さて、いよいよ夏も中盤戦へと突入!今年はどうも例年より梅雨が長引いたとのことだったけれども、これを読んでる皆さん、今頃はきっと暑い夏を謳歌されている頃だと思う。もう夏バテ…で疲れるきっている人もいるかもしれないが…。さぁ、夏はアイドルの季節~!とばかりに、アイドルと夏はそれこそ切っても切り離せない関係なのである。なぜなら70&80年代には夏をテーマにした珠玉のアイドルポップスがわんさか量産されていたからだ。そんなことから、今回はこの人のこの1曲をピックアップ、いつものようにレビューをしてみたいと思う。
表題の「夏のヒロイン」は河合奈保子さんのシングル第9弾として、1982年6月10日に発売。前年、1981年の夏に発売されて大ヒットをかっ飛ばした「スマイル・フォー・ミー」に続け~!とばかりに発売された、いわゆる‘奈保子の夏ソング’だったのである。
レコードのジャケットだって夏一色!髪にトロピカ~ルなお花をあしらった奈保子さんがカワイイ!この可愛らしさにノックアウトされた方も多かったことだろう。
この曲は作詞を竜真知子さん、作曲を馬飼野康二氏が手がけた作品。もうタイトルからして‘夏のヒロイン’だもの…。とにかくナツナツナツナツ、夏をフルスロットル、全開むき出しの状態で打ち出した作品なのだ。楽曲のメロだってサ・ン・バですよ~!もう夏以外の何ものでもありません!と言わんばかりの風情がムンムン漂うナンバーなのである。
歌いだしの…
♪青い渚~急に駆け出しながら~
から曲の中盤くらいまで、渚だの何だのって…あら?なんだか聖子さんの曲っぽい匂いがプ~ンと香る展開。「ヤング・ボーイ」や「17才」で見せていたいつもの‘奈保子風味’はかなり薄く、いつもよりもちょっとハイセンスでソフィスティケートな言葉で装飾された歌詞…。おっ!ついにナオナオも大人っぽくイメチェンかっ!と思いきや、曲の中盤以降になると…
♪甘いですか すっぱいですか~
ときたもんだ。やっぱりここでいつものナオナオ色に切り返してたたみ掛け…
♪チャンスチャンス チャンスチャンス~
とサンバのリズムに合わせてノリノリで踊る踊る…。ここで‘1本’勝ちはいただきよっ!とばかりの形勢か…。(笑)
この曲はオリコン最高7位、21.5万枚を記録。奈保子さんにとっては「けんかをやめて」と並んで歴代3番目を記録する大ヒット曲と相成ったのだ!
しかし、サンバというのは夏が良く似合うリズムなんだな~これが。まぁ、暑い国で生まれたリズムだもの…そう考えれば当たり前のことなのだが…。
サンバ、若しくはそれに近いアイドルソングも色々とあったもの。ちょっと例として挙げてみようか…。例えば…
サンバ、若しくはそれに近いアイドルソングも色々とあったもの。ちょっと例として挙げてみようか…。例えば…
●「ラブジャックサマー」榊原郁恵
♪アイドルサンバの決定盤!曲中盤でのスカート剥ぎ取りが印象的。
♪アイドルサンバの決定盤!曲中盤でのスカート剥ぎ取りが印象的。
●「スプリング・サンバ」大場久美子
♪クーミンの春サンバ。クーミン自身もサンバホイッスルを歌いながら吹いた。
♪クーミンの春サンバ。クーミン自身もサンバホイッスルを歌いながら吹いた。
●「思いっきりサンバ」石野真子
♪哀愁が漂う真子さんのサンバ。淋しげな海岸線を思い起こさせる風情が○!
♪哀愁が漂う真子さんのサンバ。淋しげな海岸線を思い起こさせる風情が○!
●「夏に抱かれて」岩崎宏美
♪みんな外国へ行くのね~独身貴族ね~と始まるユニークな歌詞がウリ。
♪みんな外国へ行くのね~独身貴族ね~と始まるユニークな歌詞がウリ。
●「吐息でネット」南野陽子
♪ナンノの春サンバ。カネボウ化粧品春のキャンペーンソング。
♪ナンノの春サンバ。カネボウ化粧品春のキャンペーンソング。
●「かたつむりサンバ」おニャン子クラブ
♪これだけ大勢で歌うとサンバも盛り上がる!
♪これだけ大勢で歌うとサンバも盛り上がる!
●「はみだし天使」佐久間レイ
♪声優サンに転進した佐久間レイさんのアイドル時代のデビュー曲。アニメ「うる星やつら」の「宇宙はタイヘンだ」の歌詞とアレンジを差し替えたカバー。
♪声優サンに転進した佐久間レイさんのアイドル時代のデビュー曲。アニメ「うる星やつら」の「宇宙はタイヘンだ」の歌詞とアレンジを差し替えたカバー。
●「ラメ色のデカメロン」中島めぐみ
♪ここら辺りからはサルサ、ラテンの香りが。高飛車ノリがウリ!
♪ここら辺りからはサルサ、ラテンの香りが。高飛車ノリがウリ!
●「ポキチペキチパキチ」水谷麻里|
♪ワケわかなタイトルが○。夏らしいノリノリソング。
♪ワケわかなタイトルが○。夏らしいノリノリソング。
●「太陽がいっぱい」松本伊代
♪過去記事レビューで紹介済。コパカバーナの太陽ギラギラ感が◎。ベースの重低音が胸に響く一品。
♪過去記事レビューで紹介済。コパカバーナの太陽ギラギラ感が◎。ベースの重低音が胸に響く一品。
●「熱風半球」かとうゆかり
♪東亜国内航空夏のコマソン。♪ウッソ~という歌詞が印象的。
♪東亜国内航空夏のコマソン。♪ウッソ~という歌詞が印象的。
あたりだろうか…。八神純子さんの歌った「みずいろの雨」や大橋純子さんの「サンバ・ソレイユ」なんてのもあったが、彼女等をアイドルという括りに入れるのはちょっと毛色が違うというか、気が引ける…。(笑)男性アイドルに目を向けてみると、やっぱり一番有名なのが、郷ひろみさんの歌った「お嫁サンバ」だろうか…。新しいモノになると♪オレオレ~の「マツケンサンバ」ってことになるのだろうけれど…。
とにかく楽曲のリズムがサンバなだけで、なんだかこう自然と体が動いてくるような、ノリノリ感がイイ!奈保子さんの「夏のヒロイン」だって、その例にもれず、ノリノリ&ハッピー感に満ち溢れてるところがウリなのだ。
アイドルサンバソング決定戦~!でもやれば、途中で穿いてたスカートを♪やぶれかぶれ~とむしり取った郁恵さんのパフォーマンスが未だ目に焼きつく(笑)、「ラブジャック・サマー」と双璧をなすであろう仕上がりなのだ。と言ってもそんな大会が開催されるとは一切合財思えないけれど…。(笑)
アイドルサンバソング決定戦~!でもやれば、途中で穿いてたスカートを♪やぶれかぶれ~とむしり取った郁恵さんのパフォーマンスが未だ目に焼きつく(笑)、「ラブジャック・サマー」と双璧をなすであろう仕上がりなのだ。と言ってもそんな大会が開催されるとは一切合財思えないけれど…。(笑)
この曲を歌った奈保子さん、時期的なモノもあってか、TVの「水泳大会」とかそういったところでの歌披露もかなり多く、しかも水着による熱唱…。奈保子さんがサンバのステップを踏むたびに、大きな胸がブルンブルン…。イタイケな少年達にはちと刺激がツヨすぎましたわ…。そんなことを気遣ってくれたのか、奈保子さん。時には水着の上にウィンドブレイカーなんかを羽織ってバッチリとガードってなこともあったっけ…。ブルンブルンでは、やっぱり郁恵さんといいトコ勝負になるんだろうか…。
折り返し点に入った8月。夏が去り行く前にこの「夏のヒロイン」を含めたアイドルサンバソングのヘビロテ大会をご自宅で開催されてみては如何だろうか…。きっと夏を満喫できるのはモチロンのこと、奈保子さんの可愛らしさを改めて再発見ってのもアリだろう。
☆作品データ
作詞:竜真知子 作曲:馬飼野康二作曲(1982年度作品・コロムビアレコード)
作詞:竜真知子 作曲:馬飼野康二作曲(1982年度作品・コロムビアレコード)