「努力の結果が実らなかった」H3ロケット8号機打ち上げ失敗 「みちびき5号機」軌道投入できず
鹿児島読売テレビ
宇宙開発に大きな打撃です。H3ロケット8号機が22日、種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、準天頂衛星を軌道に投入できず打ち上げは失敗しました。エンジンの燃焼が予定より早く停止したということです。 (仁田尾美菜キャスター) 「今、リフトオフしました」 H3ロケット8号機は22日午前10時51分すぎ、種子島宇宙センターから打ち上げられました。青空をぐんぐん上りながら補助ロケットを切り離し、打ち上げは順調に見えました。 (見物客) 「きれいで感動した」 「前回(7号機)は雲がかかっていてあまり見られなかったので最後まで軌道を見ることができてうれしかった」 しかしその後、第2段エンジンが正常に燃焼せず予定より早く停止。搭載していた準天頂衛星「みちびき5号機」を所定の軌道に投入できず、打ち上げは失敗しました。 (H3プロジェクトチーム・有田誠プロジェクトマネージャ) 「第2段の第2回の燃焼がほとんど行われなかった。当初予定していた軌道とは異なった軌道になってしまった。みんなで努力をしてきたその結果を実らせることができなかったのは残念で申し訳ない」 JAXAは対策本部を立ち上げ原因を究明することにしています。2026年2月に予定されているH3ロケット9号機の打ち上げに影響するかどうかは「原因次第」だとしています。 8号機は当初12月7日に打ち上げ予定でしたが、搭載している機器の不具合で17日に延期。さらに17日は地上設備の異常により発射約17秒前で緊急停止していました。 H3ロケットは2023年3月に1号機が2段エンジンに点火せず失敗。以降5機連続で成功していました。