Geminiの回答。
国債の「評価損」がどれほど恐ろしいものか、これを読むと少しは分かるかもしれない。
「満期まで持っていればいい」という反論はよくあるが、こんな状況で満期まで持ってたら円がどこまで下落してるか分からんよ。
===(以下引用)======
ご提示いただいたニュース(2025年12月22日時点)の通り、長期金利(新発10年物国債の利回り)が**2.1%**まで上昇した局面において、100億円の既発債を保有している場合の評価損を試算します。
結論から述べますと、その国債を「いつ、どの程度の金利の時に購入したか」によりますが、もし金利1.0%の時に購入した10年国債(残り期間10年)を100億円分持っていた場合、評価損は約9億円にのぼります。
以下に計算の考え方とシミュレーションをまとめました。
1. 評価損が発生する仕組み
債券の価格と金利は「逆の動き」をします。
金利が上がる = 新しく発行される債券の利回りが良くなる
価格が下がる = 低い利回りの古い債券(既発債)は魅力が落ちるため、売買価格が下落する
この価格の下落分が「評価損」となります。
2. 評価損の計算シミュレーション
評価損を計算するには、債券の「デュレーション(金利変動に対する価格感応度)」を用います。10年国債(残り期間10年)の場合、デュレーションはおおよそ「9」前後になります。
計算式: 評価損 = 保有額 × デュレーション × 金利の上昇幅
ケースA:1年前(金利1.0%程度)に100億円分購入していた場合
金利の変化: 1.0% → 2.1%(**+1.1%**の上昇)
計算: 100億円 × 9 × 1.1% = 約9.9億円の評価損
ケースB:半年ほど前(金利1.5%程度)に100億円分購入していた場合
金利の変化: 1.5% → 2.1%(**+0.6%**の上昇)
計算: 100億円 × 9 × 0.6% = 約5.4億円の評価損
3. 注意点
残存期間による違い: 保有している国債の「残り期間」が短いほど、金利上昇による価格の下落幅は小さくなります。逆に20年債や30年債などの超長期債を保有していた場合、評価損はさらに膨らみます(30年債であれば、100億円に対し20億円以上の含み損が出る計算もあり得ます)。
評価損の現実化: これはあくまで時価評価上の「含み損」です。満期まで持ち続ければ額面金額が戻ってくるため、途中で売却しない限り損失は確定しません。ただし、銀行などの金融機関にとっては自己資本比率に影響を与える大きな問題となります。
現在の2.1%という水準は、ここ十数年で最も高いレベルにあり、低金利時代に国債を購入していた投資家や金融機関にとっては、非常に大きな含み損が発生している状況と言えます。
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