク付き
・KMC X11 SL 11速 シマノ互換チェーン ゴールド 118L:242g(公称)A 7,480-7,800円 並行輸入 2024年
→ 118リンク。1/2" X 11/128"。シマノ/スラム/カンパ対応
→ SLは上位モデルでプレートとピンに軽量化の穴がある。ミッシングリンク付き。
シマノ Shimano 12速 12sチェーン
・DURA-ACE 12速ロード用チェーン CN-M9100 116L:247g(114Lの重量,公称)※2021年新型 ¥6,606
・XTR 12速 MTB用チェーン CN-M9100 138L:242g(114Lの重量,公称)※デュラと同型番だが長い ¥7,817
・DEORE XT 12速 MTB用チェーン CN-M8100 138L:252g(114Lの重量,公称)¥5,157
・SLX 12速 MTB用チェーン CN-M7100 138L:242g(114Lの重量,公称)¥3,704
KMC 12速 12sチェーン
・KMC X12 12速チェーン 126L:268g(公称)A 4,829〜5,910円 2024年4月
→ 付属ミッシングリンク含めて126リンク。EL SLに相当するモデルは2024年4月時点で見当たらない。
→ 付属ミッシングリンクはCL552。2024年現在の流通価格はX11より安い?
→ 重量268gは126Lあたりの重量なので、11sと比較してプレートはだいぶ薄いとわかる。プレート外側に12の刻印。
→ 型番は同じX12無印だが、ANTI-RUSTメッキのEPTのマーク入りが併売されている。
厚歯チェーン 1/2 x 1/8 (厚歯シングル用 / トラック用 / ピスト用チェーン)
・IZUMI イズミ 和泉チエン 1/8 厚歯チェーン TGX 110L :g(実測, 付属クリップ込み)A 1,620円
→付属の純正 U字クリップ型ジョイントを抜いた119Lぶんの重量は実測 388g
→トリプルガードと呼ぶメッキが特徴。型番はY0SC4410TGX Amazon商品名は「1/2X1/8-TG(410TG)」
→チェーンではなく「和泉チエン株式会社」が正式な社名。シマノ、ブリジストン、パナにも納入している。
チェーンリンク / コマ 駒 / ジョイント / チェーンピン
・KMC 9s 9速 MissingLink 9 ミッシングリンク9 CL566e 再利用不可:3.0g(実測, 2022年頃)
・
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完成車ホイール / 完組ホイール
・ICAN 3バトンカーボンホイール 9s〜11s対応 16インチ ETRTO 349 前後セット :前436g / 後593g(公称 2024年)
→ 汎用バトンホイール。フロントOLD74mm リア130mm シマノフリー互換9〜11速対応。定価¥67,800
→ 素材は東レT700、UDマット仕上げ。リムハイト40mm、リム幅23mm。リムブレーキ用。
→ ICANは低価格カーボンホイールでシェアを広げている中国メーカー。重量の比較対象として載せておきます。
・初期 BSモールトン 17" 369 フロントホイール ARAYAリム+ULTEGRA HB-6500 OLD100mm 24H:554.5g(実測)
・後期 BSモールトン 17" 369 フロントホイール ARAYAリム+capreo HB-F700 OLD100mm 24H:
→ いすれもタイヤ, チューブ, リムテープ, クイックリリース無しの重量
※ リムもカーボンでできているホイールをリムブレーキで使用する場合、対応するブレーキシューが必要です。アルミリム用の(普通の)シューを使うと、溶着したり焦げたり、リムが摩耗したりの問題が起こる場合があります。カーボンリム向けのシューはロードバイク向けのものが手頃な価格で沢山流通しているため、入手性に不安はありません。
※ ICANのミニベロ向けカーボンバトンホイール一覧 https://icanjp.com/collections/mini-carbon-wheels
※ COSPAII製の完組ホイールは中国台湾製の同等品質部品をバラ買いして手組みするより安くあがります(2023-2024年現在)。手組み用として流通していない仕様(穴数/穴振り)のリムや軽量リムを採用していて、完組ならではの軽さや強度、完成度を得ています。700Cなら当たり前の事かもしれませんが、小径はこれまで満足できる完組ホイールが殆どなかったのです。採用されているハブは台湾の所謂テック系ハブ同等品質に見えます。スポークも粗悪品ではありませんでした。上位ランク品でもALEXRIMS製リム+Novatec製ハブの部品代+送料と同じか、少し安いくらいの値付けです。しかしその圧倒的なコスパの良さも今後の為替と中国台湾の経済成長次第で大きく変わっていくでしょう。
※ COSPAII製の一部の完組ホイールは、フリーボディーがスチールの物とアルミボディの物が併売されています。アルミフリーボディは善し悪しです。アルミのフリーボディは小歯数側が食い込みやすいので、トップ側で踏み込む事が多い人はスチール製フリーボディを選んだ方が良いかもしれません。探してみましたが、アルミ製フリーでスチールの入れ歯(大概アンチバイト〇〇のような名前が付いている)が入ったモデルは見当たりませんでした。
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クイックリリース・スキュワー
・LIFELINE Professional Carbon/Ti クイックリリース 100/130mm 前後ペア :43.8g(実測)2021年
→エンド厚にもよるが、リアOLD135mmでもギリOK。品質十分。DIXNA他、数メーカーに同じOEM品がある。
→ スキュワーはチタン棒、レバーの部分がカーボンで他がアルミ製。挟まれている樹脂部品の耐久性のみが心配。
→ 2024年4月に探したところ、Wiggleで取り扱いが無くなっている。自分は3000円未満で購入した。
・DIXNA ディズナ チタン ハブクイックリリーズ 7色あり 前後ペア重量:43g(公称)金色A 7,349円
→ 上のLIFELINE製と同じ物に見えるがだいぶ割高。LIFELINEか他のOEMを買った方がいい。
・TNI Shaved クイックレバー (ロード) 100/130mm 前後ペア重量:45g(公称)A 4,156円
→ 7色あり。レバーもアルミ。(ロード)までが商品名。2024年の定価は税込4,180円
→ 上のLIFELINE製のカーボンレバー部をアルミにしたようなデザイン。
・MicrOHERO チタン合金 シャフト クイックリリース 前後ペア 100/130mmの重量:50g(公称)A 2,680円
→ 上のLIFELINEカーボンチタンに酷似しているがカーボンっぽい黒レバー部もアルミ。長さ違いで3種、色5種ある。
→ 曲がりや固定の甘さ等の低評価レビューが多い。
・ULTEGRA HB-6500 FH-6500 付属クイックリリース 前後ペア :121.5g(実測)
・MAVIC Aksium RS アクシウムRS 付属クイックリリース 前後ペア:125.6g(実測)
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ハブ 各種
フロントハブ
・TNI エボリューションライトハブ フロント 24H OLD100mm:60g(公称)5,660円
・TNI ウィングハブ フロント セラミック 24H OLD100mm:77g(公称)8,193円
・TNI REVO 2 ハブ フロント OLD100mm:74g(公称) 6,044円
・DURA-ACE デュラエース フロントハブ HB-9000 OLD100mm:120g(公称)
リアハブ
・TNI エボリューションライトハブ リアハブ 11速 O.L.D.130mm 24H :230g(実測, 公称)
→ TNIのハブの多くはNOVATEC製造。フリーボディも同じ形式なら流用可能。しかしNOVATECは仕様変更が多い。
→ フリーボディはアルミ製でスプラインの山にABG(スチールインサート)は入っていない。
・NOVATEC ノバテック 11速リアハブ 11速 OLD130mm F482SB-SL-11S ABG付:228g(公称)
・TNI REVO 2 リアハブ 11速 OLD130mm 206g(公称)
・TNI ウィングハブ リア セラミック 11速 OLD130mm:210g(公称)
・DURA-ACE デュラエース リアハブ FH-7900:260g(Web 取説)
・DURA-ACE デュラエース リアハブ FH-9000:247g(公称)
・シマノ完組ホイール WH-RS010 11s のリアハブ単体 24H OLD130mm:369g(実測)
→ 完組から取り外した 24穴リアハブ。現行11sで24Hは単品販売されていないため中古でもハブ需要がある。
→ アクスル、フリーボディはスチール。完組ホイールの公称重量はリア単体で1102g 公式サイト
・シマノ 11速リアハブ FH-RS470 スルーアクスルφ12mm OLD142mm:362g(実測)
ハブダイナモ
・SP シャッタープレシジョン ハブダイナモ SV-9 OLD100mm 24H:313g(実測)※コネクタ端子を除いた重量
→ SV-8より80g程度軽い上位モデル。購入したのは黒アルマイト。表面はサンドブラストの梨地で、鈍い艶がある。
→ 出力は20インチの場合6V 3W、26インチ/700Cの場合6V 2.4Wとなっている。クイックリリース対応。
→ クイックリリースは付属していない。
※ 大容量で重量や容積の小さいリチウムイオン電池が安価に手に入る現在、前照灯目的のみでハブダイナモを採用するのは
※ 参考として、Anker製モバイルバッテリー10,000mAhクラスの定番商品「PowerCore13000」の電力容量は5V 13000mAh(46.8Wh)で、重量は240gジャストです。シャッタープレシジョン製の最軽量ハブダイナモ 313g と、ロードバイク向けの軽量フロントハブ 60g なので、ちょうどモバイルバッテリー1個分の重量差と考えて良いでしょう。それがフレームでなく高速で回転する車輪に付いているのです。
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リム 各種
リム 14インチ ETRTO 254
・Litepro ライトプロ K-FUN 14インチ 14x1.5/1.75 ETRTO 254 20H:191.6g(実測)
→ ダブルウォールでおそらくピンジョイント。ブレーキ面のリム外幅 21.12mm リム内幅16.25mm
→ 外径φ266.8mm リム高さ約19.58mm ブレーキ面の幅10.1mm / バルブ穴は米式サイズで約φ8.52mm
→ スポーク穴は20Hで均等。スポーク穴径約φ4.63mm わずかに左右振りがつけられている。
→ 同じリムでG3組や特殊な組み方用のスポーク穴が開いた物も流通しているようだ。完組バラし品を買う際は注意。
→ 素材はアルミだが材種は不明で Aluminium Alloy 表記のみ。対応タイヤ幅は1.5〜1.75インチ。
→ CSTの幅1.35タイヤを純正チューブと合わせ、3.5bar空気を入れた時の幅は実測 29.5mm
リム 16インチ ETRTO 305
・ARAYA アラヤ GP-710 16x1.50 H/E ETRTO 305 20H:290g(Web) IKD 2,200円
→ 幅25.4mm リム高17mm バルブ穴は米式、ピンジョイント。廃盤品。2024年時点で完売、終了。
→ サイズの割に重い。シングルウォール。
リム 16インチ ETRTO 349
・SUNRIMS M14A 16 x 1 3/8 (349) Black Alloy Rim 36H:218g(Web)IKD 6,050円
→ リム幅リム高さ共に18.5mm 仏式バルブ用。生産終了からだいぶ経って入手困難となっている。IKDの在庫は36Hのみ。
→ 6061アルミだが非常に軽い。ニオブやスカンジウム等の添加剤を加えた特殊アルミ製リム同等の軽さ。
→ リム幅から考えるとコジャックでも太すぎると思う。しかし現行で32mm以下はJoseph Kuosac STROZZAPRETIくらい。
リム 18インチ ETRTO 355
・ALEXRIMS アレックスリム DA-16 18インチ ETRTO 355 シルバー 24H:312.5g 〜 314.0g(実測 2020年)
→ 貼られているデカールの仕様表記は「ETRTO 355-16」で、内幅は約16.27mm、ブレーキ面の幅は21.95mm前後
→ リム外径はφ368.3〜368.8mm(リムは一般にいびつな楕円)リム高さ約20.49mm よって内径はおよそφ327.5mm
→ ダブルウォールリムのピンジョイント。スポーク穴は外側 約φ8.53mm 内径側 約φ4.3 / ブレーキ面は切削で段差なし
→ バルブ穴径は実測φ6.52mmなので、φ6.5mmのドリルで開けたと思われる。スポーク穴にハトメは無し。
→ 購入品は銀色だがポリッシュではない。普通の非光沢のアルマイトシルバー。ブレーキ面以外アルミサッシと同じ色味。
→ DA-16の重量報告を探すと個体差以上の違いが見られる。つまり同じ型番、同じ見た目で僅かに仕様変更があるようだ。
→ 実測は2020年新品購入品。下のブラックと同一型番24Hでデカールも同デザインだが、重量に差があるので比較しよう。
・ALEXRIMS アレックスリム DA-16 18インチ ETRTO 355 ブラック 24H:295g(実測 2021年)/ 310g IKD 4,950円
→ 貼られているデカールの仕様表記は「ETRTO 355-16」で、内幅は約16.4mm、ブレーキ面の外幅は22.0mm
→ リム高さ約20.4mm(実測)。ピンジョイントのダブルウォール、ブレーキ面CNC切削という、ごく一般的な仕様。
→ バルブ穴径は実測φ6.52mmなので、φ6.5mmのドリルで開けたと思われる。スポーク穴にハトメは無し。
→ 上のシルバーと同じデカール。材質は6061H-T6 表記。A6061は、Al-Mg-Si系で、わずかにCuを添加したアルミ合金。
→ T6は時効硬化処理の一種。つまりリム以外の自転車部品にも使われる、ごく普通のアルミ合金製だ。
→ 実測したのは2021年購入品。リムテープの面に製造年と思しき「19/11/2016」の日付入りシールが貼ってあった。
→ 自分が2021年に購入した黒リムのデカールデザインは無彩色、白/黒とグレーのみ。目立つ赤い部分はなかった。
→ 2021年頃の価格は各インチ1本税込3300円〜3800円だったが、新型コロナと円安でおよそ1.5倍に値上がりしている。
→ DA-16はALEXRIMSの定番モデルで、長期間生産されている。2010年代にデカールデザインが変更されたようだ。
→ 2023年時点でも通販だと旧デカールデザイン品が届く事がある。中古では更に古いデザインの物も流通している。
→ DA-16の標準色は非光沢シルバー、ポリッシュシルバー、非光沢ブラックの3種。完成車メーカー特注仕様も見かける。
→ 少ないロットで特注に対応しているらしく、国内でも白ペイントや各色アルマイトバージョンを売る店もある。
→ DA-16ではなくDA16の表記も見られる。語る事が多いド定番リムなので、いずれ別ページを作ります。
リム 17インチ ETRTO 369
・ARAYA アラヤ SP-30 17インチ 17X1-1/4 W/O ETRTO 369 24H シルバー:g
→ 初代から最終までブリヂストン モールトンに使われたシングルウォールのリム。スポーク穴にハトメなし。
→ ブレーキ面の外幅は22.83mm、内幅16.32mm、リム高さ実測 13.6mm 断面は浅いコの字でシンプル。
→ ブレーキ面に切削加工はなく、他と同じアルマイト面。シューによる削れの線が多少目立つが表面は硬い。
→ ピンジョイントだと思われる。SP-30はモールトン用以外にもツーリング向けに多数のサイズが販売されていた。
→ 鉄リムのようなシンプルな外観と断面形状は現代視点だとレトロに見える。JAPANの刻印がある日本製。
→ バルブ穴の径はφ6.41で仏式専用。ブレーキ面の切削はないが、継ぎ目の段差は殆ど感じられず、全体に品質が良い。
→ 2020年頃まで通販で単品入手可能だったが、2024年3月現在完売で終了している。650A他のサイズも同様。
→ 年々アラヤと新谷製RALEIGHのミニベロは車種が減っていて、同社の小径リムも入手が難しくなってきている。
→ アルミで鉄リムと彷彿とさせる形状にした理由は、年配者が好むツーリング車用の設計だからだと推測。
→ 他サイズのSP-30には更に鉄/ステンレスリムらしく見えるポリッシュ品も流通しているようだ。
リム 20インチ ETRTO 406
・SUNRIMS M14A 20インチ 406 24H:265g(Web) IKD 6,050円
→ 最軽量クラスのリムの定番品。6061アルミ製。リム幅18mm リム高18.5mm 2023年時点で廃盤品。
・ARAYA アラヤ GP-710L 20x1.50 H/E ETRTO 406 28H:338g(Web) IKD 2,200円
→ リム幅 25.4mm リム高17mm ピンジョイント、バルブ穴は米式。廃盤らしいが、2024年時点で在庫流通はある。
※リムの内幅はビードが引っ掛かるフック(hook)の凸部分を計測しています。つまり外周にある一番狭い場所です。
※ HEと呼ばれるフックドエッジタイヤ/リムだけではなく、WO=ワイヤードオンのリムにもこのフックの凸はあります。現在一般に流通する小径タイヤとリムを見る限り、HEとWOでビードとリムエッジ部分の断面に違いはないようです。少なくとも自分が過去に計測したSCHWALBE コジャックとALEXRIMSのDA-16各サイズでは同一形状でした(どちらもWOとHEがラインナップに混在する)。上のSP-30 17インチリムはサイズ表記部にW/Oの刻印も入っている珍しい製品ですが、当然のようにリムフックの凸があります。フックありリムはクロッチドタイプやクロチェットとも呼ばれるようです。教科書やWikipediaではW/OとH/Eが違うものとして語られていますが、自転車リムの発展史上は英仏系WOと米国系HEが双方の利点を取り込んで形状が近づき、製造上の理由もあって断面が統一されていったようです。アルミ製リムが主流となった現在ではサイズを見分ける名称として残っているのみだと思われます。
※ 現代のアルミ製リムは金型から押出し整形された長尺の素材をリム外周の長さにカットし、丸めて繋いで造られます。WOとHEが混在するラインナップでいちいち押し出し整形の金型を作り分けるのは面倒だからでしょうか。
※ ETRTOではなくJISで製作される国産子供用自転車リムを小径車に流用する際は実測で比較する必要があります。
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スポーク / ニップル
・DT SWISS Champion チャンピオンスポーク #14 φ2.0 首下長262mmの重量:6.8g(実測)
→ ステンレス製。バテッド butted ではない(太さの変わらない)プレーンスポーク(ごく普通のスポーク)
→ 長さで重量は変わるがφ2.0mmのSUS棒なので、比重と寸法差からどの長さも簡単に計算可能だ。
→ 僅かに磁性はあるが、これは加工によるものだと思う。転造で作られるネジ部は特に磁性が出ている(若干磁化も)。
→ 素材はSUS304に近いようなので密度は7.92〜7.95g/㎤の筈。
→ 太さφ2.0mmなので1cmあたりの重量は約0.248gで計算すれば良い。長さmmもcmに合わせる。
→ 142mm短い首下長さ120mmなら、6.8g - ( 0.248 x 14.2 ) と計算。 重量はおよそ3.2〜3.3g の範囲。
→ ハブ側スポーク穴PCDφ45、24H、18インチ355リム、タンジェント組みなら首下17cm程度なので、およそ4.5gとなる。
→ 重めの24Hリムと軽い36Hリムを迷う場合、リム重量差とスポークの本数差x1本の重量を比較すれば良い。
→ 上の18インチの例ならスポークと36H - 24H =12本。スポーク12本分でおよそ54g+ニップル12個12g=65〜70g
→ もし36Hのリムが24Hより100g軽ければ、組んだ時に24Hより約30g軽いホイールに仕上がる…みたいに比較検討できる。
→ ちなみにSUS304の比重(密度)は7.93、SUS430は7.70、SUS316は7.98。
・DT SWISS 真鍮ニップル #14 φ2.0用:1.0g(実測)2021年頃の購入品
→ 長さは実測12.14mm スパナ掛け四角部の対面幅は 3.20〜3.22mm(バリ?)、四角部長さ約4.74mm
→ ネジ部はニップルの内側端面すぐではなく、3.8mm程度内側から始まる。ネジ無し部の内径は約φ2.4
→アルミニップルより若干重いが強度と耐腐食性はこちらが良い。
※ 英式スポークの番手(ゲージNo.)は#の数字が大きくなるほど細くなります。おそらく小径車に最も使われているのは#14の太さだと思いますが、これはミリにすると約φ2.0mmとなります。キリの良い数字なので#14だけは覚えておきましょう。次いで多く使われるのは少し細い#15で、太さは約φ1.8mmです。他、#16はφ1.6mm、#13はφ2.3mm、#12はφ2.6mmで、これ以外は滅多に使われません(売ってるのも見たことがない)。スポークの太さのNo.には英国系とフランス系がありますが、一般的には英国系の番手だと思ってよいです。※
※ アルミ製ニップルは真鍮と比較して半分程度の重量ですが、20インチ以下の小径ホイールに使う場合は特に注意が必要です。スポーク本数が28以下なら軽量化のメリットは少ないと考えています。24Hだと差は10数グラム程度しかありません。小径ホイールはブレース角度の問題でニップルのネジが始まる部分とスポークの首に無理がかかり易く、アルミニップルだと強度的に不安があります(ねじが舐める割れる曲がる、口が広がる等)。スポーク本数が少なくなるほど高い張力が必要なので、益々無理が掛かります。小径車のホイールのスポーク破断は首(ハブ側)ではなく、ニップル内のネジ部の始まり部分で起こりやすいようです。
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チューブ 各種
バルブ長は公式に説明表記がある場合はその長さをそのまま記載。無い場合はチューブの輪の内径から先端までの実測高さを記載します。約〇mmとあればバルブキャップ無し状態での実測値です。仏式バルブの場合、空気を入れた状態で、バルブコア軸の細い先端までの長さを測っています。
チューブ 14インチ 専用( ETRTO 254 )
・CST 14インチ用チューブ 14"x1.10 仏式 バルブ全長約●mm:g(実測, 2024年)
→ 14インチリムはバルブ穴が米式用の太いものが多いので、その場合スペーサーナット等が必要。
・CST 14インチ用チューブ 14"x1.10 米式 バルブ全長約32mm:59.6g(実測平均, 2022年)
→ 2022年に2本購入。重さはそれぞれ 58.5g(58.8g) 60.8g(61.2g) だった(括弧内はバルブキャップ込み重量)
→ バルブキャップは樹脂製で重さはは約0.3g。サイズの印字は14x1.10とある。1.1用だけあってチューブも細い。
→ チューブ表面に製造国の印字はない。メーカー名の印字ははCSTではなく漢字で正新。
・CST 14インチ用チューブ 14"x1.35 仏式 バルブ全長約37mm:76.25g(実測, 2024年)
→上はバルブキャップなし、リムナット込み、2本の平均重量(単品は75.7g 76.8g)バルブコアは外せないタイプ。
・CST 14インチ用チューブ 14"x1.35 米式 バルブ全長約33mm:78.2g(実測, 2024年)
→ バルブキャップなし重量。購入した2本は78.2gで同一重量だった。バルブコアは外せるように見える。
→ 印字は仏式米式ともに CST 14x1.35 made in China で、幅の範囲の指定はない。1.35専用品なんだろうか。
チューブ 16インチ用, 18インチ用 ( ETRTO 340, 349, 355 )
・SCHWALBE シュワルベ チューブ 4SV 16"x1.10-1.40/18"1.10-1.35用 仏式バルブ:83.6g(実測, 2021年)
→ シュワルベ製チューブ型番のSVは「Sclaverand Valve」の略だと思う。AVは「American Valve」でしょう。
→ SVやAVがバルブ形式、後の数字がチューブの大きさを表す。タイヤのラインナップ表に対応チューブの数字がある。
チューブ 17インチ 専用 ( ETRTO 369 )
・IRC 17インチ BSモールトン専用チューブ 17X1 1/4 (1Bの表記もあり)仏式 バルブ長約37mm:108.5g(実測)
→ 2000年代初頭のブリヂストン モールトン標準装着チューブ。純正交換チューブはIRC製のようだ。製造はインドネシア。
→ 2024年現在入手不可。上の実測重量はバルブキャップなし、バンク修理パッチを2枚貼った状態なので参考値。
→ 20年経っても柔らかく、ベタつき粉吹きなし。バルブのネジの品質も良い。バルブコアは外せないタイプ。
→ 当時モノを現在でも1本使用中。1本処分時に切って厚みを測ったところ0.82mmだった。
チューブ 18インチ用, 17インチ用 ( ETRTO 355, 369 )
・SCHWALBE シュワルベ チューブ 5SV 18"x1.50-1.75/17"x1 1/4 仏式 バルブ長40mm:83.6g(実測)A 1,081円 2024年
→ 太めの18インチと細めの17インチに対応。2020年頃まで正規品箱入でも700円台だった。大分値上がりしている。
→ 箱書きの対応タイヤサイズは「40-355 18x1.50」「47-355 18x1.75」「32-369 17x1 1/4」
→「37-390 18x1 3/8」「37-400 18x1 3/8」「450x35A」 で全て。
→ 2023年現在入手可能な、17インチモールトンで使える数少ないチューブ。実測品は2021年購入品。
→ WOの17インチ369はHEの18インチ355より大きいので注意。表記のインチ数と実際のサイズの大小が異なる。
チューブ 20インチ用 ( ETRTO 406 )
・SCHWALBE シュワルベ チューブ 6SV 20×1.10/1.50 20×11/8 仏式 バルブ長40mm: g(実測)
→ 国内には箱入り正規品と透明の袋入りがある。型番は同じ、中身も同一でパッケージだけが異なる。
→ 実測は2020年代の正規輸入で袋入り国内向けパッケージ品。裏に日本語の説明書きがある。
→ 袋入り品はホムセンや量販店向けの吊り販売用らしい。裏に対応タイヤの名前とサイズが書かれたシールが貼られていた。
→ 製造国はインドネシア。
※チューブは一般に複数種類のホイールサイズ(インチ)に対応します。シュワルベ製品の場合、箱の前面に使用可能なタイヤ幅とサイズのETRTOが全て印字されています。同じインチでもタイヤの幅(太さ)でチューブを使い分ける必要があります。
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リムテープ / リムバンド
・合成ゴム製 軽快車用 リムバンド 幅11.72mm 厚み0.83mm 10cmあたりの重量:1.23g(実測)
→ 軽快車(ママチャリ)用として売られる汎用ゴム製リムバンドの10cmあたりの重量。必要な周長により重さは変わる。
→ 昔ながらのゴムバンドをカットし、ゴム糊でつなぎ、自分で必要な大きさの輪を作るのが楽で一番だという結論に達した。
→ シングルウォールで凹みの幅が狭い特殊リムは、既製で適合する幅のリムテープが存在しないため、自作するしかない。
→ ゴム糊(クロロプレンゴム)で長さ3-4cm重なるよう接着。繋いで厚くなっている部分にポンチでバルブ穴を開ける。
・
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タイヤ 各種
タイヤ 12インチ - ETRTO 203
・SCHWALBE シュワルベ BLACK JACK ブラックジャック 12x1.9 (47-203):g(公称)A 2,780円
→ 国内正規品なし。アマゾンは並行輸入品。
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タイヤ 14インチ - ETRTO 254
・CST CONQUISTARE コンキスターレ 14インチ 14"x1.10 / ETRTO 28-254:135.2g(実測)2020年頃の販売品
→ タイヤの空気圧表記は「580-685kPa(85-100PSI / 5.8-6.8BAR)MIN.-MAX.」。5.8〜6.8気圧と高めで狭い。
→ 幅1.1専用の米式チューブはキャップ無しで 58.5〜60.8gで、タイヤとチューブの合計は196g(全て実測重量)
→ Litepro K-FUN 14x1.5/1.75リムに装着し、3.5気圧入れた時の幅は実測 25.6〜26.3mm で、ETRTOより若干細い。
→ 上記3.5気圧状態での周長は 994mmで、外径にするとφ316.4mm(ちなみに幅1.35の周長は1028mmだった)
→ 5気圧強まで上げても幅は26.0〜26.5mm、周長995mmで殆ど変わらず。1000mm/φ318で設計して良さそう。
→ 2024年3月現在、ホイールを組んでいない=スポークで補強された状態ではないので最高圧力状態は未計測。
→ タイヤは中国製表記。チューブには製造国記載なし。K-FUNリム+タイヤ+専用チューブの合計重量は約390g
→ タイヤ側面にある NYLON 表記は、カーカス材料の意味? トレッドはタイヤ正中の幅約8.8mmがスリック。
→ サイドトレッド凹凸は単目の斜線。側面に回転方向の指示矢印がある。磁石が付くのでスチールビード。
→ CSTは台湾の企業で、正新=チェンシンタイヤの子会社らしい Wikipadia:Maxxis Cheng Shin Rubber Industry Co.
→ 同傘下のMaxxisブランドと共にOEM製品が沢山流通している。CSTタイヤ日本代理店のサイト:https://csttires.jp
→ エッフェルは14インチ幅1.35"に対応する設計だが、実製作では軽さを求めてこのタイヤを採用する
・CST製造 商品名なし DAHONロゴ入り 14インチ 14x1.35 ETRTO 37-254:215.6g(実測,平均)
→ 新車外し未走行4本購入で、重量は順に 211.5g 213.5g 216.0g 221.5g だった。上の数字はその平均。
→ 適合するCSTの1.35対応チューブは仏式76.25g 米式78.2g なので、タイヤとチューブの合計は292〜294g
→ 上の14インチ最細の幅1.1タイヤは、チューブと合わせて約196gなので1本あたりおよそ100gの差になる。
→ タイヤサイドにCST銘、DAHONロゴのカラー印刷はあるが、特に商品名は入っていない。MADE IN CHINA
→ 正中の幅約19mmはスリック。トレッドはサイドの約45度傾いたh字の深溝と、その間の僅かな網目模様のみ。
→ 下のリムに装着して空気を3.5bar入れた時の外周は実測 1028mm
→ タイヤサイドのETRTO表記は幅37mmで、1.35インチは換算34.29mmの筈だが、下記実測値はいずれとも違う。
→ Litepro K-FUN 14x1.5/1.75(ブレーキ面外幅 21.12mm)リムに装着した時の幅は表記より大分細い。
→ CST純正チューブと合わせて上のリムに装着し、3.5bar空気を入れた時の幅は実測 29.5mmだった。
→ そのまま5.0bar(5気圧)まで上げた時の幅は29.7〜29.8mmで変化は少ない。幅3cmで設計して良さそう。
→ 装着したリムの対応タイヤ幅は1.5〜1.75"となっているので、1.35"は範囲外。しかしこれ以上細いリムは入手難。
→ タイヤとK-FUNリムと米式チューブの合計重量は490.5g(貼り付けタイプのリムテープ込みなので参考値)
→ Litepro K-FUNについてはリムの項目を参照(エッフェル/シロコマ採用リムなので暇をみて詳説します)
→ LItepro14インチリムには他に上位モデルと思われるK-PROがある。完組では見かけるが、単品入手は難しい。
→ 入手したのは2023年頃のDAHON K3とDOVE標準装着タイヤ4本。2車種で同じタイヤを履いているらしい。
→ サイドに NYLON の文字はあるが、これはカーカス素材か耐パンクガードだと思われる。
→ ちなみにカーカス(ゴムの下、タイヤの骨組みとなる織物の繊維)で最も一般的な素材はナイロン(ポリアミド)。
→ エッフェル/シロコマ設計上の標準タイヤ。実測3cmとわかったので設計変更が必要となった。
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タイヤ 16インチ - ETRTO 305
・G-PRO ONE 16インチ 16x1.25 32-305 :140g(公称)A 4,580円
→ 謎中華メーカー。ケブラービードでフォールディング可能。マイナスネジの頭のような凸が並ぶトレッド。
→ STRiDA 16インチに使える最軽量タイヤ。幅はコジャックと同じ32mmだが、
・STRiDA ストライダ純正 16インチ 305タイヤ :270g前後(Web 2019年)
→ 感触が安っぽい。滑り止め的なコンパウンド感が足りない。トレッドはあるがウエット路面だとKOJAKより滑りやすいと思う。
→ 使い込んで一皮剥ければ印象は変わるかもしれない。
・SCHWALBE シュワルベ マラソンレーサー 16インチ 40-305 16x1.50:255g(公称)/ 290〜310g(Web)2019年
→ スチールのワイヤービード。通常のマラソンよりだいぶ軽く細い。40-305の対応チューブは2
→ 2018-2019年頃は正規輸入品が流通していたが、2024年版代理店カタログでは記載なし。
・SCHWALBE シュワルベ Marathon マラソン 16インチ 47-305 16x1.75:490g(公称 2024年)
→ スチールのワイヤービード。2024年正規輸入あり。以前のカタログ重量は500gだった(海外は今も)。
→ 対応チューブは3。正規輸入シュワルベ マラソン ラインナップ2024年版の画像(183KB)
・SCHWALBE シュワルベ BLACK JACK ブラックジャック 16x1.9 (47-305) :g(公称)
→ MTB的な小径車向けブロックタイヤ。国内正規品なし。流通しているのは並行輸入品。Amazon売り切れ。
→ 2024年現在のブラックジャック正規輸入品ラインナップ(画像111KB)
タイヤ 16インチ - ETRTO 349 (ブロンプトン等)
・SCHWALBE ONE シュワルベ ワン 16インチ1.35 35-349 フォールディング:162g〜173g(Web)IKD 8,910円 2024年
→ BROMPTON向けのシュワルベ最軽量タイヤ。ブロンプトンPラインに採用されれている純正タイヤ。(2024年現在)
→ BROMPTON純正のオプションだけではなく、タイヤの国内代理店 PB international正規輸入品にもラインナップされた。
→ ケブラービードで、細すぎない、コジャックより太い、コジャックより軽いスリックタイヤが欲しいならこれしかない。
→ 耐パンクガードはレースガード。ETRTOの幅は35mmだが、32mmのコジャックより軽くなっている。
→ 黒とサイドがタンになっている2種類があるらしい。サイトによって仕様表記に違いがあるが、おそらくIKDが最も正確。
→ Amazonの商品タイトルは32-349だが、1.35なので35-349が正しい。少しでも不安があるなら信頼できる店で購入する。
→ ブロンプトン純正オプション扱い品は、箱入りではなく透明ビニールのシュリンクで白いラベルが貼ってあるパッケージ。
→ 通販サイトだとBrompton純正扱いと、中国台湾向け並行輸入品と国内代理店正規品が混在している。マケプレは注意。
→ サイドにリフレクターはなく、2024年時点でサイドがタンと黒一色の2種類が流通。対応チューブは4(AV4 SV4等)
→ 2024年4月 正規輸入 SCHWALBE ONE シュワルベ ワン ラインナップ画像(167KB)
・SCHWALBE シュワルベ KOJAK コジャック 16インチ 32-349 16x1-1/4 ケブラービード版:185g(Web)
→ BROMPTONの純正品として流通する、軽量なケブラービード版(折りたためるフォールディング版)。
・SCHWALBE シュワルベ KOJAK コジャック 16インチ 32-349 16x1-1/4 ワイヤービード版:230g(公称)
→ 国内代理店 PR international 正規品として流通する、スチールのワイヤービード版。(折りたためないタイヤ)
・Continental コンチネンタル タイヤ Contact Urban Reflex フォールディング 16x1.35 35-349:220g(公称)A 6,382円
→ フォールディング可能なケブラービード。サイドがタンの物やワイヤービード版もある。スリックに近い凹溝トレッド。
→ 名前のReflex リフレックスの文字がある物はサイドに反射ラインあり。サイドがタンとクリームの物には入らない。
→ 耐パンクガードあり。型番にFBが入る物がフォールディングビード? Amazon 2本セット A 10,700円、
・Continental コンチネンタル タイヤ Contact Urban Reflex 16x1.35 35-349:260g(公称)A 5,000円
→ 上記のスチールワイヤービード版。ビードの分、40g程度重い。
・Joseph Kuosac STROZZAPRETI ストラザプレティ Race Pro 16インチ 25-349 :195g(Web)IKD 5,720円
→ メーカー名はジョセフ・クゼ。小径タイヤ最細クラスとなる幅25mmで、専用のチューブと合わせる必要がある。
→ 以前はレースプロの文字は付かなかった。無印は最細として話題となったが直ぐ廃盤。これも2023年時点で廃盤。
→ 商品名がイタリア語なら「ストロッツァプレティ」だと思うが、IKDの表記はストラザプレティ。パスタの名前ですね。
→ アラミド(ケブラー)ビードで細いが、そこまで軽くない。専用チューブはSTROZZAPRETI Tube S1とP1
・SCHWALBE シュワルベ Marathon Racer マラソンレーサー 16インチ 35-349 16x1.35:260g(Web)IKD 5,940円
→ BROMPTON特注仕様。マラソンレーサーだが、ケブラービードでフォールディング可能なタイプとなっている。
→ 山道も走るような自転車旅行だとマラソン系が定番となっているが、予備タイヤを持つならコレしかないと思う。
→ 個人的に18と20インチも欲しい。BROMPTONが羨ましい。値段も決して高くない(上記価格は2024年時点)
→ 対応チューブは4(AV4 SV4等)。2024年現在、タイヤの代理店扱いの正規品は販売されていない(画像 85KB)
・SCHWALBE シュワルベ Marathon マラソン 16インチ 35-349 16x1.35 ワイヤービード版:420g(公称,本国)
→ WOだが、マラソンだけインチの太さが少数表記となっている。これは本国公式と国内代理店も同じ。
→ 2024年3月時点の正規輸入シュワルベ マラソン ラインナップ一覧画像(183KB)代理店のリストだと410g
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タイヤ 18インチ - ETRTO 355
・Joseph Kuosac STROZZAPRETI ストラザプレティ 18インチ 25-355 幅25mm : g(Web)IKD 4,840円 2024年
→ メーカー名はジョセフ・クゼ。小径タイヤ最細クラスとなる幅25mmで、専用のチューブと合わせる必要がある。
→ 幅25mm(0.98インチ)2024年現在、18インチ355で最細となるタイヤだが、在庫限りで廃盤のようだ。
→ アラミド(ケブラー)ビード。専用チューブはSTROZZAPRETI Tube P2とS1
・SCHWALBE シュワルベ STELVIO ステルビオ 18 x1.125(18x1-1/8)ETRTO 28-355 幅28mm:g
→ 2009年頃に販売終了した当時の最高位モデル。後継はデュラノだが、18インチはラインナップされなかった。
→ 幅28mmのステルビオが廃盤となった後、同社の細身スリックは幅32mmのコジャックのみとなった。悲しい…
→ 当時の販売価格は3000円ちょっと。ワイヤービードなので軽くはないが、細さは今でも魅力。
・Panaracer パナレーサー Minits Lite ミニッツライト PT 18x1.25 32-355:180g(公称)IKD 5,636円 2024年
→ 同じ32mmのKOJAKはライバル同士。若干だがコジャックより軽い。以前はBD-1(birdy)乗りに人気だった。
→ 現在でもfor BD-1 表記があるかは不明だが、AmazonではBD-1専用として売られている。価格は5,910円。2024年
→ 先代品はPTが付かず、2000年代末まで売られていた。これ耐パングガードのPTシールドが付いた後継品。
・SCHWALBE シュワルベ KOJAK コジャック 18インチ 32-355 18x1.25:212g(実測)A 5,315円 2024年
→ 推奨空気圧の印字は 5.0-8.0BAR 70-115PSI で、5〜8気圧。SCHWALBE KOJAK ロゴは銀灰色の印刷。
→ 同社製チューブ 4SV 仏式と合わせた合計重量は約295.6g で、300gを切る。上の実測重量も2021年の物。
→ インドネシア製。折りたためるフォールディング型で、トレッド凹凸がない、梨地砂目のスリックタイヤ。
→ 2024年現在、国内に流通している正規輸入の17インチ/18インチ コジャックはケブラービードのみ。
→ 小径界隈では何故かスポーティー/レーシーなタイヤとして扱われるが、公式の分類上は街乗り/アーバン用だ。
→ 2024年3月時点の正規輸入コジャックのラインナップ一覧画像(124KB)/ 本国公式の一覧画像(73KB)
→ 公式公称重量は190gなので、実測212gは1割以上重い事になる。
→ 本国公式サイト SCHWALBE KOJAK https://www.schwalbe.com/en/Kojak-11600156.02
・DURO デューロ Easy Ride 18インチ 18×1.25 32-355:295g(公称)Amazon売切れ / ヨ 2,260円+ポイント294
→ 細めだがスリックではなく、粗くトレッドの溝がある。スチールビードで若干重い。ビードが硬く、嵌め難いらしい。
→ コジャックと同じ幅で半額な上、性能もそこそこあるので人気がある。2020年頃までは更に安く、1,500円前後だった。
→ 名前はイージーライド。型番か商品コードが長たらしい 160-01711 DB-7053
・SCHWALBE シュワルベ マラソンレーサー 18インチ 40-355 18x1.50:295g(公称)
→ マラソンの中でも軽量なレーサー。耐パンク製も十分。ワイヤービードだがそこそこ軽い。対応チューブは5
→ 2024年現在国内正規品あり。2024年3月時点のマラソンレーサー最小サイズ(画像85KB)
・SCHWALBE シュワルベ マラソン 18インチ 44-355 18x1.65:465g(公称)
→ 正規輸入のある型番。幅44mmなのでフレームと泥除けによってはクリアランスがギリギリかも。
・SCHWALBE シュワルベ Winter ウインター(スパイク)18インチ 42-355 18x1.60:591g(実測)
→ 18インチ唯一?のスパイクタイヤ。2010年代半ばまで正規輸入があった(画像88KB)。2024年現在廃盤。
→ 耐パンクガードはK-Guard3で、側面にリフレクターがある。公称重量は540gだが、実物は1割増しで重い。
→ 自分は新型コロナ流行前に購入。一時期は2000円程度で輸入もできた。当時のAmazon価格は5,832円
→ 購入前2018年当時のツイート https://twitter.com/Victorin_Haguet/status/999196890343223296
→ トレッドの凸凹はマラソンに似ている。派手なブロックパターンのスパイクタイヤではない。
→ 足跡がつく新雪をグイグイ進めるようなタイヤではない。除雪が効いた、踏み固められた圧雪路面向き。
→ 対応空気圧は3.5〜6.0barと低めに広い。これは空気圧を下げて接地面を増やす使い方を想定したもの。
→ シュワルベのタイヤの商品名に「Winter」と付けば、スパイク(スタッド)仕様のタイヤを意味する。
→ シュワルベ最強のスパイクタイヤはアイス スパイカー プロだが、当然ラインナップに小径サイズは無い。
→ 幅はノーマル版マラソンより2mm細い42mmだが、重量は100g以上重い。スパイクの重量分だろうか?
→ 商品名はただの「ウインター」。マラソンのスパイクタイヤは「Marathon Winter Plus」のみ。
→ ウインターとマラソンウインタープラスはトレッド形状が酷似。違いはピンの列数のみ?(比較画像 137KB)
→ ウインターのスパイクはタイヤ正中(中央)付近のみの交互2列。更に左右1列ずつ穴はあるが、ピンはない。
→ 18インチのピン数は76本。ピンの入っていない穴にピンを足せる(4列にできる)らしいが未検証。
→ 18インチのラインナップはないが、マラソンウインター プラスは4列スパイクとなっている。
→ シュワルベのスパイクピンの素材は芯が超硬合金(タングステン)で、芯を包むベースはスチール。
→ シュワルベのスパイクタイヤは純正のピンと工具セットが販売されている。ピン脱落も安価に補修可能。
→ ベース断面は逆Tの字。接着等ではなく穴に嵌まっているだけ。フランジ部で抜けないよう踏ん張っている。
→ ベースを鉄と判断した理由は磁性。より凶悪なピンや路面に優しく錆びないSUSピンを自作する人もいる。
→ このタイヤの超硬部分の径はφ2mm、ベースの見えている部分は約φ3.4mm、底のフランジ部は未測定。
→ スパイクピンの高さはタイヤ面から約1.5〜1.8mm。トレッド形状からも、圧雪路面向きと言って良い。
→ なお、アイススパイカー向けにはアルミ製ベースのスパイクもある。そちらは超硬ピンの先端が尖っている。
→ 圧雪でもアイスバーン状態やツルツル路面はかなり空気圧を落とさないと危ない。ピンを4列化したい。
→ 2輪スパイクタイヤの情報量は自転車よりオートバイの方がずっと多い。自作に関する歴史もノウハウも。
→ オートバイのスパイクタイヤによる公道走行は125ccまで認められている。郵政カブを意識した線引き。
→ 自転車スパイクタイヤの公道走行に法的規制は一切ない。肺活量4000ccでも合法だ。(2024年現在)
・SCHWALBE シュワルベ BLACK JACK ブラックジャック 18x1.90(47-355):420g(birdy公称)2020年
→ 18インチのブロックタイヤ。MTB化したいならこれ。外径と幅が大きいのでフレームとの干渉に注意。
→ 2024年現在タイヤの代理店扱い品ではないが、birdy(BD-1)純正としてパシフィックサイクルが輸入している。
→ birdyの正規取扱店ならどこでも取り寄せが可能。定価は3,190円で安い。Amazonの並行輸入品はボッタ多し。
・SCHWALBE シュワルベ BILLY BONKERS ビリーボンカーズ 18x2.0(50-355):300g(公称)A 4,618円 2024年
→ 2024年時点、代理店正規輸入あり。ブラックジャックより大人しめで、小さい凹凸が多く並ぶブロックタイヤ。
→ 小さな砂利のグラベル等、凹凸の大きいブロックタイヤより向いているらしい。サイドカラーはブロンズ。
→ ブラックジャックより太い50mmだが、ケブラービードで100g以上軽い。フォールディング対応で折りたためる。
→ 2024年3月時点の定価は5,170円、正規輸入ラインナップ一覧(画像 160KB) 代理店WebサイトのMTBページ
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タイヤ 17インチ - ETRTO 369
・BRIDGESTONE ブリヂストン モールトン純正 17インチ 32-369 旧型 :220g(実測, 摩耗大)
→ ETRTO幅は32mmだが、BSM純正ホイール(新谷SP-30リム)に付けて5気圧入れた時の実幅は28.3〜28.6mm
→ 上記の時の外周長は 1370mm ジャスト。推奨圧力は範囲ではなく、700kPa {7.0kgf/㎠} 100PSI となっている。
→ 正中14.6mmがスリック。周長15mm間隔で「ハ」の字に溝が入る。そのサイドは片側幅6mmの細かい綾目。
→ 回転方向の指示矢印は入っていない。JISマークと、MADE IN JAPAN の文字あり。
→ 2000年代半ばの非分割 BSM-R9 付属品。廃棄寸前の中古品の重量なので参考値。新品はもう少し重いはず。
→ 折りたためないスチールのワイヤービードだが、ケブラービードのコジャックと大きく変わらない重量。
→ 製造はIRC(井上ゴム)と聞いたが未確認。所持品にはメーカー名はBRIDGESTONEのロゴしか入っていない。
→ 販売期間は20年以上で、マイナーチェンジも確認されている。ロゴも違う。2022年時点の流通品も日本製らしい。
・IRC製 Alex Moulton専用 17インチタイヤ 28-369:g
→ IRC 井上ゴム製の専用タイヤ。ワイヤービードでBSモールトン純正やKOJAK(32mm)より細い、幅28mmのスリック。
→ 本家本元特注品なのでサイドにAlex Moulton フルネームのロゴも名前も入っている。発売は2000年代前半。日本製。
→ 2005年頃の定価は税別9,500円(後に税込11,000円に)。2022年頃まで店頭在庫らしき発掘品が出てきていた。
→ 代理店ダイナベクター公式 https://www.dynavector.co.jp/am/accessories/irc_tire.php
→ Amazon の取り扱い年は2013年で、2015年時点では在庫はあったらしい
・SCHWALBE シュワルベ KOJAK コジャック 17インチ 32-369 17x1-1/4 仏式:195g(公称)A 5,470円
→ 2024年現在、IRCとブリヂストン純正が入手難となり、17インチは実質このタイヤ一択となっている。
→ 2021-2022年頃、海外サイトで投げ売りが見られ、その後販売停止が増えていった。廃盤前によくあるパターン。
→ 2022-2023年頃、海外サイト投げ売り品の転売らしき安い並行輸入品が一時的に現れて直ぐ消えた。
→ Bikeinn Wiggle も17インチは取扱い終了。国内での販売はまだ続いている(画像124KB)が値上がり傾向。
→ 2024年現在、本国サイトのKOJAKラインナップから17インチ32-369が消えている(画像 73KB)
→ BSモールトンも消え、本家モールトンも17インチは限定含めて2-3車種。需要を考えたら仕方ない。
→ ブロンプトン用のように、特注品専売品としてモールトン取扱店でのみ販売継続される可能性はある。
→ 2024年3月時点のAmazon販売&発送品の価格は 5,470円(マケプレに注意)、並行輸入の方が割高で7,090円
→ ネット上の活動報告や個人SNSを見るに、17インチモールトン乗りで距離を走る人は殆どいない。
→ BSモールトンやAMで走り混んでいる玄人たちの多くは、タイヤの入手性から既に18インチ化している。
タイヤ 20インチ - ETRTO 406
・SCHWALBE シュワルベ Marathon Racer マラソンレーサー 20インチ 40-406 20x1.50:358.5g(実測平均)
→ 2020年に2本購入。重量はそれぞれ 345g 352g だった。スチールワイヤービードで耐パンク性を考えたら軽い。
→ サイドにリフレクターラインあり。耐パンクガードは RaceGuard レースガードで、性能は7段階の4番(中間)。
→ 紙タグの記載は他に「Pref, RaceGuard / Compound : SpC / Art.-No. 11100294 」インドネシア製。
→ 代理店PRインターナショナル正規輸入品。代理店のリストだと公称355gだった。
・SCHWALBE シュワルベ Marathon Winter Plus 20インチ 42-406 20x1.60 スパイク:675g(公称)
・SCHWALBE シュワルベ Marathon Winter Plus 20インチ 55-406 20x2.15 スパイク:960g(公称)
→ 読みはマラソン ウインター プラス。20インチは幅違いの2種類ある。スパイクは共に4列(ウインターは2列)
→ 国内代理店公式ページのマラソンウインタープラス ラインナップ 2024年(画像128KB)
→ 以前は名前にプラスがつかない「マラソン ウインター」もあった→(2018年の公式ページ画像 81KB)
→ プラスが付いて刷新したのか、非Plusが別ラインナップとして併存していた時期があるのかは不明。
→ 2018年時点の日本語公式は全て「ウィンター」表記だったが、いつのまにか「ウインター」に変わっている。
・SCHWALBE シュワルベ BLACK JACK ブラックジャック 20x1.90 (47-406) :450g(公称)
→ 数少ない小径ブロックタイヤで正規輸入あり。2024年現在のブラックジャック正規輸入品ラインナップ(画像111KB)
・SCHWALBE シュワルベ BILLY BONKERS ビリーボンカーズ 20x2.0(50-406):355g(公称)A 4,673円 2024年
→ 2024年時点でPB international 正規輸入あり。定価は5,830円。小さい凹凸が縦横直線的に多く並ぶブロックタイヤ。
→ 小砂利のグラベルや舗装路には凹凸の大きいブロックタイヤより向いている。サイドカラーはブロンズ。
→ ケブラービードなので軽い。フォールディング(折りたためる)2024年3月時点の正規ラインナップ画像(160KB)
・SCHWALBE シュワルベ ビッグアップル 20x2.0 :495g(公称)A 3,945円
→ ひと目で分かるぶっといタイヤ。正規輸入品も安いのででAmazon販売発送品がないタイミングのマケプレ価格に注意。
※ SCHWALBE シュワルベ 本国公式サイト:https://www.schwalbe.com
※ SCHWALBE シュワルベ 輸入代理店 PR international 公式:http://g-style.ne.jp/brand_detail.php?id=16
※ SCHWALBE シュワルベ 国内正規 タイヤ早見表 http://g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=111
※ SCHWALBE シュワルベ 国内正規 チューブ一覧 http://g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=97
※ 2019年頃の正規輸入 SCHWALBE 小径車向けタイヤの一覧表の画像(168KB)
※ 2018年頃の正規輸入 SCHWALBE マラソン ウインター ラインナップの画像 (81KB)
※ 2024年3月 正規輸入 シュワルベ マラソン ラインナップ一覧 2024年版の画像(183KB)
※ 2024年3月 本国公式 SCHWALBE MARATHON マラソン ラインナップ 2024年版の画像(174KB)
※ 2024年3月 正規輸入 SCHWALBE マラソン レーサー ラインナップ画像(85KB)
※ 2024年3月 正規輸入 SCHWALBE ビリーボンカーズ ラインナップ画像(160KB)
※ 2024年4月 正規輸入 SCHWALBE ブラックジャック(ブロックタイヤ) ラインナップ画像(111KB)
※ 2024年4月 正規輸入 SCHWALBE ウインター(スパイク) ラインナップ画像(148KB)
※ 2024年2月 正規輸入 SCHWALBE マラソン ウインタープラス(スパイク) ラインナップ画像(128KB)
※ 2024年4月 正規輸入 SCHWALBE ONE シュワルベ ワン ラインナップ画像(167KB)
※ 2025年3月 正規輸入 SCHWALBE アイススパイカー ラインナップ画像(213KB)
※ 当サイトではビード素材の分類で、フォールディング(折りたたみ可能な)タイプを便宜上「ケブラービード」と呼んでいますが、メーカーが商品説明に使用している正式な呼称ではありません。SCHWALBEはビードの素材を公にしていないようで、ビード種類にも言及せず、単にフォールディング(Folding 折りたたみ)タイヤとだけ表記しています。スチールのワイヤービードは「Wired」呼びでした。ケブラー Kevlar はデュポン社が開発したアラミド繊維の登録商標なので、ビード素材を公開しているメーカーでも大概は普通名称のアラミド(Aramid)繊維と説明しています(KENDA Vittoria等)。またアラミド繊維をビード以外の部分の補強に用いているタイヤもあります。
※ フォールディングタイヤは降りたんだ状態で販売されていますが、走行時に携帯するつもりなく長期保管する場合は、購入後すぐに輪を広げて癖を取った方が良いです。可能ならタイヤに装着し、指定圧力をかけて癖を取ったあとに輪を広げたまま保管します。自分は携帯用の予備タイヤは寿命寸前の古タイヤを使っていますが、消耗が早い人は常に新しいものを携帯して履き替えていくローリングストック式でも良いと思います。
※ シュワルベのタイヤは同じインチ数、同じ見た目、同じ商品名でスチールビードとケブラービードの両方が流通しているモデル/サイズが複数あるため、購入する際は気をつける必要があります。例えば20インチ ETRTO 406 のKOJAK(コジャック)には正規輸入でケブラービード版とスチールのワイヤービード版の2種類があります。説明文に「フォールディング(折りたたみ)対応」のような文言があれば軽量なケブラービード版です。
※ BROMPTONに対応する16インチ ETRTO 349 のコジャックの場合、車体の代理店が販売する純正部品扱いのタイヤは軽量なケブラービード(約185g)ですが、SCHWALBEタイヤの代理店(PR International)が正規品として販売している物はスチールのワイヤービード(公称230g)のみです。どちらも正規輸入品には違いありません。問題となるのは売る側の説明が曖昧な並行輸入品の通販です。肝心のビード種類が商品名から判断できなかったり、どこかからコピペしてきた説明文自体が間違っている…なんて事もあります。
※ Amazonで購入する場合、「Amazonが販売・発送します」の商品が最も安心できるのは当然として、マーケットプレイス商品を購入する際も、せめてAmazonが発送する商品を選んでおけば、販売業者とやりとりする事なく問答無用でAmazonの返品システムを利用できるため気が楽です。
※ 平地の舗装路であまりスピードを出さない走り方なら、自転車の乗り心地や転がり抵抗はほぼタイヤで決まると言ってよいです。惰性で(足を止めて)空走できる距離が短い小径車の場合、最初に投資するべき要素はタイヤです。完成車付属品がスチールビードの太く分厚い安物なら、元よりも幅の細いケブラービードの軽量タイヤに交換するだけで見違えるほど軽快に走るようになります。前後サスペンションのない自転車の場合、乗り心地の「快適さ安楽さ」は基本的にエアボリュームが増えるに従って良くなります。同じ空気圧ならタイヤが太くなるほど振動や衝撃が和らぎます。
※ タイヤは軽量化的にも投資に見合う満足が得られる要素です。寿命前に交換した元のタイヤも買い替えまでの繋ぎや予備としていずれ活躍する日が来るので無駄にはなりません。ヤフオクやフリマで売却しても良いのですが、折りたためない安タイヤは送料も嵩み、相場も安いため、中古1本1組単位だと殆ど値段が付かないのです。
※ タイヤ幅が狭いほど、耐圧性が高いほど(高圧に対応するタイヤほど)転がり抵抗が少なく、スピードが出しやすい維持しやすいと考えて問題ありません。価格と軽さと品質にはおおよそ相関がありますが、濡れた路面の掴みの良さ、耐パンク性能や耐久性、ロードノイズや乗り心地は値段で判断できない事も多いです。私見ですが、タイヤの評価はリムとの相性によるものも大きいと考えています。ロードバイク趣味が長い人はリムとタイヤの幅の対応をしっかり把握していますが、小径車はリムも完組ホイールも選べるほど存在しないため、対応範囲外の組み合わせで仕方なく乗っている人も多いようです。
※ 空気圧によって性格が大きく変わるタイヤもあります。タイヤの中心と左右でゴム硬さやトレッドを変えてあるためで、意図的にそう設計されている商品もあります。舗装路を走る際は空気圧を上げ、硬く転がり抵抗の少ないタイヤの正中のみで走り、悪路では空気圧を落として接地面を増やし、左右のトレッドを効かせる等の使い方です。これらはスパイクタイヤやグラベル, オフロード向けのテクニックですが、タイヤの側面に書いてある推奨空気圧の数字の範囲でメーカー側の設計意図をある程度判断できます。
※ フルサイズ700Cのロードバイク/クロスバイクならタイヤもリムも選び放題ですが、小径タイヤの選択肢は20インチ406を除いて僅かです。新規に小径車を購入する際は、前もって好みの(目的にあった)タイヤの入手性を確かめておく必要があります。インチの大きい方が軽いリムや細い軽量タイヤの入手が容易なため、車体全体が軽量になる…なんて事もあり得ます。(STRiDA 16"/18"等)
※ 小径車のタイヤは小さいので、折りたためない安タイヤでも保管場所には困りません。他のゴム製品と癒着したり、ホコリが付かないように新聞紙,包装紙等で巻き、大きなポリ袋に包んでクローゼットの上の棚にでも押し込んでおけば良いのです。直射日光が当たって蒸し風呂になる物置小屋や、湿度変化の大きい玄関戸棚はゴム製品にとって良い保管環境ではありません。
※ 自分はパンク修理でツギハギだらけとなったチューブを保管タイヤの形を維持する「シューキーパー」代わりに使っています。長期間保管する場合、リムに(ホイールに)装着して軽く空気を入れて置くのが理想ですが、タイヤにチューブを嵌めて軽く空気を入れるだけでも十分に形を保てます。
※ 既に付いてしまった変な癖や凸凹はチューブとともにリムに装着し、規定の圧力で空気を入れて暫く放置するとだいぶマシになります。小径車の中古リムは探せば安く手に入るので、洋服でいう「ハンガー」としてタイヤの数だけ用意すると良いでしょう。リムに装着すると文字通りハンガーとして吊る事ができます。自分はリム1本あたり数百円で購入できました。逆に高価なリムの保管時に緩衝材として古タイヤを装着する…という考え方もあります。
※ スチールのワイヤービードに強い折り癖が付いている場合は、前もって手による修正が必要です。ビードを包むカーカスを傷めないよう、柔らかい木の板や古タイヤ/チューブ等の切れ端を宛てがった上で万力に挟み、軍手か革手をつけた手か木片で押して曲がりを修正します。握力がある人なら両手だけで直せるかもしれません。余談ですが、Amazonアウトレットで売られているタイヤは癖や曲がりを理由に返品された物が多いようです。輸入時の保管状態が悪かったのでしょうか、一時期マラソンレーサーで大量の不良品が報告されていました。修正の手順は次に凸凹タイヤを入手した際に単体記事として詳しく書きます。(長々としたこの文章自体も移行します)
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ボトルケージ/マウント/アクセサリー
・NITTO 日東 ボトルケージ 500ml ペットボトル対応 PC500 粉体塗装 赤色RD-P:47.5g(実測)
→ 実測は2021年購入品で塗装版の重量。公称は46g。取り付けボルト類は含まない重量。ネジは別売。
→ このシリーズはアルマイト染色カラーと粉体塗装が混在している。色で価格差が大きい。色で倍近く違う。
→ 2024年3月時点、Amazon販売&発送品で最安カラーは パウダーオレンジ 816円 だった。
→ 塗装品の公式色名はパウダー〇〇となっている。自分はパウダーレッドを1,019円で購入。
→ 説明には「500ml入りPETボトル、および同一直径の小容量ボトル専用ホルダー」とある。
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サイクリングコンピューター
・wahoo ワフー スピードセンサー RPM Speed 磁石不要ハブ取り付け型 :16.4g(実測,2021年)
→ エラストマゴム製のカバーと取り付けバンドを除いた本体のみの重量は8.2g
・wahoo ワフー ケイデンスセンサー 磁石不要クランク取り付け型:g(実測)
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空気入れ / ポンプ / インフレーター
・Panaracer パナレーサー 携帯ポンプ 可変式 空気圧計付 全バルブ対応 黒/シルバー:173g(実測)A 3,382円 2024年
→ 重量はマウントなしの重量。ボトルケージ穴取り付け用マウントの重量はネジなしで14.6g(ネジは2本で4.9g)
→ 実測は2017年購入品。2024年現在ロゴが変わっている。本体シルバーの型番は BMP-N21AGF2-S
→ フロアポンプにもなる圧力計一体型の板状足(ベース)がついており、180度ひねると垂直に立たせても使える。
→ 小さいフットベースだが、足で踏んで体重をかけてポンピングきるので高圧タイヤにも対応できる。
→ ヘッド部の部品を逆に入れ替える事で仏式と米式を変更可能。バルブへの接続はねじ込み方式。ホース長は約30cm
→ バルブにねじ込む際にホースも一緒に捻れないよう、両手を使うのが少々面倒。英式は洗濯バサミ型アダプターを介す。
→ 本体のシリンダーが2重になっており、低圧大吐出量と高圧小吐出量を切り替えられる。
→ 文字盤径φ32mmの圧力計付き。圧力表示は十分に信用できる。購入品の目盛はbarとkPaだった。1bar≒1気圧
→ 黒文字盤に銀色の目盛りは野外では正直見難い。psi 目盛を省いた設計も疑問。100kPa=1barなので重複と言える。
→フレームとボトルケージとの間に挟む事も可能な樹脂マウントと取り付けネジが付属。ポンプの固定はベルクロ。
→ バルブへのねじ込みと視認性以外に欠点がない完成度の高い製品。携帯だけでなく自宅のメインとしても役割は果たせる。
→ 1台で全部済ませたい人向き。自宅フロアポンプと小型圧力計無し携帯ポンプの組み合わせの方が当然ストレスは少ない。
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スタンド / キックスタンド
・Atran/Velo アトラン ヴェロ センター アジャスタブル キックスタンド 本体のみボルト無し:334.5g(実測)A 2,200円
→ およそ20インチの小径車から700Cフルサイズまで対応する長さ調整式レッグ。調整ボルトはトルクスT20
→ ステンレス製 M8 首下50mm ボルト+チェーンステーのクランプ部品の合計52.5g、本体と合わせると約 387g
→ スウェーデンのメーカーで、Sweeden製の文字あり。スチール部品は全て非磁性のステンレス。品質が良い。
→ 購入品は2000年代初頭製、Amazonの価格は2024年4月時点。20年以上?変わらぬ姿で作られている。
→ 中古車体の付属品なので新品時の構成を知らないが、チェーンステーを挟むクランプ部品は別売のようだ。
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