粗品の初審査員を振り返ろう
粗品審査員キター!!!
いやー、ついにこの時が来ましたねぇ。将来的には絶対審査員をして欲しいと思ってたのでめちゃくちゃ嬉しかった。
この粗品審査員就任がきっかけで、自分は今回初めてytv漫才新人賞決定戦を視聴した。ネタの感想としては、面白かったけどM-1決勝とかのレベルに達している漫才はなかったかな。正直、以前からそのイメージを持っていたことがこれまでytvを見たことない理由の一つではあった。
今回のnoteで書いていくのは、ytvでの粗品の審査についてである。
審査員粗品の審査を振り返ろう
まずは、粗品の採点。
※カッコ内は実際の順位
FIRST ROUND
1 フースーヤ 86点(1位)
2 翠星チークダンス 85点(2位)
2 ぐろう 85点(4位)
4 タチマチ 81点(3位)
5 マーティー 79点(7位)
6 マーメイド 78点(5位)
7 オーパスツー 77点(6位)
平均点 81.6点
点差 9点
次に、粗品の点数を除いた場合の結果と、各審査員の平均点と点差。
※カッコ内は実際の順位。
粗品以外の結果
FIRST ROUND
1 フースーヤ 370点(1位)
1 タチマチ 370点(3位)
3 翠星チークダンス 366点(2位)
4 ぐろう 365点(4位)
5 マーメイド 364点(5位)
6 オーパスツー 362点(6位)
7 マーティー 359点(7位)
各審査員の平均点及び点差
リンゴ
平均点 91.9点
点差 4点
久馬
平均点 90.6点
点差 5点
ザコシ
平均点 91.4点
点差 4点
岩尾
平均点 91.3点
点差 3点
データ面での振り返り
最高評価はフースーヤ。粗品以外の結果を踏まえた上での相対評価で言えば、翠星チークダンスとぐろうは高評価気味の一方、タチマチは低評価気味。下位ではマーティーが高評価気味でマーメイドが低評価気味だった。
粗品1人で結果が大きく変わったのは、2位の翠星チークダンスと3位のタチマチ。こうしてみると粗品によってタチマチは割りを食ってしまったと言える。
しかし、これは粗品の名誉のためにも言っておくが、粗品とは逆にリンゴはタチマチを翠星チークダンスよりも4点高く採点していた。つまり、粗品とリンゴが相殺し合うという、往年の恵美ちゃん志らく状態が出来上がったことで事なきを得ている。(同点の末の決戦投票で唯一2組を同点評価していたザコシが翠星チークダンスに入れたので完全なる恨みっこ無し)
平均点と点差については非常に厳しい審査。
まず平均点は他の審査員に比べ、9~10点ほど低かった。これに関しては、ytv内のみでは無く、M-1等他の賞レースを含めた上での採点をしていたことが要因と思われる。それを踏まえると、個人的には低い点をつけたとは思わず、むしろ妥当であるように感じる。
次に点差に関してだが、正直、今年の他の審査員と比べると差をつけすぎである。ただぁ!他の審査員は去年もytv審査してたけど、去年は6~7点の点差つけてたなぁ!
となると、粗品が差をつけすぎというよりも、今年は他の審査員が差をつけなさすぎである。後、ギリギリ1桁で収まっているのも印象としては点差つけすぎとはならない1つの要因。10組いるM-1やKOCと違い、審査員5名出場者7組のytvで2桁は流石に数字面で影響を及ぼしすぎになってしまう。
結論としては、マジでちゃんとした審査。非のつけどころはほとんどなかった。(基本的に数字面での非はよっぽどじゃなければどの賞レースでも無いが。)
コメントや存在面での振り返り
結論から書くと、他の賞レースでもなかなかいないレベルで素晴らしかった。
まずは審査コメント。個別具体的なコメントは省略するが、良くない点をはっきり言った上で、漫才師としての経験からなる、プロとしての改善策を提示していたのが印象的。審査員内で唯一全組にコメントを振られたのも納得。
これは余談だが、審査コメントは昨年の27時間内でのハモネプハイスクールでも高く評価されていたが、それ以前に新しいカギ内の企画で、学校の先生と漫才を披露する企画が存在した。その企画内で審査委員長を務めていた際の審査コメントが企画の域を超え、賞レースでも通用するレベルだった。(そもそも審査委員長になったのもその企画で3連覇したからである)この漫才審査員粗品のきっかけを作ったことは、新しいカギの大きな功績と言えるだろう。
そして存在面。オープニングで言及されていたが、例年よりも緊張感が増していた時点で粗品の存在感が伺える。賞レースの主役はあくまでも出場者。それは粗品も十二分に理解しているだろうが、優勝したフースーヤを含めて誰よりも会場を支配していたのは他ならぬ粗品。(これに関しては粗品は全く悪くない)正直、粗品が審査員をするという理由でytvを視聴した自分みたいな人間が多数いることが、粗品の存在感を表す何よりの証拠。
正直、昨年のM-1・KOCの新審査員達で、今回の粗品のような注目度が高まっていた審査員がいたかと言われたらいなかった。中でも、KOCじろうとM-1若林は賞レース初審査員だったが、若林でギリギリその空気があったぐらい。世間的には、逆に松本人志不在でどうなるのかという側面での注目度が高かったように思える。しかしながら、粗品の注目度が高かったように感じられる要因の一つにM-1・KOCに比べると、ytvという大会自体の強度が弱い面は否めないが。
総括
今回の粗品の審査は多くの反響を呼ぶ結果となった。今回は最高評価組と全体順位一位が同じ組だったが、全体順位では2本目に残れなくても最高評価をされた嬉しさがある審査員になりそうな予感がする。それを数多くの出場者から思われるのは、松本人志レベルの偉業。
そして、今回の審査を受けて、他の賞レースでも審査員の待望論が出ているが、個人的には漫才とピン芸の審査のみに留めておいた方が良いと感じた。今回の採点や審査コメントは実績があるからこそ許されている側面もあると感じたからである。だから、今後M-1、R-1の審査員を務めることに関しては是非ともやって欲しい思うが、(R-1に関しては審査員よりも司会を選んだらしいが)複数人コントも審査対象となるABCの審査員はどうかなと思う。ただぁ!ABCも優勝してるから審査員になっても異論がないなぁ!いや、マジで26歳までにABCytvM-1取った上でピンでもR-1取った粗品って凄いっすよ。
粗品は凄い芸人!面白い芸人!以上!



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