Post

Conversation

これは、立場によって見える景色はだいぶ違うと思います。 出版社は守秘義務があるので、具体的な料率は答えられないのですが、公開情報の範囲でいえることは、電子取次への卸価格(料率)が「業界最高水準」でも50%(VOYAGER)ということです。 仮に著者の取り分が20%なら、「搾取」している出版社も30%しかないということですね。 ・電子書店・取次 50% ・出版社 30% ・著者 20% 出版社は紙の本の原価率を30%程度に設定していることが多いと聞くので、妥当な費用感です。しかも、電子書籍は、一部の売れ筋の漫画を除けば、紙に比べ、やはりトータルの売上が少ない。電子専業で少人数体制でも、かなりキツいと思います。 (「印税率50%」の出版社は、販売価格ではなく出版社へのロイヤリティ入金額の50%のはずなので、実質的な印税率は25%とかそんなもののはずです。じゃないと原価割れになってしまう。入金ベースの印税で印税率20%とかはアレですが) 出版社は電子書籍で主導権を握るのを失敗して、紙と同じ料率70%とかの取引条件を獲得できなかった皺寄せが著者に行っていると考えるほうが妥当ですね。 それなりに売れている作家さんの場合は、出版社を通さないほうが有利だと思います。ただ、非独占のKDPは料率35%とかなので、出版社通した場合と比べてめっちゃ増えるわけではないんですけどね……。 なので、自社コンテンツ専門の一人出版社を起業するのがおすすめです(?) 漫画家が出版社に搾取される時代が始まっている|新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中! note.com/mayutan126/n/n #note