田中大裕|Daisuke Tanaka

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田中大裕|Daisuke Tanaka
@diecoo1025
独立系アニメーション配給・上映、イベント企画・運営、執筆、講演など| 「新千歳空港国際アニメーション映画祭」()プログラムアドバイザー、コンペティション各部門選考委員| 「毎日映画コンクール」アニメーション部門(大藤信郎賞)選考委員|連絡は📧daisuke★tampen.jp / DMまで
Tokyo

田中大裕|Daisuke Tanaka’s posts

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「新千歳空港国際アニメーション映画祭」無事終了いたしました。受賞者のみなさま、おめでとうございます! また、ご来場くださったお客さま、審査員やゲストのみなさま、まことにありがとうございました。そして、小野チーフディレクターをはじめ運営事務局・スタッフのみなさま、お疲れさまでした!
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新千歳空港国際アニメーション映画祭
@airportanifes
第12回 新千歳空港国際アニメーション映画祭の授賞式・閉会式が終了しました! #newchitose2025
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発端となった専門家、きびしい監修でコミカライズの出版企画を凍結に追い込んだと、みずから語っていて最悪だ……。専門知識にプライドをもつのは結構だが、「監修」の仕事はみずからの理想を追求することではなく、制作に助力することのはず。率直にいって自身の職域をわきまえるべきであろう。
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田中大裕|Daisuke Tanaka
@diecoo1025
時代考証などの甘さを専門家が指摘するのはわかるし、だからこそ設定考証/監修を専門家に依頼する作品もあるわけだけれども、とはいえアニメーション制作にたいして「校閲」ってなんやねんというかんじで、提言するならアニメーション制作について最低限調べてからおこなうべきでは……?
時代考証などの甘さを専門家が指摘するのはわかるし、だからこそ設定考証/監修を専門家に依頼する作品もあるわけだけれども、とはいえアニメーション制作にたいして「校閲」ってなんやねんというかんじで、提言するならアニメーション制作について最低限調べてからおこなうべきでは……?
『ルックバック』について「これに感動できないのは努力したことないひと」みたいな感想をわざわざ口にするひと、ふつうに恥しらずすぎるでしょう……。ファンが傑作に泥をぬるとは、まさにこういうことか……。
RPs 海外の長編アニメーション制作者たちに話を聞くと、高畑勲監督の『ホーホケキョ となりの山田くん』『かぐや姫の物語』は、「短編アニメーションのスタイルで長編をつくりえる」と海外の短編アニメーション制作者たちを「啓発」し、長編に挑戦する背中を押したらしいことが推察されますね。
村上隆原案・細田守監督作品『SUPERFLAT MONOGRAM』のリマスター版が、ルイ・ヴィトン公式からアップされている……! キャラクターデザイン・作画監督をつとめる中鶴勝祥のあまりにもすばらしすぎる仕事ぶりにも注目してほしいです!
みなかみさんが「アニメ批評」におぼえる違和感よくわかる。われわれはアニメーションをみるとき、「物語」を直接読んでいるわけではない。映像言語の連なりのなかに「物語」をみいだす。ゆえに「文体」——すなわち画面の具体的な分析なくして批評しえないとおもうのだが……。
ちなみに、アニメーションにおける人物と背景のディテールや質感のギャップにかんしては、ソ連の記号学者ユーリー・ロトマンによるアニメーション美学の古典的テクスト「アニメーション映画の言語について」のなかで触れられている。
『ガルクラ』最終話でもっともすばらしかったとおもうのは、「フルタイムアーティスト主義」とでも形容すべき価値観をしりぞけた点だとおもう。日本は、音楽にかぎらず、フルタイムアーティストという幻影に——なぜか非つくり手ほど——囚われているきがしてならないので。雑語りかもしれないが。
「KAI-YOU」にて、『ガールズバンドクライ』の3DCG表現に着目したテキストを執筆しました。素朴なファーストインプレッションをひとまずテキスト化したもので、あまり分析的な内容ではないですが、どうかお手やわらかにお願いします。
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KAI-YOU(カイユウ)
@KAI_YOU_ed
【レビュー】3DCGアニメの新たな文体 『ガールズバンドクライ』にみる映像表現の特異性 kai-you.net/article/89511 イラスト的な見た目で、2Dアニメのような動き──新鮮な映像のポイントは表現の“かけ算”にありそうです。 #ガルクラ
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「中国は検閲があるゆえに、表現に多様性がない」というのはまったくの誤りで、なんでもかんでも検閲があるわけでもない。たとえばアニメーションにかぎれば、長編には検閲があるが、短編にはない。だから短編作家のなかには、体制批判的な作風で、国際的に高く評価されているアーティストもいる。
アルゼンチンの知るひとぞ知るアニメーションスタジオ・RUDO Co.による新作MV、あまりにもよすぎる……! ルックのうつくしさ、アニメーションのすばらしさもさることながら、なによりも断片的なストーリーテリング——オカルト、魔女、クィア——がいい!
いまや韓国を代表するアニメーション作家といっても過言ではないハン・ジウォンの新作長編『Lost in Starlight』が来月末にNetflixにて配信開始! 制作発表からずっとたのしみにしていたので待ちきれない……!
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Netflix
@netflix
From director Han Ji-won comes Lost in Starlight, an animated film about star-crossed lovers literally separated by the vast infinite space. Lost in Starlight premieres May 30.
The media could not be played.
世界最大のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コンペティションのラインアップが発表……! 日本作品からは、久野遥子&山下敦弘『化け猫あんずちゃん』、山田尚子『きみの色』、八鍬新之介『窓ぎわのトットちゃん』、百瀬義行『屋根裏のラジャー』がインコンペ!
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Annecy Festival
@annecyfestival
#FeatureFilms 🎞️ 🥁 It’s time to reveal the Feature Films in the #official #competition vying for the Cristal at the 2024 #annecyfestival 🤩 Get ready for a thrilling edition!
The media could not be played.
検閲なんてないほうがいいにきまっている。けれども、困難な状況のなかでも創作をあきらめないアーティストたちのおかげで、中国ではいまも多様なアニメーションが生まれている。だがそれは、映画祭などに足をはこばないかぎり、日本国内からはわからない。
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田中大裕|Daisuke Tanaka
@diecoo1025
「中国は検閲があるゆえに、表現に多様性がない」というのはまったくの誤りで、なんでもかんでも検閲があるわけでもない。たとえばアニメーションにかぎれば、長編には検閲があるが、短編にはない。だから短編作家のなかには、体制批判的な作風で、国際的に高く評価されているアーティストもいる。
そもそも「オタクカルチャー」全体の動向をほんとうに「コミケ」から抽出できるのか、わたしにはよくわからない。「アニメ」の産業規模とかをみるに、「「コミケ」って「オタクカルチャー」の中心でもなんでもないのでは?」とおもってしまうのですが、どうなんでしょうか?
東宝によるGKIDS買収で暗に浮き彫りになったのは、ヨーロッパ長編アニメーションの「コンテンツ力」の弱さでは……? ヨーロッパは、助成金制度を足場に健康的な制作環境を構築し、すぐれた芸術性を有する長編アニメーションを安定的に世に送りだしているいっぽう、観客の発掘にはつながっていない——
みんな、とりあえず「オルタナティブ」をやりたがりすぎだし、もとめすぎなんだとおもった。それぞれのしかたで「正統性」と正面から対峙すること。それを欠いた「オルタナティブ」は、ひどく空疎なものに感じられる。
「ロングショットの省略は手ぬき」という批判は一顧だにあたいしないとふつうにおもうけれども、いっぽうでそうした価値観は極端に少数派ともおもえない。芸術の巧拙というのはわかってとうぜんではないので、不特定多数に開かれるということは、そのレベルの鑑賞者も許容せざるをえないのだろう。
『アリスとテレスのまぼろし工場』をみた。雑な第一印象としては、シャマランではじまり、「セカイ系」を貫通して、『君たちはどう生きるか』のゆくえに漂着するような、観客がコンフォートゾーンにとどまることをゆるさない、とんでもない作品だった。
『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』あまりにもすばらしすぎた……。こんなの出崎統じゃん……。『あしたのジョー2』じゃん……。子どもころに母親につれられて体験した2001年ジャパンカップの感動が、ありありとよみがえった。すごすぎた……。
これ、いまのところ今年もっとも感動したアニメーテッドMVなのだけれども、ずいぶんまえに公開されていた。ピュアで、フラジャイルで、おどろくほどうつくしいアニメーション。キャラクター/アブストラクト、生命/非生命の境界を、たえず問いなおしているようにも感じさせる。
じっさい、ヨーロッパの長編アニメーションをみていると、映像のクオリティはすごいのだけれども、アートとして評価するには牧歌的すぎるし、かといって、エンターテイメントとして評価するには素朴すぎるという作品は少なくない。そういう作品もあっていいとおもうけれども、未来は感じられない……。
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田中大裕|Daisuke Tanaka
@diecoo1025
東宝によるGKIDS買収で暗に浮き彫りになったのは、ヨーロッパ長編アニメーションの「コンテンツ力」の弱さでは……? ヨーロッパは、助成金制度を足場に健康的な制作環境を構築し、すぐれた芸術性を有する長編アニメーションを安定的に世に送りだしているいっぽう、観客の発掘にはつながっていない——
RP 『スキップとローファー』のクオリティコントロールにかんするアニメ関係者の好評はしばしば耳目にはいるけれども、出合監督に話を聞くかぎり、監督自身が「Mライン」を手がけている以外は、極端にかわったことをしているかんじはなかったですね。しいていえば、全面的な3DCGレイアウトの導入?
「新千歳空港国際アニメーション映画祭2022」でも上映させていただいたElizabeth Hobbs『The Debutante』が無料公開されていた。自由奔放で、息をのむ美しさ。すばらしい大傑作です。ぜひ! 🔗
#鶏の墳丘』は、資金提供をいっさいうけることなく、あらゆる制作工程を監督の #シー・チェン がたったひとりで完遂。そのうえ、日本配給は100%わたし個人のもちだしによる自主配給なので、究極の「インディーアニメ」といっても過言ではないでしょう。
『天気の子』小栗旬と本田翼よかったですね。キャラクターというか声の質感が。とくに夏美は、専業声優だと「お姉さんキャラ」や「年上天然キャラ」のステレオタイプになってしまいそうなキャラクター造形だけれど、そこが本田翼の声で絶妙にズラされていた印象。
「アニメーション」はせいぜい100年ていどの蓄積しかなく、絵画、彫刻、音楽、建築などと比較すれば、いぜん「黎明期」と形容してかまわないていどの歴史しか有していないため、安定した「アニメーション」の範囲があきらかかのような前提は、個人的にはピンとこないのが正直なところだ。
「新千歳」の『葬送のフリーレン』トークでとくに印象深い発言のひとつは、岩澤ADがおっしゃっていた「『フリーレン』のアクションは、そこへいたるドラマあってこそのカタルシスなので、キャラクター造形や世界観とより調和するにはどうしたほうがいいかという観点のもと手をくわえている」という点。
独立系アニメーション作家たちによる伝説的コレクティブ「Late Night Work Club」の中心人物のひとりとして知るひとぞ知る存在であるケイレブ・ウッド。現在はインディーゲームを制作中で、公開されているフッテージは息をのむほどのうつくしさ。個人的に、とても期待しています。
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Club
@calebdwood
in the eye of the swarm #gamedev
『モノノ怪 唐傘』みてきた。あらゆる意味で、おどろくべき長編アニメーション……! 規範的な「映画の文法」をいっかんしてしりぞけ、この作品のためだけの独自の映像文体を創意工夫していて、ほんとうにすばらしかった。観客を信頼したストーリーテリングにも好感をおぼえる。大傑作!
『インディーアニメマーケットX!』初参加でしたが、オープンで、すごく熱気があって、とてもすてきなイベントでした! それから、これは強調しておきたいのですが、運営がほんとうにすばらしかったです。じぶんも映画祭に携わっている身なので、じつはもっとも感動したポイントかもしれない。
もっとも信頼のおける動画共有サービス・Vimeoが「Best Videos 2024」を発表。過去に「新千歳」で上映した『Sierra』と『A Crab in the Pool』も。ビデオゲームのNPCを媒介に資本主義の宿痾へと迫る『Hardly Working』は、「マシニマ」アートのつぎなる展開を拓いた大傑作。
数土直志さんのインタビュー。ここではロボットアニメが例にあがっているけれども、ようするにジャンルフィクションは欧米のアニメーション映画祭で適切に評価されていないという指摘。これには同意。ことしの「新千歳」でも、そのことへの回答を準備してる。ご期待ください。
『チェンソーマン レゼ篇』『ひゃくえむ。』ともに、あまりにもすばらしすぎた……。どちらも映像作品として高品質なのはもちろん、それだけではなく、もっともふさわしいかたちで原作を「翻案」するために、映像の「文体」を創意工夫しているように感じられ、それがなによりもすばらしかった……。