Raspberry Pi OS のインストールは、公式ツール1つだけでOK【2024】
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昔はRaspbian、今はRaspberry Pi OSと表記だけが変わりました。Raspberry Pi 公式のOSをインストールするには、これまた公式で用意されているRaspberry Pi Imagerで以前よりも簡単になりました。
初心者にはOSを準備することも難しい、ということなので、Raspberry Pi Imagerを少し細かくご紹介します。
この記事の主な流れ
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ツールソフトのダウンロード
初めにRaspberry Pi Imagerから入手します。対応OSは、Windows、macOS、Ubuntuです。
ラズパイのセットアップは基本として別のマシンが必要です。よく、母艦と言い表します。microSDカードへOSのイメージファイルを書き込むだけです。
統合型のソフトウェア
Raspberry Pi Imagerが2020年春に登場以来、microSDカードへの書き込みなどは手間が減りました。
更にオプションで設定すれば、書き込む段階でSSHを有効化と鍵交換方式の設定、Wi-Fiの設定、言語設定などを設定済みにすることが可能です。
以前はSSH用に空ファイルを用意したり、Wi-Fiの設定ファイルwpa_supplicant.confを作成する手間がありました。一気に敷居が低くなりました。
最早ヘッドレスインストールかどうかもあまり関係ないくらいです。詳細設定で最初からWi-Fiにも繋がってSSHのパスワードは鍵交換方式でアクセスできるからです。(毎回パスワードを入力しないで済む)
Raspberry Pi Imagerは、単にmicroSDカードへイメージファイルを書き込むツールではありません。メニューからOSのイメージファイルを自動的にダウンロードしてmicroSDカードへ書き込めます。
これまではOSイメージファイルをダウンロードしてからmicroSDカードへ書き込めるソフトを使うツーステップでした。難しいコトがまた減りました。
使用モデル、使用したいOSを選ぶだけで書き込めます。
書き込むオプション
書き込む際にオプションを設定&編集ができます。一度設定すると次も同じ内容を引き継ぐことができます。
少しおかしなダイアログボックスが玉にきずです。4つのボタンが同列というのはややこしい。
「設定を編集する」と「はい」を主に使用します。
編集するはそのままです。「はい」は現在の設定のまま適用することになります。
設定内容がどうなのか確認する意味でも、先に「設定を編集する」、戻ったら「はい」と利用しています。
サービスタブ
サービスタブにありSSH公開鍵認証がめちゃ楽になったのは最大のメリットかもしれません。
以前はコマンドなど手動でコピーしないとならなかったのが、チェックするだけのお手軽さです。
書き込まれたイメージのラズパイにSSHコマンドを叩けば、毎回パスワードを入力しないで済みます。使用するマシンとピアツーピアで使うことになるため、セキュリティも高くなりお薦めです。
Raspberry Pi Imagerのメニュー一覧
全てを俯瞰できた方が分かり易いので、画像キャプチャを作ってみました。
こちらがメニューの一覧です。バージョンにより変更されています。
公式のRaspberry Pi OS、メディアサーバーのLibreelec、人気のUbuntuServer、レトロゲームコンソールのRetropieと、EEPROMリカバリー用のイメージファイル、消去&フォーマット、そして他のOSをインストールできるメニュー構成です。
最初に使用したいモデルを選ぶことにより、OSファイルもフィルタリングされたリストになります。
ジャンル分けもされているので、見つけやすくなります。
各メニュー別にOSのリスト

Raspberry Pi Imager v1.8.3 OSイメージリスト
バージョンアップの通知があったから1.8.1から1.8.3へバージョンアップさせました。でも、1.8.3は11/17にアップデートとあった。 ん? 12/17の間違いでは?と思ったけ...
Raspberry Pi OS
通常のRaspberry Pi OS(32bit)、Lite版、フル版と選べます。
最新のRaspberry Pi OSは最上段に表示されます。
これで益々、Raspberry Pi にUbuntuをインストールし易くなりました。
■Pi 5 メモリー8GB、4GB、と安価になったPi 4
ユーティリティ
ラズパイ用のもう1つのメニューがあります。Pi 4と5に限り、ユーティリィの中にmicroSDカード起動、NVMe/USB起動、ネットワークブート起動のそれぞれに設定できる機能です。
全モデルに共通のPINNもあります。これは以前のNOOBSの後継で、OSのマルチブート用に用意されています。
以前はEEPROMのリカバリーイメージしかありませんでした。
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フォーマット(Erase)
Eraseとあるのは、フォーマッターです。これでmicroSDカードのフォーマットすら、このRaspberry Pi Imagerで事足りることになります。
使い方は、Eraseを選んでmicroSDカードの場所を指定して、実行することは他のOSを書き込むのと同じです。
このRaspberry Pi Imagerなら1つで、OSイメージを裏側でダウンロードしながら書き込み、そしてフォーマットもできるので便利です。
カスタムメニュー
メニューの最下段にあるUse customは、Raspberry Pi OSに対応したOSで、Raspberry Pi Imagerに採用登録されていないOSイメージファイルを別途ダウンロードして選ぶ形です。
どれでもというわけではありませんが、各モデルに対応したOSで、まだリストに採用されていない場合に書き込んで利用できます。
このように.img、.zip、.iso、.gz、.xz、.zstの圧縮形式に対応しています。
圧縮ファイルのままで良く解凍する必要はありません。
実はRaspberry Pi専用というわけでもなく、PCのLinux用にイメージファイルを書き込んで使うことも可能です。例えば、UbuntuをUSBメモリーに書き込んでPCで起動するといった使い方です。
汎用性に近い動きができるので、別の書き込みソフトを用意しないで済みます。
必要な設定がある
バグなのかミスなのかLOCALE設定がないから、セットアップウィザードみたいに日本語表示と日本語入力がインストールされません。(記事執筆時点)
だいぶ以前からで、仕方なく起動した後に設定をすることになります。
コマンドで、アップデートを施し、日本語フォントの設定と日本語入力メソッド(IM)をインストールします。
sudo apt update && sudo apt full-upgrade
sudo raspi-config nonint do_change_locale ja_JP.UTF-8
sudo apt install fcitx-mozcいずれ修正されるとは思われますが、アレ?日本語になっていないと気が付いたらこの手順通りに進めてください。
詳しくはこちら

Raspberry Pi Imagerの詳細な設定で書き込むとロケール設定がないから日本語表示にならない
ラズパイにOSを書き込むのに使っている公式ツール「Raspberry Pi Imager」は以前と比べて有り難いのだけど、どうも挙動がおかしい(と思う)。そう感じた人も居るのでは...
簡単になったmicroSDカードへの書き込み
これまでの経緯を考えれば、OSをmicroSDカードへ書き込むのに、専門的な知識は必要なくなってきています。
ラズパイでいえば、Raspberry Pi Imagerを使いセットアップが開始できるので、非常に単純で簡単です。3ステップで完了ですからね。
もちろん、これまで通りにイメージファイルをダウンロードして、それを書き込む方法は変わりません。
先ずはRaspberry Pi Imagerに登録されているOSを気軽に書き込んでみてください。