【無料記事:お悩み回答】40代の先輩が部下になることになった
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ずんずんさん、こんにちは。メンシプ会員です。
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40代のめんどくさい後輩に関する質問が他人事に思えず…。同じ職場の先輩にどう対応していくべきかご相談させてください。
私は1年半前から現職で課長補佐クラスとして働いています。同じ業種ですが、全く異なる業界からの転職で、自社・業界知識や社内ネットワークなど足りないものの、上司(私を採用してくれた)や同僚に恵まれ、新たなことに挑戦し学びを得られる充実した日々を送っています。
ご相談したい先輩は、新卒プロパーで、課の在籍歴も9年とメンバー内最長、私と同い年の40代です。上司から直接言われたわけではないですが、おそらく上司は彼女と私で課長職に向けて切磋琢磨させたかったのでは…?と思うのですが、彼女が昇格試験に落ちてしまいました。
現時点でも上司からメンバー育成を任されているため、仕事に対する指摘や修正依頼をするのですが、自分の意見を譲らずスルーされることがあります。報連相の不足、仕事の抱え込み、納期の遅れ、機嫌の悪さが態度に出てしまうなど、管理職に上げるにはもう少し改善点があるのではと感じています。私に対しての対抗心からか、課MTGでマウンティング?のような発言も多く、同僚から半分心配、半分おもしろがられています…苦笑
しかし、上司に対してはロイヤリティが高く対応も早いので、上司は早く管理職に上げてあげたいと思っているようです。
来年1月から、上司が兼任していた課長職を私が引き継ぐことになりました。彼女が正式に部下になることになり、上司から昇格試験に向けた対策を依頼されています。
今の関係性では育成もうまく進まないのでは…と思っていますが、立場的に距離を置くわけにもいかないため、先輩とどのように関係性を再構築し、働いていけばいいかアドバイスいただけないでしょうか?
40代のめんどくさい後輩の記事はこちらの記事ですね!
私のメンシプは世にも珍しい40代の育成記事が多いような気がしますが…それはおいておいて…相談者さんの後輩は
ご相談したい先輩は、新卒プロパーで、課の在籍歴も9年とメンバー内最長、私と同い年の40代です。
ということで、これは姫ですね。
何言ってるんだって感じなのですが、時々、大きな会社というものは
プロパーの姫
という者が存在するのです。
姫は姫であるがゆえに、20代でも30代でも、40代でも姫なのです…。
プロパーの姫とは、新卒から蝶よ花よとかわいがられ、将来の管理職候補として育てられるわけです。しかし、この姫は、
上司から直接言われたわけではないですが、おそらく上司は彼女と私で課長職に向けて切磋琢磨させたかったのでは…?と思うのですが
やや慢心気味だったのか、じいや(じいや?)である上司からはっぱをかけられたのにも関わらず
彼女が昇格試験に落ちてしまいました。
ということで、これには、じいやもガッカリかと思います。しかし、じいやは姫を見限らない。
上司に対してはロイヤリティが高く対応も早いので、上司は早く管理職に上げてあげたいと思っているようです。
多分、社内の中にも姫のファンは多いんでしょうね。20代の頃から彼女を見守っていた長老集(長老集?)もいるかと思います。そのファンからのプレッシャーに応えるべく、上司は彼女を管理職にあげたいのだと思います。
その中で相談者さんは姫を鍛えなおすべく雇われた指南役なわけですね。
あれ?大丈夫?このノリついていけてる…?
とはいえ、
仕事に対する指摘や修正依頼をするのですが、自分の意見を譲らずスルーされることがあります。報連相の不足、仕事の抱え込み、納期の遅れ、機嫌の悪さが態度に出てしまうなど、管理職に上げるにはもう少し改善点があるのではと感じています。
こんな状況では姫を管理職に上げちゃいけないですよね。
私もコーチングで色々な方のお話しを伺っていますが、このようなプロパーの姫が能力が足りないまま管理職になり、猛威を振るい、人々が倒れている話をよく聞きます。
とすると、そのような不幸が起こる前に相談者さんは、姫を指導し直さなければいけないというい崇高な使命をおっているわけです。
とはいえ、姫は昇格試験に落ちてしまい、プライドはボロボロだと思うんですね。
民のために、姫の誇りを取り戻さなければいけないわけです。
ここで大事なのは、 個人としての話ではなく「役割」の話として伝えること です。これはマネジメント論でいう「ロール・エクスペクテーション(役割期待)」です。
組織は、人に対してではなく役割に対して期待を置く構造になっています。
姫は姫であるがゆえに民を統治し、人々を導かなければいけないのです。そこら辺の町娘とは期待される役割が違うのです。
つまり相談者さんは彼女の人格ではなく、「彼女の役割」にフィードバックすることができるわけですね。
姫は新卒から守られ、期待され、愛されてきたわけで、姫の頭の中はこんな感じになっています。
「私は長年、この課を支えてきた。だから周囲は私を守り、必ず管理職に押し上げてくれるはず。」
しかし、それが昇格試験の不合格で破れたわけです。
こうなると人は、怒り・防衛・否認・回避に走ります。
今まさに起きているのがこれで、姫は指摘をスルーしたり、納期遅延したり、機嫌で空気を支配しようとしたり、マウンティングしてくるわけですね。
だからこそ、相談者さんは姫に役割と期待を明確にしてあげる必要があります。
すでに相談者さんと姫とは、こんな感じに組織から与えられた役割と期待が違うわけです。
相談者さん→外部から来た即戦力、橋渡し、業務改善の役割
姫→内部で積み上げてきた「組織文化の継承者・影響力の中心」の役割
つまり、 彼女にはプロパーとしての象徴的・文化的役割が与えられているわけです…!
これを丁寧に言語化してあげないと、姫は
「なんで中途のあなたに指摘されるの?」
と反発することでしょう。なので、こんな感じに丁寧に伝えてあげましょう。
「私は外から来た立場で、業務改善・加速させる役割を持っています。
一方で姫様は長年この課を支えてきたプロパーで、私とは周りからの期待の質も重さも違うんです。
だからこそ、あなたが管理職を目指すうえで期待されている部分を一緒に磨かせてほしいと考えています。
私があなたを評価しているとかではなく、チームと会社のため、姫様の役割に求められているスキルセットを組織全体としてそろえに行きましょう」
プロパーの姫は、良くも悪くも承認欲求で動きます。このように伝えると
「私、特別扱いされているんだ」
と、プライドが回復するかと思います。
道のりは長く厳しいものかと思います。姫様は長い間かわいがられてきたので根性も我慢も聞かないんですよ。ですが、将来の民のため、相談者さん自身のポジションのため、姫を頑張って、誇り高い騎士に育ててあげてくださいね。応援しています!
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