犯罪による被害を受けたのに、加害者を守った大バカ野郎がここにいるよ。笑ってくれよ。
地元の役所の連中から「障害者」呼ばわりされて、その情報が県内の大きな範囲に広がった。嫌がらせ目的だった。事情を知らない人たちは「あの人、障害者なんだって」と陰で笑い者にしてきた。そんなやつと付き合いたい人間なんていねえよな、人間関係がぐちゃぐちゃになった。
こっちが被害者なのに、おおごとにならないように関係者に謝罪して回ったよ。馬鹿みたいだろ。物証つくって警察に相談すれば即効で解決するのもわかってたさ。幼馴染を巻き込むのは気が引けて、それも控えたよ。哀れだろ?
その結果、どうにもならなくなっちまったよ。
加害者側は隠蔽工作し終わってる。地方の警察も巻き込まれて、揉み消す方向に進んでる。
何を思ったかって?
「悪人に善意をもって接したところで、自分が破滅するだけだ」ってことだ。そんなこと言われなくてもわかってたかもしれないけど、俺は大バカ野郎だから未だにわかってなかった。
他人を傷つけてでも自分を守るべきだなんて思えなかったんだよ。その結果、俺はどうしようもない傷を抱えながら生きていかないといけなくなった。
あんたらは俺みたいになるなよ。
自分の価値を他人を助けることに置くなんて、本当に愚かだったと何回も何回も何回も後悔して、未だに直せていない馬鹿になるな。