イタリアのクロゼット国防相は4日「ドイツがGCAPに参加する可能性がある」「他国にプログラムを解放する条件を協議している」と述べたが、英国のポラード国防担当閣外大臣も18日「(GCAPへのドイツ参加の可能性について)オープンな姿勢を維持している」と回答した。
参考:UK open to Germany joining future fighter project
参考:France, Spain reassert faith in Europe’s next-gen future fighter, but Germany stays mum
参考:FCAS: IG Metall bricht mit Dassault und fordert Entwicklung von zwei Kampfflugzeugen
フランスと協力したいのではなく「自分の利益ばかり主張するDassaultとだけ協力できない」という意味だ
フランス、ドイツ、スペインは将来戦闘航空システム(Future Combat Air System=FCAS)の共同開発を進めているものの、Dassaultがワークシェア配分の3ヶ国合意を無視した主導権を要求し、ドイツのメルツ首相は「このままではFCAS計画を続けられない」と、Indraのデ・ロス・モソス最高経営責任者も「Indraとスペイン国防省はFCASに対する立場について完全に一致している」「計画に33%出資するのであれば33%の利益を受け取らなければならない」と述べ、フランス側にFCASのワークシェア比率を守れと要求。

出典:AIRBUS
この問題についてドイツ側は「年末までに政治的解決策を見つける」と説明していたが、Financial Timesは11月「ドイツとフランスが次世代戦闘機の共同開発を中止し、戦闘クラウドと呼ばれる指揮統制システムの開発に注力することを協議している」と報じ、イタリアのクロゼット国防相は12月4日「ドイツとオーストラリアがGCAPプログラムに参加するかもしれない」と述べた。
クロゼット国防相は4日の公聴会で「ドイツがGCAPプログラムに参加する可能性がある」「オーストラリアも関心をもつ可能性がある」「プログラムへの参加国が増えれば増えるほど投資額の上限が大きくなり、より多くの人材を引き付けることができ、経済的利益が高まり、イタリアが負担するGCAPのコストを削減できる」「GCAPの創設3ヶ国はプログラムを他の国に解放するための条件について検討している」と述べたが、プログラムを他の国に解放するための条件がどのようなものなのかは不明だ。

出典:Edgewing
フランス、ドイツ、スペインの政府間協議は具体的な結論に至っていないものの「次世代戦闘機の共同開発が中止される」という見方が強まっており、英国でも自由党の下院議員が「GCAPへのドイツ参加の可能性についてドイツ、イタリア、日本と協議しているのか」と質問し、英国のポラード国防担当閣外大臣は18日「英国、イタリア、日本はGCAP実現を最優先事項としつつ、将来的なパートナー国の拡大についてもオープンな姿勢を維持している」と回答。
英ディフェンスメディアのUK Defense Journalも19日「英国は競合するFCAS、次世代戦闘機に対するドイツの立場の不確実性が高まる中、GCAPに参加する追加パートナーを歓迎すると改めて表明した」「英国はドイツがGCAPに参加することに前向きだ」と報じた。
因みに今月11日に行われたフランス、ドイツ、スペインの協議結果は歪で、フランス当局は「FCASに対するコミットメントを再確認することが出来た」と、スペイン当局は「引き続き欧州主権やFCASのような主要プログラムに取り組んで投資していく」とポジティブな声明を発表したが、ドイツ当局は「協議結果について明かせない」「結果の詳細は機密事項だ」と説明し、ドイツ最大の労働組合=IG Metallは「我々の名誉を傷つけてきたDassaultとだけはもう組めない」と政府に要求し、FCASの枠組みの中で2つ戦闘機を開発すべきだと主張している。
IG Metallは政府に宛てた書簡の中で「もうDassaultは信頼できるパートナーの資格を失った。従業員(Airbusのこと)もDassaultを信頼してしないし、ドイツ産業界にとって不利で奇妙な妥協案を受け入れるつもりはない。そのためFCASの合理的な再編を求める。フランス企業との協力は歓迎するがDassaultとは協力しない」と訴え、フランスとドイツがFCASの枠組みの中で2つ戦闘機を開発するのが現実的な解決策だと主張した。

出典:Dassault Aviation
フランス側で「FCASの枠組み」や「ベルギーの参加」に文句を言っているのは確かにDassaultのみで、エンジン開発を担当するSafranも、アビオニクス開発を担当するThalesもFCASの枠組みに文句をいったことはなく、ベルギーの参加も「歓迎する」と表明しているため、フランスと協力したくないのではなく「自分の利益ばかり主張するDassaultとだけ協力できない」という意味だ。
Dassaultのトラピエ最高経営責任者は「ドイツに次世代戦闘機を開発する技術はないんだから金だけだせ」と強気だが、Airbusからすれば「フランスに次世代戦闘機を単独開発する金はないんだから当初のワークシェアを守れ」と言っており、フランス政府とドイツ政府は基本的に「同問題は両産業界の対立」として扱い「他の協力に影響はない」という立場をとっているため、誰にも対立を主導的に解決する意思がないように見える。
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※アイキャッチ画像の出典:BAE Global Combat Air Programme
















断固拒否。開発費全額日本で負担してもいいからドイツを排除しろ
今の日本は時間を金で買う必要があるんだ。何兆円ばらまいてでもドイツを入れるな
日本のどこにそんなお金があるんですかねえ
ドイツが入るくらいならアメリカからF-47
日本以上にドイツに出せる金あるとも思えんけどね
先日のここの記事
>独議会が新たな防衛装備調達契約を承認、1年間の承認額が15兆円に到達
を見る限り、少なくとも日英伊のどこよりも出せそうな気はしますけど。
まあ正直そんな金が出せるならFCASに突っ込んでダッソーを黙らせてくれよ、と思わずにはいられませんが。
普通にあるが?
元々というか現時点でも基本ソロ開発で開発時間短縮で規制品やITドカタが欲しいぐらいかなー>他国
金あるなら、逆にフランス抜きで開発すればいいのに。
わーくには金も技術もないから共同開発するのでは
ドイツを排除しろってのは同感ですが、
2対1だと押し切られるでしょうね
英+日独伊三国同盟か…どんな物体になるんですかね
事情が変わったし覚悟も変わってきたからね、同列には扱えないだろうに
大体ドイツがこんな無茶苦茶な軍備拡張に乗り出すとか以前なら考えられなかったでしょ
日本も同じようになってきてる
そういうのを無視して、お金あるのか?とかちょっと暢気すぎる
金出させてGCAPの完成品を買う権利だけあげてもいいと思うの
やったね日本!
納期が延びるよ!
だから現在でも基本ガン無視してソロ開発してるからね。
共同開発で作ったのはカスタムパーツに近い形になってそう
日英伊の3か国ならば、開発費を負担するのも、すでに問題ないでしょうし。
マーケットが増えれば、1機あたりの固定費(開発費負担)を減らせますが。
ドイツが加入して、調整時間が伸びたり、メーカーの資材調達先どうなるのなあと。
日本目線で見れば『対中国で時間がない』わけで、西欧のように地政学的にのんびりできないのが難しいところですね…
追記です。
ドイツは、武器輸出に介入することが結構あるんですよね。
トルコへのタイフーン輸出、サウジアラビアへのタイフーン含めた輸出、中国製潜水艦のタイ輸出に対してエンジン搭載拒否などがあります。
対策として、ドイツ企業に要素技術を任せないという考え方もあるわけですが…。
ドイツは資金提供・旨味があまりない条件で乗ってくるのか(?)参加国が増えると、そういう面倒くささが増えるのですが、これ考えると微妙かなあと思うんですね。
ゴタゴタのせいで迷子になったのを後から受け入れたなりの立場から参加してくれることを望む。もちろん基本は平等にやるべきなんだが、それ以上を求めて今回のフランスみたいなことするはやめてね。
>基本は平等にやるべき
そんな「基本」はないですよ。
過去の共同開発事例を見ても平等な計画なんてむしろ少数派です。
F-35のtierが分かりやすいですが、参加の時期・経緯、出せる技術や資金、調達数その他諸々によって開発参加国の得られるリターンには差があるのが普通です。
ただ有形無形の様々なリターンを全参加国が納得する様にシェアする、なんてことができる訳はなく大抵は「主催国が調子のいいセールストークで参加国を集めてリターンはがっつり持っていく」ことになるので、それらの事例を踏まえて近年の共同開発は「平等の体を取る(じゃないと参加国が集まりにくいので)」ケースが多いだけかと。
とはいえGCAPは事前の研究含めて既に動き始めてるので、今から対等での参加は認められないでしょう。
認められるとすれば現参加国より大幅に高い開発費や調達数で貢献する必要がありますが、その資金・調達数が可能ならテンペストでBAEが言ってた様に現在開発中の日英向けの機体とは別に後追いで独伊典(西)向けの派生機を開発して独の要望はそちらで実現すれば八方丸く治るかと。
>maintaining openness to expansion.
「維持している」ですからね。
GIGOの条約にある通り、参加を望む国や企業があり、条約締約国が条件を協議して満場一致で承認すれば参加は可能、というのはこれまで通りですよ、というだけ。
対してFCAS側は「(数字上は)3対3の対等の共同開発事業の統合」の体裁だったのが事業崩壊して弾き出された独が単独参加するだけ。
どんだけダッソーを口汚く批判しても、それは帰る場所のない独の立場を明らかにするだけでGCAPでの地位が下がることはあっても上がることはないでしょう。
Tier2参加ならばドイツを歓迎するべきだと思います。
オフセット購入やドイツの無人機開発への協力などを取引材料にすればいいのではないでしょうか。
あるいはEF T5/MLUの開発と製造でドイツに有利な提案をするとか。
そのかわりGCAPの開発には参加できないのと、製造分担も基本的にムリのラインは維持するということで。
ドイツはただ完成品を買うだけとか、日本向けモデルと別で英国向けドイツ向けモデルがあるとか、そこは明白にして貰いたいな。やっと要素技術が出揃いだしたのにドイツの介入で再設計とかは論外だ。
もう何年かFCASで時間浪費しててくれたらよかったんですが以外と早く乗り込んで来ましたね
ドイツが入ると欧州側(英伊独)が強くなりすぎで
欧州側の事情や論理に日本が引っ張られることになりそうなのが嫌だなと
日本は2035年完成が最優先だと再三英伊に伝えている訳で
ワークシェア見直しを含めるような大幅な変更は
これを遅らせる可能性が高いとして受け入れられないと伝えるしかないかと
「乗り込んで来た」とは?
独としてはFCASやダッソーへの不満吐く時に「GCAPへの参加も選択肢」と言ってるだけで、GCAPへの参加どころかFCASからの脱退すらまだ明言はしてないのでは。
伊は「独含めて複数の国から打診がある」的なことは言ってるし、英は「日英伊はこれまで通りGCAPの拡大への門戸を開いている」とは言ってるけど、「独がFCASを正式に抜けた」とか「GCAPへの参加を申請して来た」とか、それを受けて「独の参加を承認する(予定)」みたいなことは誰も明言してないと思いますよ。
英伊はすぐ各国を抱き込みたがる。そりゃ集金できるのは良いが、客が増えたら要求も増えるわけで、そこを無視して勝手に設計するロッキード的な腕力はあんた方にはないだろと。毎回要求をまとめきれずに開発遅延して単独開発のフランスに潜在的な客を全部奪われてきたんじゃないのか?今回はフランスより先に新型戦闘機のお披露目できそうだったのにまた歴史を繰り返しそうだよ。
全ては条件次第ですね。
製造機数が増えるのは悪い事じゃないし、世界最大の航空会社であるエアバスの知見が入るのも、+の面はある。
マイナス面は皆さんお察しのとおりなんであれだけど…。
ブリカ…、イギリスが世界トップの交渉力見せてくれる事を期待するだけですね。
ドイツが入つてイギリス抜けてあーと云う間に日独伊♪
ライセンス生産と無人機共同開発くらいにしとこうぜ
FCASにしてもGCAPにしても、金を集めるのが目的なのか実機を完成させるのが目的なのか?
独側は金を出してるんだと偉ぶるが、ならその金でさぞ素晴らしい戦闘機を仏抜きで作り給えよと。金だけ出す奴が偉いのか実機を作り上げる企業が偉いのか
英伊にしても結局顧客を増やして予算が増えることだけ考えて、顧客が増えて要求が取っ散らかることなんて一切考えてない。彼等にとって大事なのは予算だけで、実機をどう作るとかは関係ないのか?
これは米海軍再建もウクライナ支援も同じで、西側の政治家さんは金だけ用意したら無茶苦茶な要求を産業界にしても何とかなるとでも思ってんのか?こういう連中ばかりで挙国一致でウクライナ侵略、台湾侵略、西側優位転覆を企む中露に対抗できるのか?最後の頼みの綱の金がなくなったら西側はどうするのか?
少なくともGCAPで日英から「スケジュール遅延を許容してでも参加国を増やそう」って発言は出てないと思いますよ。
伊はちょっと怪しいけどそれでも出資比率4:4:2案を官民揃って拒否してる訳で、「(伊の負担を減らすために)参加国を増やそう」と日英の嫌がる条件(=開発が大きく巻き戻る様な発言権やワークシェア)での新規開発国の参加を主張して「じゃあまず伊の負担減らすために開発負担率4:4:2にしようか(ニッコリ)」されたくはないでしょう。
自分が怖いのはイギリスも含めて参加国を増やす≒遅延のリスクになると言う感覚があるのか怪しいところです。勝手にサウジを増やそうとして3カ国協議である程度の仕組みが出来ましたが、個人的には新たな参加国をどう処遇するか3カ国協議で大枠を決めた上で動いて頂きたいと。
テンペストはそうした仕様決定に関する揉めごとを防ぐため、「要望が違うなら必要な技術や部品だけ流用して個別に派生機を開発すればええがな」という姿勢でしたし、
英国王立防衛安全保障研究所は「共同開発国の追加は遅延を招く」「日本はそれを許容しない」ってのはGCAP発足当時からずっと言ってます。
その物言いに当事者意識が感じられないのが気にはなりますが。
😫アカン、逃げてぇ!!!
クククク⋯ 将来のGCAPは日本・イギリス・イタリア⋯ そしてドイツが含まれている完全開発計画だァ
共同開発の悲哀を感じますね
こと戦闘機関連の話題は今の西側の製造軽視、傲岸な拝金主義が色濃く出てくるから色々と残念な気分になる。
やはり欧州と共同開発なんてするべきではなかった。国として小さいからすぐ連もうとする
アメリカとやるか、そうでないならスペック落とそうが、エンジンは余所から調達しようが単独でやるべきだった
結局そこは日本側の交渉次第だし、サウジ相手にはどうにかなったからドイツ相手にも何とかなるとは思うが、なんだかなあ。
あんな奴らの元でダッソーもラインメタルも酷い目に遭ってきたんだろうなと、つくづく同情する…
日本のワークシェア分の欧州コピーみたいなたち位置なら任せてもいいと思うけどな
日本国内の製造工場が攻撃されたら全GCAPの生産が止まるんじゃ脆弱だし
引用元の記事のコメント欄を覗いみました。
「ドイツを入れると開発遅延、輸出に横槍を刺されるのでGCAP本体の開発に関わらせるべきでない。GCAPに参加するとしても無人機開発までだ。」
が多数派でした。
・ドイツ擁護派としては、
「イギリスの財務はクソだから、債務のないドイツが参加するのは大きなメリットだ」
「タイフーンの最大の発注者はイギリスではなくドイツであり、大量発注が見込まれる」
と言ってました。
フランスとFCASを続けるべきだと言っている人は一人もいませんでしたが、日本に言及している人も少なかったです。
3カ国で開発が遅延せず、利益が担保される「条件」をしっかりと定めて、それをドイツが飲むというのであれば両手を広げて迎えればよい。
しかし、開発に金を出させるのだから何かしらのメリットをドイツに与える必要があり、どの程度のメリットを与えるか(ドイツが納得するか)は悩みどころ。
ただし、FCASが潰れれば有力なプランはGCAPくらいしかないのだから、ドイツとしてはただの顧客になるか、少々のメリットを得るしか選択肢がなく、交渉においてドイツの立場が弱いということには変わらない。
重要なのは3カ国が一枚岩になることで、財政などに釣られずに毅然とした態度を取り続ければドイツは飲む可能性が高い。
(イギリスはタイフーンの時にドイツで苦い思いでをしたはずなので「条件」をしっかりと押してくれると希望的観測はあります)
そう考えるとFCASに残る方がドイツ産業界にとってメリットが大きいように思えるが、この記事のダッソーとの関係を見ると難しそう。
(素人の感想です)
本体に関わるとしてもプログラムを立地と時間の関係から英伊の分担からプログラムの担当がいいとこやろ
欧州向け無人機のジョイント部分しか担当させられないとかありそう。
>開発に金を出させるのだから何かしらのメリットをドイツに与える必要があり
まず「(面倒くさいドイツに)開発に金を出させる」必要があるか、でしょうね。
違う意味で面倒くさいけど金はあるサウジ、要求仕様は割と近そうなオーストラリア、可能性は低いけど政治的ハードルは低いカナダ等の名が上がり、他にもうまく行けばエンジンは買ってくれそうなスウェーデン、FCASがポシャれば路頭に迷うかもしれないベルギーとスペインその他欧州…、と質はともかく数は事欠かない潜在顧客の中で、わざわざ一番面倒くさい(=開発への関与や技術へのアクセスやワークシェア等、以外のリターンでは納得しない)ドイツを開発国として招き入れるメリット(というか必要性)があるとは正直思えないですね。
イギリスもイギリスで「今戦闘機に投資しないと、10年後(2035年)には戦闘機勢力が半分になっちゃうよ」って話があったので、そんなに遅れるような選択はしないと思うんですが…
「日本は英国の戦闘機商売に口は出さないが、英国は日本の要求する納期を脅かす契約を勝手に諸国と結んで良い」だの、「ダッソー以下フランスの優位性は認めるが、スペインとドイツが反対したら無効」とか相手を軽んずる所この上ない行為を平然と行う連中の思考回路はどうなってんのか。資本主義だから主張すりゃいいし、実際ダッソーの暴発も宜なるかなだと思うが、紳士協定で収まる話は収めてほしいが。
これでドイツが本格参加決定でもしたら日本が絶対条件として求めていた納期はほぼ間に合わなくなるのでは?
幾ら日英伊の共同開発だと言っても結局物事を決めてるのは英であって、英は周囲を全て友好国に囲まれてるから切迫感がなく、自らの負担軽減と顧客獲得しか考えてないんじゃないのか。
有事に間に合いそうもない夢の新型機よりたとえモンキーモデルでも間に合いそうないいのではないだろうか。
米国からF-47のモンキーモデルをロイヤルウイングマンとセットで導入したほうがいいと思う。
戦闘機開発の基盤が失われるって言うけど、衰退一直線の我が国では例え僅かな基盤を残してももはや戦闘機開発なんて夢のまた夢。
出来もしないことの基盤を残しても無駄だと思う。
現実を直視すべき。
まだ正式にドイツがGCAP参加表明したわけでもないですしFCASの件でフランスへの交渉材料の為のブラフの可能性もありますからね。
仮にドイツがGCAPに正式に参加したとしてその条件もわからない現状では騒いでもしょうがないのではと思います。
軍用機開発において遅延は当たり前なんでGCAPも最初からスケジュール通りにはいかないと思ってますが日本がどれくらいまで許容出来るかですね。
ただ日本においても選択肢がGCAPしかないのも事実なのでこの件本当に悩ましいですね。
まだ完成してないF-47がいつ日本が買えるかわからないですし、そもそもF-47をアメリカが日本に売るつもりならGCAPの開発なんて許さないでしょ。
欧州の側でGCAPがぐだると、日本の離脱して単独開発がワンチャン実現する可能性あるのでは?
その前に協議もあるし、日本にも離脱するデメリットがあるはずだからそうそうないと思うけど
並行開発で実質ソロ開発現在でもしてるし。
やめてくれよ…(絶望)
どうしてもやるなら遅れを出さないことが大前提。イギリスとイタリアがドイツを入れたいなら彼らのワークシェアを減らしてその分ドイツに分ければいい。日本に余計な要求だけはしないでほしい。揉めるなら最初から入れるべきでない。
まあドイツがどんな形でGCAP に関わりたいか具体的なことが何も出てない状態で「ドイツは入れたくない」何て言えるわけ無いわな
機体とエンジンの納期が確か29年3月
ということは初飛行は28年度中に行われる
なんで皆さん公開情報を無視するんだろ
今のところ遅延は確認されてないし
GCAPとF-3は同じ物とは限らんのよ
それが変わるかもしれないからみんな不安なんでしょ、交渉次第じゃ要件変更に伴い延期も十分ありうる、今のスケジュールじゃ日本しか納期間に合わないけどイギリスあたりがそれを面白く思ってる筈も無く
>機体とエンジンの納期が確か29年3月
それ公開情報なんです?
しかもその前に初飛行、ってことは「完成機」の納期なんですか?
普通「機体」と「エンジン」の納期が2029年なら初飛行はそれより後だと思うんだけど…
間に合うかは知らんが納期や納入場所は決まったうえで募集かかってるよね?
その他の装備や設備も
あと歴代国産機はメーカーで初飛行してから納入、テスト開始したと思うんだが
それは推測や報道であって「公開情報」ではないですね。
29年3月、という政府や防衛省の明確な公開情報があったんですかね?
防衛省の公的なステートメントは2030年初飛行、2035年配備で変わっていないと思いますよ。
日英伊共同開発の次期戦闘機、2030年をめどに初飛行実施へ 来年度防衛予算で開発費2066億円要求
ドイツちゃんはどうせ戦後に掌クルクルーって返すんだから
戦後にスホーイと共同開発でもやればいいと思うの
そういうウクライナの事しか考えないウクライナ信者的な考えはやめなさい、今だってNATOでもEUでもない様な国にいたりつくせりの対応してるのに、感謝の心を持てない様な輩はロシア以下やで
金払ってんだから対等なワークシェアをよこせなんていう拝金主義丸出しの態度じゃどこ行っても駄目だろ
相手をダッソーじゃなくてロッキードに置き換えたらドイツがどれだけ奇妙なことを言ってるのかがわかる
いくらドイツ産業界はダッソーを許さないなどとメディアプレーで息巻こうと、戦闘機開発能力はエアバスではなくダッソーにしかないし、エンジン開発能力はMTUではなくサフランにしかない
技術は金より重い
フランス政府とドイツ政府間(後にスペインが合流)で正式に合意されたワークシェア比率に一企業が「変更しろ」と言う方が筋が通ってないのでは? DassaultはドイツやAirbusではなくフランス政府に文句を言うのが筋であり、そもそも基盤技術がどれだけあっても金がなければ絵に餅で、技術は金より重いのではなく両方揃わなければ実現性は0です。
フランス国内からも「Dassaultの言い分は分からなくもないが、もし単独開発になったら誰がその金を出すんだ」と突っ込まれているぐらいです。技術は重要でもそれだけでマウントがとれるほど共同開発は簡単ではありませんよ。
私の勘違いだったら失礼しますが、FCASのワークシェア比率に関する国際合意ってただのMOUで、これから実際のワークシェア比率を決めるところで揉めてるのが一連の話ですよね?
向こうの記事を読んでいてもこの「33%」の解釈で独仏で割れてるのが諸問題の根源で、フランス側が部品単位で担当を分けてトータルでの公平と理解しているところ、ドイツ側は全てについて出資比率33%の合弁会社を作ってやれと言ってるから話が食い違っているように考えています
そもそもスペイン加入前はフランスの主張する通りの部品単位のシェア方式で機体担当のダッソーをベストプレイヤーとして合意していたわけで、それをスペインが加わって出資比率が6:4から1:1:1に変わったからと方式まで変更しろと無理な要求をしているのはドイツの側(特に元の計画ではダッソーのおこぼれを預かる立場だったエアバス)だと思いますが、それこそ筋が通らない話ではないかなと
結局ドイツはエアバスに金を引っ張りたいだけでFCAS計画の成果物のことなんて何も考えてないじゃないですか
計画の主導権がワークシェア比率=6対4で確保されていたのが1:1:1に変わったのではなく、最初からGeo returnの精神に基づくワークシェア比率(出資比率)は1対1、スペイン参加後も1対1対1、その中で「有人戦闘機開発計画の主導権をDassaultに認める」というもので、その証拠に有人戦闘機開発の主契約企業はDassaultになっています。つまり有人戦闘機開発をDassaultが主導してもいいが「ワークシェア比率は1:1:1」「ワークシェアの中身もDassaultが勝手に決めていいのではなくドイツとスペインの同意が必要」で、それに嫌気が差したDassaultが「主導権=議決権を出資比率でも確保したい」と言い出したのが始まりです。
ため息さんが根本的に勘違いしているのは計画の主導権がワークシェア比率で確保されていたが「1:1:1」になったという点です。
横からですみません。
2022年の合意ではpillarが決まってて、機体設計や技術に関してはダッソーが主導と確定していたかと思います。他のソフト・無人機方面で代わりにエアバスが握っています。
各分野ごとに33%原則を適応するという明文はない認識です。
主なPillarの大半をエアバスに譲った形ですから当時の合意すらダッソー折れたなという感覚でしたし、ドイツのこの要求は私は当初から合意を超えた要求と思っております。
さらに言えばもしこれを要求するなら、エアバス側もソフト側、つまりエアバスが誇るコパイロット制御やネットワーク連携というPillarの開発に、知的財産権までダッソーを引き入れるということになりますし。
>各分野ごとに33%原則を適応するという明文はない
対等な立場での開発は2019年の政治的合意に基づいています。
結局のところ「政治的合意」から「実現への実務合意」に落とし込む段階でDassaultが「これではやれない」と文句を言い出し、この文句は本来「ドイツと政治的合意を行ったフランス政府」に向けられるのであるはずなのに、フランス政府もドイツ政府も「Dassault(フランス産業)とAirbus(ドイツ産業)の対立」として積極関与してこなかったため、DassaultがAirbus(ドイツ)を過剰に攻撃して「やってられない」と感情的対立に発展して収拾がつかなくなっています。
Le Mondeも「もともとFCASは仏独協力の象徴として軍や企業のニーズを事前に分析することなく発表された計画、つまり政治主導の決定に過ぎなかったため、8年間の歳月と30億ユーロの支出を経ても産業界関係者がいがみ合っている」と報じており、事前に調整されなかった政治的合意が現在の問題の諸悪の根源です。
管理人が見る限りAirbusはタイフーンのような開発体制を、DassaultはF-35のような開発体制を望んでいるように感じます。
日本の小泉防衛大臣も質問されれば、多分似たような事を言うんじゃなかなぁ。友好国でGCAPの顧客になるかもしれないドイツを締め出す事ような発言はしないと思う。将来的に戦闘機を購入する国あったとして見返りにプログラムの参加を要求することは十分にあり得るわけで、プログラムの新規参加条件を協議するのは当たり前の事。イタリア国防相の話もあくまで一般論であってドイツだけを対象にした事ではないんじゃないか。
>UK, Italy and Japan continue to prioritise delivery of GCAP, while maintaining openness to expansion.
ですから仰る通り「英伊日は拡大にオープンな姿勢を維持しつつ『納期優先で』GCAPを進めていく」という定型文的回答だと思います。
しかもこれが
>The response came after Liberal Democrat MP James MacCleary asked whether recent discussions had taken place with German, Italian and Japanese counterparts regarding Germany potentially joining GCAP.
への回答なんだから「ドイツ参加の話はあったんですか?」に対して「GIGOの方針に変化はありません(これまで通り、門戸は開いているが納期優先)」ってだけなんですよね。
記事タイトルがタイトル詐欺。
>UK open to Germany joining future fighter project
F-35みたいな開発パートナーの区分はいるよねぇーとは
イタリア、イギリスがLV1でいいとして
邪推の域を出ないけど、2030年初飛行に間に合わせるにはイギリス製のエンジンは間に合わないから、エンジンが間に合うまで時間稼ぎを始めたのではないかと思う。(要は納期延長狙い)
議論するだけ無駄なので、納期が守れないなら最悪日本の独自開発しかないと思う。
板金さんとレスバする気はないんで
気に入らないなら流してちょ
気に入らないというか「29年度納品」ってのが普通に初耳だったので。
できたら「皆さんが無視してる公開情報」ってのを教えて欲しいなと。
もう面倒くさいなー
頭に血が上りすぎて拘りポイントすら間違えてるし
28年度ですの、記憶が正しければ
防衛装備庁
入札情報
あとはご自分でお探しになってね
混沌としてまいりました
サウジと同じようにドイツにも口出させなければ良いんだろ。まずは日本が先に先約入れてるんだから日本向けを前提とした基本仕様を作ってくれよ。日本の話にイギリス、イタリアはともかくドイツやサウジが介入してくる道理がどこにあるのか?逆にドイツやサウジの案件が後続するんなら、別に下手に日本は口も出さないし、妨害もしないから問題ないだろ。