ポケモン廃人、知らん地方に転移した。【完結】   作:タク@DMP

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第84話:砂のようにマズい敗北の味

 シュウメイと名乗った青年の恰好は胡散臭さに溢れているが、アルカに話しかけるその口調は優しい。

 一目でアルカは、彼が少なくとも悪い人間ではないことが分かった。恰好は本当に怪しさに溢れているのであるが。

 

「ボクもナカヌチャンも危なかった……助かったよ」

「礼には及ばないでござる。我はリアル忍者を探していた途中にたまたま通りがかっただけのこと」

「そうなんだ……えーと、一応聞くんだけど、おやしろの人じゃないんだよね?」

「さっきも言ったでござろう。我は只の観光客でござるよ」

 

(ええ……本当に……?)

 

「カヌヌヌ!」

「良かったぁ……ごめんね、ボクの所為で……怖かったよね」

「カヌヌヌ……」

 

 ナカヌチャンを抱き上げる。

 見た所、目立った外傷は無いようだったので、アルカは嘆息した。

 

「うんうん、無事で良かったでござるよ。ナカヌチャンのハンマーの素材を探していたのでござるか?」

「分かるの? 結構これが大変でね……でも仕方ないんだ。捕まえた時には、使ってたハンマーが、他のポケモンに食べられちゃって。ボクが作ってあげなきゃ」

「ナカヌチャンは職人気質のパーソナリティ故、大変な思いをするトレーナーも多いと聞く。しかし、何かを作り、生み出す苦しみ……我には少し分かる気がするのでござる」

「苦しみ……楽しいことだけじゃないよね、何かを作るのって。ポケモンも同じなんだなあ」

 

 ハンマーが出来ずにヤキモキしていたナカヌチャンの姿をアルカは思い出す。とても辛く、苦しそうな顔をしていた。それは必ずしも、ハンマーが生きていく上で必要なモノだから、という理由だけではない。ハンマーを作ることは彼女達の種族にとって誇りであり、自己表現の手段なのだ。

 

「そも、創作とは納得のいくものが出来るとは必ずしも限らない……つい最近も友人の一人が、新しい絵画作品に挑戦し、思ったようなものがなかなか描けずに暴れそうになっていたでござるよ」

「暴れかけたんだ……」

「炎のように熱いハートの持ち主故。物事にかける情熱も人一倍でござる。人間、上達し出した頃に壁にぶち当たるモノでござるよ」

「……そんなに苦しいのに、何で挑み続けるんだろう。妥協しないんだろう、って聞くのはきっと……ヤボってもんだよね。ボクも気持ち分かるから」

「うむ、孤独で茨の道。生みの苦しみは他の誰にも分からないのでござる。しかし、そう言う意味では我は恵まれたでござる」

「恵まれた?」

 

 彼女の問に、忍者少年は頷いた。

 

「たとえ苦しみの中身が分からなかったとしても……我が苦しい時に、嬉しい時に、それを分かち合える……宝物のような仲間がいるでござるからな」

「っ……宝物のような仲間、か」

「彼らが居るだけで支えになっているでござるからな──これしき平気だと思えるのでござるよ」

「……ありがと。もう少し、仲間にも相談してみるよ。ナカヌチャンの事。迷惑だと思って、ボク一人でやろうと思ってたんだよね」

「気負い過ぎる必要はナッシング、でござる!」

 

 アルカは、自分のポケモンの事とは言え一人で突っ走り過ぎていたことに気付いた。廃棄物置き場にすらポケモンは湧く。一人では危ないことが、この地方ではあまりにも多すぎる。

 

 

 

「何やってるのシュウメイ殿! もう町に戻らないと、次の便に間に合わないよ! 置いてかれちゃうよ!」

 

 

 

 その時だった。

 モトトカゲに乗った背丈の低い少年が瓦礫置き場の下から叫んでいた。

 どうやらこの忍者コスプレ少年と友人らしい。

 

「し、しかし! まだ、我はリアル忍者を見つけていないでござる! 折角リアル忍者の里・クワゾメに来たというのに……!」

「早く! カントーには忍者のジムリーダーが居るんだから、そっちに会いにいけばいいでしょぉ!?」

「はぁ、我ながらスケジュールがタイト過ぎたでござる……すまない!! ばたばたとしてしまっていて」

「いやこっちこそ! 助けてくれて本当にありがとうだよ!」

「……健闘を祈るでござるよ」

 

 そう言うと、シュウメイと呼ばれた青年は手と身体で星を描くようなポーズを取った。

 

 

 

「これにて失敬──おつかれさまでスター!」

「おつかれさまでスター?」

 

 

 

 そのへんてこな挨拶をした後、彼は友人らしき少年のモトトカゲにタンデムしてもらうのが見えた。「ちょっとシュウメイ殿、その挨拶絶対現地の人には伝わらないよ!」「何、セイジ先生も言葉にして伝える事が大事って言ってたでござる! いずれ全世界にて流行るでござるよ!」「流行らせるつもりなの!?」と彼らは言い合いながら、どたばたとライドギアを握り、そのままクワゾメタウンへとモトトカゲが走っていくのが見える。

 嵐のように去っていった彼らを、眺めながらアルカは嘆息した。

 

 

 

「……苦しいことも、嬉しいこと、分かち合えるのが……仲間、か」

 

 

 

 そう言ってふと、横を見たその時だった。

 カーン、カーン、カーン……と何かを打ち付けるような音が聞こえてくる。

 見るとナカヌチャンの手には、鉄製の棍棒のようなものが握られていた。

 

「あっ、ナカヌチャン! 気に入った素材があったの!?」

「カヌヌ!」

「良かったぁ……ん? でもコレ、ちょっとガソリン臭いような──」

「カヌ?」

 

 そして、棍棒の形状を見て、アルカは全てを察した。素材の剥ぎ取りが行われたのである。

 

「……ボクは何も見なかった! ヨシ!」

 

 シュウメイのブロロロームに被害がなかっただけマシかもしれない。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「よし、あやしいひかりで混乱したッ!!」

 

 

 

 オドシシに跨るメグルは、バサギリと共にヨイノマガンに接近していく。

 ヘイシャリがオオワザで倒れてしまったため、飛行タイプに打点のあるバサギリ、そして補助技で相手を弱体化させることが出来るオドシシで攻め立てる。

 

「バサギリ、”がんせきアックス”!! あいつの身体によじ登れ!!」

 

 バサギリが一気にヨイノマガンの身体を走り、駆け上っていく。

 そして、巨体の付け根にあるシールの1枚を”がんせきアックス”で引き剥がす。

 これで残るは2枚。しかし、ヨイノマガンも己の身体に異物があることが気に食わないのか、すぐさま羽ばたき始める。

 最初こそ身体に斧を突き刺すことで耐えていたバサギリだったが、そのまま吹き飛ばされてしまう。

 

【ヨイノマガンの パワージェム!!】

 

 そして、空中に巻き上がったバサギリを魔眼が捉えた。

 空中に浮かび上がった宝石にレーザービームを反射させて威力を増幅。

 バサギリを撃ち貫き、更に宝石もぶつけて地面へと叩き落とす。

 更にオドシシの身体も固められてしまい、そのまま脳へ直接念動力を叩きこまれ、気絶してしまう。

 

「両方共、一発でやられた……!!」

「効果は抜群、でござるな」

 

(ダメだ、ダメージを与えても怯む様子が無い上に、こっちは技の一撃一撃が致命傷クラス……明らかにレベルが足りてない……でも、可能性があるとするなら……!)

 

「──まだ残っているでござろう? オーライズとやら。使うなら使ってみせるでござる」

 

(先に言われた……悟られてる……!!)

 

 メグルはやむを得ず、オージュエルに触れる。そして、ニンフィアとアブソルの2匹を繰り出した。

 

「……アブソル!! ニンフィア!!」

「ふぃるふぃーあ!!」

「ふるるーる!!」

 

 残るは、エース格の2匹。

 そして錆びた刀はアブソルの背に括りつけられている。

 しかし、そのアブソルも流石に未来予知でヨイノマガンの脅威を悟ったのか身震いし、じり、と引き下がる。

 だが、追い詰められているメグルはそれに気付いていない。オオワザならば、”たそがれのざんこう”を跳ね返せると考えているのだ。

 メグルはそれに賭け、オージュエルを指でなぞった。

 

「ギガオーライズだ! オオワザで堕とすぞ!」

「ッ……! ふ、ふるるーる!」

 

 オージュエルと錆びた刀が反応する。

 刀がオーラとなって、その身体に纏わりつき、アブソルの身体と一体化した。

 更に、最初っから彼女の周囲には五本の刀が舞っている。

 

「ニンフィア! ハイパーボイスで砂嵐をブッ飛ばせ!」

「ふぃるふぃー!!」

 

 こいつと組むのは気に食わないけど、とアブソルを流し見したニンフィアは大声量と衝撃波で砂嵐を一瞬、掻き消す。

 

「ケェェェーレェェェースゥゥゥーッ!!」

 

 戦友・アケノヤイバに酷似した姿が、ヨイノマガンにもはっきりと見えたのだろう。

 滾る戦意を表すように、その魔眼が妖しく輝いた。

 

 

 

【アブソルの──しん・あかつきのごけん!!】

【ヨイノマガンの──たそがれのざんこう!!】

 

 

 

 特大の極太ビームが空から一気に撃ち下ろされる。

 それを防ぐようにして、五本の刀が正面から受け止めた。

 オオワザとオオワザによる競り合いが始まる。

 しかし、次第に刀は押されていく──

 

(くそっ、こんな所で負けてたら……俺はアルカを守ることなんて……!)

 

「──気持ちが急いているでござるな、メグル殿。オオワザは只ぶつければ良いものではござらん」

「なっ、ウソだろ!? 完全に押し込まれてる……!?」

「……気持ちだけが先行する者に、この試練は突破出来ないでござるよ。この4つ目の試練で多くのトレーナーが脱落する……自分が例外だとは努々思わぬことでござるな、メグル殿」

 

 刀が全て、まとめて砕け散る。

 そして、極光がアブソルとニンフィアを包み込んだ──

 

 

 

 ※※※

 

 

 

 ──その日の夕方。

 

「たっだいまー……あ、えーと、試練……」

「……」

 

 布団に突っ伏すメグルで、アルカは全てを察した。

 勇ましく試練に挑んだ結果、殆どヨイノマガンには有効打を与えられないまま、彼は敗北を喫したのだった。

 それも、あれだけ「アルカを守る!」と意気込んだ後だったので、その落胆ぶりは想像するに難くない。

 

「ギガオーライズ含めて持ってる手段全部ブチ砕かれたんス。優しくしてあげねーとダメッスよ」

「俺は……弱い……」

「すっごい落ち込んでる……」

「待った!! 今そこにアルカ居るのか!?」

 

 起き上がったメグルは時間差でアルカの帰宅に気付いたようだった。彼女の傍に立つナカヌチャンの手には、金槌が握られていた。

 

「ッ……わ、わりぃ。不甲斐ないところ見せた」

「何言ってるんですか。今更ボク達の仲じゃないですか」

「でも俺……正直、調子に乗ってた。これじゃあ、お前を守るどころじゃないよな」

「おにーさん……それは違いますよ」

 

 ぴしゃり、とアルカは言った。

 

「ボクは、おにーさんだけに背負ってほしくないんです。ボクの苦しみを貴方が背負ったように、ボクも貴方の苦しみを背負ってあげたい」

「……アルカ」

「おにーさんからは頼りないかもだけど……ボク達、仲間じゃないですか! だよね、ノオト!」

「そうッス。此処で負ける人は多いッスから。次の挑戦までに、手持ちを鍛え直しておけば良いんスよ。それに、あんたの手持ちはやる気みてーッスよ」

 

 ぽんぽんぽん、と音を立ててボールから勝手に手持ち達が飛び出して来る。

 ニンフィア、アブソル、バサギリ、オドシシだ。そして、シャリタツがヘイラッシャの入ったボールを両手で持ち「スシー」と鳴く。

 いつもは負けると不機嫌になるバサギリも、今回は今までの比ではない圧倒的な実力を見せつけられた後だからかしおらしくしていた。

 自分の敗北で主人が落ち込んでいることを悟り、何時になく心配しているようなアブソルは、くぅぅん、と申し訳なさそうな声を上げてメグルに寄りかかる。

 

「……すまんアブソル。勝てそうにないの分かってたんだよな。俺だって分かってたよ。だけど……諦めきれなかった」

「ふるる……」

「ふぃーっ!!」

 

 甲高くニンフィアが鳴いた。

 ぎり、とメグルの事を睨んでいる。「なに、しょっぱい空気にしてんのよ」と言わんばかりに。

 

「ニンフィア……」

「あんたのお姫様は、あんたが一回の負けでウジウジしてんのが気に食わねえみてーッスよ」

「……そうだな。悪かった、ニンフィア」

 

 そう言うと、ニンフィアはもう一度リボンでぺちん、とメグルの頭を軽く叩く。

 

「……ふぃるきゅー」

「……ああ。次の戦いに向けて考えないと」

「勝ちの目はあるんスか?」

「オドシシとバサギリ主体で攻める事自体は間違ってなかったんだ。あいつの戦い方は範囲攻撃がメイン。だから、機動力の高いポケモンで攻めた方が効果的だ」

 

 メグルはオドシシに目を向ける。忠臣はこくり、と頷いた。

 今回、まともにヨイノマガンに有効打を与える事が出来たのはバサギリ、そしてオドシシの組み合わせだけだ。

 強敵相手には補助技で崩すというセオリーは間違っていないのだろう。

 

「……相手がエスパー技を使う以上、コイツが進化しないことには始まらない気がする」

「でも、アヤシシの進化は今に至るまではっきりと条件が分かってませんよ?」

「そうなんだよな……それに、全体的に手持ちを鍛えるのも重要だ。今回ので分かったけど、ヨイノマガンは間違いなく手持ち6匹全員突っ込まなきゃ勝てない相手だ」

 

 今まで巨大な相手には、必ず援護してくれる味方や、明確な弱点があった。

 しかし、ヨイノマガンとの試練ではメグルは自分の手持ちだけで戦わなければならない。

 そもそも今のレベルでは、ヨイノマガンとの一騎打ちに勝つことは出来ない。

 

「ノオトは、こうなる事……分かってたのか?」

「正直分かってたッス。3つ目の試練と4つ目の試練の難易度にはそれだけ大きな隔たりがあるんスよ。4つ目と5つ目の難易度は変わらないから、本当なら”なるかみのおやしろ”の試練を先に受けろって言いたいッス」

「……ダメだ。なるかみのおやしろは最後に受けるって決めてるんだ」

「そう言うと思ったッスよ。オレっちも、こんなところで諦めるメグルさんは見たくねーッス」

「ああ。となると鍛えないとな。旅館でぬくぬくしてる場合じゃねえよ」

「ボクも付き合います!」

 

 アルカがメグルの手を取り、握り締める。いきなりの行動にメグルは赤面した。

 

「なっ……いや、でも、これは俺の試練だし」

「言ったはずです! 少しでも、おにーさんの力になりたいんです」

「他の挑戦者だって、誰かの力を借りて試練の準備をするモンッスよ」

 

 

 

「あのぅ……良いでしょうか……?」

 

 

 

 声がして、3人は振り向く。扉から、ゴマノハがそうっとこちらを覗いていた。

 

「……ゴマノハちゃん、だっけ?」

「え、えーと、あの、キャプテン・キリからお話があるので……玄関に来てほしいのでござる……」

「キャプテンから?」

「はっ、はい……そ、それと……えーと……ごめんなさいいいいいいいいいい!!」

 

 脱兎の如く、ゴマノハはその場から逃げてしまう。扉を開けると、もう彼女の姿は無かった。

 3人は何のことやら、と肩をすくめ、言われるがままに向かうのだった。

 

 

 

 ※※※

 

 

 

「この場所は流島。流刑地として知られる過酷な環境の島だ」

 

(隠岐の島じゃん)

 

 

 

 玄関で忍者に地図を見せられ、メグルはげんなりした。隠岐はメグルも知っている最も知名度の高い流刑地だ。地理的にも鳥取県から近い。

 ただし、環境は隠岐とは比べ物にならないくらい過酷なのだという。

 

「何? 俺達島流しに遭うの? 試練に失敗したから?」

「否、キャプテン・キリはそこでの修行を勧めている。……そうだな?」

「はぃぃ……そ、そう言ってたでござるよ……」

 

 壁の影にゴマノハが隠れてうんうんと頷いている。それを見て、忍者は呆れたように肩を竦めた。

 

「流れ島……確かにあそこなら修行になるッスね。デカいポケモンが沢山いる無人島ッスよ。……まあちとハード過ぎる所ッスけど」

「デカいポケモンか……今の俺達に必要なのはぬるま湯じゃない。丁度良い機会じゃねえか」

「サバイバルなら慣れてますからね!」

「舐めて貰っては困る。大抵の挑戦者は此処での修行に音を上げて脱落するのだ」

「そ、そうでござるな……拙者も一度、修行に行ったけど、二度と行きたくないでござるな……」

「安心せよ、彼女も同行する」

「待って待って待って!! 何で拙者もぉ!?」

 

 突然自分に降りかかった災難に、ゴマノハは激しく狼狽した。

 忍者は首を大きく横に振り、無情にも告げる。

 

「ええい、いい加減その内気過ぎる性根を鍛え直せ! 皆心配しておったぞ! 貴方も忍者なのだぞ! 先代がその体たらくを見たら何と言うか!」

「ふぇ、ふぇええ……ひ、ひどいでござる、人でなしでござる、これが本当の島流しでござる……」

 

 泣きそうな顔で──いや、もう泣いていた。忍者の修行をしている者であっても、流島での修行は過酷に感じるらしい。

 

「しかし、見返りも大きい。流島ではメガストーンが見つかる事があるからな」

「メガストーンが!?」

 

 メグルよりも先にアルカが反応した。この女、珍しい石には目が無いのである。

 

「そうッス。キャプテンも一度は流島で修行し、メガストーンを自分の手で見つけるんスよ」

 

 以前、ヒメノも此処で一週間籠り、ジュペッタナイトを手にしたのだという。

 

「サイゴクのメガシンカの根源みたいな場所なんだね……! じゃあ、ボクとノオトも同行しても良いんだよね? ボクも丁度、手持ちを鍛えたかったんだ!」

「うむ。人数は問わん。誰から脱落するか……楽しみにしておく、とキャプテン・キリは言っていた」

「ふぇえ……そんなことは言ってないでござるよ……」

 

 涙目でゴマノハは震えていた。可哀想だったが、止める者は誰も居なかった。

 

「なんつーか……ドンマイッス!!」

「一緒にメガストーン探す人が増えて、ボクは嬉しいよ!」

「……俺は止められる立場じゃねーからな……そうと決まれば、荷を引き払う準備だ!」

「ふぃー♪」

「えっ、皆マジで言ってるでござるか!? ええ!? 引率がんばれ!? そ、そんなぁ……」

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