・現代に「クルアーンやシャリーア法を一字一句そのまま実行して生きているムスリム」は存在するのか?
結論から言えば、現代社会において、クルアーンやシャリーア法を生活の全分野で一字一句そのまま適用して生きているムスリムは、個人レベルでも国家レベルでも存在しません。
そもそもシャリーア法は「固定された法典」ではなく、クルアーン・預言者の慣行・法学的解釈(イジュティハード)を含む体系で、時代や社会に応じた解釈を前提としています。
いわゆる「イスラム国家」と呼ばれる国でも、刑法・商法・行政制度の多くは英仏系の世俗法が基盤で、シャリーア法が適用されている範囲は婚姻・離婚・相続など家族法に限定されるのが一般的です。
全面的にシャリーア法のみで国家運営をしている国は、サウジアラビア含め、現代には存在しません。
個人のムスリムも同様で、礼拝や倫理を大切にしつつ、居住国の法律や社会制度に従って生活しています。現代イスラム法学の主流は「字面の厳格適用」ではなく、『宗教・生命・子孫・理性・財産を守る』というシャリーア法の目的を重視します。
「シャリーア法=中世の生活様式をそのまま再現するもの」という理解は事実とは異なります。
Quote
笹本正明
@miesasamoto64
現代で、クルアーン、シャリーアの一字一句に厳格に従っているイスラム教徒が居ると考えるのは、現代日本に丁髷で刀差した侍が居ると考えるぐらいにナンセンスです。「今も日本人って切腹するの?」と言う西洋人が居たらバカでしょうが、あなたも大同小異です。
※直接の対話いつでもお受けします。 x.com/shigeyuki696/s…