TIPS: ballad.(バラード)
資料室です。
時系列は全部バラバラ。
上手く組み立ててみてください。
映像はありませんのでご了承ください。
TIPS【中村健人】
(キーボードを叩く音)
中村健人(なかむらけんと)
男性 O型 25歳 独身
某大手企業 システム管理課 勤務
営業活動はできないと面接段階での相談有。
仕事としての評価は良。
会社内における人間関係にトラブル無し。
社長「え、そんな社員うちにいたかな?」
部長「課長からは特に話は聞いてないな」
課長「手はかからないけど、人として、なんていうかなー面白さが足りない。まあ仕事だけの関係だね。」
山田(事件性に関係ないため削除)
三木田「あれ、その日の事件当日 中村さんは検品作業で2時に会社から出ましたよ。僕も関わってましたから。僕が証言です。」
第三者から星野悠星の事件と繋がりはない。
中村健人の証言によると、中学生の頃から星野は周りからやっかみがあったとのこと。現在調査中。
(キーボードを叩く音が止む。)
TIPS【星野悠星】
(キーボードを叩く音)
星野悠星(ほしのゆうせい)
男性 A型 25歳 独身
山本組に所属。
17歳時、麻薬所持の疑いがかかられていた経歴があり。
体内から薬物はなし。症状もなし。
少年院の経歴もなし。
山本組との血縁関係は無し。
遺体の引き取り手は無し。
交友関係:不明。
家族関係:両親は健在だが高校生に上がる頃にはまったく血の関わりのない山本組の長に引き取られている。
(鉄製の扉がためらいがちに開く音)
(キーボードを叩く音が止む。)
「ん、どうした神田。」
「坂本警部。星野の自宅から事件性がないか調べてみましたが、少し気になるものを見つけました。」
「アルバムか」
「中学生時代の物と思われます。」
(紙をおもむろにめくる音)
「学校関係者が関わりがあるか?」
「そこじゃないです。」
(紙を数枚めくる音)「ん?」
「健人と仲直りする…って
なんだこのメモ書き。」
「…中村健人。」
「調べてみますか?」「一応な。」
(鉄製の扉が勢いよく開く音)
「二人ともーカツ丼買ってきやしたよー!ったくもージャンケンで負けたとはいえ酷いっすよー!外みぞれっすよー!」
「ありがとう木ノ内。」
「ありがとうございます。」
(割り箸が割れる音)
TIPS【新宿〇丁目路地裏刺殺事件】
(キーボードを叩く音)
監視カメラの映像により断定。
事件発生日 12月×日(×曜日)
事件発生時間 深夜1時49分。
監視カメラは星野が終電の時間に〇田急線の電車から降りて、新宿駅〇方面の改札口から慌てて出ていくとこを捉えているが、その星野の姿を走って追いかける人物は見当たらず。映像から容疑者の特定は不可。
星野の死亡周りの監視カメラからの映像や、実際の殺害現場の映像から、容疑者は集団だが、みな黒い帽子の上に黒いパーカーを着ているため、顔が不明。
星野は心臓をふた突き刺されて死亡した模様。
狂気は刃物。頭部に鈍器による痣が複数あり、星野は初めに後頭部を棍棒で何度も殴られて、意識朦朧になった瞬間に刺されている。
駐在警官がパトロール時に星野を発見。既に死亡していたとのこと。ほぼ即死。
現在調査は続いている。
(キーボードを叩く音が止む。)
TIPS【ヤクザ絡み?】
(刑事と警部の会話)
「やっぱ山本組と郷田組の因縁ですかね?」
一瞬の間。短く「かもな」という声。
「それでも被害者の方は特別山本組で問題起こしてる印象はない。見かけたことはなかったんだがな。あいつらのイザコザは必ず犯人は捕まえてきたし。」「そうですねえ」
沈黙。「神田はどう考える?」
んー。「殺され方に身内の線が薄すぎ…最近はそれを狙った計画的犯行の事件もありましたけど、証言してくれた中村さん…でしたっけ?中学生時代のいざこざが今も続いている可能性も考えています。んー正直、他にもヤマ抱えすぎてて、たかだかチンピラが死んだだことですからね。ヤクザ絡みだと断定したい気持ちはありますけど、次の日大雪だったでしょう?初動でつまづいたから、めちゃくちゃうるさく言われましたよ。」ため息。
「最近たるんでるな。しっかりやれ。」
「坂本警部~~」「抱きつくな!」
TIPS【山田と三木田】
とある居酒屋音声。客のにぎやかな話声。
皿が軽く当たる音。何かを焼いてる音。
「山田さんはもうちょっと人の気持ちを考えた方がいいですよ。」
「努力はしてるけど」
「そりゃ僕は山田さんの努力は見てきたし、わかっていますけど、他の人からしたら山田さんが頑張っているとこなんて、山田さんを興味が無い限りはわからないわけですから。」
「俺が気になるから近寄るのはダメって言うんか?」「ダメとは言ってませんよ。やり方を変えるべきだと言ってるんです。その言われてもいない言葉を生み出すのはやめてください。」お酒を飲む音。一気飲みの長さ的にジョッキ。
「難しいって」
「人を傷つけるのは不本意なんでしょ?」
そりゃまあ…と山田が呟く。
「山田さんの言動一つ一つに意味があっても、意味をきちんと伝えられないのに行動するから、事務の中田さん。話しかけてくれなくなったんですよ。」
唸る山田。
「三木田ってきびしい。」
「でも、僕には頑張ってくれた。」
「だから、僕は山田さんを理解できるんです。ただそれだけですから。」
「うるせー」
溜め。
「中村さんと仲良くなりたいなら、僕と同じようにちゃんと気持ちを話すんです。」
スタートラインはそこから生まれる~~。三木田のにぎやかな声を山田が慌てて止めようとしている。
TIPS完
本編に続く。


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